ヴァイオリン覚書♪10年4ヶ月~373回めのレッスン2015年08月18日

盆休中、ちょこちょこ断続的に弾き込んでいたおかげで、当初まったく弾ける気がしなかったショーソン『詩曲』のも、通して何となく弾けるレベルまで持ってこられました!

あとは音程が……解放弦の使えない音が多い調性なので、正しい音程を耳へ叩き込まないと!

というわけで、本日はショーソン『詩曲』の調性でアルペジオから。


■ハ短調の3オクターブアルペジオスケール
単音で弾きました。前半2小節はそこそこ安定していたのですけど、後半2小節がちょっと不安定になりました。
最後の重音も若干捉えづらい……。

次回はスラーをつけて弾く事になりました。


今日は前回の続きからスタート。
3音1スラーにして弾きました。
ほとんど自習してなかったので、ちょいちょい音程探り気味になってしまったり、初回レッスン前に書き込んだフィンガリングが間違ってて翻弄された部分もありましたが、まずまずかな、というレベル。


ショーソン『詩曲』 ※ありこ編曲版(曲名クリックでデモ演奏試聴可)

今日は再び頭から先生と一緒にゆっくり弾きました。
自分だけで弾いてる時は、合ってるつもりでいたのですけど、先生と合奏すると、音程が……あってなーーーい!
音程のズレを修正するのは、これまでどの先生からも耳がいいと言われているくらい得意なハズ、なのですが、この調性は途中修正が難しいっ!

音程は自分でズレてるのがわかってるので、深く指摘はされませんでしたけれど、最後の小節の超ハイポジのシ♭の弾き方にツッコミが入りました。

「左手の親指がネックに残ったまま弾いていらっしゃいますが、ボディに乗せてしまって良いです。左腕の角度も、連動してもっと内側へ寄せる感じにすると、上がり切りやすいですよ」

親指をボディに乗せると、楽器がやや不安定になるので、指が長い事を幸いに、ギリギリネックの付け根あたりへ残してるんですよね。親指については確信犯だったけど、左腕の角度にも指摘が入った以上は、自分なりの角度を追求する必要ありかも。

そして更に音程が難しい【C】へ。
これも当初は5小節めからの不規則な拍のロングトーンがネックでしたが、それをある程度克服出来てくると、浮かび上がってくるのはハイポジションでの半音階フレーズで微妙にズレてくる音程…それになかなか即修正が効かない事。

2段目の最後の小節からの詰まった音符も、速さで誤魔化して弾いてると弾けてる風にスルーしてしまうのですが、ちょっと速度を落として弾いてみたらリズムが安定せず、詰まったり突っ込んだり危なっかしいったら!

ここも速度ダウンで繰り返し弾き込んでから、指定速度でも同じレベルで弾けるようにもってこないと…。

さらに音程の難しさがレベルアップする【D】も。
結局、フィンガリングの間隔が厳しくなってくるハイポジで、ただでさえ捉えづらい音程を捉えきるのが難しいって事なんですよね~。
微妙~~に低かったりする音程を、次の音で修正しきれないまま、どんどんフレーズが進んでいっちゃう感じ。

当初苦戦した最後の小節の音程とボウイングは、難なく弾けるようになったのですけど、前2段はリズムが捉えられてても、音程が…っ!

その高音域の音程感に少し慣れてくるのか【E】は何とかそこそこ弾ける…
みたいで、先生からも綺麗に弾けていると褒めて頂けました。

音符の詰まったフレーズがネックの【F】も、弾き込んで、クリアに弾ける確率はだいぶ上がってきました。
ここは、最初からゆっくりゆっくり確認演奏して、徐々に流れの中で弾けるようにしていったおかげで、多少詰まる事はあっても、まずまずスムーズに弾けるようになったので、引き続き弾き込んでよりクリアに弾けるようにします!

ポジション移動のアップダウン多い【G】も終盤に音符の詰まったフレーズがあり、私の編曲したヴァイオリンパートの中で一番の峠。
2段目の2小節目のフィンガリングに対して、先生の再確認が入りました。

「これ、1stポジ2からいきなりハイポジ4へ上がるフィンガリング、難しいですよね?前の小節から上がっておくか……他のフィンガリングで弾いてみますか?」

確かに、いきなり高いポジションへ上がるのは大変ですが、これはもう慣れかな。
とりあえずこのままのフィンガリングで弾き込んでみて、どうしても捉えづらいようなら代案を検討してみます。

【G】の最後の一小節だけ、抽出して再度演奏。
フィンガリングがポジション移動に反応してくれるかが一番のネックでしたが、これも反復自習でかなり反応できるようになってきました。
ま、流れの中で弾こうとすると、3音めからのフィンガリングがちょっとごちゃごちゃになる傾向はありますが(苦笑)

