ベトナム旅行o(^o^)o4日め2009年06月13日

エレファントフィッシュまるごと一匹です♪
〓メコンデルタクルーズと宮廷料理〓

今朝は朝一番から、手配していたオプションの
メコンデルタクルーズ1日ツアーに出かける日です。

ホテルの朝食を手早く済ませ
ピックアップ時間より前にロビーで待っていた
日本語ガイドのお姉さんとともに
タクシーで代理店のTNKトラベル デタム通り店へ行きました。

イギリスでコッツウォルズの一日観光をした時のように
現地代理店のツアーは往々にして
英語ガイドとの乗り合わせになるようで、
この日も日本人の参加者は11名
3分の2くらいは英語ガイドでした。

日本人参加者は日本語ガイドとともに
代理店前からバスに乗り換え、
英語ガイドの参加者はその後ホテル前でピックアップ。
噂どおり、日本人旅行者は安宿でも
ドンコイ通り周辺に宿泊することが多いのに対し、
外国人旅行者はちょっと距離の離れたこの近辺へ
宿を取っている人が多いみたい。

日本語ガイドはバスの道中ほとんど観光ガイドせず
英語ガイドがマイクを独占してしゃべっています。

それにしても高速道路に入ったというのに大渋滞!
ほとんどバスが動きません…。
それでもトイレ休憩を短くするわけでもなく
予定より1.5時間遅れで目的の船着場へ到着しました。

実は今日、オーダーしていた服の受け取りをせねばならず
お店の閉店時間は19:00。
18:30頃代理店に戻る旅程だったけれど、大丈夫かな…。

日本人参加者+ガイドだけで1艘の船に乗り込み
島へ向かって泥色のメコン川を30分ほどクルージングしました。
小さな舟ですが屋根つきなので風が心地よいです。
ここからはずっと、英語ガイドツアーと別行動でした。

最初の島に降り立つと、ちょっといいなと思っていた
あのバックスキンのバッグが露店に並んでいました。
「あっ!」と思って視線を向けた途端
店番の男女からものすごい呼び込みが。
他の品物を3ドルとか、1000円とかゆっています。

とりあえずガイドのお兄さんについていって
養蜂場の蜂の巣の板を持たせてもらい、記念撮影。
その後、金柑汁を絞りいれた温かいハニーティーと
ドライフルーツを何種類かいただきました。

ジャックフルーツ、しょうが、パパイヤ、蓮の実などに交じって
白い角切りのドライフルーツが???
なんだかシャリシャリ、ショリショリした食感です。
美味しいけど、これ何?

ガイドのお兄さんに訊いたら、冬瓜だそうです。
売られているもののパッケージをみたら
確かに冬瓜らしきイラストのラベルが貼ってありました。

ローヤルゼリーにハチミツを添えたものと
焼酎2種も頂きましたが、
こちらはクセがあったりしてちょっと…。

ふと視線を変えたら
蛇の焼酎づけがずら~っと並んでおり…
その後ろには実際の生へびが~~~~!

同行した参加者の方は、
生へびマフラーをさせてもらっていましたが
私は遠慮しました……。

この休憩時間、思い出してさっき通った
露店のかばんを覗きに行きました。
またしても激しい呼び込み(笑)

「このかばんはいくら?」と訊くと、2000円とのこと。
確か郵便局内のお土産屋では20数万ドンくらいで
売られていたのを記憶していたので「まけて♪」と言ったら
あっさり1500円にすると言われました。

いや、でも1500円って…2000円出したら
ここ島だし、おつりは円で帰ってこないでしょう?
500円玉は確か財布にあったと思うのですが
中途半端だし、ここは半額精神で(爆)

「1000円にして!1000円なら買う!」

店番の男女はともに驚き顔(笑)
あんまりふっかける日本人がいないのでしょうか?

