ポーランド旅行o(^o^)o2日め~ショパンを巡る旅・その12017年09月16日

ワルシャワで一夜を明かして、曇り空の朝を迎えました。

ソフィテル ヴィクトリアホテルの朝ご飯はとっても種類が豊富で豪華!
レストランも可愛らしいカフェ風という感じでなかなか素敵です。

日本人がほとんどいないので、周りのお客から結構注目を浴びながら…盛り盛り欲張って取り分けてきました。

酪農大国と訊いていた通り、チーズのコーナーにはフレッシュからセミハードまで10種類くらいのチーズがずらっと並んでいました!
とりあえず5種類くらい少しずつ取って来たけど、どれも美味しかったです。こちらでは牛乳の他に羊乳のチーズも多く、ブルーチーズはフランス産のものより癖がなくて、食べやすかったですよ。

蜂蜜も名産らしく、2種類あったので両方取って来て、チーズにつけて食べました♪

手前のは揚げたピエロギ。これも名物料理。
お魚の燻製や酢でしめたものもあって、冷菜類は北欧のフィンランド寄りかも。

ただ、一番の代名詞とでもいうべき、スープ類は一切なかったなぁ。
そこは外国人観光客の口に合うよう一般向けって事なのでしょうか?

牛乳は乳脂肪率の違うものが3タイプあって、これも酪農大国ならではだなぁ。もちろん一番濃ゆいやつを選んできましたよvvv

パンもお惣菜系からおやつ系、お食事系まで20種類近く置いてあって迷っちゃったのですが、おかずが豊富なのでお食事系から厳選しましたら、夜のラウンジ同様、美味しい~vvvパンはハズレなし!

お腹いっぱいになったら、早速散策開始!

あ、今回ガイドブックの情報も少なくて、一応宿泊ホテルを中心に、自分で主要観光スポットの位置をざっくり地図にマーキングしてみたのですが。
でも、ざっくりすぎて結局Googleマップに頼ったという(;^ω^)

まずはホテルの真ん前にあるサスキ公園へ。

サスキ公園
休日だから何かのイベント?があるのか、人が沢山門の前にたむろっていました。

衛兵さんの交替式もあるようです。
宮殿や何か重要な建物があるわけじゃないので、衛兵さんが立ってる意味はよくわかりませんが。

門をくぐり抜けると綺麗な庭園が。

実はこの公園をぐるっと回りこんだところに、ブェンキトネィ宮殿というショパン存命当時からの貴族の宮殿があったらしく、ここのサロンでショパンが度々演奏を行っていたそうです。

目と鼻の先だったのにスルーしてしまった…残念。


この後、ワルシャワ大学へ向かう途中に、なんだか可愛らしい建物があったのでパチリ。

欧州は可愛い建物が多くて、街歩きだけで楽しいです♪
で、すぐ目的地へ到着。近ッ!

ここからショパンを巡る旅になりますが…
事前にとてもわかりやすいサイト、ショパンのワルシャワをブックマークしておいたのに、実際行って利用するのすっかり忘れてたんですよね(-_-;)
バカバカー!!

このサイトにある観光スポット地図を利用すれば一目瞭然だったのに!
ばかばかーーーー!!
もし拙ブログを参考に旅行なさる方がいらっしゃったら、こんなおバカな轍は踏まぬようご注意を…。


門の横にある建物。

大学の前に可愛いカフェも発見!

可愛い~vvv覗きたい~vvv

と思ったのですが、空港で両替した残金が数百円( ノД`)シクシク…しかなくて、ホテルでは円が両替できず、街中に出てみたものの両替店はまだ営業してなくて…おそらくカードは使えるけれど、表にそれらしいステッカーもなかったから断念。

ここへ辿り着く前、すでに自作の地図では事足りず、Googleマップさんのお世話になっていた(;´Д`)ため、通り沿いにあった地図を一応撮っておく。
方向音痴で、地図があっても読めないんで…(;´Д`)

実はカフェに気を取られてやり過ごしてしまいましたが、ワルシャワ大学正門の向かいに、ショパン一家の住まいがあったとされるチャプスキ宮殿があったようです…どこかわからずスルーしちゃってたんだけど(;^ω^)
しかも内部見学できると思ってたら、今はできないそうで、ワルシャワ美術大学になってるそうです…。

さて、日本学科が有名なワルシャワ大学、構内にショパンゆかりの建物が残っているので、門の脇にこんな石碑↓もくっついています。

なので、どこかもよくわからずにとりあえず入ってみる。
まっすぐ歩いたら、こんな建物ありました。

★旧図書館
人が居る……???

ショパン……???


お!これがショパンが住んでいたという場所ですな!

