跳ばし弓は、ちゃんと出来てたかな……???
まだ若干勢いを殺してる感がある気がするのですけど、それでも先生が指導して下さった技術的なアレコレの意味はわかったし、意識もして弾いてみたので、完璧にこなせていないまでもその意識は伝わったのか、今回はスルーでした。
8段2小節からは前回、多少音がズレてもなるべく詰まらず流れを保つ事を優先させて弾いたから、今回は弾き流さず、あえてちょっとでも音程がずれたらところどころ弾き直しながら演奏しました。
おかげでスムーズにとは言えなかったけれど、一音一音の音程と、移弦とフィンガリングのタイミングは、一定の速度を保って明確に弾けたと思います。
先生からも
「8~18段はだいぶクリアになりましたね~」
と評価を頂けたし。次のステップで詰まらず崩れず弾けるといいな。
19~20段は、元々音程も比較的安定して捉えられてたのですが、ここもやっぱり、椅子の低さが影響してると思うんですよね~(´;ω;`)ウッ…
この椅子で弾くと、E線の3thポジ以上あたりが弾きづらいという事がよくわかりました。
スケールくらいのフレーズを単音でゆっくり弾くなら大して問題はないのですが、少しスピードがあったり、アルペジオだったりすると、弓の角度が変わるのでその度に肘が…太腿が…とか無意識に微調整しなければならず、そこへ意識が持っていかれた分、音程とかね、乱れたり。
なので、普段はスムーズに弾けてるこのフレーズも、上昇系の頂点の音で少し乱れて弾き直しながらの演奏になってしまいました(´;ω;`)ウッ…
まぁ、ここは多分、立って演奏すれば弾けるから気にしないでおこう。
問題は何といっても19段からの重音でしょう!
それでも19段と20段の3小節めまでは何とか正しい音程とリズムで弾けるようになってきたと思います。
音程に全く自信が持てなくて、てきとーな音程感で弾いてるのが、20段4~6小節。
参考音源などを聴いてもイマイチ耳で覚えづらく、譜面上で、臨時記号のある音のフィンガリングでは指がくっつくのか、離れるのかとか、確認しながら何となくこの辺?というあたりをスライド移動していくのですが、重音1つで全部3度重音のスライド移動とかじゃないため、ホント、移動の間隔がわからないし、その音が合ってるのかもわからない。
耳の良さに定評のある?私でもお手上げ。
だいたい、拾ってきたこの譜面然り、ライブラリーから拾った楽譜然り、この時代の楽譜の臨時記号の記譜って、結構いい加減なんですよね~。
だから、原典で♮になってても実は♭とかだったりして、却って新しい譜面の方が親切に( )で抜けてる臨時記号を記載してくれてたりします。
そんなこんなで拾ってきたこの譜面が、この記譜のままの音で合ってるのかも妖しい。
記譜通りに演奏すると、重音の音と音がぶつかってるところ…特に20段の5小節めのレの音あたりから違和感が。
仕様でそういうニュアンスなのか、単に臨時記号の抜け落ちなのか、弾いててどの音が正しいのかすらわからなくなります。
で、仕方がないから、何となくこういう和音展開?みたいなグレイゾーンの音を曖昧な音程で弾いてるというわけです。
でもレに関しては先生も「確かにちょっと違和感が…確認しておきます」と仰っていました。
以前も他のフレーズで同様の問題があって、その際に自分で原典の譜面と照らし合わせをしたので、そこで解決したかと思ってましたが…
私の方でも、もう一度音源や原典をしっかり確認してみよう。
それを除いても、この重音はまだまだ課題がいっぱいで、弾きこんで精度を上げるべきフレーズなので、重点的に練習しなくちゃ。
ホント、なかなかスムーズかつクリアに弾きこなせないけれど、少しずつ良くなっているとは思うので、引き続き課題点の技術を克服していきたいです。
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