マルタ旅行o(^o^)o3日め~チャーター車でチャチャッと観光・青の洞門&ディングリークリフ2016年07月14日

毎回のごとく、飛行機でほとんど眠れなかったので、前の晩はお風呂へ入ったら速攻寝落ちしたのですが、ショートスリープで熟睡できたようで、早朝にサクッと目覚めちゃいました。

普段は低血圧で朝弱くって、出勤前もお布団の中でしばらくゴロゴロ~悶々~としてるのに、これはもう、明らかに気持ちの問題?(爆)

ホテルの朝ご飯も開店一番に入って、しっかり摂りました。
チーズの種類がいっぱい♪ハムもいっぱい♪トマトは生、焼き、ドライトマトが揃ってます。
果物も、私の好きなプラム系が色々~vvvわ~いvvv

朝ご飯の後で、お水を買いにすぐ近くのスーパーSCOTTへ行こうとしたら、ホテルのすぐ傍の道で、お魚屋さんが移動販売をしていました。
その場で捌いてくれるみたい。
順番待ちのお客さんもいて、なかなか盛況です。

さて今日はツアーサイトで車を1日チャーターしたので、行きたい観光スポットを時間まで思いのまま巡ります。
ちなみにマルタ共和国って、こんな↓島国。
おおまかにマルタ本島と、北のゴゾ島、その間の小さなコミノ島が全土です。
「地球の歩き方 南イタリアとマルタ」にも地図も観光要所の地図は掲載されていますが、街歩きにはちょっとわかりづらい部分があるので、歩く時はGoogleマップマルタマップをプリントアウトするか、アプリでチェックがよろしいかと。

その他、マルタ観光局マルタナビでとても簡潔でわかりやすい説明と、街歩きに便利な地図のついたパンフレットをpdfで掲載していますので、あらかじめスマホに保存したり、プリントアウトしておくと便利です。

で、この中で申込時に行きたい場所、制限数まではリクエストしてあったのですが、順番はこちらで組み立てなければなりません。
また日本語ガイドつきでもなければ、英語ドライバーのみなので(爆)、この拙い英語力でちゃんと意思が伝えられるのか???
※地図ちっちゃいので、拡大版は地図クリックでご覧ください。

まずは午前中に行くべしと情報のあった青の洞門から。
海の状態によってボートが出せない事も度々あるようで、ちょっと心配でしたが、運よく大丈夫でした!

6~8人乗りくらいのボートで、断崖絶壁の海岸沿いを進んでゆきますと、ひときわ鮮やかなブルースポット発見。
岩肌とのコントラストもいい感じ。

海岸線は入り組んでいて、こんなアーチ状になってるとこもあります。

そんなとこも潜って進んでゆきます。探検気分。
手前の影がボートの舳先ですよ。

またまた美しいブルースポットが見えました。
所要時間は10~15分程度。
子供も大人も楽しめるスポットでした。


お次はディングリークリフへ。
眺望の良い高台で、城塞都市らしいマルタの風景が楽しめます。

この景色を見渡す高台には、マグダラのマリアの小さな教会が建っていました。

シンプルな建物ですが、天然の要害のようなこの大景観の中に佇んでいると、目立ちます。
なかなか素敵な場所でした。

でも、空港からホテルへ移動してきた時すでに思ったけど、マルタって緑が少なくて、どこを通っても基本花崗岩?のベージュの低い壁が万里の長城さながら道沿いに建ってて、壁からサボテンがワサワサ自生してて、緑とベージュが半々くらいの景色です。
物も全体的にベージュで、エクステリアにちょっと色があるくらい。

わりと地味(笑)

あまり変わり映えしない車窓の景色を眺めながらの移動でしたが、遠目にちょっと緑が密集してて整然と並んでるなぁ~と思ったところの脇を近づいて通ったら、フランスやドイツと比べたら規模は小さかったけれど、おそらくワインの葡萄畑でした。

そもそも小さな国だから、ぶどう畑も限られた土地で生産量は少ないでしょうし、日本国内なんて多分あまり出回っていないとおもいますが、スーパーにはマルタ国産ワインのコーナーがあって、何種類も並んでいましたので、地産地消で消費しきってしまうのかな。