足許にもさりげなくこんなタイル発見。



散策当時はリアルタイムでなんの建物やらハテナだったので、建物についてたレリーフをとりあえず撮影しといて、帰国後に確認しているという有様で(;´・ω・)

感動もなにもありませんな(;^ω^)


ここ↑がショパンの住んでいた建物らしいです。
横長なので、全貌が撮影しづらいですが。

横にこんなレリーフ↓があったので、わかりました!

だいたいショパンゆかりの建物はチェックできたという事で、裏門から出て…

面白い建物構造だという今の図書館↓へ行ってみました。
カフェやバーが入ってて雑居ビルみたいな感じ。
図書館内は学生証?か何かないと入れないみたいです。

再びワルシャワ大学正門前へ戻って、反対車線の傍にある教会へ。

外観は補修中でこんなん↑(´;ω;`)ウッ…ですが…

入口は辛うじて。
といってもここから入るんじゃなく、脇の階段を上った上の扉から入りました。

中へ入ると、バロック様式のシンプルながら所々ちょっとロココでゴージャスな内装。

パイプオルガンはやや控えめなロココって感じ?

この教会の向かって左の柱↓に、ショパンの心臓が眠っています。
下の方のくぼみに安置されているようです。

教会の傍に広場があり、コペルニクスの銅像が立っていました。

後の建物・ポーランド科学アカデミーにもこんなプレート↓がついてましたよ。

うっかり通過してしまい後で知りましたが、聖十字架教会沿いの道からこの広場に面するところへ建っている建物は、ザモイスキ宮殿といってショパンの姉・イザベラが一時期住んでいた場所だそうです。
ショパンの遺品をたくさん所持していたそうですが、ロシア兵に略奪されてしまったり、焼却処分されてしまったり。

貴重な遺品がこういう形で失われてしまったのは切ない歴史ですね。

広場の端にあるベンチにはボタンがついてて、ちょうど相方が指差してる先の丸いヤツ↓ですが、ぽちっと押すとショパンのエチュード「革命」が流れてきました。
同じタイプのベンチは、旧市街へ向かう途中の道にもありましたよ。

まだまだショパンを巡りますので、旧市街へは向かわず、反対方向のショパン博物館を見学するためそっちへ~長くなったのでいったんシメて、その2へ続きます。

ポーランド旅行o(^o^)o2日め~ショパンを巡る旅・その22017年09月16日

ショパン博物館へ向かう途中に、こんな建物↓を発見しました。


ちょっと画像が小さくでわかりづらいですが、真ん中あたりの白い看板にCHOPIN CONCERT TODAY AT ?:00PMって書いてあったのでショパンの曲のコンサートが開催されているホールかレストランのひとつじゃないかな。


ここも修復中で外観はこの↓有様です…(´;ω;`)ウッ…見学はちゃんとできます。

脇にはこんな壁↓がありました。
画像がちっさくて判別できません(´;ω;`)ウッ…けれども、楽譜が描かれています。どうやら「ポロネーズ」の譜面のようです。左端の方に「Polonaise」って書いてあるのはわかったけれど、どのポロネーズかは譜面から判断できませんでした…調性やら調号の記譜が良くわからなくて…(;´Д`A ```
ショパン博物館のそばだからシャレで誰かが落書きしたのか、開館と同時に作ったのか謎。
後で調べたら、フレデリック・ショパン音楽アカデミーの壁のようです。

さて、博物館の開館前に到着しましたが、一応館内には入れたので、受付開始までお手洗いを借りたりしながら時間を潰し、クレジットカードで観覧料を支払って(´▽`) ホッ、見学用のICカードをもらい、入口のカードリーダーでピッとやって展示ブースへ。

ここから先はスマホアイコンに立入禁止マークがついてたので、撮影禁止だと思ってましたが…後からよくよく考えたら、カメラアイコンじゃなかったので、単に通話禁止なだけだったかも。
なので一切撮影してなくて画像はありません…。残念。

ま、私の記憶にとどめておきます。

とっても綺麗で細かくて、繊細さの窺えるショパン直筆の手紙や譜面、当時のコンサートのチラシなどが何点か展示されていて、当時のサロンを再現した部屋、ショパンが弾いた実物のピアノなどもありました。

ピアノの譜面台に、予め用意された何点かの楽譜を置くと自動演奏する凝った演出や、簡易ブライヴェート空間でPCを操作しながらモニターで情報を閲覧出来たり、名曲の数々の音源ライブラリーなんかもあって、体験コーナーも充実。

ショパンを巡る女性関連の展示ブースから、最上階にはショパンの旅した国別の資料が整理展示されていて、私が訪れた事のあるチェコのプラハなどもあったので、自分の旅の思い出も振り返りつつ眺めたり。

