ヴァイオリン覚書♪12年6ヶ月~448回めのレッスン2018年04月11日

今日も今日とて、残業明け( ノД`)シクシク…からのレッスン。

レッスン前に先生から、これまで歴代の先生方からコピーで頂いてきたYAMAHA以外の教材の購入をすすめられました。
レッスンに持参するのもコピーが楽だったし、歴代の先生方がコピーして下さる版がどれかよくわからなかったし、クロイツェルはいざとなればネットで拾ったpdfデータ(ここに貼り付けてる画像です)も持ってるから、ま、いいか。と思ってしばらくコピーを頂いてきたのですが。

今回はネットでよく取り扱われている篠崎さん編集版を薦められたので、仕方なく(笑)購入しようかな。

カール・フレッシュはお値段が結構高くて、とりあえずコピーになったけど(;^_^A

そんなわけで今日頂いたコピーを使って、レッスンスタート。

6度重音のスケール、7全部をいきなり弾くのは大変なので、4小節に区切って、先生と一緒に弾いていきました。
山形線が描いてあるところは、同じフィンガリングのスライド移動。私は音感がいい方らしいので、ガイド音があったり、頭の中で鳴りやすい音形ならば、スライド移動はフィンガリングの変化を気にせずに音だけへ集中して捉えればよい分、楽です。

今日は初見だから、フィンガリングの確認程度、サラッと弾いておしまい。


前回、合格と言われたにもかかわらず、自ら通し演奏での仕上げリベンジを申し出たので、今日のレッスンまで二週間、少しでも自習時間を作って弾いてきて、ちゃんと曲想も出したかったのですが……

なんか、音程通り弾くのに必死で、あんまりニュアンスは出せなかった…がっくし。
当日はこっそり録音しなかったけれど、自宅で録音して確認したのより、多分酷かったと思います。
比較的スムーズに弾けてた部分も慎重になりすぎて、却って詰まってしまって流れが途切れちゃったりしたし。

先生からの総評も、

「だいたいOKです。1つ気になったのは、通常1で捉える音をスムーズなフレージングの問題で2を使う部分(14段2小節め)で、少し音程が甘くなって高めになってしまっていました。こういうフィンガリングはこれからもたくさん出てきますので、注意しましょう」

ミ♮を通常1stポジションであれば1の指で捉えますが、次の音が隣弦のシ♭で、1&1のフィンガリングを十六分音符で連続演奏するのが厳しいため、2&1というフィンガリングで演奏します。

つまり普段1の指で捉える音を、2で捉えるのだから、低めを意識しなければなりませんし、一応そのつもりで弾いてるつもりなのですけど、2と1の指の間隔を厳しく詰めないと、ちょっとでも間隔が開いたら、感覚的に合ってる体で捉えてるミ♮がミ#寄りくらいの音になっちゃってるんでしょうね。

フレットのない楽器はこういうところがホント難しいです。

ニュアンスまで出せなくても音程くらいは堅持して弾きたかったのに…痛いツッコミ( ノД`)シクシク…

映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より
 ナイジェル・ヘス『Fantasy from Ladies in Lavender

今日も先生と、ネックになる重音のフィンガリングを中心に、問題個所をピックアップ演奏しながら進めました。

最初の重音からして相当フィンガリングに迷って決められずにいます…(-_-;)
音はわかるので、フィンガリングさえ決まれば弾きこんでゆくだけなのですが。

冒頭のカール・フレッシュの話とも重なりますけれど、同じフィンガリングのスライド移動で弾いた方が捉えやすい部分と、次のフレーズとの繋ぎの兼ね合いでそれが難しい上、1stで捉えるか、3rdで捉えるか迷うところ↓がありました。

で、本日一か所決めたのは3度重音2つを1stポジ3&1→2ndポジ3&1でスライド移動、からの6度重音を2ndポジ1&2、からの6度重音をスライド移動して3rポジ1&2、2&3で捉えます。
もう一度3rポジ2&3の6度重音を弾いた後、単音で3rポジ2、から1stへ降りて1、そのまま6度重音を2&3、最後の6度重音3つは、それが終わった後の単音が必然的ハイポジ音なので、3rdへ上がっておいて、3&4、2&3、1&2とスライド移動なしで演奏。

