チェロ覚書♪♪Nagoya University of Arts Strings 第7回定期演奏会2014年08月28日

今日はチェロの先生がプログラムの一部で参加されている演奏会に行ってまいりました。

 バーバー:弦楽のためのアダージョ
 ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調
 シュターミッツ:ヴィオラ協奏曲 ニ長調
 ビゼー/シチェドリン編曲:カルメン組曲


ヴィオラ協奏曲以外は、良く知っているor自分でも一部弾いた事がある馴染みある曲だったので、愉しみにしていました。

まず、バーバー
自分でいつか弾きたい曲のひとつなのですけれど、例のごとく最前列のド真ん中に座り、先生他、演奏者の皆さん、特にヴァイオリンとチェロの方の演奏、さらに絞るとボウイングやフィンガリングをガン見(笑)
この曲、チェロのロングトーンがすごく難しそうでした。自分が弾いたら、プルプル弓が震ってビビラートかかりそう(爆)
静かに流れていく切れ目のないフレーズは、呼吸にも神経を遣いそうでした。

つづく、(第1楽章の第1Vnをコソ練で弾いた)ヴィヴァルディのドッペル。全楽章しっかり聴いたの、実は初めてでした。
うーん。第1Vnって苦行(笑)
バロックらしく、皆さん軽やかに弾いていらっしゃいましたが、私が弾いたら確実に眉間へしわが寄ります(爆)

ヴィオラ協奏曲は、ソリストの方が指揮を兼任されていて、私もその経験がありますのでとても参考になりました。
ヴィオラの音は落ち着きますね~癒されました。

そして休憩後のカルメン
事前に先生から、「打楽器が10種くらい入りますよ」と伺っていたので、打楽器大好きありこさんとしてはセッティング段階からウキウキ♪シロフォンとかティンパニーとか……最後列にびっしり並んでいて、もう演奏前から愉しみで仕方ありませんでした。

原曲カルメンを通して聴いた事はなくて、オケでも、演奏会のアンコールで一部聴いたくらいだったので、今日はじっくり聴けて、あらためてこの曲の旋律の素晴らしさを感じました。
どこをとっても知っているフレーズ、飽きさせない主題のオンパレードで、中だるみする章がありません。
この編曲版のおかげもあるかもですが、最初から最後まで、思わず体で自然にリズムを取って聴いていました。打楽器の美味しいフレーズは、くるぞくるぞ~~って待ち構えちゃったり(笑)

アンコールもカルメンから。
はぁ~楽しかった~~!!!

それにしても、ゲストで参加されていた名フィルのチェリストの小笠原さんのボウイングが……美しかったです。
基本に忠実、弓を引く前に、必ず弾く弦の上へ適正角度に準備されてから動いていました。どんなに速いパッセージでも。
また、中指で弾くピッツの弾き方といい、音のまろやかさといい…プロはこうやって弾くんだなぁ~と、魅入ってしまいました。

あと、プログラムの紹介で、チェロの先生の肩書が「インスペクター」って書いてあり…???なにやる人の事???と思って後で調べましたら、「進行マネージャー」の事らしいです。


ひとつ勉強になりました。
というわけで、楽しい演奏会の後は、愚痴大会~~(笑)


フローズン一番搾り大、いきまーっす!

つきだし~。

手羽先二種盛り ガーリック&塩~。

お寿司屋さんの厚焼き卵茄子と揚げ出し豆腐の豆乳仕立て

京水菜と豆腐のサラダたたき胡瓜

海鮮おこげで〆

楽器にたずさわる者同士の悲喜こもごもに惡の華(爆)が咲きましたとさ。
でも、ちょっとスッキリしたし、安心もできたので相談できる楽器仲間が出来て本当に良かったです。