膠原病治療:治療経過9回めと整形外科の診察8回&リハビリ15回め2017年06月06日

腱鞘炎→膠原病覚書25回め。
シェーグレン症候群の薬物療法とリハビリ治療を並行継続中です。
過去24回の覚書はコチラ↓から参照くださいませ。


今日は朝から頭も身体も重たくて……
毎朝のお薬があるため、かなり寝坊で何とか起き出し、パイナップルの芯が活躍!常夏ピラフを食べてから服用した後、すぐお布団へ逆戻り

結局、病院へ移動するギリギリまで寝倒れていました。
おかげでお昼ごはん食べそびれちゃった。

おまけにJRから新しいバスターミナルまで毎回迷っちゃって……でも出発まで少し時間あるかなと思い、気になってたお店でお昼ごはん買ってたら、バスに乗り遅れちゃったり(;´Д`)

20分に1本しかないバスを待つロスタイムとか、座れないし、はしご通院&はしごレッスンでそれなりに荷物もあったから、待つだけでも疲れちゃいました。

B総合病院に着いたら早速採血し、病院内のクリエアイスロイヤルミルクティーだけ買って、検査結果の待ちロスに持ち込んだお惣菜で遅ランチ。


・栗とプティサレ 380円
・海老と季節野菜
(今回は新玉ねぎ) 390円
・タルト・オ・クレーム・オランジュ 270円

色んな種類のキッシュが沢山あって、1個のサイズも手頃。
バスターミナルの入口の傍にあるから、通るたびに買ってみようかな~と思っていたお店です。

お惣菜のキッシュと、おやつのタルトを買ってみました。

欲張ってこんなに買っちゃったけど食べられるかな…と思ったら、ペロリ完食(笑)

栗のプティサレは塩豚入り。もっとコッテリしてるかと思いきや、意外にあっさりしていました。がこんなにゴロゴロ!アパタイユはフワフワした卵焼きみたいな食感で、軽いです。
キッシュ生地は、残念ながらザクザク系じゃなく柔らかいデニッシュパイ系なので、本格的なキッシュというよりは全体的に”キッシュ風パイ系お惣菜パン”って感じでしたが、味は悪くないです。


海老と季節野菜も海老新玉ねぎがゴロゴロ。
素材感がしっかりあって、好感触。

食後のデザートに買ったタルトも、タルト生地というほどザクザクではなくて、パン系。でもキッシュのパイ系とは違いました。
キッシュのアパタイユと違ってかっちりもっちりしているカスタードクリームは、食べ応えがあるけれど甘さ控えめ。

お惣菜系も、おやつ系も、それぞれ違いがあり、それでいてバランス感が取れてていいですね。
また違う味の商品を買おうかなと思える味でした。



さて、体調がイマイチだったのでちょっと不安だった検査結果ですが…


CPKの値は更にステロイド減らしても増えませんでした(*´▽`*)
治療前313 → 治療開始後451 → 281 → 341 →
 228 → 179 → 114 → 87 → 前回82 → 今回45

また減った!よっしゃ!(`・ω・´)b

おかげで、またまたステロイド減量メトレート現状維持、ここからは緩やかにステロイドを減らしてじっくり経過を伺うため通院頻度は四週間後となりました~(*´▽`*)

★プレドニゾロン 5㎎×4→3.5錠(毎朝)※水曜から減量
 30→45㎎で増量してから徐々に5㎎ずつ量し、今回17.5㎎まで減りました。この後は0.5㎎単位、1か月くらいの期間で少しずつ減量していく計画です。

★エディロールカプセル 0.75μg×1カプセル(毎朝)
 ステロイド服用により骨粗しょう症になりやすくなるため、骨粗しょう症治療剤

★タケキャブ錠 10㎎×1錠(毎朝)
 胃薬。劇薬服用によって胃潰瘍にならないための対策

★ダイフェン配合錠 0.5錠(毎朝)
 菌による炎症、化膿、感染症を防ぐ

メトトレキサート(メトレート)錠 2㎎×4&4錠(週1回朝夕)※現状維持
 抗リウマチ薬。限度量まで量したまま。いずれ徐々に減量予定ですが、ステロイドの減量計画がもっと進まないと、減らせないようです( ノД`)シクシク…