あ、脇にカードリーダーがついてる展示物やモニターには、ICカードを翳すと説明やら音が出たりするんですけど、たまに反応悪くて壊れてる?とこもあったかも。
ま、英語でも私は不自由なんで聴けたところで理解はできないのが悲しいところですが(;´Д`)

じっくり鑑賞してたら、開館時間を1時間間違えて旅程を組んでた事もあって、この後、旧市街で聴きたかった教会のパイプオルガンコンサートに間に合わなかった……(´;ω;`)ウッ…
今回の旅は、色々準備不足でちょっと消化不良になっちゃいました~が、病気の事もあってあんまり無理はできませんので、仕方ないか。

この後、元来た道を戻って、ワルシャワ大学前あたりに見つけた両替店で両替したら…空港より思いっきりレートが悪かった…Σ(゚д゚lll)ガーン
ノーコミッションなのに…ぼったくりか??というほど悪く…
でもこの辺、もうここしか両替できそうなところがなく、旧市街広場へ行ったら沢山あるだろうとは思ったのですけど、見つけた時が替え時、所持金ほとんどなくて不安だし、大してレートも変わらないだろうと思ってあんまり確認せずに両替しちゃったんですよね。
要注意です!!

そんな失敗しつつ、次のショパン巡りスポットに到着。



ここも聖十字架教会と似たような感じですが、若干キンキラキンは控えめかな。


ここには、ショパンが演奏したというパイプオルガン↓があります。
真新しいので、多分当時のオルガンそのものは現存してないんだと思いますが…
ショパンはミサの度に演奏していたそうで、そのうち即興演奏始めちゃって教会側からちょいちょい制止されちゃったとか( ´,_ゝ`)プッ
才能豊かな音楽家の片鱗が窺えるエピソードですね。


★大統領官邸(ラジヴィヴ宮殿)
ここも8歳のショパン少年がピアノリサイタルを開き、一躍脚光を浴びるようになったと言われるスポット。
今は大統領官邸で、脇に警官も立っていました。

残念ながらここも修復中…(´;ω;`)ウッ…
オフシーズンだからって、一気にやらないで欲しいよ……

ま、街並みを楽しみましょう…


パステルカラーの建物が立ち並ぶ様は、見ていてテンション上がりますから…

って何気に撮影したのですが、後で確認したら左の黄色い建物、とその左にあったと思われる白い建物一帯にかつてあった郵便局&駅馬車&郵便馬車のターミナルは、ショパンウィーン旅立ちの場所であるヴェッセル宮殿付近だったようです(;´Д`)

何の感慨も受けずにスルーしてるし(-_-;)

生きて二度とポーランドへ帰って来る事の叶わなかったショパンの生涯を思えば、思い出深い場所だったのにね~。


と、わかりづらいスポットを通過しながら歩いてたら、いきなり道の脇にこんなでかいモニュメント↓が!
ショパン……???
この横に2つくらい?小さなトンネル状の構造物があって、中にパネル展がしてあったので、多分この辺の観光スポットの紹介ぽいです。
1つ、サーッと潜ってみましたが、きちんと見てなかったので不明。


★聖アンナ教会
ここが毎日12:00~30分間のパイプオルガンコンサートを開いている↑教会、内部見学は無料ですが、コンサートは10ズロチ必要。でも300円強だから、お値打ちです!
入口にわかりやすい看板がありますので、開始時間前に行ってチケットを購入すれば聴けると思います。

残念ながら、まことに残念ながら!、ここも絶賛修復中で外観見る影もなしなので、他のサイトなどでご確認くださいませ…(´;ω;`)ウッ…モゥッ!
そして開始時間に間に合わず、ちょうど終わった時間に到着した私は、内部見学だけ愉しむ事になりますた。ああ、残念ヽ(`Д´)ノ

上画像の写真みたいに、それっぽいコスプレした方がウロウロしてるのは見られましたけどね(笑)

外観は養生の隙間から見える限り、全体的に白基調の建物でシンプルですけれども、中へ入ると…ロココ全開!!
天井画とキンキラキンの祭壇がいっぱい。

これが件のパイプオルガン


豪華絢爛!!

どんな音がするのかな~!?ああ~残念っ!

★旧市街広場
週末とあって、広場にはテラス席もたくさん出ており、賑わっています。
どんよりお天気なのが残念。


可愛らしい絵の描かれた建物なんかもあって素敵。






ワルシャワ旧市街広場の脇にあります。この画像↓では右手の建物です。

これまた大規模修繕中で、入り口がごちゃごちゃしててわかりづらく、チケット買って見学するまでにウロウロ彷徨いましたよ…(ノд-。)クスン

門の中へ入って中庭から撮影したのが、こんな感じ↓

この辺から、撮影OKの表示がわかったので、バシバシ撮ってます!
何の部屋だか、さっぱり覚えてないけど(;´Д`)

昨年、マルタで貴族の館の見学した時もワクワクした、こういう組木みたいな柄の床大好き♪

確か王の間。
床の柄はやっぱり部屋ごとに全部違うしvvv

ほらね!

