ヴァイオリン覚書♪10年10ヶ月~390回めのレッスン2016年02月09日

先週の金曜に定時退社して、帰宅後ガツっと頑張ったくらいで…週末は出かけたりダラダラしちゃって弾かず、月曜はDEATH残業でそれどころじゃなく(苦笑)
全く自習してないよりは、マシだと信じて……レッスンスタート。

■イ短調の4オクターブスケール
今日は予告通り、2音1スラー、4音1スラーで弾きました。
前回も弾いたので、だいぶ指の間隔は掴めていて、スラーがついてもむしろ流れがわかりやすいくらいで、サクッと終了。
色んな調性で弾いてきて、頂いたプリントのスケールを終了してしまったので、次回はアルペジオの練習曲のプリントを頂き、最初のパターンを弾く事になりました。


今日から新しいエチュード。トリルの数&パターンは末尾のパターンです。
譜読みは出来るところまで、と曖昧ラインでしたが、延々八分音符の行ったり来たりフレーズにトリルが入ってるだけなので、一応ざっくり通して譜読みしてきました。
とお伝えして、先生と一緒に演奏開始。
音程が怪しい部分はちょいちょいあったのですけど、まずまず譜面通りに、トリルはむしろ勢い余って【2】パターンくらい入っちゃう勢いで(笑)弾けていたので、そのまま最後まで通し演奏しちゃいました。

中盤のフィンガリングに一カ所訂正が入ったのと、ポジション移動で下がって弾いていたところをポジションキープで弾くよう指示された以外は、特に問題もなく。

次回はよりスムーズに弾けるよう、怪しいフレーズ中心に攻めたいです。

モンティ『チャールダーシュ』
前回の続き【G】から先生と一緒に、確認演奏しました。
前回弾いた【D】パターンの繰り返しフレーズ。ついでに前回迷った3段目のポジ移動するかしないかを再確認したところ、やはり移動せずに弾くそうですので、フィンガリングを修正しました。( )内が前回グレイゾーンにしてた、ポジ移動のフィンガリング。

続く【H】も、【C】パターンの繰り返しフレーズ。八分音符で切って弾いてた音が四分音符になったパターンですので特に難なく。
最後の段の2小節のアップボウスラーから、3小節のアップで重音指定は、そのまま繋げて弾く感じかなと思って弾いたら、特に指摘はなかったので、多分いいって事でしょう。
最終小節レに0&2のフィンガリング指定があって、なおかつ上下に音符の棒が出てる(上パート下パートに分かれてる)風に見える記譜は、ちょうどショーソン『詩曲』に出てきて覚えた技術(解放弦D線のレと、G線3rdポジのレを同時に鳴らすだったので、クリアできました!

これで通し確認はできたので、再び頭に戻って【A】から。
いつも伴奏君なしの無伴奏演奏では、ほぼ先生が一緒に弾いて下さるのですけど、今日はなぜか?お一人でと言われ……ちょっとドキドキしながら【A】【B】を弾いたら、

「Sul.Gも綺麗な音程で弾けていますし、ちゃんと駒寄りで鳴らしていらっしゃっていいですね。あとは、【A】の2段2小節の八分音符2音スラーで、ちょっとアクセントが後ろ押しになっているところが気になったので、両方均一にベタッとしっかり鳴らすといいと思います。もうひとつは、この曲、結構テンポを揺らして雰囲気を作る曲なので、ご自分の感覚でもっと大げさにタメを作っていいと思います」

というわけで上記マークのフレーズに譜面どおりの音符の長さじゃないタメを作ってみるとよいとアドヴァイス頂き、もう一度タメを作って弾いてみました。
無伴奏で、しかも先生が隣で見てる前で、わざとらしいタメを作って弾くって……なんかちょっとさすがの私も照れ(/ω\)があり、おっかなびっくり感は否めませんでしたけれど…曲想を加味しながら自分の演奏をするって、そういう事ですもんね(笑)

続く【C】も一人で弾きました。
ここはそういうタメは要らないので(笑)、譜面通りに弾けばよいのですが、ニュアンスを加味した演奏という観点で先生からのアドヴァイスあり。
出だしのアップボウで弾くスタッカートは、前の休符を意識しながら、大げさなくらい弦に引っ掛けて、短くアップ、を繰り返す感じで弾くと、音の歯切れが良く、【A】【B】との曲想の変化がはっきりしていいと思いますよ」

確認演奏で同じフレーズを繰り返し弾いてみて、何となくその感覚はわかりましたが…

「どうも、十六分音符のフレーズの指と弓のタイミングが、きちんと噛みあわないというか、合わせづらいっていうか…」

と暴露すると、

「一度リズム演奏で確認しましょうか」

出た!リズム演奏!!
こういう音符の詰まったパターンが繰り返されるフレーズは、弾けないと大抵リズム演奏、でしたね!!

前後2音の前&後ろに付点をつけて、両方のパターンで十六分音符のフレーズ(2段4小節から3段)を弾いてみて、最後に譜面通り演奏。

「あ、なんか急に弾きやすくなりました(爆)」

なんでしょうね~。リズム演奏の不思議!!
自習でも、いったんリズム演奏で確認してから弾いていこうと思います。

次回は続きからかな???

「折角なので、自分の感覚で演奏できるよう、この曲は伴奏君じゃなく、私が簡単にピアノ伴奏して合わせ演奏しましょうか」

と先生からありがたいお申し出が!!
この曲は、私にとってアルバム3卒業のラストソングになるし、記念に先生が伴奏して下さったら、発表会気分で嬉しいなぁ!!