ヴァイオリン覚書♪8年11ヶ月~322回めのレッスン2014年03月11日

昨日、ブログ村「弦楽器」カテゴリーで、拙ブログが初めてランキング1位になりました~vvvわ~い万年2位からの脱却。
ご覧のとおり、カウント用?のカテゴリーバナーとか一切貼っていないこのブログ、しかもどちらかというと日々のごはんかグルメの記事が多いゴッタ煮の状態でランクインするのって、ちょっとすごいかも???

アクセス数やランキングへのこだわりはそれほどもっていませんが、沢山の方に読んで頂き、どこかで誰かの参考になったり興味を持って頂いているんだなという実感が持てると、ブログを続けるモチベーションにつながりますね。

そんなわけで、これからも楽器メインといいつつ、調子に乗って美味しい情報はどんどん発信してまいりたいと思います♪
今朝は格別冷えたので、朝から自分を甘やかして(笑)


■ト短調の2オクターブスケール
ヴィターリ『シャコンヌ』の調です。今日は4音1スラーで、最初は先生と一緒に弾きました。

「音程はとても綺麗です。惜しいのは、1stポジから3rdポジへ移動する際、気持ちが逸るのか、ちょっと慌て気味に感じられます。流れがそこで少し途切れる感じがしますので、スムーズに慌てず丁寧に移動しましょう」

そういえばチェロのハイポジへの移弦でも全く同じ事を言われていたのを思い出しました。素早く流れを保って移動しなきゃという気持ちが、却って流れを妨げているみたい。

2回目は一人で弾きました。まだ完璧に克服はできていませんでしたが、イメージは分かった気がします。

最後に移動前後の動きを確認奏。

親指の力がポイントな気がしますね。移動の際に少し余計な力が入っているのかもしれません。それがアクセント気味に聴こえてしまうような感じがするので、むしろ親指の力を抜いて平行移動するようにしましょう」

ああ……なるほど。そういう事ですか!移動する時に若干だけどネックを掴んで移動する親指へ要らない力が入っているみたい。
要領はわかりました!

今日は4~6段目だけを弾きました。
あ、週末に確認のため録音した音源も併せてUPしますね。
まだ若干雑音が混じり、音程も中盤で微妙にズレてますが、当初と比べたら課題としてきた一音一音の発音が良くなったと思います。

まず先生と一緒に、この録音よりはずっとゆっくりめで演奏。

「一部、音程が微妙になったところ以外は、ポジション移動もスムーズで綺麗でしたね!良くなったと思います!音程がぶれたところだけ確認しましょう」

2、3回弾くと徐々に音程は微調整されて、より精度が増すのは常なので、弾き直しはクリアに弾けました。

「大丈夫ですね。だいぶ綺麗に弾けるようになりました。次回は難しくなりますが、ヴァリエーション奏の1のパターン、4音スラーでテヌートをやりましょう。少しさわりだけ弾いてみましょうか」

スラーとテヌートがつくだけで、これまで弾きなれたデタッシェのアップダウンとは全く違うような感覚に陥りますが、ゆっくり冒頭だけ、確認しながら弾いたので何とか弾けました。

「これももっと元弓が使えると、表現の幅が広がりますので、極力先から元まで均一に使うようにしましょう」

ヴィターリ『シャコンヌ』

まず前回同様、頭から中盤のスラーまで一人で演奏しました。
あ、今回から楽譜の版を記載しなくなったのは後述しますが、前回レッスンのフィンガリングをまた変更したので、前回分はママ記載とし、今回で修正した譜面画像をUPしますね。



「最初の重音の響きはとても良かったと思います!音程も、ポジション移動も綺麗に捉えていらっしゃいますが、その中でヴィブラートがとっても綺麗に使えていらっしゃるので、もっとヴィブラートでできる事を使いこなしてみましょう。二分音符のところなどは、手首のヴィブラートより、腕のヴィブラートを使った方が、音がよりふくよかになりますので、四分音符のヴィブラートと使い分けるようにしてみてください。加えて、符の長さ分ぎりぎりまでヴィブラートをかけ続けるようにしましょう。今はわずかですが次の音の手前でヴィブラートのない状態があるのが、もったいないです」


