ベトナム旅行o(^o^)o1日め2009年06月10日

盛りだくさんの夜でした
今年最初の国外逃亡、日程をだいたい定めた後で
豚インフルエンザの話題がいっきに世界を駆け巡り
さて逃亡先はどこにしよう…と悩みまして…

情報が落ち着いてきたところで
感染者情報が聞かれなかったベトナムに決定。
早速チケットをゲットしました。

燃油サーチャージの安さと、
同日着で滞在時間が増える利点から
一般的なベトナム航空ではなくチャイナエアラインを選択。
ただし豚インフルエンザの影響によるものか
最初に手配していた便が欠航になってしまい
ぎりぎりで行きの名古屋→台北間が
JALに変更されたのですが(汗)

で、いつものごとくJALでは
同行のひろちゃんとスカイタイムゆず(ジュース)を飲みまくり(笑)
相変わらず不味い機内食に文句をたれ。

台北での乗り継ぎはシャトル移動でしたが
わかりやすく快調で、ほぼ定刻どおり
夕方にはホーチミンに到着しました。

とりあえず日本国内で両替できない現地通貨のドンを
税関脇の窓口で両替しようと思ったら…
両替所前で激しい呼び込み合戦が(汗)
…っていうか、両替に呼び込みされたのは初めてで
ちょっと驚きました…。
どこもレートは同じだと思うのですが…
でも街中より悪いらしいので目の前の窓口で
2000円分=32万ドンだけ換金して迎えの車でホテルへ。

ホテルまでが凄まじい渋滞だったので
予定よりちょっと遅れてホテルチェックインとなりました。

さてさて、今回はちょっとよいホテルにしようと
ナイトマーケットに近い5ツ★のニューワールドホテルサイゴンを
お宿にしました。
それでも海外のホテルでの
ちょっとしたトラブルは経験しているので
さっそく電気やトイレなどの水周りをチェック。

が、問題発生!

トイレの水が流れることは流れるのですが
タンクに水が溜まらず、1回流したら流しっぱなしに!!
ちょっとタンクを覗いて見たら
ボールタップがうまく機能していないようです。

がーん!

着いたらすぐにナイトマーケットへ繰り出す気だったので
出るついでにフロントへ申し出ました。

「My room's toillet does not flush.」

と英語で伝えたのですが、フロントのお姉さんは
水がどうのこうのと言って理解してくれません。

とりあえず見てよ!それか部屋を替えてくれ!
と、しばし英語と日本語の交じった
変なやりとりをしていると
日本語スタッフのお姉さんが出てきてくれました。

状況を説明したところ
「上の階のお部屋に替えさせていただきますので
お時間をいただけますか?」
と慇懃無礼に応対されました。
こちらもどうせ外出するつもりだったため
「2、3時間外出するのでその間にお願いします」
と答えて、部屋のセイフティボックスを使うと面倒になるので
貴重品だけはフロントのセイフティボックスへ預けて
受け取る時に新しい部屋へ案内してもらうことになりました。

ふぅ。着いて早々ひと騒動。

まずはホッと息をついて、
ホテル内にあるロクシタンの世界に5店舗しかなく
一番安くて質がよいと評判のスパを予約しました。

英語で、「明日の夜、2時間くらいのスパを予約したいが
何時が最終受付か」と訊ねたら
しっかり日本語が返ってきました(笑)
口コミでここは日本語が通じないはずじゃなかったっけ?
日本人客の利用がほとんどらしいので
日本語のできるスタッフを置いたのかもしれません。

フェイシャルとボディマッサージを組み合わせて2.5時間のコースを
最終18:30開始で予約しました。
行きの飛行機もガラガラだったし、オフシーズンなので
予約も楽に取れたみたいです。

その後で徒歩2,3分のはずのベンタイン市場周辺に
夕刻から出るナイトマーケットへ向かいました。
今は雨季、この日もしとしとと雨が降っていましたが
このくらいなら大した支障もなく…

が、ここでも問題発生!

聞いてはいたけれど信号のない横断歩道が…
渡れない!

車もバスも右折左折入り乱れる上、
多すぎるバイクがその間をびゅんびゅんやってきます。
どのタイミングで渡ったらよいのか、途方にくれ…

横断歩道の前でおろおろしていると
シクロ(三輪自転車)の運ちゃんはうるさく勧誘してくるし
バイクその他は遠慮なく通り過ぎてゆきます。

何とか現地の人の後をついて行って
大きなロータリーを渡りきったものの、
間違えてバスターミナルの方まで来てしまい
人は多いし、ぐっちゃぐちゃ(泣)でいきなり疲れました…。