★フォリアミン錠 5㎎×1錠(週1回朝)※毎週土曜
 メトトレキサート服用による副作用を抑制するために葉酸を補う

★ボノテオ錠 50㎎×1錠(月1回起床時)※毎月1日
 これも骨粗しょう症治療剤

そういえば、先月末くらいに保健所から、特定疾患の助成金更新手続きの書類が届いていたのですが…
どの患者さんも更新時期は同じだから、また主治医から話があるかな?と思ってたら前回スルーで、今回も診察結果と治療計画の確認だけで終わっちゃいそうだったので、(症状が軽くなったから更新はできないのかな?)と思いつつ訊ねてみたらサクッと「あ、そうですね。書いておきます」ですって。

更新できるんだ(;^ω^)

後から病友(?(;^ω^))に訊いたら、難病治療のためステロイド服用してるうちは軽症でも助成金受けられるそうです。
また”あの”保健所のお役所対応に遭うかもしれないと思うと、ちょっとウンザリ…(-_-;)ですが、二割負担は大きいですものね。


午前中の体調不良とは裏腹に検査結果が良好だったので、ホッとしてA総合病院へ移動。

今日のお天気は若干曇り空でしたので、はしご通院の徒歩移動もなんとか。しかも体調がイマイチだったから、この後のはしごレッスンで毎回連れ歩いてたヨメ(ヴァイオリン)は今回お留守番、手ぶらで来ちゃったので楽々~~。


リハビリ治療を受けるために義務付けられた整形外科の診察は、いつもどおりB総合病院での投薬治療計画の進捗状況を報告し、肩の可動域やらを確認しておしまい。

肩に関しては日常動作でほとんど痛みや不都合を感じなくなり、背中へもだいぶ回るようになったので、順調です。
ただ、手のわずかなこわばりと、手首に疲れが溜まりやすくて痛む点は気になっていたので一応伝えて…まぁそれも今後リハビリの効果を待つという事でおしまい。

診察後のリハビリもいつもどおり両肩のウォーミングから、肩の可動域を確認し、両肩のマッサージをやって頂いたのですけど……
今日は理学療法士の先生の反応が違いました。

「右肩の状態がすごく良くなりましたね。今まで肩甲骨をマッサージしてもガチガチですぐ戻ってしまったのですが、だいぶほぐれて柔らかくなってます。他の関節も硬さがなくなって、痛みを感じない部分が増えましたね」

触ってわかるんですねぇ~。確かに、私自身もいつもどおり色んな角度に動かされて、これまではある角度へいくと「イテテ」とか「そこはちょっと突っ張ります」と言っていたのに、今日は1回くらいしかキツイ部分がありませんでした!おおお!

「逆に左の方がちょっと固い部分が残っているかな。右と左で固い部分が違うようです」

とも仰いました。
今までずっと、右肩の方が重篤だったので、左はあんまり気にしていなかったのですけど、右の状態が劇的に良くなった分、左の悪い部分が露見したのか????

とはいえ、どちらも後退はしておらず順調に回復傾向だったため、今日はより筋トレ的な動きを取り入れていくとの事で、以前も行った伸びるゴムを使って肘から下の腕をこぶし一つ分ほど内外へ引っ張るストレッチを行った後、滑車のような器具に重りをつけて上げ下げする筋トレ的な動きを行いました。重りは前回1キロが厳しくて0.75キロで行ったのですが、今回は1キロでも痛くない!ので1キロで4分?くらい頑張りました。

以前は重りの重さで腕が上がると、肩から二の腕あたりの外側の筋がピーンと突っ張って痛いようなきついような感覚があったのですが、今日はほとんど違和感なし。
むしろ重りを上げた時にかかる手首への負荷の方が、連続で行ううちに強く感じたかな。

「肩がずいぶんよくなったら、最近手首や手の方が、何となく筋肉痛ぽく傷む時があって気になるんです」

という話をしたら、自然と庇って使わなかった筋肉を使うようになり、そこと繋がった筋肉も使うようになったため、よくある事らしいです。

あんまり痛い時はロキソニンテープを巻いて紛らわせていましたので、それは診察の時に言って、今回処方して頂いたのですけどね。

筋肉って色んなところと連動して使って、動かしているんだなぁと改めて気づかされるお話しでした。

「かなり順調に回復し始めたので、これからは筋トレ要素の強い動きを入れていきますね。ヴァイオリンもチェロも、リハビリがわりになりますから、どんどん弾いて頂いていいですよ」

おお!本番まで一か月を切ったタイミングで、朗報です!

