ヴァイオリン覚書♪11年8ヶ月~420回めのレッスン2016年12月13日

チェロ教室発表会が先週だった事は、ヴァイオリン教室の先生もご存じなので、練習曲は可能な範囲で……とお赦しを頂いていました。

だからといって、甘えて得する事はなし!

なので、前日サクッと定時退社して、多少なりと自習したんですけど……

実は発表会リハあたりから、アンサンブル演奏中の自分の音の聞こえ方に微妙〜な違和感があったんです…。

だけど単純に練習不足で、周りの音に紛らわされて集中しきれず、音程が捉えきれてないんだなと思っていました。
で、静かな自宅で一人弾いてみたところ、ダメだ真剣におかしい?!と感じました。

それでまさか…??と思い至り、先週処方されたばかりのセレコックス錠副作用を疑ってググったら…出た!

 非ステロイド性抗炎症解熱剤:セレコキシブ(セレコックス:聴力減退)

やっぱりか!?これなのか!?

以前、テグレトール錠音が半音以上低く聴こえる副作用が出て(当時は副作用として添付説明なし)、その際は症状が顕著だったためすぐに気づき、目的の病状にも効果なく、副作用だけ被ったかたちだったから自己判断で服用をやめた(後日医者行って経緯説明)経験はブログにもアップしました。

今回はそういう違和感じゃなく、かと言って聴こえにくいというより…一週間前の合わせ練習あたりまで聴こえてた自分のヴァイオリンの音と何か明らかに質が違う、別の楽器で弾いてるように聴こえるし、その質が悪い方だからすっきりしないっていう、まぁ自分の演奏技術棚上げな感じもあって:;(∩´﹏`∩);:正直曖昧ではあるのですが。

今回も病状には効果なさそうだし、これが本当に副作用なら発表会前のこの時期に服用し続けるのは、ちょっと怖いので、疑わしきは避けようと、昨晩から服用中止しました。

レッスンでは正常に聴こえる事を祈って…。



■ロ短調の4オクターブアルペジオ
1拍1スラーで弾きました。
発表会やら、リハやらでチェロの移動などが多く、腕や手首にかなりの疲労と痛みが残っていたので、すこし踏ん張る力が出ず弱い音でしたが、



トリルパターンはコレ↓で、

指定箇所まで先生と一緒に演奏しました。
音感に薬の副作用の疑いがあるため、音程には全く自信が持てませんでした。
あと、sul.Gなフレーズも頻発するので、腱鞘炎の左手首が辛い…っ!
でも、何とかコントカ、弾きました!
これまでのトリル大好きクロイツェルさんのSな練習曲( ノД`)シクシク…と比べたら、ちょっと濁った水たまりぐらいのレベルです(笑)

次回は続きを指定箇所まで。


★J・Sバッハ『二つのヴァイオリンのための協奏曲第2楽章…第2Vn

一応通して譜読みはしてきたので、その中でフィンガリングに迷った2カ所を先に確認してから、先生と一緒に通し演奏しました。

やはり第2Vnはちょっと予測しづらい変則フレーズが出てきて、厄介です。ちゃんと弾きこめば、そこが演奏の醍醐味となるんですけどね。
十六分音符のフレーズはまだ音程を捉えるのに必死で、なかなかニュアンス感を出すところまで余裕がありませんでしたが、ヴィブラートはなるべく入れる努力をしました。

第1Vnと似てるけどちょっと違うフレーズは、うっかり第1Vnフレーズ感で弾いてしまいがちなので注意…。

まぁでもだいたい、会話のような受け応えフレーズになってる感じなので、その辺が意識できるようになればいいなと。



レッスン時間いっぱい、弾けるところまで先生の第1Vnと合奏して、終了。
次回レッスンで合格できるかな?

チェロ覚書♪♪7年8ヶ月~182回めのレッスン2016年12月13日

今年の発表会後半戦は拙主宰アンサンブルSKEのパフォーマンスがまだ残っていますが、チェロでの参加はもうありませんので、今日から通常レッスン。

なのですけど、今年のパフォーマンスが終わっていないうちから、拙主宰アンサンブルSKEの来期活動はスタートしています。

来期、夏のライヴ発表会の演奏曲は

★ヴィヴァルディ『四季』より「冬」
 「最初から今まで」
(「冬のソナタ」主題歌)
 「Let It Go」(「アナと雪の女王」主題歌)remixバージョン

です。
今年の夏は一人で確認程度のつもりで参加しましたが、それを受けて来夏SKEで初参戦する事を決めたため、編曲作業などそろそろ本格始動しなくちゃと、一応原曲の耳コピ譜打ち込みはザッと済ませました。
チェロパートの参加メンバーも固まり、とりあえず編曲前からある程度自分でどう弾くべきかとか、知っておいた方がいいだろうと思って、今日のレッスンでは、ベースになる曲のレクチャーをしていただく事にしましたよ。



★ヴィヴァルディ『四季』より「冬」第1&3楽章

バロックの譜面ってほとんど強弱やボウイング表記がないものですから、なるべくわかりやすい譜面をネットで拾ってきました。

チェロパートはヴァイオリンソロに比べたら、かなりシンプルなフレーズなのですが、冒頭のここ↓から、この譜面通りに弾いた方がよいのか、どんな感じで弓を使ったらいいのか、よくわからなかったんですよね~。

Allegro non moltoってあまり甚だしくなく、快速に?
Allegro molto=非常に快速に、はよく見るけど、その辺ヴィヴァルディ的に微妙な違いなんでしょうか?
といってもこの譜面、移管譜なので作譜した人の意図が入ってるかもですが。

そこは今回スルーし、先生に要所要所、お手本演奏して頂きつつ、弾き方を確認しました。
ここは真ん中あたりから上の弓を少なめ幅で使って、譜面通りのスラーでアップダウンすれば良いそうです。


ここ↓はね~~。
Batter de piedi per il freddo?が正しいのかも???
イタリア語ヨクワカリマセーン( ノД`)シクシク…

Google翻訳で訳したら「私は寒さに足を打ちます」だって。
そういう雰囲気で弾けってことでしょうか(笑)
低音で早いフレーズなので、サクサク弾けたらカッコいいのですけど、練習期間も冬の発表会より短いし、音響も所詮ライヴハウスなので、チェロ2パートで分担して弾く編曲に変えるか、迷います。

先生のお手本演奏は、明確で素早くて、切迫感がありました。

こんな↓まっ黒くろすけなフレーズもあるのですが、
Ventiスタバ?(違)

直訳はイタリア語の20ですが、音符の数は16個だから…速度???

ま、わかんないから置いといて―、こういう↑三十二分音符がひたすら続いたりするので、いっそトレモロ表記じゃダメなの?とか思ったら先生が「全然違いますよ」と仰ってお手本を演奏して下さいました。

「トレモロはアップダウンの粒がありませんけど、これはしっかり音の粒を出さなければいけないので、この表記で編曲すべきです」

なーる……打ち込みの手間を省きたかったんだけど、そういう事なら納得です。

3楽章は延々こういう↓タイな感じなので、先生曰く「落ちそうになるので大変!」だそうです…確かに。
ここはまぁ、他の楽器を移管する可能性があるので…この限りではないかも。


こういう↓とこも基本弓は1音ずつ返して明確に弾くそうです。


ここ↓はね~~~
スラーなしで弾くのは難しいし、速弾きなんで割愛するかも。

ラスト↓はもうヤケクソくらいで弾く感じ(笑)

弾き方のレクチャーはひととおり頂けたので、次のレッスンは何をお願いしようかな……。