SKEのショーソン『詩曲』は、前回レッスンで教えて頂いた箇所だけでも、そこそこスムーズに弾けるようにしておきました。
頑張ってちょびっとだけ予習もしたのですが……やっぱり途中からフィンガリングがわからず…断念。
これ……初回合わせ練習までに通し演奏できるようになるんだろうか………(恐々)
今日は先生が用意して下さったショーソン『詩曲』の調性のスケールを弾きました。
■ハ短調の3オクターブスケール
スケールだけど、ドから一旦シ♮に戻るという変則的なフレーズです。今日は確認しながらゆっくり単音で弾きましたが、徐々にスラーを増やしていきましょうとの事。
前日に突貫で弾いてきましたが、音程が不安定になる苦手部分は克服できず……。
でも、通し演奏と思って、スピードはこれまでよりUPし、安定して弾ける部分は軽快にクリアな音色で弾けるように心がけました。
自分の中では消化不良ですが……
「速さも出て、全体的に流れが出たので、良かったと思います。5thポジで弾き続けるところの音程も安定してきましたね」
と、おまけ合格。
前の先生方だったら多分合格レベルじゃなかったと思いますが、クロイツェルは弾き続ければ身になるエチュードなので、折を見て再挑戦もありですね。
「前回の復習からはじめますか?続きからにしますか?」
と最初に訊ねられたので、
「もちろん続きからでお願いします!(切実)」
【E】パートは自分で何とか、こんなフィンガリングかな?という案が見いだせたので、ボウイングだけ迷ってて、先生のフィンガリング案と照らし合わせしながら確認演奏しました。
一部、先生案と違うフィンガリングがありましたけれど、私の案でも問題ないとお墨付き頂きましたので、フィンガリングは自習通り、ボウイングだけ先生案に修正しました。
【F】パートのアルペジオのフィンガリングがわからなかった…ので、先生の書きこみ譜面を転記させて頂いて、弾いてみる。
どこでポジ移動すると後の流れがスムーズなのか、まだまだ自己判断が難しいです。1→1という移動は思いつくのですけど、2→2とか、4→4とかってのはなかなか自分で判断できませんね。
特に一見単純な2段め2小節の2ndポジへの移動とか、絶対自分じゃ無理。
1段目の2&3小節の上昇&下降フレーズは微妙に音符の長さも違う上、速さが速さだけに、とにかく回数を弾き込んで記憶の音と、自分の演奏の誤差を縮めていく地道な作業になりそうです。
【G】パートは途中までしか確認できませんでしたが…フィンガリングもボウイングも、だいたいこんなもんかな~?という想定どおりの箇所と、わからずに先生案にお任せした箇所とで、↓こうなりました。
今回の編曲での私自身のパートは、朗読パートが多いので、この編曲全体で私自身が演奏するヴァイオリンパートは半分程度なのですけど、そのかわりほとんどが原曲のソロパートだし、しかも原曲ママなので、実は技術的に一番難しいかもしれない……。
おかげでヴァイオリンパート全体の2/3も進んでないし!
という焦りを先生も感じたのか?(苦笑)今日は、先生の書き込み譜面をお貸し出しくださいました!
次回までに転記しつつ、なんとか通して弾いてみて、わからないところだけ質問するスタンスでいけるように頑張ります!!
最後に先生のひと言。
「この曲、私も好きで、久々にCDの演奏を聴いたりしたら、最近ずーっと頭の中で再生されてるんですよ~。本当にいい曲ですよね」
私の中ではショーソンと言ったらこの曲しかないくらいのメジャー曲ですが、周りではあまり知名度がなさそうなので、この機会に、私の編曲版で聴いて下さった方にも、いい曲認定してもらえるといいな。
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