ヴァイオリン覚書♪13年11ヶ月~498回めのレッスン2019年09月04日

今日はレッスン前にYAMAHAスーパーセミナー・アンサンブルクッキングの楽譜を頂きました。

ぶ、分厚っ!
参加の否やにかかわらず設定3コース全ての曲、パートの譜面が収録されているようで。
私みたいに編曲の参考資料となる人にはありがたいけれど、弾ける楽器が1つしかない人とか、重いだけ?( ゚∀゚)アハ

さて本日のレッスン。

カール・フレッシュ ヘ短調 5
今日から新しい調性。
ボリュームもそれなりにあったし、前回自習不足でウダウダだったので、今回は多少なりと自習し、指番号も書き込んで臨みました。

多少音程が不安定になって探った箇所や、アルペジオでどこを弾いてるか行方不明になって何となく感覚の音と書きこんだ指番号で弾いてたらどこか一小節くらいすっとばしたオチ(;^ω^)はあったものの、全体的には超音波領域の音もちゃんと捉えてると褒められました。

アルペジオだけもう1回弾き直して、サクッと合格。
アルペジオの各小節冒頭音のファはG線スタートなのですが、その後の音で微妙にズレると、戻った時に捉えづらくて、苦労しました。

次回は同じ調性の続きをレッスンします。


前回のリベンジ。
もちろん、自習して勘を取り戻しきましたが、それでもスムーズに弾けたかといえば…(-_-;)

とにかく正しい音程とクリアな音質を目指すと、どうしても音楽的には微妙です…が、先生からは

「アクセントもしっかりついていましたし、音質も音程も、前回から格段にレベルアップしましたので、次回通しましょう」

と評価頂き、仕上げ突入です。


★ベートヴェン 交響曲第5番「運命」第1楽章
チェロ教室の年末発表会曲、2曲目のフィンガリングレクチャーです。
前回部分も含めて譜面で備忘録のため、画像ペタします。
ボウイング、スラー位置は教室からの指定と若干異なりますが、拾ってきたこの譜面、行の切れ目が実際に使ってる譜面と同じでちょうどいい。
【A】パート中盤の八分音符が続くところからが本日のレクチャー箇所。
ミ♭ラ♭が出てくるため、解放弦使えない&移弦が避けられず(´;ω;`)
ポジション移動で何とか移弦を避けられないかと思ったのですが、やっぱり駄目ですた…
指も弓もバタバタしそうです…。

この辺↓から♭系の調整なのに♯の臨時記号が多くて、音程が捉えづらい…。知ってる曲だけれど、完璧に頭に入ってるわけじゃないので、レクチャー受けながら弾いてても音が若干?(・・?でした。
そんなわけで指番号をレクチャー頂いても、ちょいちょい変な音を鳴らしたりしながら、半分正しいフレーズ感がわかってない感じで【B】最後あたりまで終了。

次回【C】からスタートかな。
※自習で再確認してわからなかったら【B】に戻るかも。

あと2ページ分くらいで譜読み終了。

「これが終わったら、アンサンブルクッキングの曲レッスンですね♪」

と先生。
いや、アンクより断然こっちが心配だわ…。
そしてごらんのとおり譜読みが間に合っていないので、来週日曜のオケ練はサボリです。

チェロ覚書♪♪第9期SKE 合わせ練習1回め2019年09月07日

今期の拙主宰アンサンブル第9期SKEが本格始動です。

今回の演奏曲は、私がミュージカルにハマッたきっかけの舞台から
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劇団四季ミュージカル「オペラ座の怪人」メドレー
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楽器編成は以下↓に決定。※ [ ]はメンバーの通常レッスンコース。
 私…ヴァイオリン、ボーカル[チェロ]
 相棒hikoちゃん…チェロ[チェロ]
 Nさん…カホン、オカリナ[作曲・クラリネット他]
 Oさん…鍵盤ハーモニカ[ドラム]
 Chikaちゃん…ピアノ[ピアノ]
 Hさん…ベース[ベース]※新メンバー

相変わらずレッスンコースじゃない&そもそもコースがない楽器を平気で組み込んでおります(笑)

今回はベースがあるため、いつものクラシック系スタジオではなく、バンド系スタジオをレンタルしました。
カホンはドラムセットが使えるからスネアを代用。
開店してまだ1年くらい?の新しいスタジオだったので、綺麗だし、機材や備品も使いやすくてまずまず。

それは良いとして結成当初から数年は、初回合わせなんてもう、皆弾くレベルでもない感じで結構ひどかったのだけど…
最近は真面目な人&早めにとりかかる方が多いのか、初回でもちゃんと通して確認は出来たし、前向きな課題点を見つけられる、有意義な練習になったと思います。
残念ながらChikaちゃんが急なお仕事で参加できませんでしたけれども、展望は見えてきたぞ。

というわけで、練習備忘録など。

とにかく、私にとっては思い入れの深い作品で、こだわりの編曲、演出にしたいと思って、ミュージカル冒頭シーンを音で再現すべく、18弁手回しオルゴールオルゴール屋 総本店にてセミオーダー?で購入しました!

