フィンランド・エストニア旅行o(^o^)o1日め/朝から呑みまくるデー2013年07月10日

待ちに待ったフィンランド&エストニア旅行出発日!!
前日の仕事も少しの残業で何とか片付き、ギリギリで荷造りして早めに就寝、早めに起床し、順調に空港へ到着しました。

早朝の出発だったので、朝ご飯は空港で。
最近お決まりの和カフェ、和の間でおにぎりセットを頂きましたよ。
おにぎり久々~
これでしばらくお米とおさらば、……かと思ったら、機内食がバリバリ炭水化物攻めだった(笑)
いってきま~す
初めてのフィンエアーでの機内サービス、まずは冷たいお飲物とスナック。
注文はもちろん、「ビア、プリーズ!!」(爆)朝からここぞとばかりにビール(発泡酒にあらず)を注文しているのは、私たちばかりではなく、エコノミークラスな小市民の皆さん、数多くでした(笑)しかも私の斜め前の席の外国人客は数えただけで3、4杯はアサヒスーパードライをおかわりしていました。よほど気に行ったのか、缶のラベルを隈なく見ていましたし(笑)
フィンランドのビール・KOFFか、日本のビール・アサヒスーパードライか訊ねられたので、もちろん「KOFF!!」
かんぱ~い
しかしアラレの匂いを嗅ぐと妙にビールが飲みたくなるのは何故だろう……。

お昼ごはんはチキン南蛮風かビーフの?風で、私はめったに食べないビーフをセレクトしてみましたら、ご覧のとおり。
炭水化物攻め
茶そば、パン、ライスと炭水化物のフルコース(笑)
それほど不味くはなかったものの、日本からの出発便(特に日本の航空会社のコードシェア便)と日本の航空会社の便で蕎麦が着くのは当たり前みたいな感じです。
外国人が食べたいのかな。延びた蕎麦ほど不味いものはないと思うんだけど。

機内設備はそこそこ充実しており、プライベートモニターで映画『レ・ミセラブル』を全編英語で観、CDでシベリウスの弦楽四重奏曲?だったかを聴いたり、楽しんでいたのですけど、一カ所だけどうしても気になったコレ↓
なぜ命令?
上段右から二番目のアイコンにご注目↑
接続しなさいってアナタ…
↑なんで命令形????

到着前にも昼食に焼きおにぎりが出たので、もちろんビールと頂きました♪
焼きおにぎりと来たか
あんまりビールばかり呑んでたせいか、日本人CAのお姉さんに「お好きですかビール(笑)」と言われてしまった…好きだけど。
でもおかげで会話が弾み、フィンランドのガイドブックを開いていたら「フィンランドでご旅行ですか?」と尋ねられ、初訪問だと答えたら、到着前に美味しいお店や現地の最新情報を色々教えてくださいましたよんvvv

途中、気流の乱れたところでかなり揺れたものの、順調航行だったらしく、2、30分ほど早くヘルシンキ・ヴァンター空港へ到着。
直行便なので手続きとか油断してたら、入国審査の際、英語でいくつも質問されて、いくつか意味がわからず、適当に答えて若干ムッとされながら何とか通してもらう始末(苦笑)

英語…今回まったくおさらいして来なかったから、いきなり疲れました(爆)毎回反省するけれど、アホすぎて全然覚えられないです…。

冷や汗をぬぐいつつ、フィンエアーシティバスへ乗り込んで、いざヘルシンキ中央駅へ…向かいだしたら突然の雨!
海外晴れ女伝説を更新中でしたが、初日いきなり雨!?とちょっぴり残念な気になったものの、30分ほどして中央駅へ到着する頃にはほとんど止んでいました、ほっ。

ところでフィンランド、単国でのガイドブックはほとんどなく、あっても情報が古かったり、北欧ひとくくりで1冊になってて少なかったりするので、個人旅行者にとっては若干ハードルの高い国かもです。
今回はネットで拾える限りの必要情報を拾って、多少不明瞭な点は現地情報と照らし合わせながら行くしかないと覚悟していたのですけど…印刷したその膨大な資料を持参するの忘れたのに気づきました…がーーーーん。
絶対に必要なのは持ってきてたけど、なんか忘れてると思ったらやっぱり忘れてたーーーー!!えーーーーん。
一生懸命プリントアウトした70枚ほどの資料とその労力が水泡に帰した…。

