チェロ覚書♪♪9年0ヶ月~210回めのレッスン2018年12月04日

休会前残り2回のレッスンです。

速度が速かったというお話をして録音をちらっと聴いて頂いたら、「確かにちょっと速いですね~(教室代表)T先生の気分かな?(苦笑)

先生もリハには参加できないそうで…( ノД`)シクシク…
速さどうなる?!

おうちでも一応、このスケールを自習していたのですが…最初1人で弾いたら、先生から

「んん( ,,`・ω・´)ンンン?なんだか途中から違う調性ぽい感じに…???もう一度ゆっくり一緒に弾いてみましょう」

先生と一緒に弾いたら、D線あたりから微妙にズレ始めた音程を修正しきれずにどんどん狂っていたようで(;^_^A
先生の音に擦り合わせながら、ズレたらその都度修正して弾ききりました。

うーん、この調性、厄介…。

改めて調性を確認してからの…
弦楽雑誌『サラサーテ』の付録から
★宇野誠一郎「スナフキンのうた(おさびし山のうた)~『ムーミン』より※松原幸広・編曲

繰り返し記号は無視して、先生と一度通し合奏しました。
ニュアンスも加味しながら、音程や音色にも注意して弾いたつもりだけど、まだ弾くのに精一杯な部分とか、ニュアンスの出し方を間違えてるところがあって、幾つか指導を頂きました。

「冒頭のミシ~シ~♪の最初のシが特に弱いですね。高いポジションに移動してすぐで、弦の張力に4の指が負けていると思いますので、腕ごと移動してしっかり体重を乗せた張りのある音色を出しましょう。
後、もうちょっと駒寄りで弾いた方がいいですね」

「ここ、mpとかppなので、指板寄りで弾くべきだと思っていたのですが…?」

ヴァイオリンではそれがセオリーですが…

「オケやアンサンブルならそれもありですが、これはデュオで、ありこさんが主旋律の第1チェロですから、もっと張った音でいいですよ。もっと言えば、駒寄りで弱音を出せる事が理想です」

確かに駒寄りの方がクリアな張りのある音色ではあるけれど、どうしても音量が出てしまい…弱音を作る弓圧が難しいです…。

「移弦の都合で音が突発的に飛び出て聴こえるところも幾つかありますので、フレーズの流れで違和感なく弾けるように注意しましょう」

あああ…移弦あるある(;^_^A
チェロの移弦はヴァイオリン以上に苦手意識が強いです…。

中盤で出てくる冒頭の変奏で、ミ’(ブレスマーク)シ~シ♪というフレーズが出てきますが、ここも

「2回目に出てくるミシ~シ♪は♩=150へ速度アップしているので軽快に弾いて頂いていいですが、3回目のこのミ’(ブレスマーク)シ~シ♪は冒頭の速度♩=80へに戻って再び穏やかな雰囲気になりますから、短く切らずに四分音符分たっぷり鳴らして、スッと呼吸を入れて次のフレーズを弾くようにしましょう」

この編曲、ひたすらテーマの変奏が続くので、つい原曲のイメージで一律に弾いてしまいましたが、それじゃ変奏の意味ないですもんね(;^ω^)

「続きのフレーズも、八分音符のところで少し奔ってしまって、穏やかな雰囲気を保てていないので、ゆったりを心がけて演奏しましょうね」

確かに。四分音符→二分音符→からの八分音符2個という流れてついパパっと弾いてしまって徐々に巻いてしまうみたい。

更に続きの変奏で、2回目の繰り返しではミシ~シ♪(八分音符、四分音符、八分音符)と弾いていたフレーズを、ミミミッ シ♪(十六分音符2つ&八分音符、八分休符、八分音符)と弾く部分では、何となくヴァイオリンで弾くと定番のアップボウでスタートしていたところ

「チェロではあまりそういうボウイングをしませんね。ダウンボウスタート、戻してダウンボウがいいです」

とボウイングの修正も入りました。
確認して二重奏の雰囲気を掴むべくサラッと合奏した部分の復習を。

そしてまたまた移弦あるある(;^_^A

レ レ(2オクターブ下)ソ シ レソ シレ♪と、 ミ(2オクターブ下)ソ シ レ#ミ  ソシ♪のアルペジオですね~(笑)頑張って弾いてはいましたけど、移弦があるせいで、フレーズの最初の1音が飛び出てしまっています。テヌートもついてますから、最初の1音はむしろ、もっとたっぷり鳴らして、落ち着いて低弦へ移弦しましょう。弓もちょっと元寄りからスタートしていて余計移弦が難しくなっていますから、真ん中あたりからスタートすると良いですよ」

その次の1オクターブ上の繰り返しフレーズは、まだまだ音程が不安定だったけれど、そこは多分自覚してると思われてるのか、スルー。

最後1頁の転調部は、まだ音程がかなり怪しかったので、さすがにそこは音程に注意するように指導されました。

次回が休会前ラストレッスン。

「次回で仕上げ演奏できそうかな~?」

二週後のレッスンですし、何よりこの曲は弾いていて楽しくて、ちゃんと自習もしてレッスンに臨めているので、完璧には弾けなくともそれなりに仕上げになる演奏が出来るよう、次回まで頑張ろう!

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