以前、「題名のない音楽会」森山良子さん『星に願いを』を手回しオルゴールを回しながら一緒に歌っていらしたの見て、ぜんまい式じゃなく手回し式がどうしても欲しくなっちゃったんですよね~(*´∀`*)

手元だとクリアな音色は聴こえますが、マイクを通して会場にどのくらい伝わるかは…音響に不安があるものの、完全に個人的なこだわりで使う感じです(;^ω^)

ちなみに編曲の都合上、回すのは私じゃなくNさん(;^ω^)

今日も皆さんに雰囲気を掴んで頂くため、持参して実際に鳴らしてみました。

で、問題は生オルゴールパートが終わった後の、私の歌パート(-_-;)
私の歌の問題(;´・ω・)はさておき、ベースラインで鳴らすパートの方々がカウント取りできなくて、全く噛みあわず(;´Д`)
最後の方でようやく合ってきた気はしますが、4分の4拍子を倍拍でカウントして何とか、というレベルなので、歌に合わせて頂けると一番いいかな。

多分どのパートも一番難しいOvertureパート
は、思ったより弾けてるというか、わかってる感触だったので、逆に不安が薄れてきました。

意外な落とし穴があったのはThink of Me
終盤で拍子が一時的に変わるとこで、そのカウントの変化を切り替えてなくて、急に速度が上がってる人とか(;^ω^)

はずっと同じ拍子で進むのだけど、これはベースのHさんが何故か倍速で弾いちゃってて、なかなかそこから抜け出せなかったみたい。

は、相棒hikoちゃんがまだ弾き込み不足でついてこられていないだけで、流れは把握してるみたいだったので、大丈夫そう。

問題は、やっぱりその後の歌パートが…
表拍じゃないところに、歌のフレーズ頭が来てるとこが多いせいもあって皆さん、自分が入るタイミングをわかっていないという(-_-;)
私の歌い方の問題だけではなさそうだから、もう今後の慣れ…かなぁ???

とか何とかみっちり確認しつつ、ハーフタイム休憩。
↑ぴーなっつ最中は私からの差し入れです♪

後半は歌パート部分を中心に弾いてみて、最後は流れを確認する意味で一応全部通して弾いておしまい。

まだ皆さんが弾くのに精いっぱい&弾きこなせない部分があるため、個人の仕上がりが進めば解決する部分も多いので、それでも難しい部分などに取り組めるといいかな。

かくいう私も、一人では弾けてても、周りの音が入ると弾けなくなる箇所があったし。

お疲れ様でした~。
私は天ぷら定食とへべすサワーを注文。
量り売りの日本酒はNさんに一口分けてもらいましたvvv

お昼ごはんの後、1Fのイベントスペースでやってたヴァイオリンの無料試奏コーナーで、緑のヴァイオリンを見つけて恰好だけ。
背中にヨメ背負ってて明らかに経験者だから、まともには弾いてませんよ(;^ω^)

Nさんから九州のお土産も頂きましたvvvわーい(*´▽`*)
次回合わせ練習は来月。
全員参加で出来るといいなぁ。

チェロ覚書♪♪中部大学管弦楽団 第27回定期演奏会2019年09月08日

今日は来週に迫った国外逃亡に向け、朝イチで伸びきった長髪をばっさり断髪してきました!

で、その後、チェロ教室のお友達で主宰アンサンブルSKE7期メンバーでもあるTさんからお誘いを受け、学生オケの演奏会を聴きに車でGO。

演奏会前に近くのカフェでランチしてきました♪

断髪式ビフォアー(右)&アフター(左)もついでにUP(笑)

ダッチベイビーが「食べるべき一品」と書いてありましたので、頂きましょう。
・C ダッチベイビーランチ
スープ、前菜、ドリンクつきで1,250円
生地は名古屋城のポップオーバーのお店で食べたのと同じですが、こちらはスキレットに入ってて冷めにくいのがいいですね。

サラダも、鶏ささみ、ゆでたまご、トマト、ベーコン、レタスにキャベツ…と結構沢山入っていて、二種類のドレッシングをかけて頂くと、なかなかお腹が膨れました。

朝の美容室でもVogueを読めたし、カフェでも旅雑誌を読めて、休日女子っぽい過ごし方をしてるな~私vvv

というわけで、無事Tさんと合流し、演奏会。
★中部大学管弦楽団 第27回定期演奏会
 オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」序曲
 ハチャトゥリアン 組曲「仮面舞踏会」
 ブラームス 交響曲第2番
フランス、ロシア、ドイツと彩りある作曲家の有名なラインナップ。
アンコールはブラームスハンガリー舞曲第5番でした。

必死に弾いてる学生さんもいらっしゃる中、おそらく指揮の中村さんの檄?もあってか、前のプルトの学生さんは時折笑顔で楽しそうに弾いていらしたし、賛助の方も音楽を愉しんでいるのが伝わってきて、とっても刺激を受けました。

やっぱり「仮面舞踏会」とブラ2の1楽章はいつか弾いてみたいなぁ。

私、大学受験に失敗し、悲壮感MAXで入学して、ひたすらバイトに明け暮れた4年間を過ごしたので、部活とかサークル活動は全くせずに終わったんですよね(-_-;)