シンプルな床板のお部屋にはカーペットが敷かれていたり。

スタインウェイのピアノが置かれた…たしかボールルーム?

柱が大理石?ぽくてツルツルぴかぴか。

この地球儀を背負ったような像、教会でもみかけました。

可愛い床~(*´▽`*)


じっくり王宮内を見学した後で、王宮を後にし…

王宮から奥へ進み、可愛い建物をすかさず撮影して…




目的の教会を発見!

★洗礼者ヨハネ大聖堂
ここも毎日?かどうかわかりませんが14:00~30分間のパイプオルガンコンサートを10ズロチで開いているという情報があったので、間に合いそう!と思って駆けつけたのですが…


パイプオルガンの演奏は聴こえるけれど…なんと絶賛結婚式ちう(;゚Д゚)

一般客も見学はOKのようなので、静かに参列者から離れたところで撮影。

パンパーカパンパンパンパン パーララ ラーラーララン♪とメンデルスゾーンの結婚行進曲が生演奏されてまして…コンサートじゃなく普通に結婚式用BGM(;´Д`)

これ↓は隣接する教会を先に覗いてきて、結婚式がひと段落したところでパチリしたんだけど…

1日1組じゃなくて、何組ものカップルが入れ代わり立ち代わり行うんですね!切れ目がほとんどなくて(*_*;びっくり。

歴代の国王の戴冠式が行われる教会という事で、なかなか洗練された教会でした。


★?教会

名前よくわからない教会(笑)
洗礼者ヨハネ大聖堂の隣に建ってて外観が対照的に可愛らしかったし、ここは何もイベントごとをやってなくて静かだったので、結婚式待ち(笑)の合間に覗いてみました。

中はあっさりした作り。

ちょっと変わった近代的なパイプオルガン。


さてさて、そろそろランチにしたく、ショパンが通ったというレストランを利用してみようと思ったら…


迷わず辿り着けてホッとしたのもつかの間…

門から少し離れた入口もわかりやすくて期待が高まり…

階段降りたら、わーvvvショパンだ~♪とテンション上がったのに…

何と、やっぱりお日柄が良いせいか、ウエディングパーティで満席らしく、断られました…がーんΣ(゚д゚lll)


仕方がないので、旧王宮広場まで戻って、広場沿いにあるレストランのテラス席でいただくことにしました。


あううっ!ここも修繕中で外観が台無し……もーっ!

かなり混みあってて、店内は満席、テラス席も少し順番待ちしてから通されました。

メニューが立体構造で可愛い。

相方ともども、ここはポーランドのビールを行っときましょう!
今日は呑める日♪らんららーん♪

相方はティスキエというビールを注文。私はコレ↓


・レフ プレミアム
レフっていうのはポーランドの男性の名前だそうです。日本で言うところの、カズオ的な…?
瓶に刻印された向かい合う山羊が可愛い。

アルコール注文したせいか、ただの口取りか、カッテージチーズみたいなフレッシュチーズと、魚肉ソーセージを砕いて固めたようなディップがついてきました。
パンは何種類か盛りつけられています。

折角だからポーランドの代表的なお料理を頂かなくちゃ!とスープを2種注文しました。

・ヴァルシチ
ボルシチのポーランド読みかな。ビーツのスープでほんのり甘酸っぱい感じ。ガイドブックにピエロギ入りで提供されるお店もあると書いてありましたが、まさにそうでした!

そしてこのピエロギは、懐かしい日本で食べる水餃子の味が(笑)

スープの酸味で、餃子の肉っぽさが相殺されて、気に入りました。

・ジュレック
発酵させたライ麦が入ってる、ゆで卵ソーセージのスープ。
これは大抵のガイドブックや口コミサイトでくり抜いた丸いパンに入って提供される写真が多かったので、てっきりそれで出てくると思ったら、こちらは中身だけでした~残念。

で、スープのお味はというと、発酵食品が入ってるせいか、ちょっとクセがあります。それとも香辛料系?好みがわかれるかも。


・ロスウ(チキンスープ)
実はこれ、ジュレックと間違えて配膳されたもの。
細かく切ったラーメンみたいなヌードル入りのチキンスープです。
折角なので写真だけ撮らせてもらって、手をつけずに間違いを指摘し、ジュレックに交換してもらいました。

ちょっとお天気が妖しくなってきたので、あんまりのんびりも出来ませんでしたけれど、食後だいぶ経ってから、そういえば周りのテーブルでも配膳されてコレ↓がやってきました。

