編み物 074■葉っぱのコースター2009年06月01日

複雑な模様編み…見てわからないけれど…
結局コースター最後の一枚は、違うシリーズの糸にしました。

あじさい色のコースターを見ていたら
あじさいの咲いてる情景が頭に浮かんできて
昔借りていた畑に植えられてた西洋あじさいの
大きな葉っぱを思い出したんですよね~。

雨の日にかたつむりとか見つけて
採集して育てたりしてました(笑)

そんな懐かしい思い出を振り返りつつ…
季節的にもぴったりかなと考えて
葉っぱの編み図を見つけてそのまま編んでみました。

が、この編み図、一段一段微妙な変化が加えてあり
目数が微妙に変わっていくので
結構慎重に編み図とにらめっこしながら編まねばならず…

何度か編み図を読み間違えたり、
どこ編んでるか行方不明になったり…
…で、思いの外苦労しました…。

なんとか無事に編みあがってくれて、ホッ。

40番レース糸に糸替えしての縁編みは
自分で付け足したものです。
ほんとは葉っぱのギザギザを表現してみたかったのですけど
どうやって編んだよいやら…?
色々試してみたものの結局ダメで
諦めて小さなネット編みに落ち着きました。

これでコースターがすべて完成!
あと一つ、少し大きめのドイリーを添えたいと思います♪

編み図:絹糸と麻糸のレース編み(日本ヴォーグ社)
糸:(毛糸ピエロ)さわやかコットン100g【ライトオリーブグリーン】若干量、パステルレース#40 40g【色番6(オフホワイト・イエローベージュ・ライトオリーブ)】若干量

昨日のごはんφ_(*^▽^*)_ψズッキーニのクリームカレー2009年06月02日

微妙にズッキーニの色が残ってます
週末にズッキーニのポタージュを作ったのですが
2本使ってたっぷり大鍋いっぱい作ってしまい…(笑)
ま、毎日たっぷり消化すればよいのですけど
なんとなく転用してみたくなり
カレーを作ってみました。

もともとポタージュとして食べられるものに
新たな具材と、その分の調味料を加えているだけなので
入れる具材を下処理したストックさえあれば
大して煮込まなくてもおいしく仕上がるはず…
と思って作ってみたら、なかなかどうして贅沢な味になりました♪

★ズッキーニのクリームカレー

【使った材料・3~4人前】

・ズッキーニのポタージュ…2~3カップくらい?
・にんじん(下ゆで済み)…小1/2本くらい
・そらまめ(下ゆで済み)…莢から出したもの1カップくらい
・塩えんどう豆(下ゆで済み)…1/2カップくらい
・ヤングコーン(下ゆで済み)…5本くらい
・鶏もも肉…1枚
・ココナッツミルク…3/4カップくらい
・カレーペースト(パタックス・エキストラホット)…大さじ2杯くらい
・しょうが…1かけ
・ドライガーリックチップ…適量
・サラダ油…適量


鍋にサラダ油を熱し、刻んだしょうがとガーリックチップを入れて
香りが出たら、鶏もも肉を入れて強火でこんがりと炒めます。

カレーペーストを加えて更に炒め、
もも肉にあらかた火が通ってペーストがなじんできたら
野菜を入れてさっと炒め合わせ
ココナッツミルクを混ぜ合わせます。

最後にズッキーニのポタージュを、味と食感を見ながら加え
お好みに仕上がったら完成~。

ズッキーニの色はカレーで消えてしまいましたが…
食べるとほのかにズッキーニ?

カレーペーストは辛めのフレーバーだけ使ったのですけれど
ポタージュに生クリームと牛乳が入っている上
更にココナッツミルクも加えたのでかなりマイルドな味になりました。

まったり、なめらかな舌触りと、
あまり煮込んでいないため野菜それぞれの旨味、食感が残っていて
しかも全体がカレーでうまくまとまってます。

私はお野菜を下ゆでして冷凍保存することが多いので
そういうストックがあれば本当に簡単にできますよ~♪

ポタージュを市販のものにすればもっと楽チン。
コーンスープとか、かぼちゃのポタージュなら
また違った味が楽しめそうです。

編み物 075■パイナップル模様の純白ドイリー2009年06月03日

写真ではごまかせてるけど、結構よれてます…
ヴァイオリンの先生のためのプレゼント、
最後は玄関やテーブルセンターになりそうな
大きめドイリーを…というわけで
なんだか先回からパイナップル編みがブレイクしているので(笑)
先日衝動買いした本から1点。

本も真白なレース糸一色編みでしたが
花嫁さんに差し上げるものだから、やっぱり純白かな♪
と思って光沢のある白のレース糸を選択しました。

本の糸とゲージは大差ないと思うのですが…
やはり私の技量の問題か
どうしても外周にいくほど、長さが若干不足気味で
中心がぽっこり浮くか沈んでしまうんですよね…(T-T)

他人へプレゼントするものだから
ネット編みの部分とか、結構神経使って
途中で外側へ引っ張ったり、鎖編みを緩めに編んだり
微調整はしていたつもりなんですけど…
どうにもこうにも修正がききませんでした。

編み直してもうまくできるとは思えなかったので
諦めてスチームアイロンでごまかす作戦にて完成させることに(爆)

…とその前に、このままお手本どおりというのが
やっぱりいやだったため
今回もお気に入りの縁編みをプラスしてみました。

ま、なんとか平たくはなったかな(笑)
ドイリーって本当に綺麗な円形で平たく編むのが難しいです。
これの半分以下のサイズでもよれちゃうから
やっぱり私の技量の問題なのでしょうね…くすん。

ところで今回初めて、昔ながらの洗濯のりを使って
コースターと合わせ、のりづけ仕上げをしてみました。

ピン打ちアイロンまではしていません。
 ※っていうか無理。ホント、アイロンが苦手です…(苦笑)

多少パリっとしたかな?程度の変化でしたが
ドイリーは真白だし、汚れが落ちやすくなればいいなと思います。

あとは上手にラッピングできれば…これまた難関…(苦笑)

編み図~レース編み(ブティック社) 、モチーフ・エジング300-かぎ針編みパターンブック(日本ヴォーグ社)
糸:(ダイソー)コットンレース#20 20g【白】2玉
  (ダイソー)コットンレース#40 20g【白】若干量

本日のごはんφ_(*^▽^*)_ψ蘇州林のくりーむちゃんぽん2009年06月04日

スープパスタ感覚の味わいです
来週から国外逃亡するため、
冷蔵庫の中を整理してまして…
あんまり調理できる具材もないし半端に余らせたくないため
今晩はJR名古屋高島屋の大九州物産展に出店していた
イートインで長崎ちゃんぽんを食べてきました。

★蘇州林
http://www.sosyuurin.com/

ただし普通のちゃんぽんではなく
チラシに載っていた物産展限定?のくりーむちゃんぽんを。

100食限定で、行ったのは初日の夕方。
完売かな~?と思ってブースへいってみたら
看板に「完売しました」のシールは貼ってなかったので
おっ、と思って食券を購入。

なんとラスト1杯でした♪ラッキー♪

で、肝心のお味はというと…

タイトルが「美食倶楽部」ではないように
めちゃうま!というほどではありませんでしたが
鶏だしに生クリームを加えてスープパスタ風に仕上げた
ありそうでなかったちゃんぽんのアイデアに一票。

それと入っている具材の種類が多くて
どれも素材の味がしっかりしたのはよかったです。

惜しむらくは命の麺がちょっとぼそぼそしてたとこ。
もうちょっとムチッとしてたら美食倶楽部ゆきでした(笑)

その他にも、

★黒川温泉パティスリー麓
http://kurokawa-roku.com/

で以下三点をゲット。

そば粉のシュークリーム
 
 そばぼうろのクランチみたいのが表面にのっかってる
 クッキーシューで、中はカスタードオンリー。
 クランチのさくさく感とそば粉の香りはよいのですが
 個人的な好みの問題で
 皮部分がもうちょっと厚くて堅焼きだとよかったのと
 カスタード、さっぱりしてるのだけど何か一味足りなかったです。

米粉と緑茶のクッキー
 
 ほろほろクッキーの系統ですが
 米粉なので更にくずれやすいのが難。
 でも緑茶の味がしっかりして甘さ控えめ、
 ふわっと広がる香りと食感がよかったです。

きなこと発芽玄米のクッキー

 おなじくほろほろクッキーの系統。
 こちらは小麦粉使用なのでわりと固まってました。
 発芽玄米のカリカリっとした食感と
 ほわっとしたクッキーの食感とのコントラストが絶妙でした。

あとは前回も大量買いしたハム屋の

★燻や
http://www.kunya.net/

前回お気に入りになった

アイスバイン(つけてくれるスープがまた絶品)
沖縄産あぐーのベーコン(香りと脂の甘味がすごい)

これに加えて特売されていたボンレスハムと

かきの燻製

をゲットしました。
燻製は色々たくさん買ったおかげで
試食をさせてもらえたのですが
それがあまりにおいしかったので追加購入(笑)
かきの癖が燻製で消えてて
旨味と食感がぎっしり凝縮された味で
これは完膚なきまでに美食倶楽部です!
リピーターになる味!