今にして、あの時オケ部とかに入っておけば…とか思うのですが…それが主宰アンサンブルでの活動に繋がってもいるのでした。

指揮の中村さんが「27回、演奏会を続けてきたというのは大変なこと」と称えていらっしゃいましたが、拙主宰アンサンブルも9年。

学生オケと同じで、ずっと同じメンバーで継続しているわけでないため、なかなか力に直結するわけではありませんけれども、継続してきたからこそ得られる何か、を求めながら楽しく、そのためには時にストイックに音楽と向き合えたらいいなと改めて思いました。

チェロ覚書♪♪9年3ヶ月~216回めのレッスン2019年09月10日

昨日今日と朝から片頭痛で…幸い、午前中に観念してマクサルトを飲むと夕方頃にはしっかり効いてくれるため、レッスンに行くことができました。

さて本日のレッスン。
国外逃亡の兼ね合いで、30分×2回のレッスンを1時間1回に集約して頂きました。
持て余さないよう、前回レッスンからちょいちょいは自習していたのですが…ここ一週間はほとんど弾けなかったからなぁ。

今日からは持ち込み曲↓を、ちゃんと弾くレッスンです。
原曲をペタ↓

長いので繰り返し記号を無視して弾きますが、それでも割合ボリュームがあります。
その繰り返しでちょうど大きなフレーズが区切れてて3つ、今日は1区切りずつ、先生が気になった部分や私が詰まった部分では止まって弾き直ししながら弾き進めました。

いきなり冒頭の四分音符スタッカート2音の音の長さが短すぎるって指摘されたし(;´Д`)
スタッカート=切る、と思うと、それが八分音符だろうが四分音符だろうが、つい同じように切ってしまいがち…。

あと、前回でフィンガリングレクチャーはひととおり終わったけれど、今日実際に弾いてみたら、解放弦を使わないフィンガリングの方が音色的にも望ましい&移弦より弾きやすい部分があって、修正。

音符が詰まっているフレーズのリズム感が難しくて、特に終盤のワンフレーズはなかなか弾けませんでしたが、身体が反応出来ていないものの、頭では修正出来てきた感じ。

また、以前からヴァイオリンでも度々指摘される事だけれど、付点のリズムの不点の音の長さが甘くて、この曲みたいに第2チェロが伴奏で三連符を弾いてるところだと、第2チェロの三連符のお尻で第1チェロは若干遅れて弾かなくちゃいけないのに、タイミングが一緒になってる、というリズム音痴について指摘されたので、もう一呼吸だけ不点の音を伸ばすように意識しなくちゃです。

まだまだ譜面通りに音をなぞるのもいっぱいいっぱいなので、音程は不安定だし、ニュアンスなんて中々つけられないレベルではあったものの、1時間のレッスン時間を持てあますことなく、ちょうど全て通し演奏しきって終える事ができただけでも、御の字。

あ、ニュアンスは終盤でクレシェンド指示などなにも表記されていないフレーズ1か所で
「クレシェンドではないんですけど…なんか、こう(フレーズを歌いながら)流れの中で違う雰囲気を出して下さい」
ってレクチャーあり。
んんん、表現難しいのわかりますが、言わんとされる事は理解しました。

元がクラリネットの曲ということもあって、なかなかチェロでは表現しづらいフレーズもあるし、音数も詰まってて多いところがあるから、弾きこなすのは至難の業ですが、終わってから先生のひと言。

「うん、でも難しいところ頑張ってましたね。これまで(モチベーション下がっててウダウダ)からすれば、格段に進歩しました」

ここ数年のウダウダっぷりが酷かったので…飽きれられながらも、見捨てず、おもねらず、私の出来る範囲の指摘を下さって引っ張って頂いたおかげで、だいぶ自分の中でチェロを弾く意識が戻ってきたところです。

先生との二重奏が楽しめるよう、頑張ります(^^♪

ヴァイオリン覚書♪13年11ヶ月~499回めのレッスン2019年09月11日

今日は定時退社できたので、レッスン前に北海道物産展へ行ってきました(^^♪

かけつけジェラート。
Rimo
・道産とうきびとヘーゼルナッツのジェラート

パン活も。
・大地の詩 1/4
・風土火水 雑穀1/2

そしてレッスン前にこれも食べちゃった(*´∀`*)
・プティ・メロンシュー
お腹いっぱいでレッスンへ。

カール・フレッシュ ヘ短調 5
前回の続きから最後まで。またまた超音波領域、指板があるギリギリのあたりまで使ったクロマチックスケールとか。

でも、ちょっと前の事を思えば、また重音じゃなければ、単音ではこの高音域を鳴らせるようになってきたかも。

「いいですね。高い音を良く捉えて鳴らせていました」

と先生からも高評価。

次回は同じ調性の…あ、重音スケールです(;'∀')


今日は仕上げ演奏です。
ここ1カ月以上は通して自習していたので、もっとスムーズに弾きたかったのですが…
今日はお借りしてる弓、しっかり松脂が塗ってあり、引っかかりすぎて逆に弾きづらかった(;´Д`)のと、最近ちょっと自習不足だったせいもあって譜面上で迷子になった箇所がちょいちょいあり(;´・ω・)
時折止まって弾き直し、何とか演奏終了(;´Д`)

音程とアクセントは精度を上げられたと思うのですけど、仕上げ演奏というからには自分的にもうちょっとちゃんと弾きたかったものの、先生からは特に指摘なく合格を頂きました。