気を取り直して…中央駅からホテルまでは徒歩5分くらい。
ホテルは今回ケチったので、ちょっとぼろくて、お部屋も狭いけれど、清掃はきちんとされていて清潔感を感じられました。

でもフィンランドのホテルではよくあるように宿泊客向けのサウナもちゃんとあるので、さっそく今晩の最終21~22時の時間帯を予約。1時間単位で、1客の貸切が嬉しいです。

チェックインの際、ホテルのフリーWiFiのログインパスが書かれた紙をもらえたので、お部屋でさっそく接続。フィンランドらしい?面白いIDとパスワード(笑)でしたが、ちゃんと繋がりました!

飛行機が早く到着したおかげで、ホテルに到着したのが15:30くらい。サウナタイムまでまだまだ時間があります。
明日はヘルシンキを離れてちょっと遠出しますし、晩御飯も食べたいので、さっそく街へ繰り出しました。

まずはヘルシンキ中央駅で明日の特急電車のチケットを予約購入。あらかじめ時刻表をプリントアウトしておいたのですが…私が拾った時刻表、古かったみたいでチケットセンターに置いてあるのとだいぶ違ってました…。
なので置いてあった時刻表を手に、日本の銀行や旅行代理店にあるような機械で、受付番号を発券して待つことしばし。
順が来て窓口のおばさんに時刻表を指し、英語で「明日のトゥルク行のこの時間の電車の片道切符が欲しいんですけど」と言うと、二階建ての上か下か希望を訊ねられ、席はテーブルを挟んでフェイスtoフェイスでいいか?などと訊ねられて、最終的に発行された切符の内容確認と乗り場の説明を、ゆっくりの英語で丁寧に教えてくれました。

念のために、おばさんが教えてくれた明日の乗り場、11番線の場所も確認してから、駅を後にし、てくてく歩いて、エスプラナーディ公園へ向かいました。
途中、マリメッコなどフィンランドの著名ブランドのお店もあったので寄り道してウィンドウショッピング。

それにしても爽やかな陽気。
日はまだ高いのですが、湿度がないせいと気温も18、19℃くらいなので、日蔭に入れば小寒いくらいです。

公園脇の海辺の一角に、バルト海の乙女像が立っています。
頭上に載ってる鳥もモニュメントかと思ったら、カモメでした(笑)
バルト海の乙女像

公園へ到着したら、ベンチや芝生でまったりしている人影もちらほら見受けられました。


公園内にはムーミンの作者、トーベ・ヤンソンの彫刻家だったお父さんが作った彫像↓があります。
ちょっとぼけちゃったけど左端のとか。

右端のネギ坊主に隠れてるのとか。

公園内のレストランのテラスでは、シャンパンを楽しんでいる優雅なお客さんもちらほらいます。平日の夕方、まだ微妙に仕事タイムな時間帯なのに、羨ましいなぁ…。

晩御飯のお店候補に何軒かプリントアウトした資料を忘れてきたので(泣)、現地情報誌に載っていたCAのお姉さんお墨つきのシーフードレストランへ入ってみることにしました。

Ravintola Havis(ラヴィントラ ハヴィス)

ヘルシンキのちゃんとしたレストランは予約必須なお店が多いと事前調査で知ったので、大丈夫かな~?と思いながら入ったら案の定、予約の有無を訊ねられましたが、テラス席がいいか?もしくはテラス席ならOKですが?と英語で訊ねられたので、なんでもいいからOKと答えたところ、テラス席へ通されましたとさ(笑)