ここは自習じゃだいぶスムーズに弾けていたのですけど、3小節め3つめの三連符のポジション移動で少し慌てたらぐちゃぐちゃっと、うやむやな弾き方になってしまいましたので、やはり指摘を受けました。

三連符の頭の1音を意識してアクセント気味に弾くようにしましょう。まずは確認のために、三連符1つを1スラーで、ゆっくり弾いてみましょうか。ポジション移動は、移動してからボゥイングですよ」

徐々に速度を上げて、最後に譜面通り弾いてみました。

大丈夫、落ち着いて弾けばちゃんと弾けました。流れの中で弾くとどうしても、先へ先へ気が向って、目先の事がおろそかになる傾向にあるようです…。

ここは、この譜面画像では端折ってますが、四分音符のスラーにクレシェンド、その後の八分音符でデクレシェンドが繰り返しついていまして…

「クレシェンドは意識して表現できていらっしゃいますが、デクレシェンドが…次の小節の四分音符をもっとおさめる感じでそっと弾くと分かりやすいと思います」

弾き直して確認したら、それらしくなってきました。
「そうそう、その感じです。八分音符からの四分音符が飛び出ないように注意しましょうね」

さて、続いては問題の音いっぱいスラー↓ですが、一部前回からフィンガリングが変わりました。

1段めの三小節め、2段めの頭以降、それに伴って3段め1小節めまで。
実はずいぶん昔に楽譜を購入してから、ちょちょっと自分で弾いてみた際は、譜面指定のフィンガリングを踏襲しつつ、特に1段めの三小節め&3段めは今回の変更通り弾いていたので、正直前回フィンガリングは大変弾きづらかったのですよね。

ここはむしろボゥイングに集中したいので、フィンガイングは自分が弾きやすいパターンで弾きたいと思っていたところでしたので、良かった……ほっ。

何度かフィンガリングと弓使いを確認するうちに、少しずつタイミングやリズムはすり合わさってきました。

「だいぶ良くなってきましたよ。でも難しいですからここは通して弾く前に、三連符1つずつで確認奏してから弾くと、いい準備になると思います。
後は、ここも元弓が使いづらいと思いますが、元弓がしっかり使えるといいですね。弓は常に弦へはりついているんですけど、弓へ来たら角度的に同じ圧でそれを維持しづらいですから、肘は固定したまま少し上げて、いったん肘から下腕を浮かせる感じで、弦圧を加減するといいです。弓手の小指は元弓で丸くなって、弓をもっと握る感じで。一連の動きを確認しながらゆっくり弾いてみましょう」

上記一段目のフレーズで、右腕の動きを丁寧に確認していきました。それで動きは何となく感覚的につかめてきました。まだ左手のフィンガリングがスムーズでない分、そこへ意識を引っ張られて右手へ集中できませんが、回数こなして慣らします!

2~3段めはだいぶフィンガリングが変わったので、元々1段めより難しいボウイングだしで、さらに左手がスムーズに動いてくれませんでしたけれど、腕の動きはだんだん、だんだん、感覚が正しい動きへ近づいてきてる自覚がありました。

「いいですよ~、動きは良くなってきています。ここは三連符の頭の音にアクセントをしっかりつけるつもりで弾くといいです」

今日もここまででレッスン終了~~前回と同じところを再確認しでおしまいでした。

「30分はあっという間ですね~。楽器を片付けていただいている間に、次の頁のフィンガリングを書き込んでおきますね」

その中で、先生のご用意なさっている楽譜と違う音がありました。ざっくり譜読みした時、音程からアレ?と思った重音でしたが…私の方がミスプリっぽい???

なんてやり取りがあって、先生の版の譜面コピーをいただいてしまいました♪

輸入版だそうですが、こちらの方が音符のフォントが大きくて見やすいです~~vvv

その方がレッスンも進めやすいと思うので、次回からいただいた譜面を使用することにします!

なかなか先へ進めないけれど、がんばるぞ~~!!