ヴァイオリン覚書♪5年8ヶ月~201回めのレッスン ― 2010年11月16日
一週間ちょっとと迫ってきました!
週末に痛めた手首はまだ完治していませんが、
リストバンド+湿布で日常動作での負荷を軽減し
それほど重くないものなら持てるくらいに回復。
自習もそこそこやりました。
ところでコチラ↓じゃじゃ~ん。
来月のチェロの発表会でつけようかなと思って作りました。
間に合ってヨカッタ…!
※もちろん、手首を痛める前に完成させてますヨ。
チェロを弾くだけなら、手持ちの貴金属を身に着けてもよいのですけれど
今年はヴァイオリンも弾くので…
金属のネックレスはガシャガシャ楽器に当たって弾きづらいんですよね…。
それにモチーフとか、たいてい鎖骨の中心やら胸とか、
真ん中あたりについてますから、肩当てに触って安定感なくなるしで
いいことがないのです。
だったら着けなきゃいいじゃない、ってことになるのですが
去年会場が暑かったので(笑)今年は多少露出した服にしようと思っていて
そうなると首周りとか寂しくて…。
で、服に合わせて黒一色で、ビーズなど硬い物は一切つけずに作りました。
モチーフは右側へ寄せれば、ヴァイオリン演奏にも支障なし!
ヴァイオリン弾きさんにオススメのアイテムです♪
ワタクシのニットショップでも絶賛?発売中(ちょっと宣伝)
そんなわけでヴァイオリンレッスン。
今日も先生は開口一番、私の衣装(笑)を見て
「今日は画家さんみたいですね~可愛い~」
と仰いました。還暦のおじいさんとかが被るような頭巾風の帽子と
自作の手編みケープがそう見えたようです(笑)
今日は#4つの嬰ハ短調のスケール&アルペジオでウォーミングアップ。
ずっと2ndポジションだけを使うので思ったより音程取るのも楽で
「うん、いいですね。綺麗です」
と先生からも褒められました。両方、スラーでも弾いて終了。
次は3度めの挑戦、重音&ポジション移動の練習曲。
指定速度よりゆっくりめの伴奏くんと合わせて弾きました。
「うん、音程はだいぶ良くなりましたね~。
ただ、重音の出だしがアクセント気味になっていて
音が均一に響いていないので、弓はあくまでも軽く、
弦へ乗せたらスーッと弾くようにしましょう。
今日は音があまり響いていないようなので…」
あ、それはですねぇ、弓を替えたせいなんです。
ここ1年ほどメインボウで使っているカーボンファイバー製の弓、
そろそろ弓毛がヘタッてきて、張っても若干波打ってる(笑)せいか、
重音のように弓毛をぺったり弦へ吸いつけて弾く時は
どうにも音がブレるんですよね~。
で、これは私の技術的な問題だけではないのじゃないかしら?と思い
久々に当初4年ほどメインボウだった木製の弓へ持ち替えてみました。
ただしこちら、弓毛はヘタッてないのですが、ツルツルなので(笑)
弦への引っ掛かりが非常に悪く、引っ掛けようとして
どうしても頭にアクセントがかかってしまうようです。
と先生にも白状し、とはいえ私の技術的な問題も全くないわけじゃないので
何度か弾き直して、完璧とは言えないまでも初回より改善された
と見なされたところで、おまけ合格をいただきました。
前回新たに宿題となったもうひとつの重音練習曲は
一度弾いてから、上下の音を分解して、指のポジションはとってるけれど
片方の音しか出さない練習をしたりしましたが、
こちらは完全に弦をブリッジさせるフィンガリングポジションが難しく
音程より両方の音を潰さず弾くことがうまく出来なくて、次回持ち越し。
じゃあ、そろそろ弓のメンテナンスをした方がいいですね。
と先生からも言われましたが…
最初の先生も気づいたとおり、私の楽器の場合
カーボンファイバー製の弓の方が音が響くのは確かなようです。
ま、これは私の激安楽器本体&セットの弓より、という比較であって、
必ずしもそれなりのグレードの楽器&弓で、木製よりカーボンファイバー製が響く
というわけではないので、あしからず。
むしろここでは、この弓2本の末期状態(笑)を参考に、
ご自分の弓の毛替えを検討なさるとよろしいかと存じます。
そんなわけで、アンサンブルクッキング課題曲からは、カーボンファイバーの弓へ持ち替え
スティービー・ワンダー『ISN'T SHE LOVELY』を通して弾きました。
中盤、半音ずつ上がる旋律でフィンガリングとボーイングに迷って
やや崩れたところがあったのですが
ここは1223、と取っていたフィンガリングに訂正が入りました。
「ボーイングもちょっと紛らわしい部分なので、
1234で全部指をくっつけて弾いて、次のフレーズでは、
前フレーズ4で取ったところを3へかえて弾きましょう」
言われた通りにかえてみたら、とっても弾きやすくなりました!
たったこれだけの事で、こんなに弾きやすくなるとは!
半音ずれフレーズはたいていどこかで1→1、とか2→2とかで
弾くものだとばかり思っていましたが、これもありなのですね!
その他は、前回全弓を使ってたっぷり弾くように言われたフレーズを
もっと全弓、勢いよくと指導され、先生の2ndヴァイオリンと一緒に合奏して終了。
ちなみに先生、ご自分のアコースティックヴァイオリンは持参されてますが
合奏とかやる時は、教室の備品のサイレントヴァイオリンを
アンプと接続せず(?もしくは音量小にしてる?)に弾いて下さるので
自分の演奏の方がしっかり聞こえて一緒に弾いても誤魔化しは効きません、
良くも悪くも(笑)
スケールで伴奏をつけてくださったり、こういう配慮をしてくださったり、
これまでの先生の中では一番、シーンに合った指導の手法を考えて
レッスンして下さってると思います。
ハイドン『弦楽四重奏「皇帝」』も、指定速度で通し演奏してから、
pの部分はもっと弱く、抑えて弾いて強弱のメリハリをしっかり出す事と
音程が不安定な音の指摘を受け、先生の2ndヴァイオリンと一緒に合奏しました。
「落ち着いて、とても綺麗に弾けているので、大丈夫でしょう!
当日は楽しんで弾けるといいですね♪」
参加レベルを上級から中級へ落とした分、精神的な余裕は出来たと思うので
楽しみたいと思います!
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