なんてお喋りもしながら、次の目的地イムディーナへ向かいました。

この日はガッツリ巡り切りましたので、いったんシメま~す。

マルタ旅行o(^o^)o3日め~チャーター車でチャチャッと観光・イムディーナ2016年07月14日

お次は静寂の街と異名を取る旧都イムディーナへ。
旧市街への入口はこんな感じ。

聖パウロ大聖堂(↓写真右)、その向かって右に併設の美術館があり、美術館の方で販売している共通チケットを購入すると、どちらからでも見学できます。

外観が周りの建物と似たような色調なので、中も地味なのかなと思いきや……
赤とピンクとキンキラキンでした(笑)

天井もゴージャス!!

祭壇もピカピカで彩り豊かな大理石のコラボレーション。

床の墓碑も色とりどりの大理石でしつらえた絵画的なデザイン。

美術館にも古いピアノや讃美歌?の楽譜があったり、今もマルタの手工芸として銀細工が盛んな事を思わせる銀製品のコレクションの数々が展示されていて、とても見応えがありました。

じっくり見てたら、チャーター車のドライバーさんが様子を見にきたんだけど、まだかかりそうだからもうちょっと「around there」見てくる的なボディランゲージをして、街巡り延長。

基本、建物の壁は同じベージュで統一されているのですが、バルコニーがところどころカラフルに彩色されていたり、凝った意匠になっているのが可愛いです。

こちらは扉もピンクでさらに可愛らしいvvv

映画?も見られるみたい。静寂の街の物語?

こんな↓変わった格子?のついた窓も発見。

ローテンブルクの街のように、細い脇道もいくつかありました。

城壁の端の方まで歩いてきましたよ~。
中央にたなびくのは十字の旗。

遊歩道みたいになってる城壁の端からは、城壁の向こうの景色が見られます。

で、折り返してゲートへ戻ろうと振り返ったところにジェラート屋さんを発見!
したので、すかさずアイス休憩(笑)
私は手前のパッションフルーツ、相方はレモンにしましたよ~ちべたくて美味しいvvv

再びゲートの近くまで戻ってくると、相棒が行きたいというイムディーナ・ダンジョンを発見して、入館しました。
中世の拷問の様子を人形と道具とセットで再現した拷問博物館といった感じのアトラクション施設です。

おお!おおおおお!!グロい!!!!
以下、グロイのでシール貼っときます…。


これはセーフかな……。拘束具が畜生っていうね。

入口にこんな↓撮影用小道具もあったので、撮ってみた(笑)
これね、全部しっかりハメると、写真みたく首が上に上がらないですよ!めちゃ重いし!考えられてるなぁ……。

ロンドンで見たマダムタッソーの館とかに近い感じです。外国人観光客向けなのか、わからないけれど。

旧市街を見学した後でイムディーナをぐるっと回るメリータトレインに乗る予定だったのですが……のんびりしすぎて毎時のちょうどよい出発時間に間に合いませんでした(苦笑)
なので、ランチを先に旧市街で摂って、戻ってくることにし、旧市街のゲートを入って最初の交差点を左へ入ったすぐのところにあるレストランへ。

やっとマルタワインが呑める~vvv
ワインリストに白だけでこれだけ(裏面もありました)ありますよ!
グラスはハウスワインしかなかったので、たくさんあるマルタワインのリストから色々飲む事はできませんでしたが、もっと複数人ならボトルで注文して色々飲んでみるのもいいですね~。
喉が渇いたので、お水もガス入りのを注文。

お料理は、昨晩のボリュームを鑑みて、今日はマルチーズ・プレート10ユーロを相棒と2人でシェアする事にしました。
注文時、1品をシェアしてもよいか訊いてみたら、快くOKしてもらえましたよ。
テラス席で昼吞み~~まったり。

マルチーズプレートはこんなにたくさんありました!
甘めのトマトソースが塗られたバケット、レンズ豆に色々和えられたもの、蛸のマリネっぽいの、グリーンオリーブにはしょっぱいサーモン?のようなものが詰まっていました。チーズは朝食に出てくるのと同じカッテージチーズを固めたようなやつに胡椒がついてるの、ドライトマト、あとソーセージ、かな?