★ベートヴェン 交響曲第5番「運命」第1楽章
チェロ教室の年末発表会曲、2曲目のフィンガリングレクチャーです。
前回のつづきで【B】の中盤、他の楽器と掛け合いになる二分音符の重音あたりからフィンガリングレクチャーを頂きました。
【C】は1stポジで行けるのですが、音色的にレを3thポジ2で捉えてワンフレーズ3thポジで行くフィンガリングを薦めて頂いたので、一応それで弾いてみます。
それ以降は冒頭と同じフレーズが続くので、フィンガリングも前に倣え。

【D】の2段め真ん中あたりからのフレーズは、元々譜面に印字されてたフィンガリングだと、ソを1stポジで3を捉えて、次のドから3thポジ4で捉えて34(40※フラジオレット)2という流れになっていましたが…
これは弾きづらい。と思ってたら先生も「だと思います」と仰り、下↓画像のとおり、最初から3thポジで全部弾くフィンガリングにしました。
その後のフレーズは素直に1stポジでしばらくいって…
2オクターブ跳躍する6段目最後の小節から3thポジへ。一瞬行くけど次の小節ですぐ1stポジへ戻るっと。

一人でざっと弾いて悩ましかった10段目、1stポジで弾き続ける事も可能ですが、アップダウンで運弓してワンフレーズ移弦がきつく、一般的な速度でスムーズに弾きこなせる自信がなくて…
と思ってたら、先生が見事にズバッと解決するフィンガリングを提示して下さいました!
2小節1フレーズとして1フレーズずつ、1つずつポジション移動し移弦なしで弾けるフィンガリングに!おおお!ずりずり下がる&上がるは割と好きです!

11段めのフィンガリング書き込みが著しい箇所は、ちょっと変則。シ♮を2で捉える事によって次のファをスムーズに1で捉えやすくしたもの。
「1&1は中々捉えづらいと思いますので、こういうフィンガリングを覚えるといいですよ」
との事でした。

本日のレッスンはここまで。

次回は国外逃亡明けなので、あんまり自習できないけれど、運命の譜読みは何とか次回で終わりそうです。

ヴァイオリン覚書♪~アリーナ・イブラギモヴァの新譜 ブラームス:ヴァイオリンソナタほか2019年09月13日

今春にキアロスクーロ・カルテットの演奏会が終わり、しばらく過密だったアリーナ・イブラギモヴァ関係のイベントスケジュールがひととおり収束してから、コンサート情報もなかったので、チェックを怠ってるうちに新譜が発売されてました(;^_^A

まだ買ってないので、とりあえず備忘録。

★ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、第3番
 クララ・シューマン:アンダンテ・モルト

 Vn:アリーナ・イブラギモヴァ、Pf:セドリック・ティベルギアン
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78『雨の歌』
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
クララ・シューマン:アンダンテ・モルト Op.22-1
(3つのロマンスより)

ブラームスのソナタだけ収録かと思ったら、クララ・シューマンも入ってる!
まさにこの冬行った大阪の全曲演奏会の再現(^^♪

国外逃亡から帰国したら…落ち着いてポチるかな。

ギリシア旅行o(^o^)o1日め~はじまりは暇を持て余し2019年09月18日

いよいよ今年の国外逃亡、スタートです!(≧▽≦)
が、今回は関空発エミレーツ航空で、往きも名古屋から関空までの無料シャトルバスを利用する事にしたため、夕方からのんびり出発。

前日、結構な残業で帰宅したけれど、寝坊気味に起床しても時間的に全然余裕がありまして、午前中はヴァイオリン練習しておりました。

しかも平日の14時台なんて、電車も一番空いてるし。
タクシーも深夜早朝割増がないし。
色々ゆったり~。

名古屋駅から関空まで一人乗車だったこともあり、これから異国へ飛び立つという雰囲気も何となく実感ないまま、あっという間に関空到着。

さすがに小腹が空いてきたため、乗ったらすぐ機内食出るのはわかってたけれども、空港内でちょっと食べちゃう。
★たこ焼き割烹 たこ昌
・ミックスたこ焼き
が、これでは余計に空腹を刺激してしまい(;^_^A
デザートもいっちゃえ!
★杉養蜂園
・ゆず蜂蜜ソフトクリーム

この後、新幹線で関空入りした相棒と合流したのですが、セキュリティチェック後のエリア内で、これ↓見つけちゃって。
★辻利兵衛本店
肉まんとビールのセット…だと…?!
お腹空いてないのに、時間もあったし、どうにも食べたくなって…あ、でも日付跨ぐまで禁酒期間だからビールは泣く泣く諦めて(爆)、食べちゃいました♪
・宇治抹茶肉まん
・玄米茶ラテ
肉まんは相棒と半分こしました。

で、搭乗~。
ここからは相棒としばらくお別れです…;つД`)
というのも、2日前に事前チェックインしたんだけれど、並びの席が全くなくて( ノД`)シクシク…
自動的に割り振られた席は遠く隔たったお互い窓側(しかも反対で区画も1区画違う)でしたから、苦肉の策で、同じ区画で真ん中ブロックの内側を縦並びで取ったのでした。

当初の席よりはマシだけど、まぁ気軽に雑談もそうはできないな…フライトの時間帯的にも。

というわけで、もう食べて飲んで、寝るか、PMで映画でも見まくるしかない。

最初の機内食は以前利用した時と同じく、チキンタジンにしました。日付跨いだからアルコールも解禁!白ワインいっとく。
メイン以外は、ニース風サラダ、ミルクチョコレートムースでした。

で、今回は日本語字幕や吹き替えのある映画が結構多かったため、真剣に鑑賞しはじめちゃったら眠れなくなり(笑)

『ボヘミアン・ラプソディー』『翔んで埼玉』『未来のミライ』をがっつり見切りました!