・ヴィシニュフカ
後で調べたら、さくらんぼを漬けた食後酒らしく、レストランで食後にサービスされる事が多いと知りました。
アルコール度数はそれなりにあるようですが、甘くて飲みやすかったです♪

お腹いっぱいになったところで、旧市街の主要スポットもう1か所に向かってGO。

お昼を食べ終わる頃にポツポツ雨が降って来たのですが、何とか大降りにはなっていないから、このまま一日保ってちょうだい~っと祈りながら、可愛い看板を見つけてパチリ。
看板の牛さんは可愛いけど、がっつりステーキ屋さんでした(笑)

可愛い建物またパチリ。



馬車も発見。

可愛い時計みたいなのだけど、これも架設が組んであってよく見えなーい( ノД`)シクシク…

とフラフラしてるうちに到着。


旧市街を囲む壁を強化するために作られた砦。
何と、ヨーロッパに現存するバルバカンはたったの3つで、うち2つがポーランドなんだそうですよ!貴重!










内部も有料で見学できる?ぽいですが、後の予定が詰まって来たので時間の都合で諦め。

またまた長くなりましたので一旦〆て、続きは次のブログにて。

ポーランド旅行o(^o^)o2日め~ショパンを巡る旅・その32017年09月16日

次なる目的地、ワジェンキ公園はワルシャワ旧市街から歩けない距離ではないですが、ちょっと離れていますのでバスで移動すると決めていました。

ワルシャワ旧市街のメインストリート・クラクフ郊外通りを戻って、途中でバス停を見つけたので、そばのキヲスクでチケットを購入。

ワルシャワのバスはフィンランドのトラムと同じく時間制ゾーン制です。
目的地までの所要時間がわからなければ、検索できる無料アプリもあるようですが、iPhone版は有料でしたので…キヲスクのお兄ちゃんにワジェンキ公園まで行きたいから1回券ちょうだい」と言ったら、コレ↓くれました。
ゾーン1&2で使える20分券
購入時間ではなく、初回乗車時間から20分ですので、初回乗車時に時間を打刻するのを忘れずに!

と下調べした情報を胸に、サクッとバスへ乗れる気満々でいたのですが…

うっかりしてて週末はクラクフ郊外通り沿いのバス路線が1本向こうの通りのバス停へ変更になる事を忘れてたんですよね~(;´Д`)

でもバス停の時刻表を確認し、ベンチに座って呑気にバス待ちをしてたら、
運よく親切なおじさんに助けられました!!

「今日はこのバス停にはバス来ないよ。どこへ行くの?…それなら、あっちの…」

と英語で説明しかけて、更に親切な事にバス停の近くまで自ら案内してくれたのです!

移動中に

「ツーリスト?どこから来たの?」
「はい、日本から来ました」

と、ひと言ふた言雑談した後、「あそこだよ」とわかりやすく丁寧に教えてくれ、爽やかに立ち去ったジェントルなおじさん…ジェンクィエン(´;ω;`)(ポーランド語で「ありがとう」)


しかも件のバス停、ホテルの真ん前の広場沿いで、超便利じゃん!
やっと主要な建物との位置関係もわかってきました!
帰りはいったんホテルへ戻って夜の予定へ移動したいから、このバス停へ戻ればいいんだ!と忘れないように写メしておく。
バスマークの脇に並んでる3桁の番号が、停車する路線の番号なので、この番号の路線に乗れば戻って来られるはず。

そんなわけで無事バスに乗車したら、次の停留所がランプ点灯するタイプの路線図があるバスだったので、迷うことなく目的地に到着できました!


★ワジェンキ公園

ショパンにゆかりがあるわけではありませんが、ショパンの銅像があり、その脇で夏季(5~9月)の毎週日曜日に無料の野外コンサート(ショパン・コンサート)も開催されている大きな公園です。

まずは公園内の水上宮殿を目指して…歩いていたら、リス発見!

可愛い~~~(*´▽`*)
結構近くをウロウロしてくれたのですが、上手く撮影できず。
お菓子とか持ってこれば良かったな。

入口に案内板もあったのだけど、チラッと見ただけで歩き出しちゃったので、Googleマップを頼りに歩き、何とかたどり着けました。


★ワジェンキ宮殿(水上宮殿)

宮殿前には川が広がっており、小舟で遊覧もできるようで、傍に碇泊していました。


近くには可愛らしい噴水も。


チケット売り場はどこかな~?と宮殿の左脇を見たら、孔雀発見!