バケットも別についてきます。オリーブがかなりしょっぱいので、クラッカーと一緒に食べるよりバケットと食べてちょうどいい感じ。もしくはワインで流し込む的な。

少なそうに見えるけれど、ちょうどよい量でした。

余った時間でお土産屋さんをちらほら覗いてたら、よい頃合いになり、トレインの乗車場所まで移動しました。

トレインは旧市街の周りをぐるっと回るようで、歩いて回った街並みとはまた違う様子を眺められます。
旧市街の中からは見えなかった宮殿の近くまで通って、遠くから全貌も眺められたので、歩いて巡るには遠すぎる距離を効率よく回れて良かったです。

お次はモスタドームのあるモスタへ移動しますが、長くなったので一旦しめます。

マルタ旅行o(^o^)o3日め~チャーター車でチャチャッと観光・モスタドーム&スリーシティーズ&タルシーン神殿2016年07月14日

イムディーナからモスタへ移動し、モスタドームを見学しました。
ドームの大きさは世界第三位に入るそうです!
外装はこれまで見た教会などと同じ、ベージュ色で地味ですが、美しいレリーフが品よく施されていて素敵。
事前に拝観時間をチェックしていませんでしたが、昼休みを挟んで15:00~拝観再開のちょうど10分前くらいに到着したので、外観を撮影したりして開館を待ってから、中を見学する事ができました。

内装はやはり、外装とは裏腹に豪華!
ガイドブックにも載っていないマイナースポットですけれど、各ツアーサイトには見応えがあるとの情報が掲載されていたとおりですね。白とスカイブルーに金が映えて、イムディーナの聖パウロ大聖堂とはまた違った趣があります。
中央右寄りあたり↑にパイプオルガンあり。

どことなく涼しげな印象があります。

こちらのドームは墓碑が縦と床にありました。

中央の祭壇を対角線から撮ってみる。

戦時下、爆弾が投下され、ドームに落ちたのですが、不発に終わり奇跡的に建物は無事だったそうです。
その穴を補修した部分が、赤丸のちょっと色がくすんでる部分。

不発弾も奥の部屋に展示されていました。
でかっ!!

またしても彩り豊かな大理石で象られた立派な祭壇が。

床置きのパイプオルガン。
素敵な意匠を堪能しました。

お次は騎士団ゆかりの街、スリーシティーズへ。
「スリーシティーズへ行ってください」とお願いしたら、「スリーシティーズのどこから?」と訊かれて、あ!それもこっちでプランニングしなきゃいけなかったのか!と慌ててガイドブックをめくるっ。
とりあえず、3都市のひとつめ、ヴィットリオーザにある聖アンジェロの塔へ行ってもらいました。
が、内部は修復中(´;ω;`)ウゥゥらしく、行く前にドライバーさんから「クロージング」と言われました。ガイドブックには修復中という情報がなかったので……残念。
入口までこの↑坂を上って振り返ると、海辺の景色はまずまず。

入り組んだ海岸線がわかります。
こちらの塔は仕方なく外観だけ撮影して、3都市のふたつめ、セングレアのセーフヘブンガーデンにある監視塔へ。
ここは見られましたが、向かって左に目、右に耳のモチーフのレリーフがついてる以外は、普通に見晴らしのいい見張り台です。

中へ入って見てみた景色。さきほどの聖アンジェロの塔が見えます。

フェリーの行き過ぎた後が綺麗だったので、思わずパチリ。
3つめの街は運転中に「ここが⑥コスピークワね」と言われたのみで、特に有名な観光スポットがあるわけではなく?、街並みを眺めておしまい。

最後にタルシーン神殿
到着したのが16:00を回ってて、16:30閉館のぎりぎりでしたが、何とか見学する事ができました!!聖アンジェロの塔がガイドブックに書いてない修復中だったので、ここも心配してたのですが、良かった!
紀元前 5000~3000年くらい前に建てられた古代の巨石神殿です。
巨石神殿っていうから、ローマのフォロロマーノみたいな規模の神殿を想像していましたが、それより古いんだから、もっとシンプルで武骨なのも頷けますね。

