オランダ旅行o(^o^)o5日め~緑の町 ザーンセ・スカンス風車村2018年09月24日

オランダ旅行も実質観光最終日…;つД`)

雨に泣いた旅でしたので、朝起きるとまず外を眺めて、ため息ばかりついていました。
でも、日が昇るのが遅いから、早起きしてると暗くて、その時点で雨が降っていない限り、曇ってるんだか夜明け前なのかわからないんですよね。

ホテルで最後の朝ごぱん。
やっぱり黒パンたちにチーズやハムをサンドして頂きました♪

さて昨日GVBのチケットオフィスで買っておいて本日利用するアムステルダム・リージョントラベルチケット1日券(2日以上もあり)は、アムステルダム市内と一部近郊地の電車、トラム、地下鉄が乗り放題で、かつ帰りのアムステルダム→スキポール空港までの電車も片道分乗れるというものです。

購入すると、郊外の電車含む利用可能範囲の路線図がついてきますので、詳細はそちらで確認できますが、ま、このチケットで一番利用価値が高いのは観光地として名高いザーンセ・スカンスと初日に行ったハーレムかなと思います。

チケットもちょっとデザインが可愛いし、記念になりますね♪

オランダといえば風車、一番規模が大きい(台数が多い)のはキンデルダイクですが、アムステルダムを基点として行くには電車とバスを乗り継がねばならず、今回は私たちは断念。
代わりに近場でオランダぽい風景を手っ取り早く楽しめるザーンセ・スカンスへまいります。

いつものとおりホテル最寄りの地下鉄ワーテルロープレイン駅へ。

最後だから記念写真撮っておこう。
そういえば毎日、地下鉄の駅ではクラシック音楽のBGMが流れていました。電車の駅に置かれたピアノといい、生活にクラシックが浸透している国なんだなぁと感じました。

アムステルダム中央駅でザーンセ・スカンス行きの電車をサクッと見つけて、ホームで電車待ち。

あ、インターシティー(快速電車・左)とスプリンター(普通電車・右端)が居ます。
電車大好きっ子の私、今回の度ではとってもICのお世話になりました。

今日乗る電車はアウトへ―スト駅行きの普通電車、途中のザーンセ・スカンス駅を目指します。
乗り場は電車表示の右上にある7a。
ちなみに7bもありますが、停車位置が違いますので注意しましょう。

だいたい20分足らず乗車すると、到着しました。
駅前の道を歩いて道なりに左折すると…早速風車が見えてきましたよ。

可愛らしいカラーですね。
でも、これだけじゃないです。
この風車を右へ回り込んで、大きな跳ね橋を渡ります。

跳ね橋の左手に、いくつかの風車が見えてきました!

運河の左岸には、緑の町と銘打つとおり、緑色の壁のおうちが沢山。

跳ね橋を渡り切ったら左手に風車村の入り口がありました。
もちろん、建物は緑の壁です。

両手に建物が並ぶ道を歩き進めると、再び運河が見え始めた角のお土産屋さんにミッフィーがいっぱい!

そして吸い込まれる私たち(爆)(;^_^A
…買いませんでしたよ?
でも今回の旅行で寄ったお店の中でここがダントツにミッフィーグッズ充実していました。

跳ね橋から見た風車をだいぶ近くから見られるようになりました。

ここでも運河クルーズができるみたい。どこでもやってますね。

ていうか、今日はこの晴天!
ここへ来て雨だったら、ホント辛かったわ~…
ちょっと貌みたいなこの風車もいっそう可愛らしくみえます♪

運河沿いに並び立つ風車の脇に続く曲がりくねった道を歩いて…

★デ・カット(染料を作る風車)

世界に唯一現存する、染料製造用風車だそうです。
4.5€で内部を見学できますので、もちろん入りました!
入場料はカード決済可能でしたし、日本語のパンフレットもありますよ♪

中にあった大きな石輪が風車の力で動いて染料の原料をすりつぶします。
ここの風車はハーレムのアドリアーン風車と違って、実際に動いていますので、ガッタン、ゴットンと常に大きな音を立てながら歯車がとめどなく回転していました。
やっぱり実際に動いている風車を見ると、迫力~!

