チェロ覚書♪♪~東海学園交響楽団第28回定期演奏会 ― 2012年03月23日
演目がこれまたすごく面白くて、
ベルリオーズ ラコッツィー行進曲
ベートーヴェン トリプルコンチェルト
カリンニコフ 交響曲第1番 ト短調
ベートーヴェンのトリプルコンチェルトくらいは知っていましたが、他は聴いた事ないはず。
しかもトリプルコンチェルトの各ソリストは、全てオケの学生さんがつとめられるということで、楽器にかける若いエネルギーを補給(爆)しようと鑑賞させていただきましたよ。
ちなみに件のトリプルコンチェルトには、こんなすごい動画もありました。
パールマン(Vn)、ヨーヨーマー(Vc)、バレンボイム(Pf)って…魚、肉、フロマージュ?みたいな、フランス料理の正統派フルコースですね(笑)
会場は満席で立ち見の方もいらしたくらいですが、なんとか空いてる席に座ってじっくり鑑賞しました。
まず驚いたのが、 指揮者も学生さんだったこと!
しかもすごく堂に入っていて、見事!
楽しみにしていたトリプルコンチェルトは…チェロ・ソリストの生徒さんの演奏が素晴らしい!曲全体、チェロの聴かせどころが多いせいもありますが、ハイポジ多用な難曲を丁寧に弾ききってくれました。
そしてよく確認したらオケではチェロを担当している生徒さんがピアノのソリストだったのですけど、地味に巧い!
ヴァイオリン・ソリストの生徒さんも、速いパッセージをよくチェロの生徒さんと合わせていました。
音校の生徒さんではないのですが、皆さん素晴らしいです。
そして初めて聴くカリンニコフが、実は一番良かった!まず、曲の雰囲気とか構成が私好みだったのと、オケも全体よく乗っていたし、オーボエ、フルート、クラリネットでソロパートをつとめていた三人衆がなんとも素晴らしかった!なんだこの子達!?アメイジング!!
余談ですが、公演プログラムの曲解説からパート紹介まで、すべて学生さんの筆によるものだったことも驚きました。学校側も親御さんも色々サポートなさっているでしょうが、生徒さんの自主性や可能性がいっぱい詰まった素敵な演奏会だったと思います。
私のようなほぼ無関係な客が聴いても、純粋に楽しめました。
さて終演後は、先般連れていってもらったスペインバル、バル・エン・プランチャでご飯。
詳細は美食倶楽部★バル・エン・プランチャも参照ください。
サングリアのソーダ割、本日のカヴァ、そして一人1品ずつ選べるタパスの人参マリネ&ポテトサラダ。
チーズソースのかかったプレーンなスパニッシュオムレツ。
またまた絶品パエリア!
そして、パエリアのこんがりしたムール貝とは全く食感や風味の違う白ワイン蒸し。
色よし、味よしのトマトのフリッター。
お酒もついついすすみましたが(笑)、心の栄養と体の栄養をしっかり摂れた夜のひとときでした♪
指揮…やっぱりいいな…やりたい…。
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