ところどころに巨石が積み重なっていました。

この辺なんか大きい石がゴロゴロ。

手前の壺はレプリカです。どこまでレプリカで本物なのか、イマイチわかりづらいのですが、小物類と史料価値の高い部分は博物館で保管されているらしい。

この渦巻の部分もレプリカです。往時の様子を想像した絵図がガイドで説明されていました。

この足だけ出てる巨石も、実はレプリカ。

これが神殿の入口。これもレプリカ!?

どこまでがレプリカなんだか、最後まで若干不明瞭なまま…

古の歴史にひととき触れたという事を思い出に…
本物は明日行くヴァレッタの博物館で見る事にします。

これにて今日の目的観光スポット制覇!
なのにお茶目なドライバーさん、「次はどこへ行く?」って、もう予定の観光スポットは踏破したし、時間もちょうどいいし(笑)
こうしてホテルまで送ってもらって、予定時間の17:00きっかりでした。仕事が日本的だわ~。

マルタ本島の2/3くらいをぐるっとひとめぐり、効率的に観光出来て良かったです。

移動は車で楽だったはずなのだけど、やっぱり日中はそれなりに暑くて、どっと疲れが押し寄せ、スパへ直行したのですが…やりたいプログラムは予約が必要で、出来ず。

部屋で少し午睡(って時間でもないけど)して、陽が傾きかけた頃に晩御飯がてら街へ繰り出しました。
スーパーでお土産を買って、お目当てのレストラン…の場所をホテルのフロントで教えてもらったので再び探索……したのはいいんだけど、これが1時間くらい探してもない!!

ここはトリップアドバイザーで閉店と掲載されてました。

トリップアドバイザーには情報が掲載されてますが、リンクの公式サイトのFacebookページが消えてるので、やっぱり閉店ぽいですね…残念。

疲れていったんホテルのロビーへ戻って、フリーWi-Fiで改めて場所を確認したら、Serafino(セラフィーノ)は教えてもらった場所と全然違ってたーーーー!!がーーーーん!!
こちらの英語が拙かったのもいけなかったと思うので、最初から調べて行けばよかったんですよね、ええ、その通りですよね、あ~あ。
で、ロビーのフリードリンクサービスで水分補給してから、再び調べた場所へ行って、お店は見つけたんだけど、開いてないし!
ってか、閉店しちゃった???って顛末でした。ちゃんちゃん。

ほんの数年前の情報から拾ったから、大丈夫だとおもったんだけどなぁ。

マルタっぽい料理が食べたいと思って、予め選んだお店の下調べ不足で、その後調べ直す根気もなく、ぶらぶらと街をそぞろ歩けばそれなりのお店はいくつもあったのだけど、前情報がないと中々決定打がなく。

歩き疲れてジェラート休憩(爆)
21時くらいだったような気がしますが、かなり遅くまで営業しているようで、目の前がちょっとした公園的なスペースになっているので、皆さん腰かけて食べていましたよ。

私は手前のプラムのジェラート、相棒はマカダミアナッツ。
私のは優しいプラムピーチの味、相棒のは濃厚なナッツテイストでした。

で、結局ホテルに戻って、前の晩と同じレストランで済ます羽目に…。
今日はアルコールじゃなくてスムージー。

晩御飯も1品をシェアしました。
サラダの中からアボカド入りライスサラダ的なものと、チキンのトッピングを選んだら、こんなん来たーー!!
やはりボリューム半端ないっす!!
ライスサラダは白米とかカルフォルニア米じゃなく、蕎麦米??か……???
昨日の味噌ソースといい、ここのシェフは日本食かぶれなのでしょうか???
チキンはパリッとグリルしてあって美味しかったけれど、ライスサラダは塩気が薄かったので、塩をがんがんかけて頂きました。

食べたらバタンキュー!!
明日は自力観光でいっぱい歩くので、さっさと寝ましょ。