先生は相変わらずレッスンまでにキッカリと、フィンガリングやポジション移動、ボウイングを考えてきて下さり、お渡しした楽譜に要所要所書き込んで下さいました。神!!
昨年、曲を選定し譜面を拾った時点で、自力で弾けるかな?と思って一応さらってみたのですが、一見単純な旋律に見えて、いざ弾いてみると「どこでポジション移動する!?」、「これこのボウイングでいける!?」とか不明点が続々出てきて、撃沈しましたのでね( ノД`)シクシク…サクッと先生に委ねて正解って感じ(爆)
★ヴィヴァルディ『四季』より「冬」第1楽章
今日は1楽章のみ、先生と一緒に確認しながら弾きました。
冒頭の
Allegro non Molto はチェロレッスンの際に調べたとおり「あまり甚だしくなく、快速に?」という速度的な事で大丈夫ぽい(演奏会のプログラム構成では、ママ表記される事が多いですね)ですが、
Aggiacciato tremar trà nevi algenti というのは原曲に付いているソネット(14行で構成されるヨーロッパの定型詩)の一部のようです。
それによると「冷たい雪の中の凍りつくような寒さ」だそうですよ。なるほど。
↓下楽譜の三段めに出てくるAl Severo Spirar d'orrido Vento,Orrido Vento は「吹きすさぶ荒々しい風の中を行く」だそうです。とにかく雪の中で風も強くてめっちゃ寒い景色の中を歩いてる情景を思い浮かべればいいんでしょう。
と思ったら更に↓下楽譜の七段めに出てくるCorrer battendo i piedi ogni momento; は「絶え間なく足踏みしながら走り」だって。のんびり歩いてられないくらい寒いって事ですか(笑)
Correre,e Batter li Piedi per il freddoという記述は対訳紹介の中になかったので、、前文と被ってる単語の活用形ぽいから似た意味合いかな、と思いつつ念のため翻訳サイトで確認してみたら「走って、寒さのために足を打つ」と出ましたよ。寒さで脚が云う事きかなくなっちゃってる的な?(爆)
それにしても、こうしてソネットとフレーズを照らし合わせてみると面白い!
音の持つ意味がより明確に浮かび上がってきますね!!メインテーマに入って「絶え間なく足踏みしながら走」ってる感に移行したの、わかりますし。
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