ヴァイオリン覚書♪11年9ヶ月~423回めのレッスン2017年01月24日

覚書の前に、今日はレッスン後、休会の手続きについて教室の受付で確認してきましたので備忘録。
私の教室はYAMAHA系列の提携楽器店の教室なので、規約は直営と異なるかもしれませんが、前月20日まで長期欠席届を提出すれば、翌月から最長3カ月まではレッスン料&施設料免除で休会扱いにして頂けるそうです。
それ以外の詳細は、長期欠席届用紙の裏面に記載されていました。

そういうことなのでこのタイミングだと来月は〆日を過ぎていて費用が発生してしまいますけれども、3月からなら間に合うから、万が一の事態を想定して申請しておいた方がいいかなぁ。。。。
期間は来週の診察と検査によりますが、3月以降のレッスンの休会手続きについては理解しました。

というわけで、レッスン覚書。

先生が用意して下さったカール・フレッシュ教本のコピーから、冒頭5小節を先生と一緒に弾いてみました。
「G線ハイポジへ移弦して弾くフレーズなので、左手が辛かったら1stポジで弾いても大丈夫です」と配慮頂きましたけれども、目下レッスン中のヴィヴァルディ『四季』より「冬」でハイポジがちょいちょい出てくるので、慣らすためにはちょうどいいウォーミングアップです。
ゆっくりめの速度で弾けば、手首の痛みも角度を加減しながら弾けるので、譜面の指示通りに弾きました。


トリルパターンはコレ↓で、

今日は最後まで、通し演奏しました。

出だしは一人で弾き始め、ちょっと音程が低めだったものの何とか弾き進めていったのですけど、徐々に音程が妖しくなってくると先生の帆奏が入り(笑)、今日もそれに助けられてようやく弾き切った感じでした(苦笑)

全く自習する精神的余裕がなかったので……それでもまずまず弾けてた方かと思います。

音程が下がりがちになる理由は、ハーフポジションのフレーズで、1の指だけじゃなく全ての指がハーフポジション低めのフィンガリングになっちゃってるせいでしょう。。。。
わかっちゃいるんだけど、ついつい。。。
この癖は直さないと。


★ヴィヴァルディ『四季』より「冬」第3楽章
今日は前回の続きで(2楽章はアルバム3で弾いたし今回編曲に組み込まないためパス)3楽章から、先生と一緒に確認しつつ、時間いっぱい弾けるところまで弾きました。

冒頭のソネット↓、Caminar sopra il ghiaccio, e a passo lento対訳を紹介して下さってるブログ記事から引用させて頂くと「氷の上を歩く」だそうで、文章の切れ目が私の拾ってきた楽譜とちょっと違うんだけど、4段目のソネットが、e a passo lento Per timor di cader girsene intenti; は「ゆっくりとした足取りで、転ばないように注意深く進んでゆく」という事になりそうです。
音符が詰まってるから、それほどゆっくりした足取りでもないけれど、第1楽章に比べれば、拍子も4/4から3/8に変わってるし、少し寒さ慣れしたような印象を受けますね(笑)
5段目のソネット、Gir forte Sdrucciolar, cader a terra は「乱暴に歩いて、すべって倒れる」、7段目のソネット、Di nuovo ir sopra'l ghiaccio e correr forte また起き上がって、氷の上を激しい勢いで走る」は、何か似たような経験した事があったので、思わずその時の切ない思いが甦っちゃった(笑)

ボウイングに関して、スラーは拾ってきた譜面のままでおおむね良さそうですが、アップダウンについては3段目でアップアップにするところと、……あ、後ろから3段目3小節めも最後の2音はアップアップですね。
譜面に記載のないボウイングで注意点がありました。

続く↓4段目のソネットSin ch'il ghiaccio si rompe, e si disserra; は「裂け目ができるほど激しく氷が砕け」、6段目のソネットSentir uscir dalle ferrate porte は「閉ざされた扉の外に出て」、7段目のソネットScirocco, Borea, e tutti i venti in guerraは「南風、北風、あらゆる風が戦っているのを聴く」でひとつの文章になりますね。
でも、今日譜読みできたのは、最後のソネットの手前まで。
4段目のソネットのフレーズは、短くて簡潔なフレーズにソネットのニュアンス感が出ている気がします。ここ、スラーの表記がないのでボウイングはアップダウンで弾くという事なんでしょうが…どうしましょう??という悩ましいフレーズになりました。
連符ひと塊で1スラー入れた方がいいように思いますが、激しさとかバロック風の切って弾く表現を考えると、ごく少ない弓量で1音1音返して弾いた方がそれっぽい気もしますね。
それと前後フレーズの兼ね合いで、ダウンorアップ始まりどちらにするかも悩みます。
今日はフィンガリングの確認に留め、ボウイングは色んなパターンを弾いてみて保留としました。

レッスンではソネットの確認をしていないので、改めてソネットとの照らし合わせをすると面白いです。

先生にはまだ何のお話もしていませんが、2月いっぱいまで継続してレッスン出来れば、この曲をひととおり弾けるようになれそうなので、休会届のタイミングも考えると3月から入院がベストだなぁ…とか思いながら帰宅しました。