この後、他の道を歩いていた時にも居たので、何羽か放し飼いされてるのかな。

ちょっと迷いながらもチケット売り場を発見し、購入しようと思ってクレジットカードを取り出したりしてたら、先に入ってたお姉さんが「今日は無料だからお金要らないのよ。チケットだけもらえばいいの」って教えてくれました。

そうなんだ!色々な観光スポットで何曜日は無料とかガイドブックやらサイトで見たけれど、自分が該当するのかは全く気にしてませんでしたよ(;^ω^)
そして親切なお姉さんのおかげで、無料だけどチケットは要ると知ったので、受付の兄さんから「0ズロチ」と書かれたチケットをもらって、宮殿内を見学しました。

壁のタイルが可愛いゴシックな部屋とか。



ピアノのあるお部屋。
アクリル椅子がいくつか左脇へ並んでいました↓ので、野外コンサートとは別にコンサートが開催されてるのかな?


宮殿内からの川の眺め。

私の好きなモスグリーン基調のお部屋。
テーブルが可愛いvvv

床が可愛いお部屋とか。

ギリシャかローマの神殿ぽいお部屋。


ここも床が綺麗なお部屋なんだけど…反射しててわからない~(-_-;)

こんな↓感じの床です。

アーチの内側も凝った装飾が。

美しい天井。

私の好き系なお部屋vvv

こんなお部屋に住んでみたい…

違うお部屋の床。やっぱり微妙に柄が違いますねvvv

シャンデリアも綺麗です。

窓の向こうのお部屋。

しゅてき~~♪

こんな鳥籠もぶら下がってました。
結構高い位置だから、鳥ごとモニュメントなのか、実際この鳥籠で飼っていたのかは不明です。

こんなロケーションで飼われてたら、籠の中の鳥は窮屈に思える気も…。

ふかふかベッド。王宮でも同じタイプだったけど、これ寝ころぶんじゃなくて座って寝るタイプ???

床の模様は全部微妙に違うんですよね~vvv




窓が多くて、窓から見える景色は緑と水に囲まれていて、とっても居心地が良さそう。

珍しく日本語の説明も貼ってありました!

たまたま無料で見応えたっぷり!お得な見学でしたvvv

残るミッションはショパン像チェック!

Googleマップを頼りに川の側道を歩いていたら、こんな屋外ステージがありました。
ここでもコンサートが開かれているそうです。

それにしてもショパン像はどこだ~!?
Googleマップ見てても離れて行っちゃったり…よくわからない…。

そうこうしてるうちに、旅程ではお茶するつもりだったレストランを発見しました。

★べルヴェデーレ
土曜日は休憩時間なしで営業してるって下調べしておいたし、夜の予定の前にちょっと小腹を満たすアラカルトなんか食べるのもいいかな~って思っていたのですけど、時間が押してて厳しかったので外観だけ眺めてスルー( ノД`)シクシク…

それにしてもショパン像が見当たらない!
タイムリミットまで探してみましたが、結局見つけられず(´;ω;`)ウッ…

後から調べたら、ポーランド政府観光局のHPにわかりやすい日本語地図があって、しっかりショパン像の位置が載ってました!
ばかばかーーーー!!
資料原本を入手して、それ以外に公開されてるデータはスルーしちゃってたんですね…がっくし。

こんなわかりやすい地図があったのに!!がーん。

で、失意のまま、行きと違う出入口に出てすぐに見つけたバス停から戻る事になりますた…。

が、ここでも痛恨の、今となっては時効?なミスを犯しまして。

路線は写メしたバス停だけど、時刻表に該当するそのバス停の名前が見当たらず(´;ω;`)ウゥゥ
でも、さきほどのような週末運行という区間ではなさそうなので、おろおろ。
しかも近くに券売機など見つけられず(´;ω;`)ウゥゥ

でもちょうどいいバスが来ちゃったから、えいっ!ままよ!と乗っちゃったんですよね。(無賃乗車は罰金です)

何か、バスの中にも検札機とは別にBILETYって書かれた黄色い券売機があったような気がするのですが、なんせ乗車時間が大した事ないし、そもそもそのバスで正解なのかもわからなくて運転手さんに訊きたいけど、運転中だから袖にされ(´;ω;`)ウッ…

戸惑ってたら、傍に座っていたおばさんが「どこへいくの?」と英語で声をかけてくれました(´;ω;`)ウゥゥ優しい…

どこへ行くのかもわかってないけど、そもそもチケット買えてないんだよ~(;´Д`)という心の悲鳴は置いといて(爆)
往きに写メしてきたバス停の画像をみせて、ここに行きたいといったら、「OK。大丈夫よ。(路線図を見て停留所の名前をひとつ指差し※確か往きと同じ停留所名は書いてなかったし、往きのバスみたいな電光板じゃなかった)ここで降りるから、7つめよ」と教えてくれました(´;ω;`)ウッ…