庭改造計画p(*´Д`)qキャロルセブンの実が生ってます2009年06月05日

品種で見た目の青さも違うんですね~
だいぶ前から実は生っていたのですが
少しずつ数が増えて大きくなってきたので
赤く色づく前に写真をアップしてみました。

ミニトマトのキャロルセブンの青い実です。

先になったキャロルロゼは全体的に薄黄緑色で
いまもその状態なのですが、
こちらはおなじくらいの大きさになっても
額の方が濃い緑っぽくて見た目あきらかに違います。

当然味も違うのでしょうが、
どちらも最終的には赤く色づくのですものね~
面白いです。

ちなみにキャロルセブンには
すでになにかの虫に食われた跡がある実もありました
青くてもキャロルロゼよりおいしいのかな?

キャロルセブンは普段八百屋さんで買っているので
おいしさは十分知っているのですけど
キャロルロゼは買って食べたことがなくて
今育ててるのを収穫しないと味の違いがわからないんですよね~。

二十日大根は青虫に全部葉っぱを食われて
完全に死滅してしまったのに
トマトたちは今のところアブラムシの被害もなく
ちょっと下葉が枯れてるくらいで
見た目問題なく育っています。

このまま順調に収穫を迎えられることを祈ってます!

チェロ覚書♪♪0年3ヶ月~5回めのレッスン2009年06月06日

前回のレッスンのついでに図書館で借りてきた
巨匠ロストロボーヴィッチ(カラヤン指揮のベルリンフィル)と
ヨーヨーマ氏(マゼール指揮のベルリンフィル)のドヴォコンCDを
聴き比べてみました。

先生はドヴォコンなら「ロストロボーヴィッチの演奏が一番」
とおっしゃっておられましたが…

やっぱり、私はペレーニ氏が好きかな。

ロストロボーヴィッチの演奏は、
リヒテル、オイストラフとの三重奏曲を視聴したことがあり、
ドヴォコンも大体イメージどおりのスタイルでした。
非の打ち所はないのですが、それだけ。
それ以上でもそれ以下でもないという感じです。

ヨーヨーマ氏はもともと他の曲で、うーん?な印象で…
今回もちょっと私には違う感じでした。

ちなみに先生はエルガーの協奏曲なら、ジャクリーヌ・デュプレが一番!
それ以外は聴きたくないそうです(凄)

で、You Tubeで旦那さんのバレンボイム指揮での
彼女の演奏を視聴してみました。

…絶句。
なんか、激しすぎてエルガーじゃないみたいです…。
ちなみに現在ヨーヨーマ氏が使用されている楽器は
ジャクリーヌ・デュプレの死後、寄贈されたものらしいですね。
演奏スタイルは確かに似てますし、相性はよろしいのでしょう。

でも私の好みではないですね~。
私はどちらかというと、はじめに曲ありきの演奏が好きなので
中庸な弾き方のプレイヤーが好みらしい。

そんな先生はかわゆらしい見た目の割に
情熱的な演奏がお好き…ってことは先生のプレイスタイルも?
一度ちゃんと聴いてみたいです。


さて、本日は仕事が終わってからすぐレッスンだったので
電車がやや遅れたことも重なって
猛ダッシュで教室へ駆け込みました(汗)

呼吸を整え、まずは調弦から。
だいたい合ってて、アジャスターを回す方向にも慣れてきました。

前回のボーイングレッスンからかな?と思ったら
今日はいきなり左手の1ポジションのレッスン開始!

わくわく♪

D線上で1,3,4の指の位置を確認して、
0,1,3,4と弾いてみました。

よ…4の指がきっつーい!

ヴァイオリンよりさらに指の股を開く上に
弦はしっかりおさえないといけないので
指先に力を入れようとすると全体に力が入ってしまい
4の指はなんかピンピンに張ってしまって
アーチが作れません…。

ヴァイオリンと同じく、指の腹、手のひらの内側は
丸くしておかなければならないのに
1,3…そして4を取る時には、確保したはずの1,3の位置は
完全にずれています…。

全部の弦でとりあえず指の位置と形を確認しながら
実際に音を出して行きましたが
ヴァイオリンと違って左手は弾いてる最中
ほとんど死角にあるため目視で形を確認することができません。

でもまだ正しい手の形を感覚でつかめないので
時折目視しながら弾いてゆきました。

チェロの左手の親指は2の指の下に来なければならないのに
ヴァイオリンの癖か、だんだん上がってきて
いつの間にか1の指の辺にきちゃったり(笑)
そうなると全部の指が1の指側に倒れてしまって
その弊害で4の指はきっつきつになります(爆)

「うーん、ヴァイオリンの癖でしょうかね~(苦笑)」

でもヴァイオリンと同様、音感だけは褒められました♪
最初先生はチューナーで1音1音
音あわせをしていたつもりだったらしいのですが
実は私、まったく見てなくて(爆)
開放弦の音から自分の頭の中で
スケールの音を追っていたんですよね~。

先生も途中でそれに気づいたので

「ありこさんはピアノの音で拾えちゃいますね」

とピアノで、A線(ラシドレ)、D線(レミファソ)、G線(ソラシド)、C線(ドレミファ)
を上って下って弾き続けました。

音は拾えているので、やっぱり問題は
指の位置を安定させることです。

楽器がないので自習はできませんが
とりあえずネック的なものを抱えて
左手の形だけでもイメージトレーニングするかな。

ベトナム旅行o(^o^)o1日め2009年06月10日

盛りだくさんの夜でした
今年最初の国外逃亡、日程をだいたい定めた後で
豚インフルエンザの話題がいっきに世界を駆け巡り
さて逃亡先はどこにしよう…と悩みまして…

情報が落ち着いてきたところで
感染者情報が聞かれなかったベトナムに決定。
早速チケットをゲットしました。

燃油サーチャージの安さと、
同日着で滞在時間が増える利点から
一般的なベトナム航空ではなくチャイナエアラインを選択。
ただし豚インフルエンザの影響によるものか
最初に手配していた便が欠航になってしまい
ぎりぎりで行きの名古屋→台北間が
JALに変更されたのですが(汗)

で、いつものごとくJALでは
同行のひろちゃんとスカイタイムゆず(ジュース)を飲みまくり(笑)
相変わらず不味い機内食に文句をたれ。

台北での乗り継ぎはシャトル移動でしたが
わかりやすく快調で、ほぼ定刻どおり
夕方にはホーチミンに到着しました。

とりあえず日本国内で両替できない現地通貨のドンを
税関脇の窓口で両替しようと思ったら…
両替所前で激しい呼び込み合戦が(汗)
…っていうか、両替に呼び込みされたのは初めてで
ちょっと驚きました…。
どこもレートは同じだと思うのですが…
でも街中より悪いらしいので目の前の窓口で
2000円分=32万ドンだけ換金して迎えの車でホテルへ。

ホテルまでが凄まじい渋滞だったので
予定よりちょっと遅れてホテルチェックインとなりました。

さてさて、今回はちょっとよいホテルにしようと
ナイトマーケットに近い5ツ★のニューワールドホテルサイゴンを
お宿にしました。
それでも海外のホテルでの
ちょっとしたトラブルは経験しているので
さっそく電気やトイレなどの水周りをチェック。

が、問題発生!

トイレの水が流れることは流れるのですが
タンクに水が溜まらず、1回流したら流しっぱなしに!!
ちょっとタンクを覗いて見たら
ボールタップがうまく機能していないようです。

がーん!

着いたらすぐにナイトマーケットへ繰り出す気だったので
出るついでにフロントへ申し出ました。

「My room's toillet does not flush.」

と英語で伝えたのですが、フロントのお姉さんは
水がどうのこうのと言って理解してくれません。

とりあえず見てよ!それか部屋を替えてくれ!
と、しばし英語と日本語の交じった
変なやりとりをしていると
日本語スタッフのお姉さんが出てきてくれました。

状況を説明したところ
「上の階のお部屋に替えさせていただきますので
お時間をいただけますか?」
と慇懃無礼に応対されました。
こちらもどうせ外出するつもりだったため
「2、3時間外出するのでその間にお願いします」
と答えて、部屋のセイフティボックスを使うと面倒になるので
貴重品だけはフロントのセイフティボックスへ預けて
受け取る時に新しい部屋へ案内してもらうことになりました。

ふぅ。着いて早々ひと騒動。

まずはホッと息をついて、
ホテル内にあるロクシタンの世界に5店舗しかなく
一番安くて質がよいと評判のスパを予約しました。

英語で、「明日の夜、2時間くらいのスパを予約したいが
何時が最終受付か」と訊ねたら
しっかり日本語が返ってきました(笑)
口コミでここは日本語が通じないはずじゃなかったっけ?
日本人客の利用がほとんどらしいので
日本語のできるスタッフを置いたのかもしれません。

フェイシャルとボディマッサージを組み合わせて2.5時間のコースを
最終18:30開始で予約しました。
行きの飛行機もガラガラだったし、オフシーズンなので
予約も楽に取れたみたいです。

その後で徒歩2,3分のはずのベンタイン市場周辺に
夕刻から出るナイトマーケットへ向かいました。
今は雨季、この日もしとしとと雨が降っていましたが
このくらいなら大した支障もなく…

が、ここでも問題発生!