というわけで、B総合病院の診察は4週1回になったのですが、リハビリは継続する事に意味があるため、二週後また通う事になりました。

ゴールが見えないと思っていたけれど、だんだん見えてきたかも。

ヴァイオリン覚書♪12年0ヶ月~431回めのレッスン2017年06月06日

はしご通院からのヴァイオリンレッスン。

今朝が体調不良だった事もあり、暑くなってきてヨメを背負っての移動に次ぐ移動が辛くなってきたので、折角教室でアコースティックヴァイオリンがレンタルできるんだし、前コマの生徒さんが使ってて準備の時間も要らずレッスンへ入れるというメリットもあって、これからは手ぶらでGOする事にしました。

って先生へお伝えして、教室のレンタル楽器・サイレントじゃなくアコースティックで初レッスン。

ヨメとヒメ以外のヴァイオリンに触るの、久々だなぁ~。
一応、調弦合ってるか、さらっと弾いてみたら…お、音はちょっとツンツンしてるけど、弦が新しそうだし、しっかり鳴ってくれるから、全く支障なし。これからは楽チンレッスンで~す。


前回の続きで、1の練習曲の2オクターブ上パターンです。
特に問題なく、サクッと弾いて終了。

次回は次の練習曲を指定箇所まで演奏します。




前回の続きから残り半分です。
前半は常に1オクターブ重音でしたが、後半は終盤(下から4段の2小節め)に1オクターブじゃない重音がサクッと混じってきます。

案の定、突っかかったのはそこで、この譜面にはフィンガリングの印字がないのですけど、先生から頂いたコピー譜に印字されているフィンガリングがちょっと不思議?な感じだった事もあって、迷って途中からわからなくなり、詰まって確認しながら進んで何とか最後まで弾き終えました。

それ以外は、前回指摘された”使っていない指を弦上で待機”させる事と、”重音の響きを2弦均一に鳴らす”という点について、クリアできていると評価頂きましたので…問題点を備忘録。

上画像に記載のないフィンガリングというのがココ↓の、下に印字されてるフィンガリングです。2音めのレの1オクターブ重音を3&0じゃなくて4&0でスライド移動して2ndポジションで捉え…
そのままのポジションでド&ファ♯を2&3、レ&ソを2&1で捉えた後、3rdポジションへ上がって4&0というフィンガリング。
自分では思いもつかない変化球フィンガリングでしたが、これで弾いてみましょうという事になり、次回はもう一度後半を演奏する事になりました。



★ヴィヴァルディ『四季』より「冬」第1楽章

主宰アンサンブルSKEのライヴ発表会演奏曲Inverno~最初から最後までありのままで冬のソナタで編曲しているヴィヴァルディ『四季』より「冬」の原曲レッスン。
今回は第1楽章前回の続き(下画像・最終段)からスタートです。


頭から一人で演奏しました。
ここは前回一応弾いたのですが、跳ばし弓奏法に関して細かい指摘が入ったため、リスタート。

少しダウンボウのアタックが弱いという指摘を受けて、しっかり弦へ弓を引っかけて弾くよう意識したのですが、そういう意味ではなかったらしい。
今日も更に細かな技術的指導を頂きました。

「確かに、引っかけて弾く跳ばし弓奏法もあるので間違いではないのですが、この場合は半円を描くようなイメージで、弦の反発を殺さず活かす動きです。見ていると、弓手の小指の弓を支える位置が少し前倒し気味なので、殺してしまいやすいのかも。
もう少し小指を後ろ寄り(身体側へ退く)位置へ置いて、指弓で弧を描くような動きをしてみて、反時計回りで身体から離れる方向へ行く時がダウンボウの動き、戻す時がアップボウの動きだと思って下さい」

出た指弓。
指弓が出来る前提で話が進む分、成長したのかもしれませんが、使えてなかったら意味がない(爆)

アタックを強くという意識から、弧を描く反復運動へ意識を切り替えてみたら、力加減は何となくわかったのですけど、そこへ移弦やスピードを伴うフィンガリングが入ってくるとなかなか……スムーズに弾けなくなります。

でも、だいたいは形になっているという事で続きへ進みました。1段2小節3拍以降のスケール的なフレーズ↓は前回苦戦した↑上画像の3~6段のフレーズと同様に移弦とフィンガリングのタイミングのすり合わせが重要と心得て集中的に部分練習してきました。
ただ、それを気負って挑むとまた…と不安を抱えつつ、以前指導頂いたように指弓コンパクト奏法、かつ移弦は最小減に、移弦する音をより意識して…といっぱい頭の中で念じながら入っていったら、何とかコントカそれなりには弾けました。
まだまだ指がバタバタしていて、ともすれば小指がピコーンと立っちゃうし( ノД`)シクシク…音程が妖しい部分とか、わかっていても速さの中で流されて修正をかける前に終わってしまう(´;ω;`)ウッ…雰囲気だったのは否めませんけれども、先生からは

