★グノー『アヴェ・マリア』…第1&2Vn
前回、自習不足で第2Vnのフレーズ感を掴みきれておらず、うだうだになってしまったので、今回は少ない自習時間を第2Vnメインに割きました。
前回レッスンを録音したおかげで、先生の第2Vnの演奏を聴いて覚える事も出来たし、録音に合わせて練習し、合奏時のハーモニーも掴めてきた感じ。
納得のいく演奏が出来るといいなぁ……と願いながら、本日も録音しました。
まずは第1Vnから。
【A】の出だしは、弓の毛先2、3本を指板寄りで、呼吸をとって慎重に弦上へ置き、スーーッと……と、アリーナ(・イブラギモヴァ)の超微弱音を意識して「降りてこーい!(爆)」と願いながら、柔らかく弱い音が出るよう努めました。
【B】の最後のクレシェンドの始まりは、グッと音量を絞って……
という事に意識を集中しすぎて、ちょっと音程が低めになっちゃったのが残念でしたけれど、ニュアンスはより明確になったと思います。
【C】は段々、自分の演奏が曲想にノッてきてる意識があって、雰囲気はこれまでで一番出せていたと思うのですけど、やっぱり丁寧さ(音の精度)と両立させるのは難しくて……ポジション移動のある2段3小節目の音程とか、ちょっとズレたなぁ~残念ッ!!
ラストは駒寄りを深くしなやかな強さで、柔らかく…とイメージしながら弾けたと思うのですけど。
と、本人所感どおりかどうかは、録音にて↓
続いて第2Vnを合奏しました。
あううっ!後半一カ所、ものっすごい音ハズシやらかしてますので要注意です!!
【B】までは第1Vnの入った録音音源に合わせて自習してきた甲斐あって、第1Vnあっての第2Vnらしいニュアンス感が出せていたと思うし、音の柔らかさも意識が表れていたと思うのですけど~~ですけど~~~っ!
やはり雰囲気にノッて来ると、集中力が違う方向へ行くというか……
イメージの音を追って弾いてるうちに、自分の弾いてるリアルな音のイメージが先行して、つまり弾いてる最中に頭の中で鳴らしてる音の優先順位が逆転すると、不意に目印(の音)が見えなくなるというか……
おかげで、元々フレーズ感が掴みづらくて苦手意識のあった、【C】の1段2小節め最後の音(ド)を大ハズシしてしまいましたぁぁぁぁぁぁ……折角、ここのフレーズ自習でおさらいしておいたのに!
……そんなわけで、第1&2Vnともに完全納得のいく仕上げ演奏というわけにはまいりませんでしたが、先生の総評で、
「一カ所の単純な間違いは、本来弾ける音だと思いますので、問題ないですよ(苦笑)それより、第2Vnは弾き方をちゃんと第1Vnと変えていらっしゃいましたね!おかげで私も第1Vnを弾いていて、とても気持ち良く弾けました。雰囲気が出ていて、全体的には何もいう事がありませんので、合格です」
と、第1or2の演奏を意識的に変えていた事が聴き手、相手の弾き手にきちんと伝わっていたので、まぁ良しとします。
残り時間がありましたので、次回レッスンからのラスボス曲をサクッと、フィンガリングの確認程度に要所要所弾いてみました。
★モンティ『チャールダッシュ』
全部で4頁あるし、飛ばし弓ぽいとことかあるし、ずっとフラジオレットで弾くフレーズとかあるし、色んな技術要素が詰まってるので、時間かかりそうです……。
が、知ってる曲の分、譜読みは楽かも?
YAHAMAアルバム3の集大成として、今度こそ納得のいく仕上げ演奏が出来るよう、頑張りますっ。
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