聞いてはいたけれど信号のない横断歩道が…
渡れない!

車もバスも右折左折入り乱れる上、
多すぎるバイクがその間をびゅんびゅんやってきます。
どのタイミングで渡ったらよいのか、途方にくれ…

横断歩道の前でおろおろしていると
シクロ(三輪自転車)の運ちゃんはうるさく勧誘してくるし
バイクその他は遠慮なく通り過ぎてゆきます。

何とか現地の人の後をついて行って
大きなロータリーを渡りきったものの、
間違えてバスターミナルの方まで来てしまい
人は多いし、ぐっちゃぐちゃ(泣)でいきなり疲れました…。

改めて地図を確認し、市場の入口まで来たら
まだ市場は完全に閉まっていなかったので
雨よけがてら中を通って出ようかなと思ったら、

「オネエサン、ネイルやらない?安いよ。3ドル」

と小柄なオネエサンに声をかけられました。
もともと初日に市場で、日本より断然安いといわれる
ネイルアートをやってもらうつもりでしたが
渋滞やらトラブルやらで予定が遅れてしまい
市場のネイルコーナーも店じまいしてしまったので諦めたところ。

3ドルなら安いわ、と思ってオネエサンに誘導されるまま市場内を出、
ちょっと雨よけのある路上で(笑)
レジャー用の小さな椅子に座ってやってもらいました。

でも3ドルというのは下地だけで、
ネイルアートをやるとかなり代金が加算されます。
せっかくだからアートをやってほしいけれど
所持金はさっき両替した32万ドンと
ひろちゃんが少し持参した日本円2000円だけ。

見本のネイルアートから選びながら代金を確認し…
「ごはんを食べて帰りたいからまけて~」
と頼んで1人26万ドン+1000円で手を打ちました。

日本円でトータル2800円くらい。

若干ぼられぎみではありましたが
この辺の屋台なら二人で12万ドンあれば食べられる
と言われたとおり、後の食事も何とかお金は足りたし
その他教えてくれたことに嘘はなかったので
初めてのベトナムでの案内料と思うことにします。

それにしてもオネエサンの仕事は速かった!
二人一緒に20本の指を順に塗っていき
二人とも違うアートにしましたがあっという間でした。
しかも渇くのも速っ!
終わってちょっと経てばもう触っても全然平気でした。

そんなわけでやや心許ない所持金で
屋台へと繰り出しました。
屋台というより、屋外レストランという雰囲気で
椅子もテーブルも、もちろん屋根もあるので雨だって大丈夫。

ここでもお店の前のお兄さんの呼び込みは凄いです。

日本人はほとんど見かけなかったので
日本人と見るや否や勧誘してきます。

ただメニューの写真はお店の前に出ているのですが
値段が書いてない。
食べられると教えられても所持金が少ないため
値段がわからない限りちょっと怖くて入れません…。

戸惑っていたら、呼び込みのお兄さんが
値段の入ったメニューを見せてくれました。

食べたいものや飲みたいものの値段を確認したら…
大丈夫そう。

そこで食事を摂る事にしました。

それほどお腹はすいていなかったので何かつまむ系をと、
定番の揚げ春巻きと、
ガイトブックやネットで見て気になっていた
くりぬいたココナッツの実に海老を並べたスープ、
飲み物は名物のシントー(果物のミルクシェイク)のストロベリー味にしました。

まずシントー、自然な苺の甘味にほどよい砂糖で
さっぱりしていてとても美味しいです♪

揚げ春巻きもまずまず、海老のココナッツ入りスープは
ココナッツミルクのスープではありませんでしたが
魚のお出汁がよくきいた和風な感じの透き通ったスープで
海老もほどよい茹で加減で美味しかったです。

おしぼりは別料金を取る場合があるときいたので
ひろちゃん持参のキレイキレイ(除菌ウエットテッシュ)を使用し
代金はメニューどおりで明朗会計でした。

折りたたみ傘を地面へ置いて椅子へ立てかけていたので
少し汚れてしまったのですが
お店のお兄さんが店を出る前に拭いてくれました。
地元の人の優しさに触れてちょっと心が温まり。

お腹が膨れたところで、雑貨や果物のマーケットを冷やかし…
ってほんとに所持金二人で1万ドン=約67円 しかないので
冷やかすしかなかったのですが。

なかなか渡れない横断歩道にまたまた苦労して
ホテルへ戻りました。

セイフティボックスに預けた貴重品を受け取り
部屋が変わっているか訊ねたところ…
リクエストが伝わっていませんでした…がーん。

またしても、トイレが壊れてるから部屋を替えて欲しいという
悶着が始まり…
フロントのお兄さんが「直すから部屋へ戻れ」というので
しぶしぶ元の部屋へ戻り…
旅の疲れとこれらのやりとりにちょっとイラッと来ながらも
困り果てていたところで
修理屋らしきおじさんが一人、部屋へやってきました。

私たちが寛いでいる隣でごそごそと修理をはじめ、
しばらくしたら直ったようで、去っていきましたが…

5ッ★ホテルとは思えない対応の悪さ…。

あと幾つ星がつけば、まともな対応をしてもらえるのでしょうか。
それとも、このホテルにはエグゼクティブフロアというのがあって
EVにカードキーを挿さないと降りられないVIPフロアがあるので
そこの客以外は客扱いされないのでしょうか?

ま、初日で解決したので良しとするしかありませんが
海外のホテルは往々にしてこうした対応がよくありませんね。



【本日の買い物】
・ネイルアート
・夕食…揚げ春巻き、海老のココナッツ入りスープ、ストロベリーシントー

ベトナム旅行o(^o^)o2日め2009年06月11日

こんなに海老を食べたのは初めてです…
〓服飾関係買い物強化デー〓

私は旅行前、あらかじめ旅程表を作って
けっこう詳細に予定を立てるタイプなのですが
この日は服飾関係の買い物を含め
アオザイその他の服のオーダーをすると決めていました。

女子のお買い物は時間がかかるもの♪

当然朝早く起床して、ホテルの朝食を一番乗りで摂りました。
ベトナム料理を含む各国料理のビュッフェでしたが
ハチミツの産地でもあるベトナムらしく、
蜂の巣が丸ごと一枚飾ってあり
そこから落ちてくるフレッシュなハチミツを頂けたのが面白かったです。
※あんまり量が落ちないから早い者勝ち

お腹いっぱいになったところで
昨夜のベンタイン市場より更に歩いた街中で
まずは両替を。

またしても横断歩道に悩まされ、おどおどしていたら
お姉さんが手を引いて一緒に渡ってくれました。
その後チップを要求するわけでもなく
何食わぬ顔で去っていったお姉さん。
こういう優しい人もいるのですが…

レートがいいと聞いた両替所の場所がわからず
交差点で地図とにらめっこしていたら
バイクにまたがったいかにも怪しいおじさんが
日本語で声をかけてきました。
いつ来たのかとか、どこへ行くのかとか聞かれ
それを適当にいなしていたら、噂の「日本人の知り合い手帳」
みたいなものを取り出し始めたので、
とりあえずその場を離れ歩き出したところ
すぐ目的の両替所が見つかったので駆け込みました。

ここにも呼び込みのお兄さんが。

確かに空港よりはレートがよかったので、
日本円で5000円分=万ドンを両替しました。

後でお兄さんから名刺をもらいましたが…
お兄さんは呼び込みだけで換金は窓口の人がやるので
お兄さんは指名するとマージンでももらえるのでしょうか???

やっと財布事情が明るくなったところで
最初の目的地、雑貨屋さんのサパへ。

安くて可愛いベトナム刺繍のポーチやら手鏡、アクセサリーケースなど
色々お土産によさそうなものがありましたが
とりあえず値段だけ見て何も買わずにタンビェット(ベトナム語のサヨナラ)。

現地旅行代理店のアオザイツアーでは
色々なお店のクーポンがもらえるという情報があったので
隣接する雑貨屋のエムエムを見てから
クーポンをいくつかゲット。

道を歩いていたら、またさっきのしつこいおじさんが…
無視しましたが、きっとカモを探して
周辺をうろついてるんでしょうね。

で、最初のアオザイオーダー目的店であるマングローブに行きました。

ガイドブックに乗っている超有名なお店ですが
ほぼ開店と同時に入ったので
先客でものすごく何着かオーダーしている人以外は
あとから入ってきた日本人がちらほらという感じでした。

私はまず1着20ドルで濃い紫のサテン地に
お花の地紋柄が浮いた生地でアオザイをオーダー。
店になかった生地が工場にあれば
袖をこうして欲しいなどとリクエストも入れました。

もう1着、チュニックが作りたかったので
あらかじめ持参しただいたいのイメージの写真を渡して
ピンクサテンにお花の地紋入りの生地で
こことここにパイピングして、丈はこのくらいで…
と具体的にあれこれリクエスト。こちらは30ドル。