とりあえず乗り継ぎのドバイまでこんな感じで~。
この後、かつてない不幸なトラブルが立て続けに訪れるとは思いもせずに、呑気な時間を過ごしていたのでした…続報を待て。

ギリシア旅行o(^o^)o2日め~到着早々、パスポート盗られますた2019年09月19日

…はいっ!もう読んで字のごとし、でございまして(;'∀')
長い一日になりましたので1日分を数回に分けて備忘録したいと思います。

ドバイでの乗り継ぎ時間が結構あり、暇を持て余したのと、訊き過ぎの冷房で身体が冷えてしまったため、空港内のカフェでスープを見つけ、相棒がスモークドトマト(左)、私がローステッド キャロット&クミン(右)を注文。
啜る…。
アッツアツだし、たっぷり入ってて美味しかったのですが…相棒のやつ燻製感が半端なかった!初めての味でした。
それとドバイの通貨ディルハムのレートをよく分からずにカード払いしたけど、1杯1,000円弱くらいって…スープストックのセットより高いな(;^_^A

と出発からこの方、暇を持て余せば食に走っており(爆)、乗り継ぎ便は相棒と隣席を確保していたので、今度こそ乾杯!
相棒がTIGERビール、私は白ワイン
そして私は相変わらず眠気どこいった?という感じで、またまたひたすら映画『BLAVE』を観ておりました…

あ、らんらんランチのお時間だ♪
私はビーフにマッシュルームのグレイビーソース添えをチョイスし赤ワインと。
後は、お豆のサラダとアップルカラメルムース。
相棒はグリルチキンにドライトマトのソース添え。

というわけでアテネ到着。

今回、予算の都合もあってホテル選びで迷った際、ギリシア旅行経験者の友人に色々教えてもらって、シンタグマ広場(駅)徒歩圏内のホテルを希望していたのですが…

希望のグレードと予算に見合ったホテルが、地下鉄シンタグマ駅から徒歩圏内ではあるものの、スーツケースを抱えての移動は厳しいという、もう1駅先のアクロポリ駅を最寄りとする立地だったため、空港からの移動手段に何を利用するか、迷ったんですよね。

地下鉄はスリが多いと聞いていましたので、安価でスリやスーツケースの移動がないバス利用を検討したものの、いわゆる空港シャトルバスはシンタグマ広場周辺まで。
アクロポリ駅へ行くには、結局1駅だけ地下鉄を利用する事になるので、どのみち地下鉄を使うならなぁ…。

深夜到着でもないから、タクシーを使うまでもないか。

と思って地下鉄を利用したのが運の尽きでした…。
いや、もっと色々調べて十分検討して選択すべきだったのですけど、今回はガイドブックも地球の歩き方くらいしかなくて相棒が買ってくれたから私は買わなかったし、出発直前まで忙しくていつもより下調べする余裕もなかったしで、正直言うと考えるのが面倒だったんです…。。。

①一番安くて本数が多いバス€6+地下鉄90分€1.4
②本数は少ないが地下鉄だけで€10
③空港からは固定料金なはずのタクシーは昼間なら€38

ま、間を取って地下鉄?
言う間でもなく、スリには十分気をつけて乗車したつもりでした。

で、空港からシンタグマ駅までの40~50分くらい?は、さほど混んでもいなかったし、生憎座席には座れなかったけれど、空港発の車両だけあってちょっとした大荷物をおけるような、足元から天井まである鉄パイプの棚があったため、そこへ腰かけてボディバッグと普段&旅行用にしてるマザーズバッグをクロスに胸元で斜め掛けし、スーツケースを足元に置いて、両手でしっかり抱えて身体に密着させていたから大丈夫だったんです。

が、乗り換えた路線が、平日の16時台なのに満員!!
1本見送って、なんとか乗り込んだところ…

私の足元(前)のスーツケースを挟んで立ってた中年男性が、やたら変な喘ぎ声?というか苦悶の声?というか、んんん、あ"あ"あ"、はぁはぁ言ってまして(-_-;)ごそごそ不審な動きもしていたのが気になって、ついそちらばかりに目がいってしまっていたんですよね…。

今思えば、あれはだったのでしょう…。
5分ほどの乗車時間中で多分、私の斜め後ろぐらいの死角に入っていた人物がおそらく犯人(共犯)、満員電車でちょっと引っ張られて胸元から脇へズレてたボディバッグのファスナーをいつの間にか開けられていたようで、弾き出されるように降りた瞬間、ファスナーが空いている事に気づき、焦って中身を確認した時すでに遅く。