でもなんか素敵な雰囲気~vvv早くも期待が膨らみます。

やっぱこういうお店では泡(スパークリングorシャンパン)だよね~vvvと飲み物は決まってるけれど、問題はお料理。
メニューは一応英語併記もされていましたが、もちろんすべては理解できないので、一番ヘルシンキっぽいものが食べられそうな、まんまヘルシンキメニューという49€のコース料理と、グラススパークリングでスペインのカヴァを注文しました。

これがそのメニューをサイトから転記したもの↓

HELSINKIMENU 49€

Savustettua järviahventa, muikunmätiä ja vesikrassia

Smoked freshwater perch with vendace roe and watercress

Копченый озерный окунь с икрой ряпушки и водяным крессом

Grauer Burgunder “Vom Löss”, Philipp Kuhn, Pfalz, Germany,2011

Hiillostettua lohta, parsaa ja mätihollandaise

Char-grilled salmon with asparagus and roe hollandaise

Лосось, жаренный на углях, спаржа и голландский соус с икрой

Sonnentropfen, Karl Schaefer, Pfalz, Germay, 2011

Tummaa suklaata, praliinia ja raparperijäätelöä

Dark chocolate and praline with rhubarb ice cream

Темный шоколад и пралин с мороженым из ревеня

Beerenausleese Zweigelt, Alois Kracher, Neusiedlersee, Austria 2011

viinipaketti / wine packet á 40e


これら太字のフィンランド語をgoogle翻訳で和訳したのが「」内、同じ料理名の英訳を()で、詳細を下に記してみました。
3段目は料理名のロシア語表記で、4段目はこれに合うおすすめのお酒みたいです。

スパークリングワインも何種類か選べましたが、単純にスペインのカヴァという単語が目に留まって味も想像できたので(笑)、それにしました。
中庭風のテラスがいい感じです。
中庭風のテラス席で、かんぱーい♪
あ、口取りにトマトのガスパッチョが運ばれてきましたよ。奥の低いグラスに入った赤いのがそれです。

ほどなくバターと、パンが運ばれてきました。
バターは無塩のバターにお塩がかかっています。
パンは籠から好きなだけ選べますが、こちらは取ってもらうんじゃなく、自分で手づかみでお皿に取るスタイル。
とりあえず一種類ずつ取ってみました。
パンがおいしい~vvv
お皿はシンプルで素敵でしたがメーカー未確認、カトラリーはイッタラでした!

「スモーク湖とまり木 白身魚卵とクレソン」(シロマス卵とクレソンとスモーク淡水とまり木)
素敵な盛りつけに胸おどります!
お魚がニシンじゃないのはわかるのですが、なんの魚かわかりませんでした。スモークされてるせいか、ちょっとチキンかハムっぽい味がします。
黒いペラペラのは、ちょっとイカ墨の味がしましたが、なんなのか不明。白い、モッツァレラチーズみたいなうずら卵大のものは、つぶすと生クリームみたいなソースがとろ~っと出てきます。あとはラディッシュ、クレソンなどのお野菜少々に、とびこみたいなのがぽつぽつ、緑のソースは海藻が入ってる感じですが生臭みはなく、とってもおいしいかったです!


「焼き鮭 アスパラガスと???」(アスパラガスと卵オランと炭火焼き鮭)
これまたおいしいけど、ボリューム満点!
メインのグリルサーモンは素晴らしい焼き加減でふわふわあっさり。下に黄色のとびこみたいなのが入ったマヨネーズ味のタルタルソースが添えられています。
黄色いソースはパッションフルーツ?アスパラがこれでもかと盛られてます!(笑)
右角の白い棒状のは、チーズ風味の淡雪みたいなものでした。
全体的にはあっさり味でとても美味しいのですが、かなりボリュームがあって、お腹いっぱいに。

「ダークチョコレート プラリネとルバーブ」(ルバーブアイスクリームとダークチョコレートとプラリネ)
これまた盛り付けが美しい…
ダークチョコレートケーキにプラリネが挟んであり、ルバーブのコンポートのようなものが乗ったケーキと、ナッツのソースとドライアプリコット、ベリーのソースが添えられた、チーズ風味のソルベ…だと思ったらソルベもルバーブが入ってたんだ!と後から知りました(笑)