改めて地図を確認し、市場の入口まで来たら
まだ市場は完全に閉まっていなかったので
雨よけがてら中を通って出ようかなと思ったら、

「オネエサン、ネイルやらない?安いよ。3ドル」

と小柄なオネエサンに声をかけられました。
もともと初日に市場で、日本より断然安いといわれる
ネイルアートをやってもらうつもりでしたが
渋滞やらトラブルやらで予定が遅れてしまい
市場のネイルコーナーも店じまいしてしまったので諦めたところ。

3ドルなら安いわ、と思ってオネエサンに誘導されるまま市場内を出、
ちょっと雨よけのある路上で(笑)
レジャー用の小さな椅子に座ってやってもらいました。

でも3ドルというのは下地だけで、
ネイルアートをやるとかなり代金が加算されます。
せっかくだからアートをやってほしいけれど
所持金はさっき両替した32万ドンと
ひろちゃんが少し持参した日本円2000円だけ。

見本のネイルアートから選びながら代金を確認し…
「ごはんを食べて帰りたいからまけて~」
と頼んで1人26万ドン+1000円で手を打ちました。

日本円でトータル2800円くらい。

若干ぼられぎみではありましたが
この辺の屋台なら二人で12万ドンあれば食べられる
と言われたとおり、後の食事も何とかお金は足りたし
その他教えてくれたことに嘘はなかったので
初めてのベトナムでの案内料と思うことにします。

それにしてもオネエサンの仕事は速かった!
二人一緒に20本の指を順に塗っていき
二人とも違うアートにしましたがあっという間でした。
しかも渇くのも速っ!
終わってちょっと経てばもう触っても全然平気でした。

そんなわけでやや心許ない所持金で
屋台へと繰り出しました。
屋台というより、屋外レストランという雰囲気で
椅子もテーブルも、もちろん屋根もあるので雨だって大丈夫。

ここでもお店の前のお兄さんの呼び込みは凄いです。

日本人はほとんど見かけなかったので
日本人と見るや否や勧誘してきます。

ただメニューの写真はお店の前に出ているのですが
値段が書いてない。
食べられると教えられても所持金が少ないため
値段がわからない限りちょっと怖くて入れません…。

戸惑っていたら、呼び込みのお兄さんが
値段の入ったメニューを見せてくれました。

食べたいものや飲みたいものの値段を確認したら…
大丈夫そう。

そこで食事を摂る事にしました。

それほどお腹はすいていなかったので何かつまむ系をと、
定番の揚げ春巻きと、
ガイトブックやネットで見て気になっていた
くりぬいたココナッツの実に海老を並べたスープ、
飲み物は名物のシントー(果物のミルクシェイク)のストロベリー味にしました。

まずシントー、自然な苺の甘味にほどよい砂糖で
さっぱりしていてとても美味しいです♪

揚げ春巻きもまずまず、海老のココナッツ入りスープは
ココナッツミルクのスープではありませんでしたが
魚のお出汁がよくきいた和風な感じの透き通ったスープで
海老もほどよい茹で加減で美味しかったです。

おしぼりは別料金を取る場合があるときいたので
ひろちゃん持参のキレイキレイ(除菌ウエットテッシュ)を使用し
代金はメニューどおりで明朗会計でした。

折りたたみ傘を地面へ置いて椅子へ立てかけていたので
少し汚れてしまったのですが
お店のお兄さんが店を出る前に拭いてくれました。
地元の人の優しさに触れてちょっと心が温まり。

お腹が膨れたところで、雑貨や果物のマーケットを冷やかし…
ってほんとに所持金二人で1万ドン=約67円 しかないので
冷やかすしかなかったのですが。

なかなか渡れない横断歩道にまたまた苦労して
ホテルへ戻りました。

セイフティボックスに預けた貴重品を受け取り
部屋が変わっているか訊ねたところ…
リクエストが伝わっていませんでした…がーん。

またしても、トイレが壊れてるから部屋を替えて欲しいという
悶着が始まり…
フロントのお兄さんが「直すから部屋へ戻れ」というので
しぶしぶ元の部屋へ戻り…
旅の疲れとこれらのやりとりにちょっとイラッと来ながらも
困り果てていたところで
修理屋らしきおじさんが一人、部屋へやってきました。

私たちが寛いでいる隣でごそごそと修理をはじめ、
しばらくしたら直ったようで、去っていきましたが…

5ッ★ホテルとは思えない対応の悪さ…。

あと幾つ星がつけば、まともな対応をしてもらえるのでしょうか。
それとも、このホテルにはエグゼクティブフロアというのがあって
EVにカードキーを挿さないと降りられないVIPフロアがあるので
そこの客以外は客扱いされないのでしょうか?

ま、初日で解決したので良しとするしかありませんが
海外のホテルは往々にしてこうした対応がよくありませんね。



【本日の買い物】
・ネイルアート
・夕食…揚げ春巻き、海老のココナッツ入りスープ、ストロベリーシントー