ヴァイオリン覚書♪6年11ヶ月~247回めのレッスン2012年02月21日

先週からブルーの第一要因となっている「事件」への対処を検討した結果、結論から言うと…

 ヴァイオリンの購入は、諦めました。(ノд-。)

1.事態はむしろ手遅れなくらい、早急な対処を要する。
2.とりあえず3桁の出費を抑える方向で、何とか対処可能。
3.居住市で進んでいる下水道工事に伴い、近い将来必要な接続工事費&㎡単価で課される受益者負担金を捻出しなければならない。
4.その間に他の修繕が必要になる事態を想定せねばならない。

この2年、ばよ貯金をコツコツ頑張って、何とかこんとか貯めたお金でしたが、残念ながら全く別の使い道へ流れることになりますた。(ρ_;)

もっとシビアに、

・レッスンを止める( p_q)
・車を売るo(TヘTo)
・保険や投資を解約する(_TдT)   etc…

という事も検討したのですが、固定資産を守るためだけに生きているわけではないので…私という個人資産を極力現状維持するベターな方向で、覚悟しました。

まぁ、冷静に考えれば、このタイミング、悪い事ばかりではないです。

●目を逸らしてきた暮らしの問題に直面し、甘えを自覚し、意識が変わった。
●たまたま別目的の資金があり、使う前で、選択の余地があった。
●まだ関係ないと思っていた行政の事業に対し、近年決して軽くない自己負担を伴うという自覚と覚悟が出来た。
●これを機に身の回りの整理をすると決めた。

自分のヴァイオリンがなくとも(今の楽器が完全に使用不能になっても)、レッスン中はレンタル楽器があります。
ブログに綴っているとおり、悶々と技術面で悩みつつ…レッスンを続ける事が自信と支えになっていたりもするので、心の拠り所は守りたいそのための犠牲はやむをえない、といったところでしょうか。

もちろん、ヴァイオリン購入を半永久的に諦めたわけではなく、今後の経済状況に応じて判断したいと思っています。
買う買うと言ってた傍から、ほら吹きおばさん状態になってしまいました( ̄Д ̄;;が、皆様どうぞ温かく見守ってやってください。

はてさてすっかり暗い話題で始まってしまいましたけれども、そんなわけで事件がちょうど先週のレッスン帰宅後だったこともあり、自習はほとんど出来ませんでした。
これでは本末転倒、1回4,200円のレッスン代をどぶに捨てているようなものですから、前日になんとか自習し、前回レッスンで受けた指摘を改善する努力はして臨みました。

■二長調の3度重音1オクターブスケール

改めてピアノで正しい音程を一音ずつバラして確認したので、音程はかなり正確に探り取れるようになり、音の響きもそこそこ力加減を掴めて二音綺麗に鳴るところが多くなってきました。2拍弾いて2拍休み、で弾いてから

「だいぶ綺麗になってきたので、4拍全部伸ばして弾いてみましょうか」

と言われてもう一度。私的に、左手の音程は、4拍伸ばしていた方がぎりぎりまで前の音のフィンガリングを見て、次の音の指標にしてポジション取りできる分、楽だったりします。
ただし、二倍時間ロングトーンで延ばさなければなりませんから、右手の圧のバランスが難しくなり、最初よりちょっと二音の響きのバランスが崩れたところはありました。

「でも綺麗に弾けるようになりましたね!重音のスケールはこれでいったん終わりにしましょう」

と合格。

■教本P42-4:へ調のスケールとアルペジオ

今日はスケールを、四分音符単音、八分音符2音スラーで付点のリズム、十六分音符4音スラーというバリエーションで弾くよう、いきなり言われて、ちょっと焦る(笑)
1回目はやや不安定になった部分がありましたが、2回目で修正。
アルペジオも付点リズムで変則的に弾きました。

「いつもながら、ありこさんはすべての反応が早いですね~。2回目で1回目の問題はすぐに修正できてました」

えへ。褒められれば、やっぱり嬉しいです。(*´σー`)