黒いチケットケースに挟んで入れていたパスポートをすり取られていました……( ノД`)シクシク…
長財布にでも見えたのか、とりあえず盗れるなら盗っとけなのかはわかりませんが、同じタイミングで降りた他の乗客(日本人ではない)も何やら騒いでいて、私も一緒になって「ない!ない!!」素振りをしておりましたら、居合わせた現地人?らしき男性が事情を察してくれたらしく、親切にも駅員さんを呼んでくれ。

そこからはまぁ、私の英語が聞き取りも受け答えも小学生レベルなんで(-_-;)、駅員のお兄さんちょっと┐(´д`)┌ヤレヤレ困ったなモードではあったものの、根気よく親切に、「ホテルどこ?」から始まって「とりあえずホテルにチェックインして荷物を置いてから、Panepistimio駅まで行って、警察署で証明書をもらうように」と路線図のコピーに●印をしつつ指示をくれ、ホテルの場所も出口まで出て教えてくれました。

動揺しまくり、またホテルまで若干迷いながらも到着し、パスポート盗まれちゃったんで(;^_^A事情を説明して、コピーでチェックインし、フロントでPanepistimio駅のそばにあるという警察署の場所を教えてもらったら、お部屋へ。

あ、この写真は翌日、事が終息してから落ち着いて撮ったやつです(;^ω^)この日は部屋へ辿り着いたら、地下鉄へとんぼ返りでしたよ(;´Д`)

アテネゲートとかエレクトラパレスとか、同じ4ツ星or5ツ星のホテルは値段が高くて…星を落とさず、そこそこ良さげなホテルと思って選びましたが、フロントやロビーは広々で対応も丁寧だったし、お部屋も割と新しいっぽく清潔だったのは良かったです。
ポットサービスの代わりに、エスプレッソマシーンもありました。
難を言えばヨーロッパにしては珍しく鏡が少ない?事と、遠い…。
それから、USBのソケットはあるんだけど枕元のサイドテーブルじゃなくて、上↑写真のエスプレッソカプセルの向こう側にあるから、アラームかけると止めるまでが遠い……。
オリーブの名産地らしい、オリーブ製品のアメニティでした。
さて、件の警察署へ向かったわけですが、ホテルの受付で地図はもらったものの、最寄り駅に到着してGoogleマップでPOLICE検索たら、ツーリストポリスっていうのがすぐ近くに見つかったため、そちらを頼りに移動したら、ありました。

てか、人多い!!
え?これ皆、何らかの被害に遭った人…???

とりあえず「I lost my passport( ノД`)シクシク…」と言ったら、書類を1枚出してくれ、必要事項を記入して提出したところ、サクッと受付番号&押印したものを返してくれて10分程度で終了。

ホテルへ戻ったのですが…
ここからがまたひと騒動だった……げっそり。
長くなりましたので、一旦区切りまーす。

ギリシア旅行o(^o^)o2日め~夜のパルテノン神殿を眺めながら…( ノД`)シクシク…2019年09月19日

ホテルへ戻ったら今度は大使館へ℡して、帰国のための渡航書を発行してもらう段取りを確認しました。

緊急事態に備えてパスポートのコピーはお財布へ携帯していたのですが……役立ったのはせいぜい警察で届出受理証明書のもらう時と、ホテルのチェックイン時くらい。

で、この他に戸籍謄本が要るとの事。
え?そんなの持ってるわけがないので焦りました(;´Д`)
が、「原本でなくともよいが6カ月以内に取得したものでなければならないので、日本にいる家族に協力してもらってFAXかメールで送信するよう」指示を頂きました。

土日は大使館休みですので、明日中(金曜日)に手続きを済ませないと…崖っぷち(;´Д`)
慌てて日本で同じ市内に住んでる弟へLINEし、本籍は居住県じゃないけど確かコンビニ発券が出来るようになったはずだからと、合い鍵で我が家に侵入(笑)してもらい、マイナンバ―カードを使って翌朝イチで取得し送信してもらうよう依頼。

念のために加入してた旅行保険会社にも連絡して、携行品損害で保険が下りるというので必要書類を確認し。

ふぅ、何とかなりそうだな(-_-;)とひと段落したのが21時すぎ。

人事は尽くした…天命を待つ、な状態になったところで、すっかり遅くなった晩御飯をホテルの屋上レストランで摂る事にしました。
テラス席からパルテノン神殿のライトアップが見られるとの情報があり、滞在中に一度は利用するつもりでいたのですが…
もうちょっと精神的負担がない時に来たかったな…(´;ω;`)
近いところへ行ってみると、垣根が邪魔して見づらいのですが…
縦長のテラス席ブースの、一番遠いテーブル席からの方が良く見えます。
とりあえずギリシャ初日の夜に乾杯。
ワインリストはボトルがほとんどで、グラスでギリシャワインはなさそうだったので、無難にハーフボトルのシャンパンです。
パンにはギリシャらしくザジキ(ヨーグルトディップ)がついてきました。
あらかじめメニューが確認できるので、事前に併記された英語である程度の内容は把握していました。
こちらでは、ギリシャの伝統料理を現代風にアレンジしたものが楽しめます。

