ヴァイオリン覚書♪5年8ヶ月~199回めのレッスン2010年11月02日

今月から新しい先生とのレッスンです。
心機一転して頑張…れるかな…???

区切りの月になることもあって、『アシタカ聶記』をレコッたついでに
ハイドンの『弦楽四重奏「皇帝」』を録音してみました。

★ハイドンの『弦楽四重奏「皇帝」』(Vn1…ありこ・その他…PC音源)
http://fkja.voiceblog.jp/data/ariawasedarake/1310605300.mp3
※音量注意!頭4音は心の準備用です。

うーん…やはり4の指のスフォルツァンドのヴィブラートが弱いですね。
そもそもどこがスフォルツァンドなのか、
他人が聴いて客観的にわかるレベル?なのかも疑問。
前半の中盤なんですが…2度繰り返すフレーズで合計4音、
スフォルツァンドなつもりの音があります!(クイズかよ!)

4の指、だいぶヴィブラートはかかるようになったのですが
手首や指のヴィブラート、大きく、あるいは急にかける時が
反応遅くてまだまだダメです…。

はてさて、新しい先生からは
今後どこまで要求されるのでしょうか。

というわけで、レッスン開始。
最初にこれからよろしくお願いします的な挨拶をしましたが
先生、ヴァイオリンを教えるという仕事が初めてとのこと。
たしかに音大卒業仕立てのような初々しさがありましたが
やはりそうでしたか!
ホワイトボードの中央にも、お名前がフルネームで書かれた両脇に
♪が書いてあって、やるコトが可愛い…(萌)

それで
「不慣れな事もあるかと思いますがよろしくお願いします」
とのご挨拶でした。

で、これまでどおり、スケールとアルペジオでウォーミングアップから。
『I'SNT SHE LOVELY』と同じ調をやろうとのことで
Eメジャースケールです。
4拍、2拍、1拍と順を追って弾いてゆきましたが、
先生、スケールにピアノ伴奏をつけてくださいます!
ボーカルレッスンでよくある、あの「アアアアア~」的なヤツの伴奏です!

ああ~なんか淡々とメトロノームで弾くよりテンション上がる~♪

アルペジオにも伴奏をつけてもらえ、
やや音程が低くなりがちな音の指摘があって
次回は4音スラーで弾いてくることが宿題になりました。

おお、今度の先生はスラーもやりますか。
最初の先生はスラーかなり重視だったので
単音もやりスラーもやり、とバリエーションが豊富なレッスンです。

ダブルストッピングの練習曲は、かなり音程を取るのが難しく
自習もあまりやれなかったため、今回はさすがに苦心。
最初の通し演奏でいきなり伴奏くんと合わせての演奏したら
指定速度が速すぎてついてゆけませんでしたし…。

伴奏くんはYAMAHAの機械に入力されているデータ音源を
セレクトして演奏させるものなのですけど
まだ不慣れな先生、ノートの自作メモを見て操作されてて
それもまた可愛い…(萌)

一度伴奏くんと合わせて散々だったので(爆)
二度目以降はメトロノームに合わせて弾き、
音程が取れない音、音程取るのに気を取られて
音がブツ切れにならないようフレーズの流れを繋いで弾くよう指導され
一音ずつ先生のピアノで音を確認しながら
正しい音程を確認していきました。

それに重音、単音で正しい音を重ねると不協和音になる音は
調和的和音?にするため多少音程を調整する、
という弦楽器特有?の配慮が必要ですので
そのあたりも細かくチェックされ、ここは調和音に整えて…と
先生に指導されながら修正していきました。

最後に速度を落として伴奏くんと再度演奏しましたが…
ほんとにこの練習曲は難しい…っ!
ので次回持ち越しとなりました。

久々に練習曲で次回持ち越しだーーー!(なぜか嬉しい)

続いてアンサンブルクッキング課題曲、今日は『I'SNT SHE LOVELY』
から、メトロノームに合わせて通し演奏しました。
音程はそこそこ安定しているのですが、
やはりスウィングのリズムで弾くのが難しい~っ!
先生からもリズムに関して重点的なツッコミがあり

「ドゥーッ、ダ、ドゥーッ、ダ、というリズムを思い描いて弾きましょう」

と指導されました。

アクセントのヴィブラートに関しても
中盤で短くアクセントをつける音にヴィブラートをかけるよう言われ
やってみましたが…ヴィブラートで音量を上げたいのに
間延びしてしまい…(爆)

「アクセントなので、短く素早くかけられるようになるといいですね」

とのお言葉をいただいて、先生のピアノ伴奏と合わせて
音程が不安定になる部分をチェックしてもらって
『弦楽四重奏「皇帝」』へ。

これは前回、ほぼ指定速度に近い速さでレッスンしたので
指定速度のメトロノームと合わせて通し演奏。

ツッコミは冒頭で自らツッコんだとおり、スフォルツァンドのヴィブラート!
短く、素早く、音量アップできようにしたいですね、と言われ、
その他には、最初の先生からも散々指摘を受けてきた
2音スラーの2音めが飛び出てしまうところを
頭に音量を置いて、2音めで絞って弾くように注意されました。

音程もかなり細かく、不安定になる箇所をチェックされましたよ。

これほど細かい指導は、最初の先生並み!
でも、今度の先生は口調が柔らかく、ゆったりしているので
落ち着いて聞けます!
ツッコミ量は前の先生に比べたら倍増以上だったのですが、

「どちらも全体的にはほとんど仕上がっていますので
本番までもうちょっとですけど、全然大丈夫ですよ~♪」

との嬉しいお言葉をいただきレッスン終了。

こうして新しいD先生との初回レッスンは無事終わりました。

指導のニュアンスとしては、チェロの先生に近いです。
優しいけれど、要求は細かいという…。
でもチェロの先生はお年のわりには落ち着いていらっしゃるのに対し
新しいヴァイオリンのD先生は、年相応?に若い…
おばさんには若さがマブシイ…ッ!キラキラ…ッ!

っていうか、一生懸命教えて下さっているのが伝わってきて
こっちも頑張らなくては!という気にうっかりさせられます(笑)

とにかく、可愛いんですよ…
私の大好きなハムスターちゃんのような雰囲気で、
コロコロしてて、顔がどうこうというより全体的な空気が
可愛らしいんです…その可愛らしさにヤられた…(爆)

YAMAHAの教室のレッスン体制に不満要素はあるのですが
新しい先生に関しては今回不満要素はなしです。

あとは今後のチェロレッスンと、自分の経済状態などの都合で
教室替えについてじっくり判断したいと思います。