どちらも生地やデザインで値段が上下しないので
リクエスト入れたもん勝ちって感じです。

女主人は日本語がとても堪能。
それをベドナム語でオーダーシートにさくさく書き込んでいきます。

採寸は服の上からめっちゃハイスピードでした…
さてさてどんな風に仕上がるやら…
仕上がりは翌日の6時。期待と不安が交じります。

ひろちゃんは色々迷った挙句
選んだ生地の柄の都合でワンピースにできなかったチャイナドレスと
もう一着で、もともと作る予定だったワンピースにしたよう。

その後周辺の服屋さんや雑貨屋さんを覗いてみましたが
まだお昼にもならないのに、暑さで気力がだれてきました…(爆)

そしてドンコイ通り周辺を地図片手に歩いていると
やっぱりバイクに乗った別のおじさんが声をかけてきます…。
ひたすら適当に交わす私たち。

なにか冷たいものを涼しい場所で摂りたいと思い、
ガイドブックにあった「ベトナムで一番美味しい」らしい
アイスクリーム屋さんのファニーに入りました。

ひろちゃんは籐で作った可愛い鳥の器にはいったアイスクリーム、
私はレモンのシャーベットを注文。
冷たくて普通に美味しいです~♪

そろそろ昼食の時間ですが暑さで食欲がありません(T-T)

買い物がてら観光もするつもりだったので
観光名所の郵便局へいってみました。

郵便局の中にはお土産屋さんもあって、
日本の郵便局と随分違う感じです。
外観、内装はヨーロピアン、でもエアコンが効いてない…。

お土産屋さんで可愛いバックスキンのかばんを見つけましたが
値段だけチェックして外に出ました。

すぐ目の前のマリア教会の拝観時間までまだ時間があったので
少し離れたお目当ての牧場直営店、キムタインで
名物のバインブラン=カスタードプリンを頂きました。
私はヨーグルトドリンクも注文したのですが
どちらもフレッシュでさっぱりしていて美味しかった♪
ちなみにひろちゃんはアイスティーを
いわゆる冷たい紅茶だと思って注文したら
冷たい蓮花茶でした。
ちょっとハッカクぽい風味ですが、すっきりしてなかなかです。
紅茶はこちらではあまり普及してないようですね。
とりあえずエアコンが効いてて快適でした♪

再び戻って…マリア教会はまだ開かないので
時間つぶしでサイゴンツーリストセンターへ行きました。
ひろちゃんがここでお土産をゲット。

エアコンが効いていて快適なのでトイレ休憩を兼ねて涼み
頃合を見計らってマリア教会へ戻りました。
外観も綺麗ですが、中のステンドグラスも写実的な絵で、
その前の祭壇へ祈りを捧げる人もいて厳か。
観光客がほとんどいなかったせいもあり、
しばしゆったりとした時間を過ごせました。

相変わらず私は食欲が戻らず、
再び街中へ戻って国営百貨店へ。

エアコンは効いてて快適ですが、
各お店のお姉さんたちの呼び込みが凄まじいです(笑)
しかも百貨店なのにディスカウントありらしい(笑)

郵便局で気になっていたかばんと同じものを見つけましたが
値段は郵便局より若干高くて、あんまり交渉も期待できず
どうしてもほしいわけではなかったのであっさり止めて
別のお店でベトナム刺繍のポーチをお土産用に何点か買いました。
ここはたくさん買っても割引はないみたい。
さっきかばんで呼び込まれたエスカレーター付近に出してるお店は
百貨店の直営ではないのかしら?謎です。

後は百貨店内のスーパーで、名物の緑豆のお菓子を買いました。

明日も街中へ繰り出す予定なので
ひとまずほどほどに買っておいて…
オーダーの候補になっていたもう1店、Zakkaへ行ってみることに。

さすが日本人オーナーだけあって
服や小物のデザインはこれまで見た中で一番
日本人向けで洗練されています。

奥にオーダールームがあり、覗いて見たら…
好みの生地がたくさんありました。
見本の服も日本で見かけるような好みのデザインばかり。
あれも可愛いこれも可愛いと悩みながら
絞り込んだ2着のチュニックでさらに迷ったのですが…
チュニックはさっきも作ったし、そう幾つもあってもなぁ~

こちらのお店は生地やデザインで値段が変わるため
色々な希望を加味したら2着では結構なお値段に…。
でも一目見て気に入った生地は冬の生地で
暑いベトナムにはない感じだったので、結局
一着だけ、半袖で秋冬向けのチュニックを作ることにしました。

黒のバックスキン風のポリエステル素材で一応洗えたのが決め手。
地紋で綺麗な花柄が浮いている生地が上品です。
パイピングは黒のコットン地で入れてもらい
飾りボタンは何種類かのデザインから選べたので
ひとつ、かけると枝葉つきのお花になるデザインにしました。

マングローブと違い、Zakkaは仮縫いでサイズを一度チェックしてから
本縫いするため、翌日再度来店することになりましたが
最初に先方の指定した遅い時間だと、
夕方から手配しているツアーに間に合わないため
繰り上げて15:30にしてもらいました。

これでだいたい本日の目的は果たしましたが…

そろそろ私の体力に限界が訪れていました…。

暑い国はいつも苦手。
のぼせて激しい偏頭痛に見舞われるのですが
このあたりでだんだんヤバ気になってきました。

でもまともな食事を摂っていないので
ホテルまでの道すがらにあったフォーのお店、フォー2000で
それほど好きではなかったフォーを食べて帰ることに。

私は一般的な鶏肉のフォー、フォーガーとアボカドシントーを、
ひろちゃんはシーフードのフォーとパパイヤシントーを注文しました。

そこで食べたフォーの美味しかったこと…!

味付けが特別に良かったわけではないのですが
フォーが名物になる理由がわかりました。
暑くて、胃が疲れてる時には最高です。
お出汁も効いているし、麺は噛み応えはなくても
ツルツル入るので、とても胃に優しいのです。

私の食べた鶏肉のフォーは、至極さっぱり味。
苦手なパクチーがみじん切りで入っていてよけきれませんでしたが
トッピングの唐辛子とヌックマムとライム汁でごまかせ
さらにさっぱりといただけました。

ひろちゃんのシーフードのフォーはトマトがごろっと入ってて
真っ赤でスパイシーなスープ。
具だくさんで食べ応えのある感じ。

シントーはどちらもさっぱり、温かいフォーで火照った体を
適度に鎮めてくれたので、涼も摂れました。

遅いお昼ご飯を摂った後、予定より早めにホテルへ戻り、
偏頭痛の薬を飲んで少し横になっていたら
だいぶ症状が落ち着いてきました。よかった。

無事、予約していたロクシタンスパへGO。

フェイシャルはハニーなんとかという(爆)
多分ハニー系で店頭にある商品を使うであろうコース、
ボディマッサージはお店の人おすすめのハードなコース(笑)をセレクト。

準備の間に出されたストロベリーティが
なぜかぬるぬる(温度が)だったのはちょっと…でしたが

マッサージはロクシタンのボディオイルたっぷりで
しっかりやってくれて気持ちよかったし
何よりロクシタンなら大丈夫だろうと今回初めてやったフェイシャルが
かなり気持ちよかった~♪
プルプルのマスクがひんやりして気持ちよく
その前にあてられた蒸気も気持ちよかったです♪

終わった後のシャワーではいいと評判の
ロクシタンシャンプー&トリートメント、ボディソープ、ボディミルクを使い放題!
シャンプーは噂どおり、それだけで洗い上がりしっとりでした♪

終わった後は再びなぜか温いストロベリーティと
ハッピーターンのようなお菓子が出ました。

施術してくれたお姉さんにチップを渡そうと思っていたのですが
閉店準備にせわしないお姉さんたちは
そんなことには目もくれず、さっさと片付けて
バイクのヘルメットを持って去ってゆきました。
この手のスパでチップを受け取らない→チップくれ目線を浴びない
のは初めてです。

きっかり2.5時間、これでたったの48ドルとは価格破壊ですが
さらにロクシタンコスメの試供品までもらえました。
これは確かに、評判のよさも頷けます。
まだガイドブックには載っていませんが
ホーチミンへ行くなら絶対おすすめですね!