・ギリシャ風サラダ
チェリートマトと、サンファイアっていうセリ科の植物、インドで食べたパパドみたいなチップス状のものが添えられたシンプルなサラダでした。
トマトの水分が若干少なめなせいか、皮がパンパンに張って中身が詰まってて味が濃く、ぎゅっと濃縮されたような感じで、すっごく美味しい。

・タコのグリル
空豆のマッシュされたのが敷いてあり、タコのグリルの上には薄っすらピンクに染まった玉ねぎピクルス、手前の丸いジュレ状のは不明、脇の茶色いのはキャロブクランブルだそうです。
ひとつひとつを単体で食べる分には美味しいけど、一緒に食べて相乗効果があるかと言われれば…(゜-゜)うーん。。。普通に焼いたタコにオリーブオイルがかかってる方が好きかも。

・ズッキーニのペンネ
ディルペーストと名物フェタチーズで爽やか&まろやか仕上げ。
ただ、ボリュームが半端なくて、一口二口食べただけ。

・南瓜のリゾット
ローストした南瓜に、セージの香り、ライムと、ピスタチオも入ってヨーグルトが添えられています。
メニュー見た時に味の想像が出来なかったので注文してみましたが、甘さが前面に出てるので、もうちょっと胡椒とか、パンチが欲しいかな。

イタリアと比べると、メイン料理のパスタやリゾットは味付けが優しくて、ちょっと物足りないから、ボリュームがあるとすぐに飽きちゃいます。これもほとんど残してしまいました。

でも雰囲気は良かったし、二人でこれだけ食べて、1杯飲んで8,000円強だったし、小寒いくらいの風は気持ち良く、ギリシャ最初の不幸な夜も少しなだめられたかな。
って、多少の落ち着きを取り戻して部屋へ戻ったのですが。

お風呂に入って、さぁ寝よう…
飛行機乗ってからほとんど寝ていなかったし、トラブルで神経を使い果たしてどっと来た睡魔に襲われ、爆睡してたら、深夜に弟からの着信が!!

ものすごく何回もかかってきてたのに、例によって充電のUSBが枕元じゃなかったのと、熟睡してた事もあり、1時間くらい経ってからようやく着信に気づいて応答したらば、なんと!

マイナンバ―カードの暗証番号が間違ってたみたいで、3回でロックがかかってしまい、コンビニ発券ができないと!!Σ(゚д゚lll)ガーン、しかも後から聞いたらコンビニ発券も事前申請が必要だったらしい…(-_-;)やってないし(;´・ω・)

そこで焦って大使館に℡(深夜なので現地大使館は勿論通じませんが、緊急連絡先は24時間通じます…ありがたや)

戸籍謄本がどうしても取れない旨を伝え、代替可能な書類として住民票でも可能になったため、再び弟に℡。

弟、早朝6:30の発見開始に合わせてコンビニへ走ってくれたのですが、前述の理由で目的果たせずタイムオーバー、仕事で遠方に出ちゃった後だったため、急きょ嫁さん(義妹)にお願いして出勤前に役場へ寄ってもらい、住民票を送信してもらう事になりました…ホント、夫婦そろって迷惑かけちゃってゴメンナサイ…m(_ _)mヒラアヤマリ。

これも同じ市内に住んでるからお願いできた無茶ぶりだったけれど、他県とか遠方に住んでたら完全にアウトでしたよね…。

ご近所に住んでても普段はほとんど連絡も取りませんし、多分こういう迷惑をかけた事はなかったはずなので、この時ほど近くの家族にありがたみを感じた事はありませんでした。

そして一人暮らしってこういう弊害があるから、もっと自己防衛しなくちゃと痛感。

そんなこんなのやり取りで1時間以上?夜中の2~3時にバタバタしたため、結局ほとんど眠れなかったギリシャの初夜でした…。

ギリシア旅行o(^o^)o3日め~はじめてのお遣い…?2019年09月20日

眠れないギリシャ初日の夜が明けますた…(ヽ''ω`)

しかし今日も今日とて、またトラブルが…!!
チェックイン時に朝食の案内がなかったのを不審には思っていましたが、HPでも、部屋のホテルガイドでも時間と場所が確認できたので、ふつーに利用したのですけど…
食べた後で「朝食は宿泊に含まれないので代金頂きます」的な事をレストランのサービスマンに言われまして。

そんなはずはない!というわけで部屋へ戻って、予約を代行してもらった代理店へ確認電話。
間違いなく朝食付きで予約をリクエストしてありましたから、代理店からホテル側へ説明してもらう事になりました。

外出前にひと騒動あって、何だか今日の手続きの雲行きも怪しくなってきたような…嫌な気分になりつつ…

今日は日本から代行サイト経由でエーゲ海1日クルーズのツアーを予約してあったのですけど、パスポート盗られた私はそんなの行ってる場合じゃないため、ドタキャン。
相棒だけ送り出し、私はひとりギリシャ日本国大使館へ向かいます…。ドーレーミーファーソーラシドー♪ドーシラソファミレードーー♪♪だったっけ?(注※はじめてのおつかいテーマソング)