「大丈夫ですよ~。ほとんどクリアに弾けています。指の動きを最小限にという意識も表れていましたよ

と一定の成長評価も頂けました。

つづくここ↓からも、気をつけるべき点は同じ。
ここは当初から比較的、安定して音程を捉える事ができるフレーズなので、より精度を上げていけるといいかな。
今日は4段まで弾いておしまい。

何となく弾けてるレベルには至っていると思うけれど、先生の眼から見たら、課題はいっぱいなんだろうなぁ…。
なかなかサクッと弾けるようにはなりませんが、冬らしいイメージ、アーティキュレーションも含めて、ある程度の速度で仕上げ演奏出来たらいいなと思います。

チェロ覚書♪♪8年0ヶ月~189回めのレッスン2017年06月06日

今日はレッスン前に、冬の発表会で教室が主催するアンサンブル曲の楽譜を頂きました。

<弦楽アンサンブル>
ヘンデル「水上の音楽よりホーンパイプ…Vc

<大アンサンブルオケ>
ミュージカル「レ・ミゼラブル」メドレー…第1Vn
チャイコフスキーくるみ割り人形…第1Vn

このタイミングで頂けるの、私にとっては早いほうなのですが…他の生徒さん(特にヴァイオリン)はだいぶ前にもらっているようです。
まぁ、これには事情もありまして、チェロコースのみ受講している教室だけどヴァイオリンでイレギュラー参加している手前、こちらからパートの指定とかおこがましい感じもあって、「他の参加者の方との兼ね合い(主に人数配分)で決めてください」とヴァイオリン講師の各曲先生方に丸投げしていると…その都合がある程度決まってから私のパートが決まるため、どうしても他人より遅れるんですよね。


で、蓋を開けたらやっぱり今年も両方第1Vnでした……うーーん。まさか去年みたく、第1弾く生徒私しかいないってオチはないよね!?特にくるみ割り人形がそのパターンに陥りそうで不安なんですけど!

という別の不安要素は浮上しているものの、
先生からNG出るかなぁ?と思っていた<弦楽アンサンブル>ヘンデル「水上の音楽は、リクエストどおりチェロで参加のお赦しが出ました!

この曲は以前、YAMAHAアンサンブルクッキングでヴァイオリン参加した際、チェロのパートが難しそうだなぁと思っていたので私の技術で弾けるのか不安だったのですけど、今日頂いた譜面をみた感じ、YAMAHAの編曲より難易度はダウンしてるぽい…?かな????

チェロでヴァイオリンとの合奏は、自分との多重録音を除いたらかなり久々なので、愉しみvvv
愉しめるよう、それなりに自習はしなくちゃね????なぜか妖しく疑問形


さて今日も前回に引き続き、宿題なし、自分が演奏するための曲のレッスンでもなく、発表会に向けた拙主宰アンサンブルSKEの演奏曲で、私が編曲したチェロパートの技術的なレクチャーを受けるミッションです。

★Requiem× LUNA SEA 黒服限定GIG ver.
 モーツァルト『レクイエム ニ短調』より
  ×
 LUNA SEA『ROSIER』

前回チェロ3パートのボウイングをざっくりレクチャーして頂きましたから、今回は実際に弾いてみよう!というわけで、第3Vcのフィンガリングを確認、というか先生にほぼレクチャーして頂きながら、実際に自分で弾いてみました。

第3Vcはほぼ、原曲のヴィオラパートそのまま(一部、音域を変更するなど編曲)を、チェロパートとして置換している兼ね合いで、音域が結構高いです。

今日レクチャー頂いた部分はここ↓まで。

フラジオレットとかあって、結構音域がポーンと跳びます。
先生の示して下さるフィンガリングに従いながら、たどたどしく弾き進め…2段のフラジオレットのあたりで「うぉっ!結構跳ぶなぁ!」と呟いたら先生に、

「いやいやコレ、ありこさんが編曲したんですよね?」

と苦笑いで言われました(;^ω^)
いやいや毎度、全てのパートをとりあえず机上、譜面上で編曲してるだけで、特に原曲のスコアなんかがあるものは、編曲と言っても原曲のパートをアンサンブルの楽器編成に置換する作業ですから、実際に通しで弾いて最終確認するのはヴァイオリンとピアノくらいですヨ(笑)

チェロは…レッスンでボウイングとか、置換による演奏困難なフレーズを確認程度に弾いてるだけで~~~。弾きこなせたらいう事はないのですけど、なかなかそこまで余裕ナッシング(;´Д`)

