ヴァイオリン覚書♪13年1ヶ月~469回めのレッスン2018年11月07日

今月からやっと通常モードのレッスンです。

カール・フレッシュ 変ロ長調 7
6度重音スケールを単音で弾きました。
6度は癒しだ~(/・ω・)/

2音の響きも綺麗になるよう意識して弾けたので、先生からも

「ミの音が若干高めになって音程を探っているようですので、低めを意識して捉えましょう」

という指摘だけでした。次回は2音1スラーで弾きます。

久々のクロイツェル、今回はしっかり自習してきたので、それなりに自信がありました。

先生と一緒に1回練習した時も「問題なく綺麗に弾けています」と言われましたが

「低弦に深みのある音色が出せると、もっと素敵な雰囲気になると思いますので、そこを意識してもう一度、少し速度アップして弾きましょう」

と言われ

「???深み???(・・?」
「こんな感じです」

と先生がお手本で弾いて下さったのは、低弦によりしっかり弓が乗っているというか、より低弦を鳴らして演奏している感じだったので、とりあえず意識してもう一度弾いてみました。
「むずかしい~っ!」
「大丈夫です、出来てましたよ~」

次回は続きから途中までが宿題です。


前回、終盤のココ↓は先生もフィンガリングに迷うとの事でしたので、一応レクチャー頂いたフィンガリングパターンはあったものの、今回改めて再確認する事になっていました。


先生案では解放弦を使える部分も使わないパターンだったのですが、私は302小節あたりの音程がかなり妖しいので、303小節で持ち直したいなと思って解放弦を使うことにしました。

このフィンガリングでも「いいと思います。解放弦で音程感を修正できるのもいいですね」と仰っていただきましたが、件の302小節のフィンガリングは私案だと捉えづらいところがあるため、先生案は別です。

難所を捨てるか、頑張るかでかなり迷ったのですが、本番まで1か月切るまでは足掻いてみようかなと思って、今日までにこういう弾ける気がしない部分を集中自習してきました。

所定の速度で譜面通り弾く事は出来ていないけれど、とりあえずこのフィンガリングなら、当たらずも遠からずな位置に指が速く反応出来るため、まずはこれで弾きこんでみたいと思います。

あと、オケ練に参加して、お隣で弾いていたチェロ教室のヴァイオリン先生の演奏だとトレモロがゆったり刻み?だったのがちょっと気になったので、我が師匠に質問してみました。

「よく見ると、トレモロの指示が3つや2つになってるんですけど、ロングトーンでは音符の長さ分の適正数なのかなと思って、あまり気にせずギザギザ弾いていて。でも何か変化をつけて弾くって事ですか?」
「あんまり刻まずに弾く人もいますね~。指示がない限りは中庸でいいと思いますよ」
そういうものなの???

あと今更だけど、採譜してて改めて記譜の違いに気付いた冒頭のあたり↓
95小節の3音重音の次って、レの単音で前打音があって2音重音なのだけど、普通に前2つの3音重音と同じように弾いてました。この違いって…???
同様に、99小節もアルペジオマークで3音重音って…???
ピアノでは重音ではなく和音だから、分散和音で弾かせたい場合にこの記譜は多用されるけど、ヴァイオリンでは滅多にお目にかからなかったような…???

アンサンブルクッキングのおひげ(ポルタメント)記譜↓
といい、最近気になる記譜が多いです。

先生の回答によれば

<95小節前打音の重音>
後半2音が伸ばす音なので、前1音を単音で弾くという意味ではなくて、前半2音は前打音の長さ、後半2音は二分音符の長さで伸ばすという意味
<99小節アルペジオマークの重音>
前半2音と後半2音でたっぷり伸ばす意味

だそうです。
楽譜の版によって多少、原典との記譜の違いはあると思いますが、作曲者あるいは編者の意図を汲み取る作業もなかなか面白いですね。

次回は先生と一緒に頭から改めて確認演奏します。

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