ヴァイオリン覚書♪12年11ヶ月~463回めのレッスン2018年09月12日

前回レッスンから今日まで、クロイツェルの仕上げ演奏に時間を割いていたため、他は…正直自信なしでした(;^_^A


カール・フレッシュ 変ロ長調 6
練習曲では久々の三度重音です。
今日は6の途中までが宿題で、単音で弾きました。

1小節めで3rdポジへ上がったところの音程がそもそも曖昧になりがちで、そのまま次の重音を捉えようとするから両方かなり怪しい音程に…

という自覚はあったので、今日もやっぱりダメでした(-_-;)

先生にも苦手だったその2つの重音を指摘され

「他は概ね綺麗に弾けていたのですけど、3rdポジへ上がった時の♭系の音程は難しいですよね。
まずこの
ミ♭&ソ(3&1)を正確に捉える練習をして、
次の
ラ&(4&2)の2の指を捉える時は、前の重音の隣の弦のミ♭(3)を目安にして、くっつく位置へ持ってくるとベース音が安定するので、
(4)の音程も捉えやすくなると思います。
ありこさんは音感がいいですしね」

音程もだけど、今日は肩当ての装着位置が合っていなかったのか、2弦が均一に鳴る弓の角度も探りながらでイマイチ。

気のせいか疲れなのか?全体的に調弦が低めに感じたし。

次回は同じ個所を2音1スラーで弾く事になったので、もうちょっとスムーズに正確な音程とより綺麗な音質を求めて弾けるといいなぁ。


分割してレッスンしてきた30、ボリュームが多いため先生の意向では通し演奏しない予定でしたが、自ら申し出てひとりで通し演奏しました。

自習より速度はやや遅めにしたから、もっと丁寧に弾けるかと思ったのに、スピードで誤魔化されてきた部分が案外露呈(;^ω^)して、音程がズレるとどうしても気になってちょいちょい弾き直したため、スムーズな演奏というわけにはいきませんでした…もうちょっと流れを保って弾きたかったなぁ。

1、2か所、音程捉え間違っていたかもしれない部分もあったし。
でもこれが今の私の限界かな…。

終わった後、先生から

「お疲れ様でした~( ´艸`)
30分レッスンの内、7分間一人で演奏しっぱなし( ´艸`)
拡張の連続もあるし、かなり集中力使いますよね~。
でも拡張を感じさせない演奏が出来ていて良かったですよ!
拡張は使いこなせばかなり使える技術ですので、この調子で慣らしていきましょう」

次回は新しい練習曲へ進みます。♭3つの調整…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

最後は前回に引き続き、チェロ教室発表会で参加するオケ曲のフィンガリングレクチャーを。

★パイレーツ・オブ・カリビアン メドレー …Vn1
参考動画はコチラ↓
先生がフィンガリングをだいぶ考えてきて下さったので、それを転記しながら実際弾いてみつつ、自分で考えたフィンガリングも試して頂いて、より弾きやすく、音色的にも好ましい方を今後最終選択していきます。

前回保留にしていた”To The Pirates Cave”演奏指示「Forcefully」後半のフィンガリングもだいぶ違う案を提示いただきました。

前回は途中からA線の3rdポジへ上がったらそのままポジションを維持して高音域をすべて弾き切るフィンガリングだったところ、今回3rdポジキープだと速い速度に反応しづらいフィンガリングになる部分は1stポジションへダウンして弾く→3rdポジへ再び上がる→1stポジションダウンを規則的に繰り返すフィンガリングを教えて頂いたので、試してみたいと思います。

次のThe Black Pearl”演奏指示「Faster and Driving」は曲全体の中盤に当たる徐々に盛り上がるフレーズ。
ここは全部1stポジで弾いて問題ないかなと思っていたのですが、先生のたまわく、冒頭と同じくむしろ全部3rdポジでしょう!と(笑)

「頻発するレの解放弦の響きがどうもこのフレーズの流れの中で違和感があって溶け込まない感じがするので、3ポジの方がおススメですよ」

ま、レ&ミ♭&ファが四分音符&八分音符で組み合わさっただけのシンプルなフレーズなので、移弦がなくなる3rdポジの方がスマートには違いないですね。

となると、その続きのフィンガリングも当然変わってきました。
前フレーズを1stポジで弾くと終盤で絶対ポジ移動しないと弾けない音が出てくるため、どこかで上がらなければと思ってラの音でポジ移動しようと考えていたところ、先生案で最初から3rdポジを維持していれば終盤までそのままポジキープで弾けちゃう。あ、楽だわ(笑)

そして上がり切ったらもう1stへ戻るべぇ?と思ってた演奏指示「A Little Faster」からも

「えへ。3rdポジまだまだキープですよぅ~。なんだか3rdポジ大好きっ子みたいなフィンガリングになっちゃいましたが、その方が楽だし音色も曲想に合ってると思いますよ」

四分音符&八分音符の割合規則的な組み合わせで、1stポジで弾き続けられるフレーズを和えて全て3rdポジって、もうちょっと前の自分だったら信じられなかったけれど、今はポジ移動よりも激しい移弦の方が苦手なので、こういうフィンガリングが無理なく選択できるようになったのは成長…かな?

その後、1stポジションへ戻るタイミングも私的には思いつかない場所だったり、1stポジで弾き続けられるフレーズを和えて部分的に3rdポジで弾いて1stポジションへ戻るパターンもやっぱり自分で思いつかないフィンガリングだったので、弾き込んでみて、しっくりくる方を選択したいと思います。

ただ全4ページのうち最後の1枚、”One Last Shot演奏指示「Slow Rubato」冒頭は、自分で考えたフィンガリングをほめられました!

上昇系アルペジオで全部八分音符、これまた1stポジションで弾ける音域でしたが、これだと移弦が多く、かつフィンガリングが弾きづらいため、3音1スラーの最後のシをD線3rdポジの3で捉えてそのまま次のフレーズに備えるフィンガリングを考えたところ、

「あ…いいですね。音色、フレーズ的にもとてもいい選択だと思います」

イェイ!
ここも当初はまた1stポジへ戻るつもりだったのですが、前半レクチャーでかなり3rdポジ押し(笑)が入ったため、今日までに考え直して一旦3rdポジへ上がったらそのまま弾ききる作戦にしたら、それも

「いいですよ。私は”To The Pirates Cave”演奏指示「Forcefully」後半と同じパターンで、ここもところどころ1stへ戻って3rdポジへ上がるフィンガリングを考えましたが、どちらでも可です」

だそうです。確かに3rdポジallだと1&隣の低弦4という往復が激しい箇所があるため、若干弾きづらい部分もありますので、両方試して最終決定する事にします。

そして最後の”He's A Pirate演奏指示「Moderately Fast With Drive」も、1stポジで全部弾けるけれど移弦が多いため、先生案はやっぱり1st時々3rd→また1st(笑)

「あくまでおススメというフィンガリングなので、ご自身が弾きやすいフィンガリングでいいと思いますが、移動を一定パターンにすると、弾きなれてきた時に楽ですよ~」

確かに。低弦で移弦が多いとごちゃごちゃっとなって速度に乗り遅れがちになりそうだから、そんな事なら移動の方がスムーズに出来そうです。

今日はタイムオーバーで、残り1頁の先生案フィンガリング転記と演奏確認する時間がなかったため、楽譜をお借りしました。

この曲はもうここまでフィンガリング案が出尽したら、後は弾きこむだけな気がします。

フィンガリングさえ思いつかない( ノД`)シクシク…お手上げほぼ手つかずな『新世界より』の方に、早く着手したい~(;'∀')

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