今回は他に今弾きたい曲や、弾くべき曲がなかったので、多少は弾けるようにしておこうかなと思っただけで。
それにこの曲、速度がゆっくりで、身に着けると良い基本的な技術要素も盛り込まれていますしね。

そうそう、冒頭から全体的にスタッカートなのだけど、色んな音源を聴いてもわかるとおり、短く鋭いスタッカートではなくて、訥々とした、何かが忍び寄るような感じのスタッカートですから、ニュアンスを大切に弾けたら(弾いて頂けたら)いいなと思います。

音域は高いですが、低弦の弓圧調整がヘタで上手く鳴らせない&チェロのポジション移動や移弦が苦手な私にとっては、ほぼA線の移動だけで弾けるこのあたりのフレーズは、音程を捉えるのが楽チンです( ゚∀゚)アハハ

って言うとまた先生に、「それは耳が良い人だから言える台詞」とか言われちゃうんですが(-_-;)

他のパートが入ってこなければ、音程も問題なく捉えられそう。

ただ、この曲はスコアを見ていてひしひしと感じた通り、合奏した時に己のパートを保つ事が重要です。というのも、それぞれのパートが独立した旋律を、縦ラインのタイミングもバラバラで入ったり退いたりするので、一人では弾けてても合奏したら急に弾けなくなるパターンに陥りそうなのが…不安。

しかも四拍子裏拍→途中から正拍ですしね……不安。。。。。

ですから、私も合奏練習が始まるまでにはある程度、各パートのフレーズまで頭に叩き込んでおかないと。

ともかくモーツァルト『レクイエム ニ短調』に関して今日はここまで。
レッスン終わりがけには、本番まで1カ月切った「Inverno~最初から最後までありのままで冬のソナタ」の合わせ練習やリハの過程で、ちょっと疑問に思った事や困った事を先生に質問してみました。

【質問1】
「チェロの跳ばし弓って、どう教えたらいいですか?」

チェロ2パートを担当するお二人さんが、苦戦しているんですよね。
私自身もついさっきヴァイオリンレッスンで細かな指摘が入ったばかりで、出来てると思っても出来てなかったりしたので(;^ω^)
ただ私の場合は、ヴァイオリンに関してはある程度跳ばし弓奏法が出来るけれども、実際に使えていない状況だったので…半円を描くようにと言われて、何となく出来てるレベルで終わったけれど、元々跳ばし弓が出来ない人にはどう教えるんだろ???

っていうか、そもそもどうやって覚えたんだっけ???
チェロでは習った記憶もないけれど一応、バロック曲のレクチャーではそれっぽい弾き方を教えて頂いたような……???遠すぎて記憶曖昧。

先生曰く「反復運動」との事でしたが…、元々、弓圧の調整が出来ていなくて、弦へ弓をしっかり乗せられていないらしい相棒Vc-hikoちゃんは、音を鳴らすより殺してしまいがちだそうなので、跳ばし弓奏法のレクチャーをする以前にそこをクリアしなくてはというのが、先生の初見らしいです。

なるほど。素人があれこれ、この曲に必要だからと、当人の現状技術レベルに則さない技術を盛ろうとしても無理ってことか。

【質問2】
「チェロで指弓って、使いますか?」

私自身もチェロではレクチャーされた事がないし、弓の持ち方がそもそもヴァイオリンと違うから、必要なのかどうかすらもわからなかったのですけど、プロの演奏を見てるとどうも使ってるぽい。

かたやヴァイオリンでは、早い段階で当時の師匠から指の屈伸ストレッチを強く勧められ、早く指弓を体得すべしと言われ続けて実践し続けた結果、今に至っている(指弓を使える)ので、チェロではそんなに必要ない技術なのかなと思っていました。

が、これに関してはサクッと

「使います。
でも指弓が使える弓の持ち方が出来ている生徒さんは、なかなかいない(´;ω;`)ウッ…ので、それよりもまず弓を正しく持てるようになってから、と思うとそこまでいけないんですよね~」

だそうです(;^ω^)

私の場合でヴァイオリンに関しては、逆に指弓の屈伸運動をずーっと鉛筆でやってたら、なんとなく弓を持った時の指の使い方がわかって、なんか変な持ち方だなぁと違和感満々だった弓がフツーに持てるようになった気もするのですが…
そこは先生それぞれのお考えがおありでしょうから、心の中に留めて。

やっぱり出来ない事を出来るように導くというのは難しいんだなぁというお話しでした。