すべて、盛り付けが美しく、味も上品で、申し訳ないくらい英語が不自由な私たちに対しても、ゆっくり丁寧な英語で一品一品の説明を怠らず、笑顔で接客してくださった店員の皆さんのサービスが素晴らしかったです。

初日の贅沢でしたが、とてもいい気分で過ごすことができました。
これからヘルシンキを訪れる方にもぜひ、お勧めしたいレストランのひとつです。

お腹いっぱいになったところでホテルへ戻り、ホテル内のサウナへGO。
サウナは私たちの宿泊階の奥にあり、予約時間になったらフロントで鍵を受け取って利用します。
客室は老朽化が目立ったのに、サウナはリニューアルしているのかとっても綺麗!エアコンもガンガン利いてるし、テルマエロマエ風の壁画まであって(笑)、タオルやシャワールームやら、設備もそこそこ充実していました!(時計だけ壊れてたけど笑)

サウナルームには温められた石が積んであり、時折桶の中の水をかけて蒸気を発生させ、肉体をいじめぬき…違った、汗をいっぱい出します。
片頭痛が起きない程度に、何度かクールダウンしながら入ったり出たりして、いい汗をかきました。血行が良くなったのか、ロングフライトでやや凝った節々が軽くなった気がしました。

風呂上がりにビールが飲みたかったのですが…ホテルの室内バーのビールはあまりにも高額だった(350ml缶が10€)ため、断念。明日はビールを買って、きゅーっと一杯やりたいな(爆)

朝から晩まで呑みっぱなしの初日がこうして更け……てないんですよね~白夜なので、12時回っても外がまだ明るいんです!
カーテン閉めれば眠れる明るさだけど、変な感じ。
でも明日は早朝から電車移動なので、無理矢理、床に着きました。

だけど起きられるか心配で、結局1、2時間置きに起きて、その度にカーテンをこっそり開けて、暗さを確認してた私。
夜の2~3時くらいが一番ピークに暗かったけれど、それでも日本の夕方5~7時くらいの暗さで、完全に真っ暗にはなりませんでした~以上、初白夜レポートでした♪

コメント

_ kuri ― 2013年07月17日 21時39分16秒

とうとう到着ですね!!
どうかストレスを存分に発散してリフレッシュしてきてくださいね~♪
旅行記の続報を楽しみにしてます~♪

☆ムーミンのエアメールが届いたぁぁぁぁ!!
超かわいい~~~~~っありがとぉぉぉぉ\(^o^)/

_ ありこ ― 2013年07月18日 16時09分32秒

>kuriさん

帰ってきたら早速ストレス社会へ逆戻り~~(T-T)
でも白夜のおかげで短い旅程でも普段の1.5倍は稼働して楽しんだと思います。

フィンランドの郵便は優秀ですね~イタリアだと10日以上かかったと思いますが、一週間以内で届いちゃいました!
喜んで頂けて幸いですvvv

_ ゆき ― 2013年07月19日 02時35分37秒

え、これもしかして現地から書いてるんですか?
だとしたらすごい、臨場感ありますね!

フィンランドでしたか~
機内ではビール三昧でしたね。ワタクシもいつも思います、別にソバは要らないだろうって。。。

あ、ところで料理中の不明のお魚ですが、あれは淡水パーチ(fresh water perch)、スズキ目パーチ科の魚ですよ。
恐らくヨーロピアンパーチかアフリカから輸入のナイルパーチかと思います。^^

_ ありこ ― 2013年07月19日 17時38分11秒

>ゆきさん

現地ではWiFiが使えるところが多くて、日本に居る時より快適ネット環境でしたが、アサブロにスマホ対応ページがないので、残念ながら帰国後に書いてます。

そば、要らないですよね~蕎麦アレルギーの方も少なくないのにそんな危険性のあるものを何故?と思います。

>>淡水パーチ

淡水魚というのはわかりましたが、パーチというのは分類でしたか。おなじスズキ目だからか、幼い頃釣りした小さいコチに似てました。淡水魚でもくせがなく美味しかったですvvv

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