1500円という提示額をなかなか譲りません。

たまたま次に生のフルーツをいただくらしく
ガイドさんが参加者を誘導しはじめたので…

「もう時間がきちゃったから、じゃあね!」

と笑顔でさっくり去ろうとしましたが、
同じかばんでいくつか色目の違うかばんを持って
追いかけてきました(笑)

「え~でも、ほら、もう皆行っちゃうし♪」

と踵を返し歩き出した私の背中に響いたひと声。

「1000円でいいよ!」

女性のその声を合図に、男性の方は、
私の先で遠ざかっていくガイドさんを
慌ててダッシュで追いかけてゆきました(笑)
どうやら、少し待ってもらうよう呼び止めたようです(笑)

他の参加者を待たせては申し訳ないので
ちょっと迷ってしまうかばんの色目を
インスピレーションとひろちゃんの意見でスピード決断して
1000円をさっと渡し、裸のままかばんをゲット(笑)

でもガイドを足止めしたお兄さんが戻ってきて
ビニールショッパーにちゃんと入れてくれました(笑)

普通は島の方が何でも高そうなイメージですが
後からガイドさんに訊いたら
この島は税金がかからないので街中より安いそうです。

でも隣でひろちゃんはちょっと呆れていました(笑)

移動した東屋で出された生のフルーツは
ジャックフルーツと、すいか、パパイヤ、パイナップル、
それから市場でみて気になっていた竜眼。
赤紫色に緑色の針のようなものがフサフサついてます。
ただ、剥き方がよくわかりません。

同じテーブルには参加者の子供の兄弟が同席していて
悪戦苦闘しています(笑)
後からやってきた違うツアーのベトナム人ガイドらしきお姉さんが
見かねて手伝ってくれました。
ちょっとひねってパカッと開くと、半透明の実が出てきます。
中の身の見た目も味もライチそっくりでした。

すいか、パパイヤは苦手なので、またしてもスルー。
ジャックフルーツは生よりドライフルーツの方が美味しかったです。

食べながら、島の人たちによる
伝統楽器と民謡のような歌を鑑賞しました。
この手の見世物にはチップがつきものですが…
チップ箱はさりげなくあったけれど意外とあっさり、
要求も強要もされませんでした。

再び船に乗って別の島へと移動です。

今度は手こぎボートでジャングルクルージング。
この時、ベトナムの人がよく被っている
三角の笠を被らせてもらえましたが…
これはかなり優れものです!

通気性、遮光性、安定感が抜群!
自分の被ってる帽子より断然涼しくて快適で、
顎ひもも食い込まないし、多少の風に煽られても落ちません。
地元の人の知恵ですね~。
これ、炎天下の庭仕事用に、持って帰りたいくらいです(爆)

船を漕いでるおばちゃんは
すれ違う船の中にお金を見つけると
しきりとチップを要求するかのように指さしていましたが
その後、元の船へ乗り換える際には
あっさり帰してくれました。

この辺はフィリピンと随分違うなぁ~。
セブではかなりしつこく、じーっと見つめられたりして
無言でチップくれ攻撃が凄かったのですが
そこへいくとベトナムは同じ欲しくても、控えめですね。

別の島のレストランでは
噂の象耳魚、エレファントフィッシュが出てきます。
ガイドのお兄さんいわく、
これは英語ガイドのツアーにはないそうです。
だから英語ガイドの方が格安で、途中から別行動なのかな。

昨晩ディナークルーズで食べたピンクフィッシュと同様
素揚げされ、多分象耳部分がわかりうやすいように
立てた状態にして皿へ盛られていましたが
私のテーブルのはあんまり象耳がわかりませんでした。
でもピンクフィッシュよりひと回り以上大きくて
身もふわふわして、食べ応えがありそう。

ここでも食べ方は同じで
白身を生野菜や春雨と一緒にライスペーパーで包み
スイートチリソースをつけていただきます。
チリソースはこれまで総じて辛さがほとんどなく
しゃびっとした感じだったのですが
ここのチリソースはほどよく辛くとろっとしてて
一番私の好みでしたね~♪

ベトナム風焼きそばはインスタントラーメンみたいな味でしたが
さっぱりしてて、まずまず。
揚げ春巻きも美味しかったし、ほどよいボリュームでした。

その間、わらわらと放し飼い状態になっている
中型犬が集まって来、残飯を待ち構えているかのように
我が物顔で往き来して、テーブルや椅子、足下でへばってて…。

実は私、幼い頃のトラウマがあって犬はちょっと苦手…
でもお犬様たちは、私たちの食事中、
どの犬もまったく吠えず走らず、
のたのた、まったりしていたのが救いでした。

そういえばベトナムでは街中でも
野良猫や飼い猫をまったくみかけません。
代わりに小型犬をちらほら見かけましたが…
ペットとしてあまり普及してないのでしょうか…?