偏頭痛もすっかりおさまって気力フッカーツ!!
スパでぷるぷるつるつるになったお肌に化粧なんて勿体無い!
完全にノーメイクだろうと、もう気にしないワ(爆)
そんなわけで昨晩同様、ナイトマーケットへ繰り出しました。

この頃には、苦手だった横断歩道が
上手に渡れるようになりました!
要するに渡る意志を向かってくるバイクや車に示して
慌てず急に止まらず堂々と渡っていれば
向こうがよけていくんですよね。
スピードも日本のそれらほど出ていませんし。

ベンタイン市場を囲むように出ているナイトマーケット。
今晩は昨日と少し違う路地から入ってみることにしました。

はじめはいちいち値交渉するのが面倒だと思っていましたが
ちょっと可愛いなと思ったかごバックのお店のお姉さんが
優しそうだったので、人を見て判断し(笑)
特別欲しいというわけではなかったものの
旅の記念で試しに値切ってみました。

同じデザインの少し小ぶりのバックとセットで売られていたものを
ひろちゃんと私、大きい方を二つ買うから安くして、と
具体的な値段を提示し…
これから夕飯を食べに行くからこれだけしか払えない、と
やんわり、でもあまり妥協せず交渉した結果
だいたいの希望額でハンマープライズ。
もっと安くできそうな品物ではありましたが、
押しに弱そうなお姉さんがちょっとかわいそうだったので
まずまずの妥協点かなと思います。

今夜は昨晩だいたい屋台を見て回って
お店の目星をつけていたので
コック帽を被ったコックさんがいっぱいいる
大きなお店に決めました。

日本語メニューはありませんでしたが
ベトナムナビのサイトでみたもち米の風船のようなものを
ちょうど実演で作ってみせていたので
あれが欲しいと指さしで注文し、
あとは昨夜と同じ海老がぶらさがったココナッツ入りのスープを
同じくベトナムナビで見たように火で炙って出してくれそうなので
ガイドブックで写真を指さしたら
「ココナッツミルクじゃないけどOK」と言われたので注文。
名物のバインセオも食べてみたかったので注文しました。

飲み物はまたシントーにするか迷いましたが
アルコールをまだ飲んでいなかったので
ベトナムの333ビールを飲んでみることに。

そしたら缶が冷えてなくて、氷入りのグラスが来ました…。
もともと薄味ビールが更に薄くなり…アルコールはNGですね。

ココナッツ海老スープは、予想していたとおり
周りの燃料に火をつけてファイヤー!(笑)
注目の的です。ちょっと優越感。
まだ火が燃えきらないうちに、お兄さんが
たくさんの海老を剥いてスープの中へ放り込んでゆきます。
入りきらなくて海老特盛状態になってしまいましたが(笑)
お味は昨日の屋台より薄味だったので
付け合わせの塩を多めに使いました。

もち米バルーンはほんのり甘いもち米が
揚げられて膨らんでいて
お箸でぶしゅっと中心をぶっさしてみたら
お店の人が下げてはさみで切り分けてくれました。
屋台なのになんだか至れり尽せりです。
味はビールのおつまみにいい感じ。なかなか美味しいです。

バインセオはまず、大きさに驚きました!
大皿にはみ出すくらいです!
でも少しもちっとした薄焼き卵の中は
もやし中心の野菜たっぷりで、海老や肉も入ってて美味しい!

っていうか人生でこんなに海老を食べたのは初めてかも(笑)

食べきれなくて残してしまいましたが…
どれも美味しかったです!

食後のデザートがわりに、名物のさとうきびジュース、
ヌックミアを昨日みかけた屋台で飲んでみたかったのですが
同じ場所には見当たらなかったので断念。
その際通った昨日食べた屋台のお兄さんには
呼び込みではなく、「昨日はありがとう」と声をかけられました。

部屋へ戻ってシャワーで汗を流した後、
お土産の味試しに、備え付けのポットで
ホテルのサービスのミネラルウォーターを沸かして蓮花茶を淹れ、
お茶うけに私の買った緑豆ケーキと
ひろちゃんの買ったシュリンプロールを食べてみました。
どちらもけっこう美味しい♪
蓮花茶はちょっとハッカクっぽいクセのある香りがあるため
ホットより、冷たくしていただいた方が美味しいかな~。

しかしやはり私の体力がネックとなりそうな今回の旅。
今晩は無理をせず、
明日に備えて大人しくおねむです…Zzzzzzz

【本日の買い物】
・レモンシャーベット(ファニー)
・アオザイオーダー(マングローブ)
・チュニックオーダー(マングローブ)
・バインブラン(キムタイン)
・ヨーグルトドリンク(キムタイン)
・Banh Dau Xanh〈バインダウサイン・緑豆ケーキ〉(国営百貨店のスーパー)
・海老塩(国営百貨店のスーパー)
・レモン入り海老塩(国営百貨店のスーパー)
・蓮花茶のティーパック(国営百貨店のスーパー)
・ベトナム刺繍のポーチ(国営百貨店)
・フォー・ガー(フォー2000)
・アボカドシントー(フォー2000)
・フェイシャルエステ&ボディマッサージ(ロクシタンスパ)
・海老入りココナッツスープ(ナイトマーケットの屋台)
・バインセオ(ナイトマーケットの屋台)
・風船揚げもち米(ナイトマーケットの屋台)
・333ビール(ナイトマーケットの屋台)
・カラフルなかごバッグ(ナイトマーケット)

ベトナム旅行o(^o^)o3日め2009年06月12日

ナイトクルージングでのディナー
〓雑貨関係買い物強化デー〓

ナイトマーケットは十分堪能したのですが
昼間のベンタイン市場はまともに見ていなかったため
この日はまず市場をぐるっと探検することにしました。

天井の高い市場の建物内には
とにかく高所まで棚があって、脚立でもない限り
手の届かない高さまでぎっしりと品物がディスプレイされています。

ロンドンのノッティングヒルのマーケットもこんな感じでしたが
ベンタイン市場の一店舗あたりのブース幅はもっと狭く
奥ゆきもないため、さらにぎっしりとてんこもり状態です(笑)
ベトナム人は特盛が好きなのでしょうか?(笑)

朝早いこともあってか、観光客はほとんどなく
日本人もほとんど見かけません。
だから歩いていると相変わらず凄まじい客引きに遭遇します。

「オネエサン、ベトナムコーヒー」
「オネエサン、安いヨ。●ドル」

腕を掴んで店に引き寄せる店員もいますが
まぁ、それほどしつこくはないです。
それにしても市場の店員、日本語が堪能すぎ。

ネイルアートのお姉さんもかなり堪能でしたが
今回はギリで色々手配して直前までバタバタしていたため
ベトナム語をあんまり予習していかなくて
英語で乗り切る気でした。
で、英語で話しかけるとしっかり日本語が返ってきます(爆)
皆、売るために必要だから覚えるのでしょうね。
生活に対する危機感が違います。
日本人はこれに甘えちゃいけないですね。
やっぱり初心に返って、旅先の国の言葉を予習すべきだったな
とちょっぴり反省する私でした…。

衣類や靴、かばん、民芸品、食品、精肉、果物など…
売っている物は様々。
靴や服はサイズがあるので
なかなかすんなり買えないのですが
雑貨ならパッと見て、気になるものを手に取れば
後は欲しいかどうかと値段次第です。

もちろん値札はついていないので
(※一応店の人がわかるようについてるかもしれないけど不明)
どこでも手にとったら幾らか訊ねるところから始まります。

ひろちゃんはご両親のお土産にと
貝に細工がされたお箸を購入することにしたようで
ひとつずつ微妙に違う柄や色の中から一緒に選びましたが
同じお店でかなり高い位置に飾ってあった
カラフルな糸が編みこまれたかばんも気になったよう。

優しそうな店員のお姉さんが日本語で話しかけてきたので
先方が提示するお箸の値段を確認しつつ
かばんを見せてもらいました。

ひっかけ棒でかなり苦心してかばんを下ろしたお姉さん。
存外作りは丁寧で、機能性も高そう。
日本で買ったら3,900円はしそうな感じです。
同じ形の違う色柄も見せてもらい、買いたい方が決まったら
ここからが肝心の値段交渉スタート。
お箸と合わせて幾らという交渉になり、
お姉さんは電卓で希望額を打ち込んでいきます。
だいたい先方提示額の半額からの交渉になって…
たしか30万ドンでハンマープライスになったかと。

私もその合間に店内を見渡していて
気になった籐のバッグがあったのですが、
色目が若干好みではなかったので値段だけ聞いて
交渉するまでもなくパス。

その数件先のかばん屋さんにも
同じ籐のバッグに加え同じ形の色違いがありました。
しかも私が以前から欲しかった黒一色。
とりあえず手に取って見せてもらいます。
ひろちゃんの買ったかばん同様
作りは丁寧でしっかりしていました。
ただ、一見本皮に見える持ち手と蓋部分の素材は
間近で見て匂いを嗅いだ限りは合成皮革のよう。

こちらの店員は明るい雰囲気のお姉さんとお兄さん。
日本語がかなり堪能です。
お姉さんは本皮だと言いますが、これは違うでしょう。
値段を訊ねると、38万ドンと言われました。
38万ドンをすぐに日本円換算できない私…(爆)
でもここはお金ない作戦でゆくことにしました。

絶対これは本皮じゃないというクレームを入れつつ
15万ドンというスタート値を吹っかけました。

お姉さんもお兄さんもさすがに驚いています。

「それはヒドイよ~!ハンドメイド!ここは皮!」

と言いながら電卓で30万代の価格を提示してきました。

私は15万ドンのラインをしばらく譲らず
先方が20万ドン代まで下げてくるのを待ちました。

28→26とだんだん値段が下がってきます。

この辺りで私は20万ドンを提示しました。
そして実は本命財布とドン買い財布を分けて持っていたので
少額のドンしか入っていない財布から20万ドンを抜き取り、

「明日帰っちゃう(嘘)からもうこれだけしかお金ないのよ~」

と20万ドン札をヒラヒラさせました。
薄っぺらいウエストポーチをドン用の財布に使っていて
実はもうちょっとたくさんドンが入っていたのですが
手のひらでお札を押さえて口を開いてみせれば
もう1銭も入っていないように見えるという
物は入らないけどある意味優れものなグッチのポーチに感謝(笑)