4音めミ♭の音程が若干高いので、ハーフポジションでしっかり下げて弾きましょう。その後の3rdポジのラ♮は逆に低いので、高めに修正しましょう」

譜面通りのリズムで弾くだけでもまだいっぱいいっぱいで、音程まで中々神経を注げません…。
が、ここは多少自分速度で弾いても問題ない部分。速度のまま突っ込んで、うやむやに弾くよりは、多少速度を落としてもクリアに弾いた方が格好いいと思うので、音程をきちんと捉えられるよう反復練習につとめます。

今日は、この曲の後レッスンして頂きたいラヴェル『ボレロ』アンダーソン『クリスマスフェスティバル』の譜面コピーを先生に先行渡ししましたが、今日はショーソン『詩曲』最後まで弾けなかったし、来週もう一回レッスンで一旦終了…かな?

まだ本番まで期間もありますしね。

そういえば、ショーソン『詩曲』前回レッスンでほぼフィンガリングが確定したので、譜面を作り直してフィンガリングまで全部印字されたものを今回持参したのですけど、先生がそれを見て驚いていらっしゃいました。

「すごーい!パソコンで作ると、こんな書き込みも全部印刷できるんですね!!」

フリーソフト万歳。こういう機能をフル活用できると、アマチュアにとっては大助かり、まさに様様です!

そんなこんなで、まだまだ完璧に弾きこなせるレベルには到達していませんが、何とか通し演奏出来るレベルには至ったので、週末の初合わせに備えて、地味に頑張りまーす。

チェロ覚書♪♪6年4ヶ月~150回めのレッスン2015年08月18日

ヴァイオリンに全身全霊注ぎちう!てなわけで、ノー自習で次週もノー!!なノリで(爆)
今宵もユルユルモードにてレッスンスタート。

■変ホ長調の3オクターブスケール
単音、2音1スラーで弾きました。
音程はだいぶスムーズになってきましたが、まだポジション移動の際に腕の動きが連動していないという指摘を受けました。

ま、音程さえ取れればなんとかなる!って事で、私の心の中ではスルー……。


コレルリ『ラ・フォリア』…第4Vc
前回の続きでピリオドⅢからスタート。
指番号だけは、ピリオドⅠを参考に、弾かずして書きこんでおいたのですが、最初っから間違ってた(爆)
ので結局がっつり修正する羽目に……。

ポジ移動ないはずだったのに、2ndポジがあったし。
でも、これで指番号はすべてわかったので、清書した譜面で本番に臨もうと思います…ってその前に自習は?ってか、衣装小物が全然進んでない!!


チャイコフスキー『花のワルツ』 組曲「くるみ割り人形」より
今日は頭から、先生がピアノでヴァイオリンとチェロパートをところどころ弾いて下さるのに合わせて演奏しました。

出だし【A】【B】は、まずまずってとこで。ちょっと【B】の最後の小節がうやむやな弾き方だったくらいです。
前回からだいぶレッスン期間空いたし、感覚が鈍ったという事にしておく(爆)

【C】1カッコからの音程がだいぶ怪しかった(笑)けれど、まぁこんなもんかなというレベル。

【D】は出だしのフレーズの2音めのフィンガリングで迷いが生じ、ちょっと戸惑いながら書きこんであった4の指を使ったりしてたのですけど、後半で同じフレーズが出てくる時は2&2で移動してたと思うので、ここは修正しておきます。
4&4移動でもいいって事で両方先生から提示頂いたんだったかな?でも私が弾くと4&4移動はちょっとグリッサンドぎみになってしまって、音の粒が汚くなる気がしたし。

お次は一番好きな、ヴァイオリンにない素敵フレーズ♪
「トリルは強調せずに、あくまで主音の装飾というつもりで軽く弾いた方がいいです」

というご指導を頂いたので、”タタター”と均一な感じで弾かず、あえて字面で変化を表すならば”タタター”的な?(笑)感じで弾くように意識しました。

ここは比較的ニュアンスに乗っかって気分よく弾ける気がしているのですけど、ちょうどYAHAMAの教本のページが譜めくりにかかる部分に当たり、自分で演奏しながらめくる事ができないため、1カッコから繰り返し記号まで戻って2カッコという演奏は、都度一旦中断してページをめくらないと弾けません。

コピーを作って譜面を全部並べられるようにしようかな。

譜めくりに手間取って、ここまで弾いて本日はおしまい。次回レッスンは来週なので、この感覚を思い出して弾けるかな?