お腹いっぱいになったら、また舟で別の島へ移動して
ココナッツキャンディーの工場を見学しました。
昔ながらの製法で作られたココナッツキャンディーは
出来たてアツアツを切り分け、sの場で試食させてもらえます。
ソフトキャンディーのようで、意外と甘すぎず私好みの味。
綺麗な緑色のついたものは、合成着色料ではなく
笹の葉で着色されているそうです。
その他にもナッツやチョコレートフレイバーがあり、
お土産に少し買っていきました。

再び最初の船着場へ戻ったのが15:30くらい。
予定では17:00頃の出発になっていたので
この調子ならまた渋滞に巻き込まれても大丈夫かな。
と思ったのですが…英語ガイトヅアーの待ち合わせに
30分ほど待たされて、出発は16:00頃に。
しかたないとはいえ、トイレも有料、
見るべきものもない場所での待ちぼうけは
ちょっと辛いです…。

そして気の焦りもあり、
またしても偏頭痛が始まってしまいました…。

バスの中で薬を飲んで、目を瞑って大人しくしていましたが
やはり渋滞に遭って、バスはのろのろ、
もしマングローブの閉店に間に合わなかったら
どうするか…色々考えを巡らせるので
余計頭が痛くなってきます。

店へ電話をかけようかと思って日本語ガイドのお兄さんに
あとどのくらいで着きそうか、
代理店の前からタクシーで移動したら間に合いそうか
相談してみたところ、
「この分なら18:30頃には到着できるから大丈夫」
と言われたので、代理店に到着したら速攻でバスを降り
タクシーを拾って店へ向かうことにしました。

そして待つことしばし。
18:20頃に無事TNKトラベル前へ到着し、
日本語ガイドのお兄さんが一緒に早くバスを降りてくれ、
「店の前のタクシーはだめ、あの角まで行って
38 27 27 27と書いてあるタクシー、
もしくは38で始まる緑や黄色のタクシーが大丈夫」
と教えてくれた通り、角までダッシュして
やってきた緑のタクシーを捕まえ乗り込みました。

タクシーはエアコンが効いてて快適~。
実はツアーバス、エアコンがあまり効いてなかったのです…。

マングローブのオーダーシートの控えについている住所と
マングローブ、と店名を告げると
タクシーの運ちゃんはすぐにわかったらしく
見慣れたレスター通りを通って、ドンコイ通りへ曲がり、
パークホテルで曲がって、迷わずマングローブ前へつけてくれました。
料金は18000ドン。やっぱり安い!

マングローブは閉店前とあってガラガラでしたが
女主人は控えを出すまでもなく、顔と品物を覚えていたようで
出来上がった服を出してくれました。
二人でさっそく着てみます。

ひろちゃんは二着のドレスともサイズぴったりで
お直しの必要がありませんでしたが
着慣れないジャストフィットのチャイナドレスに苦心していました(笑)
でも、思いの外似合っていて、びっくり!
小柄なひろちゃんに、ロングチャイナがどうなるか
かなり興味があったのですが、
ボディラインに無駄なく美しく添っているのと
生地の柄や色が、ドレスの形状と合っていました。

私の方はチュニックの身幅が若干小さく
動き辛かったので

「もうちょっとゆったりめがいいです…」

と言うと、女主人は

「今すぐ直しますから、アオザイの方を着ててください」

と快い回答。
明日の朝で帰ってしまう旅行者にはありがたい対応です。

着るのも、ましてやオーダーするのも初めてのアオザイは…

リクエストどおり、袖が同系色のシースルーになっていて
サイズもほどよくゆったりめ、想像以上の出来でした♪

Zakkaと比べるとかなり大雑把な採寸、オーダースタイルだったので
ちょっとドキドキだったのですが…
ドレス系は作り慣れているのか、縫製も丁寧で
マオカラーの芯や、ファスナー、ホック部分もきちんと作られていました。

脱いだらちゃんとアイロンをかけなおしてくれ、
カードで支払を済ませたら閉店間際の閉店準備中にも関わらず
笑顔で送り出してくれました。
価格と対応、日本人に受けるはずです。納得。

