ヴァイオリン覚書♪8年0ヶ月~289回めのレッスン2013年04月16日

つるびねったさんに教えて頂いた、アリーナ・イブラギモヴァが第1Vnをつとめるキアロスクーロ・カルテットの新譜、日本でも予約が始まっていましたので、早速ポチしました。
以下にいくつかリンクしておきますね♪



 モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番変ホ長調他Amazon

どんな演奏か興味のある方は、是非素敵な動画もチェックしてみてくださいね!



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さてさて、依然としてトリル貞子@兄さん→オネエ(爆発)悩まされている練習曲とアイネク。

指のアーチの高さやら角度やらをポジションごとに分解して確認しながら、ゆっくりめの速度でメトロノームに合わせ、うやむやに弾かないよう練習して、2回トリルが明確に入る確率はだいぶ上がってきました。

まだまだ完璧とはいえませんが、レッスンごとに少しずつレベルアップしていけるよう頑張ります。

■教本P:G Majorの2オクターブスケールとアルペジオ

指のポジションを適当に探りながら弾いていたので、自習でしっかり1stポジの時と3th、5thポジの時の指のポジションを確認しました。苦手な4○32○1のフィンガリング(下降系)も指を押さえるor離すを目視で確認。

スケールは最近真面目に自習してませんでしたが、今回はやってきたおかげで、格段に安定感があったと思います。先生からもほとんど注意は受けませんでした。


■教本P64-3:トリルと重音ピチカートの練習曲

とにかくトリルを2323弾いたら装飾音符までの間は2をキープする!兄さんをオネエにしない!と念じて練習しました。
だいぶ2の指の堪え性はついてきたと思います!
ただ、相当構えてるのでトリルは本来3回くらい入れられるところに2回しか入らないです(苦笑)

「トリルと装飾音符のタイミングとメリハリがだいぶついてきましたね!後は重音ピチカートで主旋律の方の音がより響くよう弾きましょう」

2弦同時に鳴らすだけでもまだ完璧じゃないのですが、主旋律ですか。

教えて頂いたように深く引っかけて横へひっぱると、どうしても引っかけた弦の方が先に響いて、重音になりません。
引っかけすぎなのか、引っ張る角度が悪いのか…先生の弾いていらっしゃるフォームを見ると、弦に対して垂直というよりはやや前方へ斜めに引っ張っているように見えるのですけど、それを真似すると”横へ”と言われるし…

通常のピチカートはしっかり指のアーチを作って、フックのように引っかけて弾きますが、重音は鳴らす2弦の上にベタッと強く指の腹をつけて、同時にひっぱるような感覚らしいです。でも指の腹をつけてそのままひっぱると上滑りみたいな音になっちゃいます…ムムム…。

何度か弾いてみて、なんとな~く掴んだところで終了。
指定速度は80ですが、76くらいで次回弾く事になりました。


★モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』第1楽章 第1Vn

あたまから、少し速度アップの伴奏くんと通し演奏しました。冒頭から前半折り返しまでは一人で弾いて、速度が掴めず、トリルもちょっとタイミング遅れになってしまいましたが、折り返してからは、先生の第2Vnが加わるところ、何故か先生も第1Vnだったでアレ?と思いつつ…でもおかげでテンポ感も掴めてきて、落ち着いて弾けました。

後半に入ってからは先生の第2Vnと合奏。
トリルの連続23に悩まされてきたココ↓も


音程はだいぶ安定してきたので、後はトリルを全部コンスタンスにはっきり入れられれば完成系に近づきます。

その他の注意点も意識して弾き、前回よりはだいぶ安定感のある通し演奏が出来ました!

「うん!よく弾けていましたね!トリルも全般的には綺麗に弾けていましたし、リズム感も出てきました♪後はもう一歩注意するとよい部分をもう一度確認しましょうか」


冒頭のトリルのタイミング、やっぱりよくわからなくて、今日も繰り返しで先生が一緒に弾くのとちょっと違うなと思い、弾きながらなるべく先生に合わせて修正してたので、そこが自分的に微妙な旨は白状しました。
トリルを前倒しで入れるから♪タラタラ”ター”ラッラー♪だと思ってたのですけど、先生のを聴くと♪タラタラ”タ”ラッラー♪に聴こえるんですよね。
先生の後に続いて弾くと弾けてるぽいけれど、自分ひとりで弾くと多分違うリズムになってます(爆)

ここはチェロ教室で弾く時は多分2回トリルは免除(おそらく全体のレベルに合わせて)で、前打音くらいになる可能性が高いので、トリル2回はちゃんと入ってるし、とりあえずスルーしておくか…?

拡張4の勝手にグリッサンドは今回指摘されなかったので、弓浮かし作戦が功を奏したと思って良い???


