ヴァイオリン覚書♪10年1ヶ月~365回めのレッスン2015年05月26日

寝倒れててお弁当まで作る気力がなかったので……てのは冗談ですが、貯めるとランチ割引があるスタンプカードのコンプリートまで期限が迫っていたため、お昼ごはんはお外ランチにしました。
これにて安いランチ1回分がタダになるスタンプ、コンプリート!でも、貯めるためにわざわざ、普段食べてる一番安いランチセットより200円ばかり高いセットを3、4回注文したので、本末転倒な気もしつつ……
やはり期限のあるスタンプカードは集めるの難しいな。しかも定食屋じゃなくてインドカレー屋だし(苦笑)

という、夏こそカレー!?な暑い日、週末の体調不良で練習不足気味のレッスンスタートです。


今日も『花のワルツ』の調のスケールから。

■ニ長調の3オクターブスケール
今日は、はじめから1拍分の3音1スラーで弾きました。
私的には、スラーの弓配分に気を取られた分、ちょっと音程が微妙だな…と思ったのですが、先生には綺麗と褒められ、2回目は1小節分1スラーに挑戦。
これはさすがに弓配分に気を取られ過ぎて、滑らかな移弦どころか音程も更に微妙だったと思うのですけど…先生からはだいたい弾けていると言われて、サクッと終了。

んんんーーーー素人だから、所詮この程度だと思われるのもなんだか……10年間で積み重ねた技術に対しての小さなプライドが……哀。



今日も1小節分の音を1スラーで弾きました。前半はポジション移動の感覚にも身体が慣れてきたおかげで、ちょいちょい音程が不安定になりつつもすぐに持ち直し、割と正しい音程を捉えながら弾けたと思います。そのまま、いつもどおり最後まで通しちゃうのかと思ったら、5段目のロングトーンまでで一旦ストップがかかりました。

「音程もスラーの流れもだいたい弾けていらっしゃいますので、少し小指の形に注意して弾きましょうか。私も同じようになりがちなんですが、ピーンと突っ張ってしまって弦から距離が遠くなってしまうと、それだけ反応が遅くなりますので、なるべく丸い形を保って、押さえていない時も弦の傍に控えているように気をつけながら、もう一度頭から弾いてみましょう」

小指のクセは、前のD先生とお別れする際のお手紙でも”苦労しましたね”的なコメントを頂いていましたが、やっぱりなかなか直りません……。

二度めは音程云々よりも小指の形に気をつけて弾いたので、最初より演奏自体の安定感は落ちましたが、他の要素を隅においても今後意識的に直していかないとダメですね。

というわけで、少々詰りながらも、何とか最後まで通し演奏。
前半はだいたい弾けるようになったと評価頂き、次回は2ページ目の4小節め(ロングトーンの後)から弾く事になりました。
小指の形に気をつけても、ちゃんと弾けるようにしなくちゃ。


チャイコフスキー『花のワルツ』 組曲「くるみ割り人形」より
前回で最後まで確認演奏が出来ましたので、今日は頭に戻って弾きました。
6小節めの副付点音符のタイミングはD先生のレッスンで指摘されて気をつけていたのですが、伏兵がいた(笑)

「2小節めの十六分音符がちょっとフライング気味のタイミングで鳴っていますので、もう少しタメて弾きましょう。3段めの最後の半音階が少し不安定なので確認しましょうか」

十六分音符も厳しくタイミング狙っていかないとあかんかったようです……私どうしようもなくリズム音痴。

そして【A】最後の小節はいわば、【A】最後の落とし穴的小節!
色んな半音階パターンを弾いてるうち、基準音とか、それに対する半音の感覚がわからなくなるタイミングで、しかもそれまで上昇系フレーズ一辺倒だったところへいきなり下降系で半音階かまされるので、尚更わからないまま、グレイゾーン音程で弾いてる状態、ってのが本音でございます…(爆)

指が接近するのか、離れるフィンガリングなのか、ある程度書き込んであるのですけど、だんだん意味なくなってまいりますよよよ。

続く【B】はちょびっとだけ弾いてきた自習で、だいぶ音程感をすり合わせてきたつもりだったのですが、流れを保って弾こうとするとやはり気持ちが先走ってしまって、ところどころ乱れちゃいました。
「2段め4小節のファのダブルシャープは、難しく考えずソのナチュラルと思って捉えればいいですよ。あとはドのシャープが若干音程低めになって他の音がつられる傾向にありますので、高めを意識しましょう」

調性でド#がついてるのに、半音階フレーズが続くうち、シャープ記号がないドをついついド(ナチュラル)と混同し、出した音が耳馴染んだフレーズの音程と違うから探ってるうちに全体が乱れるという悪循環を起こしている模様……そうか、なんかズレると思ってたらド♯が原因だったのか。
いっそ調整のシャープ記号も書きこんでおくかな。

【C】パートは比較的楽に弾けましたが…
やはりド♯に何か囚われている感が……なんでもない音階フレーズの3段め2小節♪ラシドレミ♪がイマイチ安定しませんでした。

目視でフィンガリングの間隔を確認しながら、感覚的に正しい音程を捉えられるよう、自習したいと思います。

レッスンの終わりに、先生からご提案が。
「スケールはほとんど弾けていらっしゃいますが、曲の半音階が少し苦戦されてますので、次回はYAMAHAテキスト3のチャプター17-2の半音階の練習曲をやってみましょうか」

久々にテキスト復帰。練習曲は忘れた頃に反復レッスンしているものもありますので、これまでに通過したかどうか覚えてませんが…とりあえず次回レッスンまでにテキスト3を引っ張り出しておきます!(苦笑)