お店の人はさすがに困った顔をして25万と提示してきます。

「じゃあ、おまけして、彼女から1万ドン借りるから21万でどう?」

お姉さんとお兄さんから二人がかりの値交渉でしたが
あちらの根負け(笑)
本当にひろちゃんから1万ドン借りるふりをして
無事21万ドンでゲットしました♪

「オネエサンが一番安いヨ~」

とお店の二人はちょっと疲れ気味に苦笑していましたが
笑顔が見られるうちはよい交渉の範囲内でしょう♪えへ♪

隣でひろちゃんもさすがに「ありちゃん…すごい…」
とつぶやいていました(笑)

値交渉でしゃべりまくっていたら喉が渇いたので
飲食ブースへ行って今度こそヌックミアを飲もうと思い
看板にヌックミアと書いてあって、3サイズくらい
一番少ない5000ドンのを頼もうと思い、
ちょうどそこの店員で呼び込まれたおばちゃんに
「ヌックミア ワン」と頼みましたが…

おばちゃんは日本語で「1万ドン」と言います。
一番小さいので十分だから看板を差して
日本語で「5000ドン」と言ったのですが
おばちゃんは無愛想に「1万ドン」と答えるばかりで譲りません。
飲食物の値段は交渉もきかないと聞いていたのに
思いっきり倍額ふっかけられてムカッときたので
さくっと踵を返しました。やな感じ。

とりあえず二人ともお買い物が出来たので市場を出て
予定通り統一会堂を見学すべく歩き出しました。

横断歩道はすっかり慣れましたが、とにかく暑い…!
若干迷っている時、昨日遭ったバイクのおじさんその2に
また声をかけられました。
今度はあっさり通り過ぎてくれましたが油断は禁物です。

多少距離もあったので到着するまでに汗だく…。
しかも統一会堂の館内、エアコン効いてません…(T-T)
会議室や接待室の綺麗な調度品はよかったけれど
ベトナム人の団体旅行ぽい一団が途中
無理矢理割り込んできたりして若干うざかったです。

早くも体力を消耗し、冷たいものが欲しくなりました。

エアコンの効いているお店が意外と少ないため
どこで涼を取るかも問題…。

結局、ガイドブックに乗っていたアイスクリーム屋の
ケムバクダンで休憩を取る事にしました。
エアコンはガンガンではありませんが、そこそこ効いています。
ひろちゃんはシントー、私はレモンシャーベットをいただきました。
甘さがほどよく、やはりこういうものにハズレはないです。
食べ終わる頃合を見計らって
冷たい蓮花茶も出てきました。これまた生き返る~。

しばしの涼空間を出ると、また酷暑が身を襲います…。

ドンコイ通り周辺で昨日見のがしたお店などを回ったところ、
トンボというお店でさっき買った籐のバッグと全く同じ物を発見!
値段は28万ドンでした!
やはり38万は市場のふっかけ価格でしたが
定価の概念が稀薄なベトナムの、中心街に構えるお店で
28万ドンで売られているものを21万で買えたのですから
損はしていないでしょう♪よかった♪

あとは昨日も寄ったサイゴンツーリストセンターと国営百貨店で
買い足りかったお土産を買い足して…

またしても私の体力がタイムリミット。
今日は偏頭痛だけでなく、吐き気をもよおしてきました…。

グアムの悪夢再び…!?

無理矢理吐き出そうとトイレで頑張りましたが
朝ご飯以外は大して食べていないので
出るものもないみたい…(T-T)
何はともあれ薬を飲んで、ひろちゃんに平謝りしつつ
国営百貨店内のカフェで冷たいものを飲んで
しばらく休憩しました。

今日どうしても行かなければならない用事は
よりによって私が昨日頼んだZakkaの仮縫いの試着。
15:30仕上がりでしたが現在14:00。
18:15からシクロ散策&ディナークルーズを手配してしまったので
なるべく早くホテルへ帰って休憩したいところです。

1時間くらいなら早く仕上がっているかもしれないと思い
休憩してちょっと楽になりましたがまだ不調な体を引きずり
大した距離ではないので歩いてZakkaを訪ねました。

お店で「ホントは15:30なんですけど…もうできてます?」
と訊ねるとほぼ日本語OKな店員さんは笑顔で
「少々お待ち下さい」と奥の縫製所へ確認をしに行ってから
「今、袖をつけていますのでかけてお待ち下さい」
との返事をもらいました。

よかった…予定より早く帰れそうです。

5分ほどしたら奥のフィッテングへ呼ばれたので
仮縫いされたチュニックを試着しました。
ほぼイメージどおりの仕上がり。
ただ、裾周りがきつめだったため
めいっぱい広げてもらうことになって
今晩か明朝、ホテルまで届けてもらうことにしました。

その際併せて、生地の取扱、選択の際の注意など
タグがつかない分親切に教えてくれたのがよかったです。

帰りにノベルティとして、おそらくハギレで作ったミニ巾着を
購入した私だけでなく、付き添いのひろちゃんにもくれました。
ひろちゃんをすっかり私のペースに付き合せてしまったので、
せめてものお詫びに…なったかも?

この頃にはだいぶ薬が効きかけてきて、
ホテルまで何とか歩けそうだったので
歩いてホテルへ戻りました。
部屋はちょうどルームメイド中…。
でも係のおばさんは笑顔で中に入れてくれ
ベットメイクは済んでいたため、私はひえピタ貼って速攻ダウン。

1時間くらい寝ていたら、ほぼ復活。
薬の威力はすごいです…でも1錠1000円…。

予約手配したシクロ&クルーズまで十二分に時間があったので
ホテルの2Fにあるスパルームで1時間の割安フットマッサージと
美味しいと評判のこのホテルのケーキを…
私はさすがにまだ食べられる段階まで復活していませんでしたが
お茶して潰すことにしました。

ただし残念ながらマッサージは
希望時間に予約がとれなかったので×。

がんがんにエアコンの効いたホテルのカフェで
ゆっくり温かいアールグレイを飲んでいたら
ようやく体調も元通りになりました♪
これで夜のオプションが楽しめそうです。

ディナークルーズのピックアップをロビーでのんびり待っていると
お迎えの日本語ガイドのお姉さんがやってきました。
しばらく待って、手配されたシクロに各々乗り込み
ホテルから船着場までのシクロ散策が始まりました。

ガイドのお姉さんはバイクの運転手さんの後ろに乗り
私たちの傍にピッタリとついていてくれます。
トラブルの多いシクロですが、安心して楽しめそう。

昼間は暑さと思わしくない体調のせいで
じっくり見ることが出来なかった街の風景も
日が落ちはじめた今、ましてシクロなら
楽チンに眺めることができます。
買い物の予定はないけれどちょっと見たかった
骨董品店街も通ってくれたし
ライトアップされた市民劇場は昼間とは違う装いで綺麗だし、
シクロのお兄さんは時折、カタコトの日本語で
ガイドをしてくれて楽しかったです。

船着場に到着したら、ガイドのお姉さんの指示で
シクロのお兄さんにチップ2万ドンを渡しました。

ディナークルーズの船は、案外小ぶり。
乗船した時は私たちしかおらず
ひょっとして貸切!?かと思いましたが
出航間近にフランス人のグループが少しと
カップルが一組入ってきて、出航です。

やはりアルコールはあまり充実していなかったので
ハズレのなさそうなレモンジュースを注文し、
ベトナム料理のコースを頂きました。

景色はこれといってみるものはありませんでしたが、
食事は普通のレストランのように一品ずつサーブしてくれ、
落ち着いていただくことができます。
エアコンが効いていないためちょっと暑いけれど
時折窓から入り込んでくる風が気持ちよいです。

まず出てきた2種の揚げ春巻きは飾り付けが可愛らしい♪

ピンクフィッシュの素揚げをライスペーパーで包んでいただく料理は
ウエイターさんがピンクフィッシュを上手に捌いた後
付け合せの春雨や生野菜と合わせて
最初の1つをお手本で包んでくれました。

卵のスープはとろみのついた優しい味。

で、ほんのり甘い揚げ餅とともに頂く鶏肉のグリルが
とっても美味しかったです!

牛肉と豚肉の炒めものは
白いご飯と一緒に頂くようになっているためか、
味付けがしっかりしていてボリューム満点。

牛肉の野菜炒めは私の大好きなセロリが入っていて
タイ料理のパッカパオの辛くないバージョンそっくり。
あれはバジルが入ってるはずですが
そんな感じもするので基本の味付けは同じなのかも。
そういえば前に出されたライスペーパーに挟む生野菜類にも
ホーリーバジル(タイバジル)が入っていました。

豚肉の炒めものは日本の生姜焼きそっくりの味でした。
生姜がとても効いていて、どんぶり飯にぴったりです。

デザートのすいか、パイナップルは
苺の形に見たてて可愛く飾られていました。
すいか、あんまり好きじゃないので
パイナップルだけ頂いたのですが…
フィリピンのパイナップルが見た目も潤ってて黄色く
味も美味しいのと比べると
ベトナムのパイナップルは見ためスカスカぽくて
あんまり美味しそうじゃない…わりには甘かったです。

どれも美味しく、お腹いっぱいになりました。
お手洗いも、船内のわりには清潔にされていてよかったです。

帰りはガイドさんと一緒に、船着場からホテルへ。
ここで初めてタクシーに乗りました。
タクシーもトラブルの多い乗り物で、
ガイドさんから今後のためにレクチャーを頂きました。
いずれ使うつもりでいたので
参考までにメーターを確認、ホテルまで18000ドンでした。
安…っ!