どうしても、1stポジの6度重音から、3rdポジの6度重音までに若干の間が空いてしまうのは仕方ありませんが…

これで前半の重音はだいたい決まりましたが、後半にもまだまだ悩ましい重音の数々がありますので、次回先生と一緒に決めていきたいと思います。

ヴァイオリン覚書♪12年6ヶ月~449回めのレッスン2018年04月18日

今日も変わらず、残業明け( ノД`)シクシク…からのレッスン。

でも今日に備えて、昨晩は定時退社してちょっとだけ自習できたから、成果が出せるといいな。

そんな祈りを込めて、レッスンスタート。

6度重音のスケール、4小節に区切った2段目の1小節までが宿題です。
単音で先生と一緒に弾きました。

調性が#1つだという事もあって、解放弦が使えるし、解放弦を使った時に微妙な音程のズレも相対音感で修正しやすいから、割と苦なく弾けて自信はありました。

ハイポジで3&4フィンガリングのスライド移動になってくると、わずかの間隔の違いで音程がズレやすいため、そこはちょっと探ってる感ありありな弾き方(笑)になっていた自覚もありましたけれど、先生からも

「前半、とても綺麗な音程で、響きも良かったですね。後半は指の開きにくい形でスライド移動が続きますから、ストレッチと思って鍛えていきましょう」

と好評価。イェイ(/・ω・)/
次回は同じところを2音1スラーで弾きます。

宿題は前半1/3程度、上画像の最終段3小節、ダブルストッピングが終わるまでです。

これ、譜面だけで弾こうとしたら絶対リズム感に悩まされて無理だったと思うけれど、今の私には音源という強い味方が♪

iPod聴覚学習のおかげで、聴きこんだ音をなぞるだけでよく、ダブルストッピングも含めて、だいたい譜面通りの音程、それなりに強弱も意識しながら弾けました!

「いいですね。問題なしです。ここまで合格としましょう。
次回は…ちょっと厄介な部分がありますけど、予習してあるぽい書き込みも(笑)ありますので、何かわからなかった箇所とかなかったですか?」

「ハイッ(-ω-)/あります!印字してある指番号がイマイチ?な箇所がありました!」

拡張?フラジオレット?あと、本来は1ポジ3で捉える音を…4?フレーズの都合で???

概ね、私の判断でOKでしたが、G線1ポジのドを4で捉える指示は、捉えづらいし後の流れに別段影響もないとの事で不通に3で捉えてよしとなりました。

次回は続きから、冒頭のフレーズ繰り返しへ戻る手前までが宿題です。


映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より
 ナイジェル・ヘス『Fantasy from Ladies in Lavender

聞き馴染んでほぼ音が頭に入ってる曲なので、これまではスムーズに弾けなくとも音だけは楽譜通り辿って弾いていて、フィンガリングは先生に頼るつもり気満々だったのですが…
先生、これまでのレッスンの感じからみて、あまり先生の決めたフィンガリングを強要したくない?のかな???

前のF先生は、予め譜面にフィンガリングを書き込んでくださって、弾いてみて私が弾きづらかったら変える、という方法で私が受け身で居られる態勢だったのだけど、「わからないところは?」という質問からスタートすると、私はきっかり考えてこないと(;^_^A

というわけで、今回は全部きちんと、私なりに知恵を絞って苦手なフィンガリングを考えてきました。

それで、私は下のフィンガリングを振ったのですが、音がわかってても十六分音符のフレーズがすんなりと捉えづらくて…違和感があったので、先生たのもー!
で、先生が振って下さったのが上フィンガリング。
これで、それまで音程が捉えづらかったミ♮がすんなり捉えられるようになりました!

続くフレーズも、奇数系ポジション移動を基準にして私が考えた下のフィンガリングだと、スラーの切れ目がポジション移動のタイミングとずれ、うっかりスラーをソまでつけてしまいがちで悩んでいたところを、
先生考案の上フレーズ、最初から3rdポジションで捉える事によって解消されました。

ここ↓もスラーの切れ目とポジション移動のタイミングが悩ましくて、111という苦し紛れのフィンガリングを振っていたのですが、
上フィンガリングを提示いただきました。
前半&後半の重音は、目下カール・フレッシュで培い中(笑)の技術を活用した、自分考案部分です。

続くフレーズも上のヴァリエーションになりますが、
いったん上がったポジションを無理に堅持するのではなく、奇数系ポジションを無理のないタイミングで上がったり下がったりする事によって、曲想を損なわずスムーズなフレージングが取れるようになりそう。

今日はここまででタイムリミット。
残り部分にも悩ましい個所がいくつかありますので、自分の意見もきちんど出して、先生のご指導を仰ぎたいと思います。

これまでの先生はわりとフィンガリングを決めて下さる方だったので、先生主導に慣れてしまって、苦手意識も手伝いずっと自分で考える事を放棄してた節があったけれど、いざ向き合ってみたら一応、考える能力は以前と比べたら多少ついてるみたい?
なので、これも勉強と思って頑張ります。