やや飛ばし弓ぎみに弾いて、メリハリをつけて弾くココ↓は移弦前後に指摘が入りました。
単純ですが難しい…

「スタッカートはついていませんが弓の元で、弓の量は使わず、高い位置から乗せてバウンドさせながら弾きましょう。ラ(D線3thポジ)への移弦は素早く、移弦しきってから入るように」

移弦に気を取られると一瞬タイミングが遅れてしまい、飛ばし気味で弾いてた弓の感覚もいったんリセットされるため、特に移弦後の1音めがくっきりした音にならないようです。

ダウンボウから二弦またぎの低弦への移弦でアップボウ、というあたりも高い障害になっている模様。先生の仰るように、弓の量は使わず、アップもダウンも弓量を最小限に節約して、高い位置から落として音量とメリハリを出すように気をつけなくては。

譜面に書かれていないニュアンスの出し方、それに伴う弾き方が色々あります~~ふぅぅ。


三連符でもあちこちで苦戦していますが、もっとも苦手なココ↓にはやっぱりツッコミが。
移弦に4321…

前2小節も同じリズムで違う音域のフレーズになりますが、数回ある同じリズムの音域違いの中で、これが一番、あからさまに不得手なのがわかっちゃう弾きっぷり(泣)

1スラーで「1 432 1」という1stポジションの単純な旋律ながら、【E】1(移弦して)【A】4321、これが1スラーでリズム違いなのが難しい!
最初の付点四分音符を弾いてる間に、4をあらかじめスタンバイしておくのはいいとして、移弦のタイミングと4を押さえて鳴らすタイミングが噛みあわないと、4の音がクリアに鳴らず4の発音に気を取られすぎると今度は4を離して32をクリアに弾く動作ができなくなるという堂々巡り。
加えてそもそも4321のフィンガリングが苦手(泣)

いっそ、全て4321を回避するフィンガリングに変更するという手もありなのか?(爆)

クリアに弾ける時もありますが、成功率は4、5回に1回程度なので…これを機に克服すべき課題点として意識的な改善を試みるしかないですね。

前半と後半で出てくるこのパターン、各段の後半2小節の一見単純な八分音も、厄介なのは移弦が絡む23432のフィンガリング。

432…憎む

「スラーの中の音が転ばない(拍が乱れない)よう、スラーがあるところは頭拍にアクセントを置く感じで、(ター)ラララッラッ (ター)ラ ラッラッ (ター)ラ ラッラッとスラーがわかるくらいメリハリをくっきりつけて弾くといいですよ」

ある程度速い速度になってくると、特にスラーはちょっと弾き流し気味になってしまって、432の音が曖昧になるし、アクセントもついてないので、要注意ですね。

以上、完璧に弾けていないフレーズはちょいちょいあるものの、第2Vnとかぶっている旋律もあるため、第1Vnはこのあたりで終了し、次回から第2Vnへ入る事になりました。

第2Vnは初めて弾くので、第1をより弾きこなすためにも頑張ります!


というわけで本日のレッスンは終了ですが、またまた重大?な変化がありまして。

今日はレッスン前に時間の余裕があったので、先にそのお話を伺ったのですけど、今のD先生が産休に入り、また新しい先生(E先生)にレッスンしていただく事になります。これで5人目の先生になる…?(出戻りの先生でなければ)はずです。

ただB先生の時は産休後の復帰はありませんでしたが、D先生は来年5月に復帰のご予定との事。
力強く「戻ってきますのでよろしくお願いします!」と仰って下さいましたので、フィーリング的には合っているD先生の復帰を期待したいと思います。

そのフィーリングが合っても合わなくても、産休中限定となるE先生のレッスンがどうなるか…お楽しみに?

コメント

_ ぽん0427 ― 2013年04月18日 08時20分35秒

なんと5人目?! でもなんだか楽しみですね♪
こんな格好いい曲を、早く習ってみたいな~☆
「いい感じ」になってきたら、また音源アップしてくださいな(^-^)楽しみにしています~

_ ありこ ― 2013年04月18日 13時57分48秒

>ぽん0427さん

8年近くやってたピアノは個人の教室だったため、ずっと同じ先生でしたので、同じ教室で同じくらいの年数やってるヴァイオリンで、まさかここまで変わるとは思いませんでしたよ(笑)
厳密には、チェロ教室のヴァイオリンアンサンブルのレッスンも不定期で受けていますので、+2名の先生にレッスン頂いています。すごいでしょ?どの先生もそれぞれ違いはあるものの、180度違う事は言われてないので混乱はしていません。

>>早く習ってみたいな~☆

第三世界のラスボスですよ(フフ)
私は順不同でレッスンしてる上、アンサンブルクッキングで5年前に弾いてますが、アマデウスはホント、ラスボスに相応しく嫌らしいフレーズがてんこもりです…

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