なんて親切な……( ノД`)シクシク…※そこは解決したけど依然無賃乗車のまま

いくつめで降りるかをしっかり確認しなくちゃならないし、券売機らしき場所まで移動して券を買う精神的かつ時間的な余裕もなく。
多分、運転手さんもおばさんも観光客だから1日券持ってると思ってるだろうし。

内心ドキドキしながらの乗車時間、おばさんは私たちの2つ前の停留所で、次の次よ!と念押しして去ってゆきました(´;ω;`)ウッジェンクィエン(ポーランド語で「ありがとう」)

停留所は往きに乗った停留所の反対車線かと思ってたら違って、近いけどちょっと回り込んだ脇道でした。
どおりで名前が違うわけだ。

こうして無事、ホテル前まで戻ってこられたけれど…結局無賃乗車です(爆)ごめんなさい…。

色々下調べしたわりには抜けてて失敗の多かったワルシャワ市内観光でしたが、ポーランドの人々の優しい心遣いに触れられた1日でした。

って一旦閉めますが、まだ夜の一大イベントがあるので、また!

ポーランド旅行o(^o^)o2日め~芸術に触れる旅・バレエ鑑賞2017年09月16日

一旦ホテルへ戻って、ちょっと身支度し直し。
夜は、初めてのバレエ鑑賞に出かけるのです♪
ドレスアップまでする余裕はないけれど、楽々シューズをパンプスに履き替えるくらいはしたかったので…

事前にポーランド国立歌劇場のHPから今日の公演日の演目を確認したら、チャイコフスキーバレエ組曲「白鳥の湖」だったので、知ってる曲ばかりだし、だいたいストーリーや見どころもわかるし、バレエ初心者向きでちょうどいいな!と思って、いざポチろうとしたら…

満席?なのか座席指定画面へ進めず(´;ω;`)ウッ…
ポーランド語でも英語でもイマイチよくわからないメッセージが表示されてました( ノД`)シクシク…

そういえばウィーンの国立オペラ座はオフシーズンになるとHPもチケット販売はネット予約できなかったなぁ…でもかなり昔の話だし…

色々方法を探りながら、サイアク当日券で行くつもりで根気よく日を置いてサイトを覗いていたら、出来ました!
日本ではあまりないけど、リターンチケット?的なものが出るのか???ある日にいくつか座席表から席次を選べる画面へ飛べたので、ざっくり覚書しておきますね。

まずは何よりポーランド語表示を英語表示に切り替えまして…
「TICKET」というアイコンをクリックし、「BUY A TICKET」にのアイコンをクリック。

表示されるカレンダーのカテゴリーや日にちから買いたい公演の「BUY A TICKET」アイコンをクリック。

以下のゾーンごとの選択画面から好きな席を選びましょう。

各ゾーンは蛍光色のバーで、以下の座席表に該当。
色がなければクリックできないので、希望のゾーンをクリックして確認してみてください。

私はBALCONⅠの真ん中から右側2つめのブロックで2つだけ席がある最後尾が、プライヴェート感あっていいな♪日中の市内観光で歩き疲れて寝落ちする可能性大だけど、ここなら周りのお客に迷惑もかからなそうだし、オケピも見えそうだし、という大人の深読みで席を選びましたが(笑)

座席を選んだら、色が反転しますから、下に表示されている購入者情報へ入力しましょう。もちろん英語でね!

*マークのついてるセルだけ入力すればOK。
ですが、住所は正確に入力しようとするとどういう理由か(文字数?入力規則?)はじかれて、何パターンか入力し直したので、チケットが国際郵便で発送されるわけでもないし、メアドさえ間違ってなければザックリ最低限の情報を満たしていれば大丈夫かと。

下の説明も、チケット購入に関する同意確認項目なので、レ点チェック。
全て入力し終えたら、一番下の「PAY」アイコンをクリックです。

これで決済額などの表示画面が出てきます。

ここから支払画面へ進みますが、確かこの画像の下の方にアイコンが出てたと思いますので…欠落しててすみませぬ。

で、ここではチケット代188ズロチと表示されておりますが、

クレジットカードの決済画面へ進むと3.01ズロチの発券手数料?カード決済手数料みたいなのが加算されます。
英語不自由で済みませぬ。
ま、せいぜい100円程度のものなので、あまり気にしない(爆)
画像小さくて見えませんが、191.01ズロチという中途半端な額面と、すでに円換算された額面が表示されて、実際の請求時にも円建てでした。

右下の黄色い「PAY」アイコンをクリックすれば完了。
あとはカード決済の完了確認メールと、購入したチケットのpdf↓が添付されたメールがそれぞれ別に送信されてきますので、
当日はpdfをプリントアウトして持参すれば、引き換える必要もなく入場できますよ!入口でこのバーコードをピッと認証してくれました。

さて、前置きが長くなりましたが、ホテルを出たらパラパラと雨が降り出して、きゃーっΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

道に迷わないよう…それっぽい恰好(ドレスアップ)をした人についてゆく感じで(笑)小走りに劇場へ向かったら、すんなり辿り着けました。

前述の要領で入場し、20ズロチでパンフレットを購入。
ここではカードが使えませんでしたので、街中で両替しておいてよかったーっ!

