ヴァイオリン覚書♪8年4ヶ月~300回めのレッスン2013年08月06日

記念すべき300回目のレッスンは、キリよく新しいE先生との初回レッスです!

初顔合わせの時は、挨拶の他、私のケースのデコシールを褒めて頂いてちょびっと雑談した程度で、大人しそうだと思ったのですけど…

この後、びっくり仰天展開(笑)

というわけで、新しい先生になって早速他所の教室の用事を持ち込むのもアレですが…こっちも予定が詰まって切羽詰まってきたので(苦笑)、何をおいても先にチェロ教室の『そりすべり』『ドラゴンクエスト序曲』を見て頂きたい意思表示をすべく、楽譜を取り出してお話したら…

「先日仰っていた曲ですね!わかりました!ちょっとコピーを取らせて頂くので、次回やりましょう!訊くところによるとチェロもやっていらっしゃるんですね~ヴァイオリンは何年くらいですか?」

と思いっきり元気よく、早回しな口調でいきなり弾丸トーク(笑)

何はともあれ、問題二曲を早速レッスンして頂ける事になってよかった…。
でも当初の印象とだいぶ違ってて、若干戸惑う私(苦笑)

■D先生作:D Majorの3オクターブスケールとアルペジオ

「調弦、ピアノの方がいい音だと思うんですけど、どうでしょう!?ピアノでもいいですか??」

ずっと機械のチューナー音で調弦してきましたので、ピアノのヘルツの違いが不安でしたけれども、まぁ、ずれてたら先生が指摘して下さるかなと思って…結構適当調弦(爆)

スケールもアルペジオも単音で弾きました。

今日は同じところで音程探り気味になって、2、3回繰り返してやっと安定してきた感じです。
音程に気を取られて、ボウイングがぶつ切れ気味になったところは自覚していたので、指摘されて徐々に修正してゆきました。

それはいいのですけど…先生、これまでの4人の先生方とはだいぶ違うタイプ。
何ていうか…すごくチャキチャキした感じで、トークがジェットコースター。展開速し!
褒め言葉はバリエーション変えて繰り返し、後からオチで指導が入るという…その褒め方が、恥ずかしいくらいベタ褒め(笑)
でも、後から来る指摘事項は、自覚があったり、気づかずやってる部分だったりするので、的確。
トークの古典的さにドギマギしてると、刺される、というか…痛いツッコミじゃないけど、しっかり刺されます。

とにかく初めてのタイプなんですよ。

■教本P-2:4thポジションの練習曲
八分音符2音のアップアップを発音良く弾くための練習曲。速度アップすると反応しづらくなるので、弓量をかなりセーブして弾いていましたら、先生から指摘が。

「音程も発音もすごく綺麗に弾けていらっしゃるので、弓の量をもっと使った方が、のびのびしたフレーズになると思うんですよね~。全弓使うくらいの勢いで、四分音符はしっかり弓を使ってみましょうか!」

押しの強さに負けて、頑張って全弓使って演奏。

ぜーはーぜーはー。

「う~ん!素敵ですね!かなり雰囲気良く弾けましたので、合格です!良かったですよ~!」

あはは…。


■教本P-2:4thポジションの練習曲
これ譜面は単音で1オクターブ上下を弾いていく旋律になっていますが、重音で取る練習も兼ねて弾いているこの練習曲。
今日はいきなり1オクターブからスタート。フェイント!?

でも割と音程は安定してて、すんなり弾けていたので

「最初探りがちでも、後からしっかり音程の修正が出来ていますね!音感が素晴らしいです!エクセレント!!」

たは。褒め殺しこんな感じです。

その後、譜面通り単音で、指定速度の伴奏君と合わせて弾きました。

「重音と指使いが違うところで少し探っていらっしゃいましたけど、音程の反応が素晴らしいですね!グッドです!!とってもいいですよ~!!」

たはは。ちょっと恥ずかしいです…。

次の宿題は…今まで練習曲の宿題をどうやって進めていたか訊ねられたので「だいたい曲の宿題に合わせて、そこで使う技術が入ってる練習曲をやって頂いていたと思います」と答えましたが、教本の前半をスルーしている事も前の先生から引き継がれてご存じで

「せっかくなので、やっていないエクササイズ(練習曲)を中心に進めましょうか!すぐ弾けちゃうと思いますので、コレとコレを次回やりましょう!」

と譜面に書き込みがなく、まったくレッスンしていない練習曲だと思われるところが、次回の宿題になりました。

葉加瀬太郎『情熱大陸』
今回仕上げという事になっていたので、指定速度より少しテンポダウンした速度で、伴奏君と合わせて弾きました。
上昇&下降ポルタメントを何とかスムーズに入れられるようちょっと自習してきましたが、まだ中途半端だったり、上昇の方はずらす幅がつかみ切れていなくて、安定していた基準音の音程がずれやすくなったりして、自分的には仕上げって感じの出来ではありませんでした。
ただニュアンスはそこそこ、前回D先生が指導して下さった部分を意識して弾けたと思います。

「雰囲気が出せていてよかったですよ!いい感じです!!ただ、ひとつだけ気になった部分があるので、そこだけ確認してもいいですか!?弾けていらっしゃるんだけど、私、三連符のところはこう…二の腕を動かさないでその下腕だけ動かして弾いた方が楽で、速く弾けると思うんです。やっていただいていいですか!?」

苦手意識があってどうもクリアじゃないな~と自覚のある部分でしたが、腕までは気づいていませんでした。
動かさないよう、注意して弾いてみたのですけど、素早く弾こうと思うと、移弦が多いためどうしても若干動いちゃいます。

「しっかり二の腕を固定して、下だけ動かして、移弦してから弓を動かすようにすると、クリアでもっと発音良くなると思うので、意識してみるといいですよ!でも、弾けていらっしゃったので、合格にしましょう!」

自分で気づけない、こういうツッコミが欲しくてレッスンを続けているので、しっかり見て下さってありがたいです。今日のテンポなら腕が動いても何とか間に合いまが、本来はもうちょっと速いテンポの曲なので、そうなるとウダウダです(苦笑)
原因は腕か!手首の返しに気を取られて、うっかり腕が動いている事を見過ごしていました!