ヴァイオリン覚書♪12年6ヶ月~450回めのレッスン2018年04月25日

GW前の最終週なので、仕事は激務で、連日午前様が続いているのですが…今日はレッスンがあるから間に合う時間までで切り上げて退社。

仕事で心身が疲れていても、おかげさまでレッスンはまだ気分転換になっています。

6度重音のスケール、前回と同じ4小節に区切った2段目の1小節までが宿題で、今日は2音1スラーで先生と一緒に弾きました。

スラーの2音間の音が途切れないよう、音程にも気を付けて…まぁそれなりに反応良く弾けて、先生からも修正ツッコミは入らなかったのですが、毎回思ってた事が1点。

教室でお借りしているヴァイオリンの肩当てがどうにもあっていなくて、E&A線の重音の角度が捉えづらいんです…。
それで肩当にハンカチをタオルに変えてみたり、色々工夫はしてきたのですが…どうにもあわない。
今度は肩当の角度自体を変えてみるか…。
単音で弾く分には、部分的にほとんど顎を当てず(挟まず)に弾いたりしてある程度微調整しながら弾けるのだけど、重音はさすがに、しっかり楽器を挟んで二弦へ当たる適正な角度を捉えないとムリ。

そういえば…脱線しますが今月、関ジャムという番組でヴァイオリンが特集されていたので気になって録画して見たのですが、そこで”重音とはこんな技術です”という紹介を観て、改めて二弦を美しく均一に鳴らす難しさを感じた次第。

そんなわけでE&Aの重音に関しては2弦が均一に鳴っていない箇所が数か所ありました。時間差で2弦鳴らして誤魔化してたけど(;^_^A

次回は同じところを4音1スラーで弾きます。
目下レッスン中の曲の方で、スライド移動重音が連発するため、ここは集中的にレッスンしていきたいです。


宿題は前半1/3程度から中盤1/4程度、上画像の1段4小節以降、最終段1小節までです。

ご覧の通り、めっちゃ跳躍とか、拡張4とかあって、なかなか厄介でしたが、とにかく音で覚えている分、音程に関してはきっかり反応できた…つもりだったけれど、中盤のレ#からレ♮へ戻るところをうっかり見過ごしてました。

それ以外は捉えられていたので、次回は続きから全体の1/4くらいまでが宿題。

まだまだ、楽譜通り弾くのが精いっぱいだけど、通し演奏までには少しでもニュアンス的なものを出せたらいいな。


映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より
 ナイジェル・ヘス『Fantasy from Ladies in Lavender

前回から引き続き、悩みに悩んでいるフィンガリングのレクチャーです。

五線譜の上下にフィンガリングがある部分は、下が私考案のフィンガリング、上が先生提案です。
ここ↓も1→1→1というフィンガリングが弾きづらくて…
上提案を採用。2→1→2の最後は1でもOK。

そして、キタキタ重音オンパレード( ノД`)シクシク…
1オクターブ重音は必然的に1&4でいいけれど、6度重音をスライド移動し続けるのも難しく…
2小節めはスライド移動したポジションを維持して捉えたはいいけれど、問題は3連符の重音。
何気に6度じゃなーい( ゚Д゚)

これには先生もしばし悩んでおられましたが…

ブリッジ2&1よりは3&2の方が次の音への反応が早いだろうという事で上フィンガリングをご提案頂きました。

3小節目の後半、4小節めの冒頭音に配慮した3rdへのポジ移動は

「いい判断ですね」

と褒められました♪

続く3連符の応酬(´;ω;`)ウゥゥも、どのタイミングでポジ移動するか人によって好みが分かれると思いますが、私は奇数系ポジ移動を基準にし…
また出た1→1→1というフィンガリングは、

「同じフィンガリングで下がって戻るのは難しい動きですから、ハーフポジションは避けた方が無難ですね」

との事で、やっぱり2→1→2へ変更。
その次の三連符のレ#を3ではなく4で捉えた判断に関しては

「いいですね。この4はとてもいい判断だと思います」

と褒められましたvvv(≧▽≦)
チェロでは、へんてこなフィンガリングで弾いて先生に窘められる事が多いので、自分で一生懸命考えたフィンガリングが評価されるのはとても嬉しいですね。

そして重音トレモロのオンパレード!
私はひたすら1&2フィンガリングのスライド移動でゴリ押しするつもりでしたが、先生にご提案頂き以下のとおりに。

これにてタイムアウト。
残り数小節も悩ましい箇所があるので、次回持ち越しです。

「それにしても、なかなか難曲ですねぇ。よくぞこの曲を発表会用に選びましたね」

と先生。
いや、選んだのチェロ相棒なんですよ…。。。。
主旋律ヴァイオリンの曲だから、いかに難しいか、わからないだろうけど(;^_^A

どうにも弾けない部分は最悪重音を単音に変えたりという措置もとりますが、まだ本番まで半年以上もありますし、基本的には原曲忠実を目指して頑張りたいと思います。