ヴァイオリン覚書♪7年2ヶ月~257回めのレッスン ― 2012年05月29日
プロの演奏は、持っているオイストラフ父子のCDしか聴きなじみがなかったのですが、色んな弾き方も研究してみようかなと思い、ボーイングとかも確認したかったので、動画をぐぐっていたら、こんなの↓を発見。
★Yehudi Menuhin and David Oistrakh - Bach Double Violin (Pt 1).avi
メニューイン先生とオイストラフのヴァージョンではないですか!
メニューイン”先生”とかゆってますが、もちろん私の師匠ではありません(爆)愛しいアリーナ・イブラギモヴァが、彼の最後の弟子なのですよん♪というわけで、アリーナの演奏に憧れている私にしてみれば、ま、心の師匠です(笑)
メニューイン先生の伝記によれば、先生とアリーナは何度も合奏とかしたらしいので、少しでもアリーナの気分に浸りたい(爆)と思う妄想ファンな私、さっそくこの音源と合奏してみました♪興味のある方だけ聴いて下さい。
☆メニューイン先生と合奏、オイストラフと一緒に第2Vnでありこが乱入したJ.S Bach『二つのヴァイオリンのための協奏曲』第1楽章
メニューイン先生の特徴ある"タメ"を真似して弾いたので、前回録音と中盤が特に違います。聴きなれてることもあってオイストラフの方が好みのニュアンスですが、違う弾き方を試してみるのも面白いです。
というわけで、料理とか週末がっつりやってる場合じゃなかったのに、おかげで未だ治らない腱鞘炎を抱え、しかも連日片頭痛でなんとか薬で抑えこんでのレッスン。
■教本P42-4:二短調のスケールとアルペジオ
単音四分音符、同じ音を2音八分音符で刻み、次に4音を十六分音符で刻む、という風に。
どうやら細かい音符のリズムを発音良く、均一に刻めるようにするのが目的のようです。
ハイ、何となく弾いて小節内で帳尻を合わせてる私には、うってつけのトレーニングですね(笑)
■教本P41-10:半音階の練習曲
今日は速度を上げて弾きました。なんか、久々に弾いたし自習もやってなかったので、これまで耳で覚えた音をなぞって弾いてたのに、その記憶が曖昧になってしまってて…前半の音程が曖昧に…てかごまかし(爆)
「ちゃんと楽譜の音と指の間隔の覚え(隣同士の指がくっつくところには^の記号が振ってあります)を見て弾いてくださいね~。耳を頼りにしすぎちゃだめですよ~(苦笑)」
★J・Sバッハ『二つのヴァイオリンのための協奏曲』第2Vn
今日は頭から伴奏くんと合わせて、前回より少し速度アップして弾きました。先の録音よりはかなりゆっくりめです。
私は速さで弾ききってしまうタイプなのですが、その最大の理由として、3分以上集中力がもたない事を、今回はっきりと自覚しました(爆)
ゆっくりめの速度で弾いて3分すぎたあたりから、旋律の流れに集中できなくなり、次の音、次の音に気が先走りすぎて、結果流れを見失うことしばし(苦笑)
それを意識して、3分すぎたあたりは、持てる最大限の集中力で乗り切ったのですが…4分あたりから突然大崩れ(爆)
途中止まってしまい、数小節後で入り直して、なんとか弾き切りました…ああああ。
「先生~集中力が切れました~~」
「折角中盤前回より綺麗に弾けていらっしゃったのに、前回良くなってたところで~~最後まで集中してください~~」
「無理です~3分が限界なんですぅ~~むしろ速度は速い方が集中を保てるんですぅ」
というわけで、仕上げは指定速度88で、先生の第1Vnと合奏しました。
指定速度だと、先の音源よりちょっと速めでしたが、なんも考えず頭をからっぽにして、スピードという波に乗るサーファーのごとく過ぎ去ってしまえばよかった(笑)ので、一度もツッかえる事なくすんなり弾けてしまいましたよ♪
が先生の評価は…
「最後まで流れに乗り切って弾いて下さいましたが、一音一音の精度は、やっぱり最初の方が良かったです。全体的に前回より良く弾けていらっしゃいましたけど、八分音符や十六分音符の音の刻みが少しバラける傾向にあるので、そこは均一にするよう注意してください。相当速かったのに、指がそれだけ回る事はいい事なんですけどね~(苦笑)次回から第1ヴァイオリンをやりますが、速度はゆっくりめで、一音一音の音質を高めていきましょう!」
との事でした。
音の刻みがバラけたのは、メニューイン先生の真似をしすぎたせいもあるかと思いますが…
うーん、「なんとなく弾けてる」とは、一番最初の先生に再三注意された事なので、どうも相変わらずらしいです。
楽器をグレードアップして音色は格段に上がったはずなので、後は私の技術をグレードアップしなければなりませんね(苦笑)
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