これがこの風車で作られた染料のパッケージングされたもの。
あ、カット(Kat)ってCat、つまり猫なんですね!猫印で初めて気づいた(笑)

風車の上階へはしご階段で上って外へ出ると、高いところから他の風車が並ぶ景色も楽しめます。

屋根の端についてる風見鶏ならぬ風見猫??もパッケージのモチーフと同じですね。

お天気がいいから、緑と青の景色が楽しめます♪

先ほど歩いてきた跳ね橋が中央にあります。
全く逆側から見た光景です。

風車の模型もありました。

次の風車も探検するぞ♪

★ザ・ズッカー(油しぼりの風車)

こちらも4.5€で内部を見学でき、入場料はカード決済可能、日本語のパンフレットもありました♪

中へ入ると早速油樽が。

動画で撮って写真撮るの忘れちゃいましたが、大きなストーブがあって、火もめらめら燃えているとこの脇へコーヒーの入ったマグカップが置かれてて、このストーブで温めてるみたい。

この風車も製造用としては稼働していませんが、風車自体は動いています。かなりの騒音で難聴になる事も多かったそうです。

外へ出たらまた風車の並ぶ景色が見えました。

風車のプロペラ?が迫ってくるっ!
いい眺めvvv
わ~い♪

風車の続く道をひと通り歩き尽したので、元来た道を戻ります。
が、ちょっと雲が多くなってきた…???

あ、にゃんこ♪
なんか絵になるから撮っちゃった。

とかなんとかやってたら、やっぱり雨が降ってきた~いや~( ノД`)シクシク…

小走りで道を戻り進んでてちょっと振り返ったら…雨が落ち着いて火が差してきたことで、あ!虹!↓

風車の上にオーバーtheレインボー♪(≧∇≦)
いやっほーぃ!

何とかお天気は持ち直して、草地の町を散策。

こんな、チーズ市で見たような円盤チーズを運ぶ担架みたいなのとか、牛乳の入れ物の奥にも風車。
この脇にチーズ職人の家があります。

入場は無料、模型やマネキンで職人たちの風景を演出してあったり、作られたチーズが棚にずらりと並ぶ様子が再現されています。



その奥の扉を開けると、併設のチーズショップが。

試食もほぼ全種置いてあります。
もちろん端から試食コンプリート!(笑)
右の辺にあるのはラベンダーチーズ。見たことない!

これも右にあるオレンジのパッケージはパンプキン。見たことない!

厳選してラベンダーチーズと、初日から気になってたチーズスライサーをお買い求めしました。

緑の建物がいっぱいの緑の町。

★木靴工房

目の前にこんなおっきい木靴がありました。
中に入ってる私との対比でその大きさをご確認いただけるかと(笑)

もっと小さいサイズもありました。が実際に履くとかなりぶかぶか(笑)

ほらね(笑)

入口側の壁面も木靴がいっぱいで可愛いvv

そして履きたがる(笑)

中には彩り豊かな木靴たちが。
ここにも木製(多分)のでっかいミッフィーいたーーーー。

美しい装飾が彫刻された木靴も。



こちらは個性的な…
楽器型の…木靴なの?それとも木靴型の楽器なの?
左にはローラースケート木靴も。

展示ブースを過ぎると、実際に木靴を作るために機械で削っている工房の様子を見学することが出来、木靴も様々なデザインのものが販売されていました。

これにてザーンセ・スカンスの見学終了。

滞在中、2回くらい一瞬結構パラパラ~っと雨に降られたのですが、降り続く事はなく、お外の景色の楽しめて良かった~。

こじんまりとしているけれど、見ごたえ十分の町でした♪

帰りにまた大きな跳ね橋を通る時、ちょうど船が通過するところで跳ね橋が上がって、船の通過を待って跳ね橋が再び降りてから渡るという体験もできました♪

さて、再びアムステルダム中央駅へ戻りまーす。

オランダ旅行o(^o^)o5日め~やっとダム広場&アムステルダム運河クルーズ2018年09月24日

ザーンセ・スカンスからアムステルダムへ戻ってまいりました。

ちょっと雨に降られたけれど、今日はすこぶる快晴!