薬と、無事受け取りが済んだこともあって
偏頭痛もだんだんおさまってきました。
今回はこれまでの反省が活かされているようで
大事には至っていないのが、せめてもの救い。

焦りと乗り物での長い移動で喉がカラカラだったので
メコンデルタツアーの行きに代理店からもらった
クーポンつきのガイドマップに載っていたチェーのおすすめ店
ゴールドフィッシュへ寄ることにしました。

実はマングローブの数件隣。
日中は目もくれなかったレストランでしたが
エアコンの効いたところでチェーが食べられるお店が
こんなところにあったとは。
そう、チェーってあちこちの露天や市場で売ってるのですが
エアコンが効いたお店ではなかなか見つけられなくて
いまだに食べていなかったのです。

ほっとするほどエアコンが効いた店内。
チェーは二種類ほどメニューに載っていましたが
お店のお姉さんおすすめのミックスチェーを注文。

ココナッツミルクの中には細かい氷とともに
カラフルな寒天と煮豆が数種、カシューナッツも入っていて
ちょっと甘めですが疲れた体には糖分も必要。
寒天や豆類には甘味がついていないので
ココナッツミルクの甘さでいただくという感じです。

また冷たい蓮花茶も出してくれました。

さて、旅のシメに本日はフエ地方の宮廷料理が食べられる
フースアンというお店へゆくつもりだったのですが
私の体調はまだ完全復活と言えず
チェーで多少お腹も満たされてしまったので
わざわざタクシーで移動するほどでもないなと思い、
ガイドブックにあったこの近くにある別のお店に変更し
軽くつまんで帰ることにしました。

ドンコイ通り沿いにある、キンバック・クールという
ベトナム料理のお店です。
天井の高い、狭い間口のわりには重厚感漂う内装の
エアコンが効いてそうな店でしたが…
エアコン効いてない…(T-T)

でも日本語がちょっと話せるお店のお兄さんが
なかなか親切だったので
いい加減飲みまくっている(笑)レモンジュースと、
フエの名物である米粉のクレープに海老粉をまぶしたもの、
蓮の実入りのチャーハンを注文しました。

不味くはありませんでしたが
おそらく当初行く予定だったフースアンよりは
格段に劣ると思われる味…
自分の体力のなさが招いた結果とはいえ、ちょっと残念。

ただ、レモンジュースは美味しかったので
おかわりしてしまいました♪
2杯目はちょっと甘かったけど。

愛想のいいお兄さんは、食後のデザートを勧めてきました。
果物は昼間に島で食べたので
タロイモのアイスクリームをひとつ注文し、
ひろちゃんとシェアしていただくことに。
二人で食べるといったら、スプーンをちゃんと二つくれました。
全部で19ドル。まぁ、安いので文句はいうまい。
ただ、同じエアコンが効いていないなら
味は屋台の方が格段によかったです。

帰りもタクシーを拾ってホテルまで楽々で戻りました。
ぎりぎりでメーターが回っちゃって18000ドン。
それでもやっぱり安い!

暑さでこれほど体調を崩すくらいなら、
日中もタクシーを有効利用すべきでした…。

いよいよ残すは明日の朝のみ。

最終日、ホテルの朝食はついていなかったので
早くから開いているベンタイン市場へ行って
朝食がてら最後のドンを消費するつもり。
なので夜更かしはせず、早めに就寝…

したいところですが、ちょっと待て!

ホテルのフロントで、Zakkaから届いたチュニックを受け取り
折角だから作った服を着てファッションショー~★

なりきりモデルでワンショットずつ写真を撮りました♪

若い頃は最終日、買ったお土産を綺麗にベッドへ並べて
JJごっこ~(笑)とかやってたのになぁ~。

もう寄る年波には逆らえません…。
っていうか、夜遊びでそこまで気力が回りません…(爆)
おやすみなさい…。


【本日の買い物】
・バックスキンの花柄バッグ(メコンデルタの島の露店)
・スプライト(島のレストラン)
・ココナッツキャンディー3種(島のココナッツキャンディー工場)
・ミックスチェー(ゴールドフィッシュ)
・蓮の実チャーハン(キンバック・クール)
・米粉のクレープ(キンバック・クール)
・レモンジュース(キンバック・クール)
・タクシー代(MAI LINH TAXI)
・タクシー代(VINASUN TAXI)

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