今日のキャストも別紙がありました。
あら、白鳥も黒鳥も日本人の方です!

座席係の方がホール内の入口を教えてくれるのは、日本と一緒。
予約した席は…おお!いい感じ。
予測通り、オケピも見えますね♪

わりとこじんまり。

席はよくある連結タイプじゃなく、普通の椅子がボックスフロアに置いてあるだけでした。うっかりすると倒れそうだけど(笑)、ぴったりくっつけなくてもいいし、相方と二人で1列しかないし♪
いい席だったなぁ。

オペラグラス持参しなかったので、ダンサーを拡大して見られませんでしたが、全体像に集中できたから、それはそれで良かったかも。

周りのお客はドレスアップしてる人が多くて、ああ…私ももうちょっとちゃんとした格好にすべきだったかなぁ~と反省したのですが、カジュアルな格好の方もちらほら見かけたので、最低限身だしなみが整っていれば大丈夫だと思います。
日本だと、あんまり張り切ってドレスとか着て演奏会やら出かけたら、逆に浮くからなぁ…と思って遠慮しちゃいますが、クラシックやバレエは敷居が高いという割に日本での鑑賞スタイルは質素カジュアルで、欧米の方がフォーマルですね。いっそそういう非日常も愉しんじゃった者勝ちかも!

子供も多かったです。バレエ習っているのかな???
子供はむしろちゃんとした格好してる子が多かった!

こうして初めてのバレエ鑑賞スタート!

オケの音は、とても柔らかく聴こえます。ホールの響きがそうさせるのか、このオケの特徴なのかはわかりませんが、どちらかというとロシアの寒度やキレを感じさせるチャイコフスキーの旋律も、まろやかで心地よい響き。

バレエは仕草のひとつひとつが台詞の代わりだから、音楽と一緒で、言葉がわからなくても楽しめますね。
華やかな衣装と、軽やかなステップや指先の動きなど…ちょっと遠い席からでも十分わかりました。

でも、「白鳥の湖」ってこんなあらすじだったっけ……???

冒頭はオデットがピアノでちゃーん♪ちゃらりらら~ん らら~ん♪の有名なフレーズを演奏する(ふうの踊り)があって、ジークフリート王子
誕生祝?の宴のシーンになるのですが、そもそも白鳥と黒鳥は基本1人2役だったと思うし、王子もなんか二人いる????

そして途中から二人の王子とそのとりまき???の登場シーンが、オデットたちより圧倒的に多くて、若干BL臭(笑)が……???

時々場面転換?のために目隠し兼演出のテント?っぽい舞台装置へ王子が入るんですけど、それが外れるとほぼ王子倒れてる(笑)

終盤までBL疑惑は払拭しきれないまま……

休憩は2回あったので、1回目に劇場内でおやつ休憩しました。

カウンターにケーキがいっぱい並んでるので、好きなのを取って、飲み物はお姉さんに注文します。

今日は呑める日♪だから泡をセレクト。
私は手前のクレームブリュレ、相棒はメレンゲのケーキを選びました。
あ、ここはカード支払いOKですよ♪

甘さは控えめ。
夕飯は食べてなかったけれど、お昼が遅かったし、結構なボリュームだったからお腹いっぱいになりました。

あ~しあわせ♪

お酒が入ったため、3幕目からかなり睡魔に襲われ、予想通り若干寝落ちしかけましたが…(;^ω^)

中盤の、グランディーババレエで有名なパパパパーララ パッパ♪の4羽の白鳥のダンスやら、終盤の黒鳥の何回転も回る踊りは、すごく見応えがありました!!

バレエ、楽しいな!
しかもチケット3,000円ちょいだから安すぎ!!

終幕後、ホントは撮影禁止だけど、周りがパシャパシャ撮ってたので便乗してパチパチしちゃった。

この↓黒いボトムの王子は人気のダンサーさんらしく、ひときわ高い拍手とブラヴォーコールが飛び交っていました。

両手に花の黒王子。

赤王子は控えめに立ってますが、王子二人のシーン、多かったです…疑惑のまなざし(爆)



終わったら22時回っていましたので、劇場近くのホテルにして良かった!
雨の止んだ後の濡れた道、ちょっと夜景を眺めながらホテルへ戻って、お風呂に入ったらバタンキューでした。