これなら外観観光も愉しめそう♪

というわけで、すでに2回ほど訪れてはいたものの、サラッと通過してきたダム広場へ行きました。

★マグナプラザ(旧郵便局)
今は百貨店・マグナプラザとして営業していますが、昔の郵便局の建物をそのまま利用しているようで、重厚感のある趣き。

実はもう何度もトイレ利用のためだけに訪れていました(;^ω^)けれども、内部よりむしろ外観を愉しむスポットだったので、最終日にしてようやくいい写真が撮れましたよ。


その反対側にあるのが

★ダム広場

王宮や教会が立ち並ぶ広場には大道芸人があちこちに立っていて、賑わっていました。


大抵の国の、大抵の旧市街にある観光用の馬車もありました。

この後は気になっていたチーズ屋さんでお買い物。

★カースカマー

お店のチーズでサンドイッチも作ってくれるそうです。

で、レンブラントが眠る教会とか、アンネフランクの家に行ってみようかな~とトラムで移動しようと思ったら、なんと!2カ月くらい工事か何かで運行してない?!という張り紙が、トラムの停車しない停留所に貼ってありました。

この路線のトラムがないなぁと思ってたら、そういう事だったのか!

他に交通手段はなく、トラム2区間くらいだったので、諦めて歩く事にしました。
思ったより遠くなかったので、今日みたいにお天気が良ければ街歩きも清々しいです。

あ、見えてきた!

★西教会
レンブラントが埋葬されている教会…内部拝観できるはずなのですが…どうやら今日は臨時休館らしく見られませんでした。

西教会の道を挟んで隣にアンネフランクの家があり、長蛇の列が出来ていました。が、事前ネット予約のみの見学で、今回予約していなかったのでこれまた見学はできず。前日とかにすべりこみでネット予約しておけばよかったかなぁ…残念です。
去年のポーランドといい、ことごとくユダヤ系迫害の歴史遺産の見学を逃しています。

後ろ髪を引かれながらアンネフランクの家を回り込んで…
ちょうど運河クルーズの乗り場があるあたりの運河沿い、この建物がアンネフランクの家が実際にあった正確な場所のようで、プレートがついてました。

運河沿いの道をアムステルダム中央駅へ向かう形で歩き、この辺で昼食を摂る事にしました。

★パンケーキ ベーカリー
ホテルの朝食でもミニパンケーキがありましたし、屋台でもちらほらパンケーキ屋さんを見かけたし、ここまで歩いてきた街の途中にもチェーン店のパンケーキ屋さんがありました。

オランダでパンケーキってあまりイメージがなかったけれど、一応オランダフード?なのね。

ちょうど1テーブル空いててすぐに通してもらえましたが、結構な賑わい。

周りのテーブル客の食べてるパンケーキをみたら、結構な大きさだし、昨今日本で流行っているようなフワフワ系のホットケーキみたいなものではなくて、平たくて大きい畳んでないクレープみたいな感じです。

これは…1人前はかなりのボリュームと見て、飽きないよう相棒とおかず系、おやつ系で1枚ずつ注文しシェアする事にしました。

飲み物は~

とりあえずハイネケンにして、カンパーイ(あ、実は禁酒期間に突入してたけど1杯くらいいいかな…と自己責任で)

で、おっきいのキタ――(゚∀゚)――!!
・チーズ&チキンパンケーキ※手前
日本みたいに具材がパンケーキの上に乗ってるか、脇へ添えられてるのかと思ったら、お好み焼きスタイルでした。

あ、でも安定感があるから食べやすいし、パンケーキはもっちりしてて美味しい。…ただし、もっちりしてる分、重量感があるから、やっぱりとってもボリューミーです(笑)

・レモン&シュガーパンケーキ※奥
レモンの輪切りじゃなくてスマイルカットが豪快にゴロゴロ乗ってる!(笑)
甘さはこれまで食べてきたアップルパイ同様、控えめ。オランダのスウィーツって甘さは割と控えめですね。
テーブルにでっかい蜂蜜壺がでーん!と置いてあったので、ちょっとかけてみました。
シュガーだけでもいけますが、蜂蜜で変化をプラス。

お腹膨れた――――!

