ヴァイオリン覚書♪9年2ヶ月~331回めのレッスン2014年06月17日

今日はレッスン前に7月のレッスン日のお知らせがあり…7月29日E先生との最終レッスン、当日は1年ぶりの再会D先生がレッスンに立ち会われると伺いました。

7月前半に固まってたら、もうすぐじゃん!!と冷や冷やしていましたが、後半で良かった…!お礼も作りたいし、もっとじっくり曲を弾きこんで1回1回のレッスンの充実度を高めたいと思っていたので……。

さて、本題レッスン記録にまいりましょう。

■ト短調の2オクターブスケール
ヴィターリ『シャコンヌ』の調です。
今日も8音スラーと15音スラーを弾きました。
移弦時の弓の速度、上昇系の時のスムーズな左手のポジ移動下降系の時にポジ移動して降りてからの隣の弦の4の指の音程がさがらないように注意しました。

4の指の音程を気にしすぎて、今日は直前の1の指の音程が高めになってしまったので、2、3回弾くうちに修正しました。


本日コピーを頂きましたので、初見です。
「ほとんど先弓を使って弾きましょう」
とのレクチャーを受けた後、先生と一緒にゆっくりめの速度で、音を確認しながら最後まで通しました。
一緒に弾けば、音程の修正が楽ですので、この調に慣れてきた後半は一発で正しい音を捉えられるようになってきたと思います。

「次回はもうちょっと速度UPで、なるべく左手の指がバタバタしないよう、最小限の動きで弾くようにしましょう」

ハイ!
まだ慌てるとバタついてしまいますが、この後のヴィターリ『シャコンヌ』でも最小限の動きが保てるようになったフレーズがちらほら増えて来たので、頑張ろ…。


ヴィターリ『シャコンヌ』

今日は前回指番号を振って頂いたのみで、実際弾いて確認までいけなかったところから。
a tempo(元の速さで), con moto=動きをつけて
似たようなフレーズのヴァリエーション奏法が何度も出てきます。
これも前の方で弾いた三連符上昇系、三連符下降系でワンボウスタッカートに似たフレーズですが、一拍目は八分音符ですから要注意。

前回指番号を振って頂いていたおかげで、自習してきてフレーズ感はわかっていましたので、ゆっくりめで先生と一緒に弾いたら大丈夫でしたが、二度めに速度アップしたら弓の配分がぐちゃぐちゃになりました(苦笑)

ワンボウスタッカートの部分は、弓量をあまり使わず元弓で1音ずつ戻すくらいのつもりで弾くと、使う弓の位置と幅が安定しますよ」

もう一度、確認程度に数小節弾いてつづきへ。

 poco a poco cresc.=少しずつだんだん強く
2小節目から poco rit=だんだん遅く

ここも自習済み。ちょっとこの譜面小さすぎて音域が分かりづらいですが、相当ハイポジです。5線譜の上に3、4本くらい追加の横線がある音域ですから!

なので、左手のフィンガリングは指と指の間隔が非常に狭く、正しい音程が捉えづらくなります。
曖昧に弾いていた音程を注意して弾き、長いスラーでも一音一音発音良く弾くように注意しました。

「指はよく動いていらっしゃるから大丈夫ですね」


a tempo(元の速さで)
 espress.=感情豊かに
やっと音符の詰まり方と音域が目に優しく(笑)左手に優しいフレージングになってきましたが、細かな技術的要素はたくさん必要です。

「小節の前半のフレーズは>でデクレシェンドがついていますので、右手だけでなく、頭の音に左手でヴィブラートをしっかり使って音の幅をつけていきましょう。4小節めだけ、ニュアンスが違うので、そこも注意しましょうね。最後はこの4小節のしめくくりになりますから、リズムが同じでも<クレシェンド、>デクレシェンドです。違いはハッキリ弾き分けましょう」


 un poco più vivo=少し 今までより活発に
4小節目から allargando=だんだん遅くしながらだんだん強く

これまた無理に1画像へぶち込んだので、細かな譜面上の記号が判明しづらいですが…単純に見える八分音符の連続にも、技術的要素はもりだくさん。
八分音符2音スラーの後の八分音符2音スラーはワンボウスタッカートですから、同じ音、同じ旋律に見えても♪ターラー ラッタッ♪という感じで、ニュアンスが全く違います。

「ここも4小節めの2拍めから<で、ワンボウスタッカートもなしで、次のフレーズへ向かっていく雰囲気になりますから、弾き分けましょう」

以前はこういう移弦の往復があるフレーズ、雑音が凄く混じってきたなかったのですが、最近腕弾きが直ってきてボウイングが安定してきたおかげか、苦なくあまり雑音もなく弾けるようになってきました!!
もっと音程を精緻に捉えて弾けるようになりたいな!


 largamente=よりゆったりと 遅く
また曲冒頭のテーマフレーズへのパターン奏法になりますが、重音が厳しい!厳しい!!

特に上段4小節めと下段2小節めの重音の2、3の指が結構離れるので捉えるのが難しいです。

でも、重音の鳴らし方もボウイングの修正とともにかなり変わってきた自覚があるので、あとは音程!頑張ります!!

今日は結構先へ進めて、これで全体の3分の2くらいまでひととおり弾けました。
すでに通過した箇所の練習は、自習できっかりこなしています。
E先生とのお別れまで全力投球です!!

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