チェロ覚書♪♪7年7ヶ月~180回めのレッスン2016年11月29日

発表会まで二週間を切り、発表会前最後のレッスンです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

  私の出演は3日開催の1日め&3日めで、
  チェロアンサンブルは

  12月11日(日) 
  
  場所:名古屋市瑞穂文化小劇場
  第2部 17:30~

 ★チェロアンサンブル
  『カッチーニのアヴェ・マリア』

  です。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

リハを除いて最後の合わせ練習は師匠不在でしたので、全体的に速度が遅かった旨をお話ししつつ、合わせ練習時の録音を少し聴いて頂いて、第3Vcの私がどう対策したらよいのかご相談しました。


★「カッチーニのアヴェ・マリア」…第3Vc

【A】の前2拍(8小節)はritぎみに弾くよう言われてそうしてきましたがほぼインテンポだったとお伝えしたところ、
「んーーー、そうですね、合わせて頂く事になるんですけど、ritというより最後のミを大切に丁寧に弾いて頂いて、【A】でフレーズの流れが変わる事を意識して、他のパートと呼吸をすりあわせて入る、というつもりで弾くといいと思います」
との事でした。

一般的には主旋律を立てて、テンポも主旋律パートに合わせるのがアンサンブルのセオリーだと思うのですが、この曲、主旋律にロングトーンが多くて指揮もいないから拍がわかりづらいので、ついついベースを刻んでるパートに合わせたくなるんですよね。
で、会場の音響にも影響されるのですが、合わせ会場では他のパートの音があんまり聴こえてこなくて、目安になるベース音と合わせづらかったので、【B】でベース音に回ったら、もうちょっと音量を出した方がいいのか?とかって悩みを打ち明けたところ
「あくまで主旋律に寄りそうフレーズなので、音量は…人数バランス的には抑えた方がいいです」
との事。
では、個人レッスンどおり、コソコソ弾いてるくらいにしておきましょう。

【C】D】はある程度音量を出して良いはずなので、テンポは周りにとにかく合わせるしかないか…。
テンポが遅くなる要因として、先生からのアドヴァイスは
「主旋律の♪ター、ターーラ(ファーファーーラ)のラに向かっていく意識がないと、微妙に後ろ押しのテンポになってしまうので、そのせいもあると思います。ラへの心の準備をファのロングトーンの間意識的に高めるようにするといいかも」
との事でした。

【E】は最後の1音が、最後の最後だけに合わないとどうにも気持ち悪くて、どうしたらよいか悩みを打ち明けたんですけど…
「一小節分のカウント捉えて弾くよう、レッスンではお願いしているんですけどね~~(苦笑)」
と先生。ま、出遅れても私は譜面通り弾いてるはずなので、拍どおりで行けばいいのかな?

先生の他パートピアノ演奏と合わせて1度通し演奏。

「ニュアンスもだいたい出ていますし、音程も問題ないですね。強いて言えば、【B】の終盤は【C】のフォルテに向かって、もうちょっとクレシェンドが感じられるといいかな、というくらいです」

私自身の演奏は大きな問題がなさそうなので、本番いかに周りとの調和が取れるか、という点がポイントになりそうです。