食後は腹ごなしに駅まで歩くもありだったのですが…フリーチケットがあるので、トラムを使っちゃう(笑)

これだけお天気が良ければ、運河クルーズも十分楽しめるんじゃない?!と思い、利用する事にしました。
1時間ごとくらいに出発している、およそ1時間のクルーズ、チケット売場へ行ったら今日はたまたまサービスデー?で€。

乗船したらイヤホンが配られ、窓側の座席についているジャックへ挿して言語を選択します。
日本語もちゃんとありました。

そしてスタートした日本語のオーディオガイドも、ちゃんと日本人が喋ってる普通の日本語と、たまにウィットの利いた語り口でなかなか楽しい。

駅も運河から見るとまた違った趣があります。


さっき歩いてみてきた西教会も。

ああ…この画像ではさっぱりわかりませんが、並ぶ建物の壁にそれぞれ都市の名前が刻まれています。


運河には停泊しているいくつもの船(わかりづらいけど手前)がありますが、これも立派な船上暮らしの方々のお住まい。権利を買って住んでいるそうです。

オペラ座。
ホテルの最寄り駅のすぐそばにあって、毎回ホテルと駅を行き来する度に通っていたのですが…裏手だったみたいで運河から見ると全然違う(笑)

そしてこれまたホテルのすぐそばにあっていきたかったけれど行けなかったエルミタージュ美術館アムステルダム別館。おっきい!

行けてなかったマヘレの跳ね橋もいい感じに観られました♪




いきなりでかい中国のなんか(笑)
ガイドで説明があったのだけど…忘れちゃいました(;^_^A
だいたいぐるっと主な運河を一周して戻るコースで、これまで見た観光スポットも含め、見られなかったところを外観だけでも確認する事が出来、効率的にアムステルダム市内観光が出来て、とても良かったです!

運河クルーズ、レッドラインの船と船上から見えるアムステルダム中央駅

運河から見ると駅の全体像がとてもよくわかって、雰囲気がまだ違いました。

教会も違った趣きに見えます。

それにしても、いい天気だ!今日帰っちゃうのが残念…。
これにて運河クルーズ終了。

その後は、飛行機の時間までまだ余裕がありましたから、最後のお買い物をしに、何度かあちこちで通りかかったけれどまだ入店していなかったスーパーへ行ってみました。

途中のアーケードが綺麗だったので思わずパチリ。


★HEMA

日用食品も扱っていますが、雑貨など幅広い商品で、オリジナルブランドの商品も数多く販売されています。

プチプラでバラ撒きによい雑貨があったので、買っちゃいました。
・リップバーム 2→1€に値下げされたセール商品
でも、総じてオランダのこういう商品、粘着テープやビニール包装などが一切されておらず、商品でも難なく開封できてしまいますから、コスメ系や消耗品関係などは要注意!

このリップバームを買う時、たまたまテスターがなかったのでカパッと開けて見ちゃったら、どう考えても使われた形跡のあるものがいくつかありました。
チューブ入りのハンドクリームなども日本みたいに穴を刺さないと中身が出せなかったり、アルミやビニールの栓がされていないので、明らかに目減りしてるものとかは回避する方向で。

あと、買って帰りたかったブラウン系のパンたちも、ちょうど余った€を消費してゲットできました!ライ麦パンと…なんか色々入った黒っぽいパン
1.5斤くらいあってどちらも0.95€です!安っ!

帰国してからサンドイッチが楽しみだ~vvvとまぁ、相変わらず最終日に現地のパンを買うのは定着しちゃいましたね(笑)

市内での最後のお買い物を済ませ、ホテルへ預けたスーツケースを受け取ったら、スキポール空港へ。

すっかり慣れた電車移動もこれで最後かぁ…。
日本に居たら他所の土地の電車に乗っても別に達成感など感じませんが、海外に来るとそこそこの使い方があって、慣れると何か成長した錯覚を起こします…が、語学力は全く進歩しない(-_-;)

空港でも、スーパーでは見かけなかったお土産好適品を見つけて、ついつい爆買いしちゃいました。
詳細はお土産篇で改めて。

あ…ミッフィーの誘惑がまた…っ!

床にまで居る…。
近年増加する中国人観光客の勢いがこんなところにも垣間見られますね。
日本語なくても中国語がある。

そんな目で見つめてきたって、も…もう買わないぞ!もう…か、買わないぞ―――!!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
というわけで、オランダ観光はこれにて終了です。
でも旅はおうちへ帰るまでが旅の終わりですから、次の記事で〆たいと思います。