まず最初の問題は、交通手段。
昨日の警察署みたいに地下鉄だけで行けなくもないのですが…アクセス情報を確認すると、ホラルゴス駅から徒歩20分?!
観光地でもないし迷ったらアウト、朝食予約のトラブル回収もあって出発が遅れたので、保険で交通費出るからもうタクシー使いたかったところですけど…カード決済は出来ないようだし、着いたばかりで手持ちの現金が…発券手数料とか、申請書に貼付する写真代を差し引いたらきっと足りない(-_-;)
ホテルのフロントも朝のチェックアウト客でごった返していたので両替にちょっと時間かかりそうだし…

ええい、迷ってるより降りたら徒歩1分で目的地に現着できる公共交通機関で行くしかない!とホテル最寄りのアクロポリス駅からMegaroMousikis駅まで地下鉄で移動して、トローリ―バスとやらに乗り換え…

ちょっと方向に迷ったものの、Ilisia停留所とやらを見つけて、ええと10番…何時何分発…???
電光表示板もあったし、10って書いてあるバスの到着情報が乗ってたから、それかな?と目星はついたものの、ハランドリ往き…??なの???

方向が不安だったため、傍でバス待ちの女性に声をかけて、「10番のトローリ―バスでセロンに行きたいけど、ここで当ってる?」という内容の拙い英語で質問したところ、快く「OK」と回答してくれ、10番の黄色いバスが到着した時には「これよ」と教えてくれました。

無事該当のバスに乗る事ができ、忘れず乗車券の打刻(地下鉄と共通)もしたのですが。

アテネのバスって、旅行者には少々ハードルが高く、バス停に路線図がない場合もあるみたいだし、最大の難関は停留所を告げるアナウンスがない!!Σ(゚д゚lll)ガーン

どうやって降りるのコレ?!

なんか、真新しい電光掲示板みたいなのが車内にあって、英語も表示も出るんだけど、NEXTって出ても…停留所の名前が…出ない???
良ーく見てると、どうやら「次留まります」のボタンが押されたら、メインの電光掲示板に留まる事を告知するだけみたい。

見知らぬ土地で、案内なかったら、降車したい停留所がどこかなんてわかるわけがありません。
一応、地図でざっくりと道は確認していたので、途中Googleマップを立ち上げで現在地を確認し、だいたいこの辺を走ってるなぁ、間違ってないな、という事は確認できたのですが、降りる停留所を設定してナビ入れない限り…いや、やらなきゃわからないか…どうしよ…。。。。

でも、地下鉄でスリに遭った事もあって、満員の車内でスマホを真剣にいじって気を取られてるうちまたスリに遭うのも嫌だったため、到着見込み10分前くらいになったあたりで勇気を出して目の前に座っていた女性に「すみません、セロンに行きたいんですけど…教えてもらえませんか?」と訊ねたら、私の英語が多少間違ってるのと、あまり英語がわからない方だったらしく。
困った表情をされて、おろおろさせてしまったら、私の隣に立っていた若い女性が「セロンで降りたいの?私も降りるから教えてあげるわよ」と快く応えてくれたのでした。

到着までしばらく、私を安心させるかのように時折にっこり笑いかけてくれたその女性は、降りる時ちゃんと教えてくれ、降りたら何も言ってないのに「大使館はあれよ」と教えてくれました。
こんなとこに来る日本人なんて、用事はひとつしかないと察してくれたらしい…。。。。

トローリ―バスを乗りこなせたおかげで、その目と鼻の先の大使館に迷わず到着出来たのは良かったのですけど、私の英語のヒアリング能力が壊滅的なおかげで(-_-;)、ガラス&マイク越しの英語ってよく聞き取れず、「ポリスレポート」の提示が求められている事を知ったのは、入り口の係員のお兄さんがわざわざ外に出てきてしゃべってくれてからでした(;^_^A

セキュリティチェックを済ませて、入館許可証をもらったら、窓口へ。
その後は日本人の係員の方に親切丁寧かつ同情的な対応を頂き、申請書に必要事項を記入して、教えてもらった近くの写真館で申請用の写真を撮り、戻って提出して待つこと1時間くらい?

9時の開館くらいに入館して、11時すぎには帰国のための渡航書を発行してもらえました。

1日がかりになるかと覚悟してたから、半日で済んで良かった~ε-(´∀`*)ホッ

これで予定通りの飛行機で帰国できます。
間に合わなければ帰りの飛行機すらキャンセルして取り直し&延泊手配もしなくちゃならなかったところでした…(-_-;)

今日の予定は済んだものの、帰りのバスの事まで頭が回ってなくて(セロンは券売機のないバス停だった)往きに地下鉄の駅でチケットを買っておくのを忘れたため、帰りは徒歩20分かけて最寄りの地下鉄駅まで歩きました。

ミッションをクリアした後だったから、足取りは軽く、気分も晴れやかでしたし、Googleマップさんのグッジョブで迷わず地下鉄駅へ到着。

さて、半日の余裕が出来ましたが、元々はエーゲ海クルーズに行ってるはずだったから何の計画も立てておらず。
ガイドブックも買ってなければ、下調べもあまりしていません。

でもここからは気持ちを切り替え!
散々迷惑をかけて事態回収に協力してくれた弟夫婦の厚意を無駄にしないようギリシャを愉しもう!と思ったので、とりあえずお昼だし美味しいもの食べようと、繁華街へ向かいました。

一旦しめまーす。