予定より早く帰ってこられたので
ホテルのマッサージがやりたいな~と思い
2Fのレクリエーションフロアへ行ってみたのですが…
清掃員が入っていて終了っぽかったので断念。
1時間19ドル、やりたかったな~。


【本日の買い物】
・籐製の黒いハンドバッグ(ベンタイン市場)
・入館料(統一会堂)
・レモンシャーベット(ケムバクダン)
・シュリンプロール(サイゴンツーリストデパート内スーパー)
・Banh Dau Xanh(国営百貨店内のスーパー)
・レモンシェイク(国営百貨店内のカフェ)
・アールグレイ(ニューワールドホテル内カフェ)
・レモンジュース(ナイトクルーズの船内レストラン)

ベトナム旅行o(^o^)o4日め2009年06月13日

エレファントフィッシュまるごと一匹です♪
〓メコンデルタクルーズと宮廷料理〓

今朝は朝一番から、手配していたオプションの
メコンデルタクルーズ1日ツアーに出かける日です。

ホテルの朝食を手早く済ませ
ピックアップ時間より前にロビーで待っていた
日本語ガイドのお姉さんとともに
タクシーで代理店のTNKトラベル デタム通り店へ行きました。

イギリスでコッツウォルズの一日観光をした時のように
現地代理店のツアーは往々にして
英語ガイドとの乗り合わせになるようで、
この日も日本人の参加者は11名
3分の2くらいは英語ガイドでした。

日本人参加者は日本語ガイドとともに
代理店前からバスに乗り換え、
英語ガイドの参加者はその後ホテル前でピックアップ。
噂どおり、日本人旅行者は安宿でも
ドンコイ通り周辺に宿泊することが多いのに対し、
外国人旅行者はちょっと距離の離れたこの近辺へ
宿を取っている人が多いみたい。

日本語ガイドはバスの道中ほとんど観光ガイドせず
英語ガイドがマイクを独占してしゃべっています。

それにしても高速道路に入ったというのに大渋滞!
ほとんどバスが動きません…。
それでもトイレ休憩を短くするわけでもなく
予定より1.5時間遅れで目的の船着場へ到着しました。

実は今日、オーダーしていた服の受け取りをせねばならず
お店の閉店時間は19:00。
18:30頃代理店に戻る旅程だったけれど、大丈夫かな…。

日本人参加者+ガイドだけで1艘の船に乗り込み
島へ向かって泥色のメコン川を30分ほどクルージングしました。
小さな舟ですが屋根つきなので風が心地よいです。
ここからはずっと、英語ガイドツアーと別行動でした。

最初の島に降り立つと、ちょっといいなと思っていた
あのバックスキンのバッグが露店に並んでいました。
「あっ!」と思って視線を向けた途端
店番の男女からものすごい呼び込みが。
他の品物を3ドルとか、1000円とかゆっています。

とりあえずガイドのお兄さんについていって
養蜂場の蜂の巣の板を持たせてもらい、記念撮影。
その後、金柑汁を絞りいれた温かいハニーティーと
ドライフルーツを何種類かいただきました。

ジャックフルーツ、しょうが、パパイヤ、蓮の実などに交じって
白い角切りのドライフルーツが???
なんだかシャリシャリ、ショリショリした食感です。
美味しいけど、これ何?

ガイドのお兄さんに訊いたら、冬瓜だそうです。
売られているもののパッケージをみたら
確かに冬瓜らしきイラストのラベルが貼ってありました。

ローヤルゼリーにハチミツを添えたものと
焼酎2種も頂きましたが、
こちらはクセがあったりしてちょっと…。

ふと視線を変えたら
蛇の焼酎づけがずら~っと並んでおり…
その後ろには実際の生へびが~~~~!

同行した参加者の方は、
生へびマフラーをさせてもらっていましたが
私は遠慮しました……。

この休憩時間、思い出してさっき通った
露店のかばんを覗きに行きました。
またしても激しい呼び込み(笑)

「このかばんはいくら?」と訊くと、2000円とのこと。
確か郵便局内のお土産屋では20数万ドンくらいで
売られていたのを記憶していたので「まけて♪」と言ったら
あっさり1500円にすると言われました。

いや、でも1500円って…2000円出したら
ここ島だし、おつりは円で帰ってこないでしょう?
500円玉は確か財布にあったと思うのですが
中途半端だし、ここは半額精神で(爆)

「1000円にして!1000円なら買う!」

店番の男女はともに驚き顔(笑)
あんまりふっかける日本人がいないのでしょうか?

1500円という提示額をなかなか譲りません。

たまたま次に生のフルーツをいただくらしく
ガイドさんが参加者を誘導しはじめたので…

「もう時間がきちゃったから、じゃあね!」

と笑顔でさっくり去ろうとしましたが、
同じかばんでいくつか色目の違うかばんを持って
追いかけてきました(笑)

「え~でも、ほら、もう皆行っちゃうし♪」

と踵を返し歩き出した私の背中に響いたひと声。

「1000円でいいよ!」

女性のその声を合図に、男性の方は、
私の先で遠ざかっていくガイドさんを
慌ててダッシュで追いかけてゆきました(笑)
どうやら、少し待ってもらうよう呼び止めたようです(笑)

他の参加者を待たせては申し訳ないので
ちょっと迷ってしまうかばんの色目を
インスピレーションとひろちゃんの意見でスピード決断して
1000円をさっと渡し、裸のままかばんをゲット(笑)

でもガイドを足止めしたお兄さんが戻ってきて
ビニールショッパーにちゃんと入れてくれました(笑)

普通は島の方が何でも高そうなイメージですが
後からガイドさんに訊いたら
この島は税金がかからないので街中より安いそうです。

でも隣でひろちゃんはちょっと呆れていました(笑)

移動した東屋で出された生のフルーツは
ジャックフルーツと、すいか、パパイヤ、パイナップル、
それから市場でみて気になっていた竜眼。
赤紫色に緑色の針のようなものがフサフサついてます。
ただ、剥き方がよくわかりません。

同じテーブルには参加者の子供の兄弟が同席していて
悪戦苦闘しています(笑)
後からやってきた違うツアーのベトナム人ガイドらしきお姉さんが
見かねて手伝ってくれました。
ちょっとひねってパカッと開くと、半透明の実が出てきます。
中の身の見た目も味もライチそっくりでした。

すいか、パパイヤは苦手なので、またしてもスルー。
ジャックフルーツは生よりドライフルーツの方が美味しかったです。

食べながら、島の人たちによる
伝統楽器と民謡のような歌を鑑賞しました。
この手の見世物にはチップがつきものですが…
チップ箱はさりげなくあったけれど意外とあっさり、
要求も強要もされませんでした。

再び船に乗って別の島へと移動です。

今度は手こぎボートでジャングルクルージング。
この時、ベトナムの人がよく被っている
三角の笠を被らせてもらえましたが…
これはかなり優れものです!

通気性、遮光性、安定感が抜群!
自分の被ってる帽子より断然涼しくて快適で、
顎ひもも食い込まないし、多少の風に煽られても落ちません。
地元の人の知恵ですね~。
これ、炎天下の庭仕事用に、持って帰りたいくらいです(爆)

船を漕いでるおばちゃんは
すれ違う船の中にお金を見つけると
しきりとチップを要求するかのように指さしていましたが
その後、元の船へ乗り換える際には
あっさり帰してくれました。

この辺はフィリピンと随分違うなぁ~。
セブではかなりしつこく、じーっと見つめられたりして
無言でチップくれ攻撃が凄かったのですが
そこへいくとベトナムは同じ欲しくても、控えめですね。

別の島のレストランでは
噂の象耳魚、エレファントフィッシュが出てきます。
ガイドのお兄さんいわく、
これは英語ガイドのツアーにはないそうです。
だから英語ガイドの方が格安で、途中から別行動なのかな。

昨晩ディナークルーズで食べたピンクフィッシュと同様
素揚げされ、多分象耳部分がわかりうやすいように
立てた状態にして皿へ盛られていましたが
私のテーブルのはあんまり象耳がわかりませんでした。
でもピンクフィッシュよりひと回り以上大きくて
身もふわふわして、食べ応えがありそう。

ここでも食べ方は同じで
白身を生野菜や春雨と一緒にライスペーパーで包み
スイートチリソースをつけていただきます。
チリソースはこれまで総じて辛さがほとんどなく
しゃびっとした感じだったのですが
ここのチリソースはほどよく辛くとろっとしてて
一番私の好みでしたね~♪

ベトナム風焼きそばはインスタントラーメンみたいな味でしたが
さっぱりしてて、まずまず。
揚げ春巻きも美味しかったし、ほどよいボリュームでした。

その間、わらわらと放し飼い状態になっている
中型犬が集まって来、残飯を待ち構えているかのように
我が物顔で往き来して、テーブルや椅子、足下でへばってて…。

実は私、幼い頃のトラウマがあって犬はちょっと苦手…
でもお犬様たちは、私たちの食事中、
どの犬もまったく吠えず走らず、
のたのた、まったりしていたのが救いでした。

そういえばベトナムでは街中でも
野良猫や飼い猫をまったくみかけません。
代わりに小型犬をちらほら見かけましたが…
ペットとしてあまり普及してないのでしょうか…?