先生、時折一緒に弾いてくださっていたけれど、しっかり見ていらっしゃるな~1年間、E先生で大丈夫そう。とこの瞬間思いました。

最後に、アンサンブルクッキングを中上級Aで申込んだとお話し、『そりすべり』『ドラゴンクエスト序曲』後はそちらをレッスンという確認をして終了。

いや~それにしても、エネルギッシュなトーク展開だわ…笑。そのうち慣れるかな???

チェロ覚書♪♪4年4ヶ月~103回めのレッスン2013年08月06日

先週ようやく、チェロアンサンブルの衣装小物・ミニハットが1つ完成しました。

こんな感じ↓で着用します。
一昨年前のSKE自分衣装として、布のミニハットを作成したので、今回も布で作ろうかと思ったのですが…行きつけの手芸屋さんが閉店しちゃったし、縫い物は苦手なので作業時間がかかりそうだし…
で、得意なかぎ針編みにて製作。

あらかじめ参加メンバーの過半数の承認は、直接打ち合わせして頂いているのですけど、まだ顔合わせ出来ていない生徒さんもいらっしゃるので、衣装に関する依頼書↓も作成。画像はその一部です。
これを先生に預託して、参加者の皆様に配布して頂く予定。

とまぁ、こんな作業はちまちまやっていたのに、相変わらず自習はまったくやっていないで迎える本日のレッスン。

■イ長調の3オクターブスケール
今回から新しい調のスケールです。
↑実際の楽譜をペタしてみたけど、小さくてわかりふらい(苦笑)
単音でゆっくり、先生のピアノに合わせて弾きました。
っていうか、まったく自習してきてないので、音がないと無理ですっ!

音さえあれば、この楽譜はすでに指番号がすべての音に振られているため、下準備や工作の必要もなく(爆)、指番号通りなぞればよいだけ。

その辺、先生にバレバレらしく、1回通して弾いた後の先生のひと言。

「ありこさんは耳がいいですから、音程はピアノの音ですぐ修正出来ているので、なしで弾けるようにしましょうね。あと音に集中しすぎて、弓の角度がだんだん垂直じゃなくなっているので、気を付けましょう」

■ウェルナー P44 後半の練習曲

分散和音の応用練習曲。スラーなしのバリエーション奏法で全部スタッカートにて弾くのが宿題になってからチェロアンサンブルの『プリティ・ウーマン』やら何やらで、レッスンするのは2ヶ月ぶり。

もちろん、弾くのも2ヶ月ぶり(爆→自習してない)

なので旋律を思い出しながら…楽譜ガン見で、スラーがない分、ゆっくりめなら正確な音は追えると信じ(苦笑)、良く言えば丁寧に慎重に(笑)、長~い練習曲を通し演奏しました。

「音程は問題ないんですけど、スタッカートの発音が少し上滑りしているので…弓の持ち方もちょっと気になりますね。親指が突っ張っていますから、これはつらいです。ヴァイオリンより深く、指を倒しすぎないように持ってください。それで、ヴァイオリンでは引っかけただけでもクリアに音が出るんですが、チェロはかすった音になってしまうので、もうちょっと弦に圧をかけて、押して引っ張る感じで弾きましょう」

もう一度、頭から半分くらいまでそのあたりに注意して弾いてストップ。

「そんな感じです。これは他のバリエーション奏もありますけど…次へ行きましょう。では、今の感覚で曲へ行ってみましょう」

「レッスン指導・コンサートのためのチェロ曲集1」より
ブレヴァル『コンチェルティーノ第5番』第1楽章

まず通し演奏。
こちらもちょっとゆっくりめで、先ほどのスタッカートの弾き方を確認しながら、テヌートスタッカートのところなど丁寧に弾きました。
ニュアンスも指導頂いて譜面に書き込んでいただいた部分を意識したつもりだったのですが…

「もっとフレーズの流れがわかるように、上昇していくところは1音ずつ上っていく感じがわかるように、大きな動きも感じて弾きましょう。
八分音符2つのスラーは頭にしっかりアクセントをつけて一様に弾かないよう、小さな部分でメリハリをつけて、音の起伏が感じられるように
テヌートスタッカートがついている後半の短調系は、ついている方がメインの旋律になりますから、そちらを響かせて、後ろの音はおまけくらいのつもりで弾けばいいです。もう一度弾いてみましょう」

2回目は先生が初見でピアノ伴奏を入れて下さりながら、弾きました。
先生に乗せられて弾くと、だいぶニュアンスもついてきた気がしますが、うーん、つけてるつもりでつかない…。

「雰囲気は出て来たので、もっと速度アップして軽やかに弾けるようにしましょう」

なかなか自習はできませんが、レッスン内で上達するよう、集中しま~す。