■教本P64-1:ポルタメントの練習曲

自習はまったくしてきませんでしたが、何度かレッスンで弾いているので問題なく弾けました。
が、実はこれ、重音になっている譜面を上下ばらして弾いてきたので、てっきりdiv.なんだと思っていたら、本来は重音でポルタメントを使う練習曲だったらしいです。

「重音で弾いてみます?」

と問われましたが、いきなりは無理です!∑(; ̄□ ̄A

「ですね(笑)また重音でポルタメントを使う曲が出てきた時にやりましょう」

ホッ。もう重音は当分勘弁…(苦笑)

ジョビン『イパネマの娘』

指定速度で伴奏くんと合わせて弾きました。
下降系のポルタメントは、前回まったくポルタメントを入れていなかった中盤のフレーズと、後半に2箇所ほど、何とか入れられそうなところへ…本人的には入れてる"つもり"で弾きました(爆)

"つもり"…って、何か下降系ポルタメントが難しいんですよ。
上昇系ポルタメントは、正しい音程より気持ち低めのポジションから、正しい音程まであげるだけなので気分的にも楽(笑)なのですが、下降系は正しい音程から少し下げなければならず、私が使おうとしてるフレーズは、その後の音が3th→1stなどといったポジション移動で下がるものばかりで、普通に移動する時の始点がポルタメントで微妙に変わってしまい、後の音程もすごくとりづらい。
その誤差を感覚で掴まないと、スムーズに出来ないんです…。

なので客観的にわかるかなコレ?という感じにしか入れられてないと思いましたが…

「うん。だいぶ雰囲気がよく出てきましたね。下がるポルタメントも、入れる意識は感じられました(笑→やっぱりそのレベルか…)しいて言うなら、リピート前の八分音符のスラーで走らないことと、リピートした後のフレーズは多少ダウンテンポ気味でもいいのでためてたっぷり弾けると、もっと雰囲気が出ると思います。最後も、同じフレーズを3回繰り返すところは1回ずつではっきりわかるくらい音量を徐々に下げていきましょうか」

言われたことに注意して、仕上げの通し演奏。

「横の流れにとても雰囲気が出せるようになりましたので、合格です」

ホッ。
旋律はさほど難しくない曲でしたが、上下ポルタメント縦のリズムを作らないなど…これまで使わなかった細かな要素が勉強になりました。

さて、次回はいよいよ憧れの

J・Sバッハ『二つのヴァイオリンのための協奏曲』第1Vn

です!
是が非でも頑張らなければ弾けない難曲。楽器購入の頓挫やら、レッスン存続の危機に直面している今、否が応でもテンションが上がりました。
とうとうここまで来た…レッスン続けて来られた…じーん…。・゚゚・( ̄┏Д┓ ̄°*) ・゚゚・。
第2Vnもやりますので、長期戦になると思いますが、頑張ります!

そしてレッスン後はさらに気合を入れるため、先生にお願いをしてきました。

「まだ少し先で、今作業にとりかかったところなのですけど、私が編曲した『ゴッドファーザー愛のテーマ』メドレーのヴァイオリンパートをいずれ見ていただきたいんです」

去年の『サラマンドラ』ははじめから最後まで自分でこなしましたが、今回は調号がこれまで弾いたことのない調だったりして、一人で判断して弾くのはちょっと厳しいのです。

編曲を全部私がやると言ったら先生驚かれていましたが、無事快諾いただけたので、しっかり先生に見ていただいて仕上げたいと思います。

チェロ覚書♪♪2年11ヶ月~67回めのレッスン2012年02月21日

本日のテーマ:アンタ座高が高いんだから楽器はそれなりに構えてyoh!

というラップ調?σ(-o-)σテーマからスタートしました、レッスン記録。
ヴァイオリンが暗い話題ばかりでしたので、せめてチェロは明るく参りたいと思います…チェロは1レッスン2,750円と格安なせいもあってか、こんな経済的逼迫状況下でも困ったことに危機感がないし(爆)

ヴァイオリン以上に自習出来てないチェロですが、そんな中、雑誌『サラサーテ』の記事を読んでいて気づいたことがひとつ。

 私の楽器の構え方って低くない?