お腹いっぱいになったら、また舟で別の島へ移動して
ココナッツキャンディーの工場を見学しました。
昔ながらの製法で作られたココナッツキャンディーは
出来たてアツアツを切り分け、sの場で試食させてもらえます。
ソフトキャンディーのようで、意外と甘すぎず私好みの味。
綺麗な緑色のついたものは、合成着色料ではなく
笹の葉で着色されているそうです。
その他にもナッツやチョコレートフレイバーがあり、
お土産に少し買っていきました。

再び最初の船着場へ戻ったのが15:30くらい。
予定では17:00頃の出発になっていたので
この調子ならまた渋滞に巻き込まれても大丈夫かな。
と思ったのですが…英語ガイトヅアーの待ち合わせに
30分ほど待たされて、出発は16:00頃に。
しかたないとはいえ、トイレも有料、
見るべきものもない場所での待ちぼうけは
ちょっと辛いです…。

そして気の焦りもあり、
またしても偏頭痛が始まってしまいました…。

バスの中で薬を飲んで、目を瞑って大人しくしていましたが
やはり渋滞に遭って、バスはのろのろ、
もしマングローブの閉店に間に合わなかったら
どうするか…色々考えを巡らせるので
余計頭が痛くなってきます。

店へ電話をかけようかと思って日本語ガイドのお兄さんに
あとどのくらいで着きそうか、
代理店の前からタクシーで移動したら間に合いそうか
相談してみたところ、
「この分なら18:30頃には到着できるから大丈夫」
と言われたので、代理店に到着したら速攻でバスを降り
タクシーを拾って店へ向かうことにしました。

そして待つことしばし。
18:20頃に無事TNKトラベル前へ到着し、
日本語ガイドのお兄さんが一緒に早くバスを降りてくれ、
「店の前のタクシーはだめ、あの角まで行って
38 27 27 27と書いてあるタクシー、
もしくは38で始まる緑や黄色のタクシーが大丈夫」
と教えてくれた通り、角までダッシュして
やってきた緑のタクシーを捕まえ乗り込みました。

タクシーはエアコンが効いてて快適~。
実はツアーバス、エアコンがあまり効いてなかったのです…。

マングローブのオーダーシートの控えについている住所と
マングローブ、と店名を告げると
タクシーの運ちゃんはすぐにわかったらしく
見慣れたレスター通りを通って、ドンコイ通りへ曲がり、
パークホテルで曲がって、迷わずマングローブ前へつけてくれました。
料金は18000ドン。やっぱり安い!

マングローブは閉店前とあってガラガラでしたが
女主人は控えを出すまでもなく、顔と品物を覚えていたようで
出来上がった服を出してくれました。
二人でさっそく着てみます。

ひろちゃんは二着のドレスともサイズぴったりで
お直しの必要がありませんでしたが
着慣れないジャストフィットのチャイナドレスに苦心していました(笑)
でも、思いの外似合っていて、びっくり!
小柄なひろちゃんに、ロングチャイナがどうなるか
かなり興味があったのですが、
ボディラインに無駄なく美しく添っているのと
生地の柄や色が、ドレスの形状と合っていました。

私の方はチュニックの身幅が若干小さく
動き辛かったので

「もうちょっとゆったりめがいいです…」

と言うと、女主人は

「今すぐ直しますから、アオザイの方を着ててください」

と快い回答。
明日の朝で帰ってしまう旅行者にはありがたい対応です。

着るのも、ましてやオーダーするのも初めてのアオザイは…

リクエストどおり、袖が同系色のシースルーになっていて
サイズもほどよくゆったりめ、想像以上の出来でした♪

Zakkaと比べるとかなり大雑把な採寸、オーダースタイルだったので
ちょっとドキドキだったのですが…
ドレス系は作り慣れているのか、縫製も丁寧で
マオカラーの芯や、ファスナー、ホック部分もきちんと作られていました。

脱いだらちゃんとアイロンをかけなおしてくれ、
カードで支払を済ませたら閉店間際の閉店準備中にも関わらず
笑顔で送り出してくれました。
価格と対応、日本人に受けるはずです。納得。

薬と、無事受け取りが済んだこともあって
偏頭痛もだんだんおさまってきました。
今回はこれまでの反省が活かされているようで
大事には至っていないのが、せめてもの救い。

焦りと乗り物での長い移動で喉がカラカラだったので
メコンデルタツアーの行きに代理店からもらった
クーポンつきのガイドマップに載っていたチェーのおすすめ店
ゴールドフィッシュへ寄ることにしました。

実はマングローブの数件隣。
日中は目もくれなかったレストランでしたが
エアコンの効いたところでチェーが食べられるお店が
こんなところにあったとは。
そう、チェーってあちこちの露天や市場で売ってるのですが
エアコンが効いたお店ではなかなか見つけられなくて
いまだに食べていなかったのです。

ほっとするほどエアコンが効いた店内。
チェーは二種類ほどメニューに載っていましたが
お店のお姉さんおすすめのミックスチェーを注文。

ココナッツミルクの中には細かい氷とともに
カラフルな寒天と煮豆が数種、カシューナッツも入っていて
ちょっと甘めですが疲れた体には糖分も必要。
寒天や豆類には甘味がついていないので
ココナッツミルクの甘さでいただくという感じです。

また冷たい蓮花茶も出してくれました。

さて、旅のシメに本日はフエ地方の宮廷料理が食べられる
フースアンというお店へゆくつもりだったのですが
私の体調はまだ完全復活と言えず
チェーで多少お腹も満たされてしまったので
わざわざタクシーで移動するほどでもないなと思い、
ガイドブックにあったこの近くにある別のお店に変更し
軽くつまんで帰ることにしました。

ドンコイ通り沿いにある、キンバック・クールという
ベトナム料理のお店です。
天井の高い、狭い間口のわりには重厚感漂う内装の
エアコンが効いてそうな店でしたが…
エアコン効いてない…(T-T)

でも日本語がちょっと話せるお店のお兄さんが
なかなか親切だったので
いい加減飲みまくっている(笑)レモンジュースと、
フエの名物である米粉のクレープに海老粉をまぶしたもの、
蓮の実入りのチャーハンを注文しました。

不味くはありませんでしたが
おそらく当初行く予定だったフースアンよりは
格段に劣ると思われる味…
自分の体力のなさが招いた結果とはいえ、ちょっと残念。

ただ、レモンジュースは美味しかったので
おかわりしてしまいました♪
2杯目はちょっと甘かったけど。

愛想のいいお兄さんは、食後のデザートを勧めてきました。
果物は昼間に島で食べたので
タロイモのアイスクリームをひとつ注文し、
ひろちゃんとシェアしていただくことに。
二人で食べるといったら、スプーンをちゃんと二つくれました。
全部で19ドル。まぁ、安いので文句はいうまい。
ただ、同じエアコンが効いていないなら
味は屋台の方が格段によかったです。

帰りもタクシーを拾ってホテルまで楽々で戻りました。
ぎりぎりでメーターが回っちゃって18000ドン。
それでもやっぱり安い!

暑さでこれほど体調を崩すくらいなら、
日中もタクシーを有効利用すべきでした…。

いよいよ残すは明日の朝のみ。

最終日、ホテルの朝食はついていなかったので
早くから開いているベンタイン市場へ行って
朝食がてら最後のドンを消費するつもり。
なので夜更かしはせず、早めに就寝…

したいところですが、ちょっと待て!

ホテルのフロントで、Zakkaから届いたチュニックを受け取り
折角だから作った服を着てファッションショー~★

なりきりモデルでワンショットずつ写真を撮りました♪

若い頃は最終日、買ったお土産を綺麗にベッドへ並べて
JJごっこ~(笑)とかやってたのになぁ~。

もう寄る年波には逆らえません…。
っていうか、夜遊びでそこまで気力が回りません…(爆)
おやすみなさい…。


【本日の買い物】
・バックスキンの花柄バッグ(メコンデルタの島の露店)
・スプライト(島のレストラン)
・ココナッツキャンディー3種(島のココナッツキャンディー工場)
・ミックスチェー(ゴールドフィッシュ)
・蓮の実チャーハン(キンバック・クール)
・米粉のクレープ(キンバック・クール)
・レモンジュース(キンバック・クール)
・タクシー代(MAI LINH TAXI)
・タクシー代(VINASUN TAXI)