構えてる人の写真とか見て、同じように構えてるつもりでしたけれど、エンドピンと足元まではいいとして、胸元の楽器の位置が…なんか低い?そして楽器がちょっと寝てる感じ?
トルトゥリエ・エンドピン(※途中で曲がっているエンドピン。楽器がすこし寝る)を使用しているかのような角度っぽいです。

自宅では畳の上で、ゴム製のエンドピンストッパーWITHを使用して弾くので安定しているのですが、そういえば教室ではいつもツルツル滑ってよく構えなおしてます。
それはひょっとして角度の問題だったのでわ?胴長短足の体系を考慮して、手元と楽器の位置を再確認。

試しに胸襟あたりまで楽器を立ててみましたら、左腕がいつもより楽な気が。
左腕や左手の角度とか、先生に言われたとおり取るのが攣りそうで辛かったのですが、これで少しは改善されるかしら?

■ト長調の3オクターブスケール

単音4拍カウント、ロングトーンで弾きました。楽器の構えを少し高めにしたおかげで、自分の耳で音がよく聞こえ、左腕もちょっと楽。
ポジション移動でまだ音程を探ってしまいますけれども、使ってない指に力が入ってピンと張りがちな左手の向きはだいぶ完成形に近づいてきたらしく、腕がもうちょっと移動についてこれば自然な正しい角度でいけそうなレベルになってきたそうです。

■ウェルナー P41の二長調の練習曲

スケール、アルペジオを変則的なリズムでアップダウンする旋律で、ボリュームもあるので、弾けるところまで弾いてくださいと言われましたが…

一応指番号は最後まで振ってあったし、ひととおり音だけは取れるよう慌てて昨日(爆)弾いてきたので、何とかこんとか弾き続け…たら途中で止められず結局最後まで通し演奏させられてしまったyoh…o(´д`)o(疲)

「あ、最後の重音は逆です。高い音からじゃなく、低い方の2音から鳴らしてください。でも最後までざっと弾けちゃいましたね~(笑)」

勘弁してyoh~~~(´Д`|||)
そういえば先生、前回模範演奏してくれなかったけど、最近私のヤル気がダウンしてるから最後まで弾けないだろうと思って、前回色々教えてくれなかったのか…アハ。

「相変わらず指が1本ずつバラバラに動いてしまうのと…これも毎度のことですけど、弓が斜めに流れてしまって圧が乗り切らないので、A線とかちゃんと鳴るようしっかり垂直に当てましょう。スタッカートの部分は中盤で疲れてくるせいか、弓元で駒寄りに弾いてしまって音の響きを殺してしまっているので、あてる位置に注意してください。でも終盤の難しいところは、多少もたついても頑張って音程は取れていましたし、4の指もしっかり音を捉えていましたので、全体的には悪くなかったですよ。まだ旋律を追うのに左手が必死だと思いますから…次回はもうちょっと余裕を持って、フレーズの上がり下がりを歌えるようにしましょう」

指摘事項いっぱいだ…よく覚えて書いたな私(爆)

課題ポイントを部分的に弾き直すかと思いきや、今日は残念ながら(爆)鈴木教本へ。

★鈴木2巻 ウェーバー 魔弾の射手 Op.77『狩人の合唱』

まず一人で通し演奏。ウェルナーの練習曲のボリュームがあったし、こっちは進める気がないので、まったく自習してません(ΦωΦ)

が、一回レッスンしてる曲(レッスンが初見だった爆)だったので、そこそこ弾けてしまい…速度アップでもう一度通し演奏したのち、先生のピアノ伴奏と合わせて、すんなり合格してしまった…|||||||/(´ω`;)\||||||||

なんだろ…2回レッスン無自習で合格できるって…逆にテンション下がるyoh…|||(-_-;)||||||

次回はJ・Sバッハ「6つのイギリス組曲 第3番 『6.ガヴォット II またはミュゼット』BWV.808が宿題になりました。こっち(チェロ)もJ・Sバッハかyoh!

どうやらこの春はJ・Sバッハ強化期間となりそうですyoh~~b(*`д´)b (クドイ)

ところで本日は恐怖の発表会DVDをもらいました。観るのマジ怖いんですけど…!!(≡д≡)観たいですか皆さん?