ヴァイオリン覚書♪12年5ヶ月~445回めのレッスン2018年03月07日

今日は定時退社して、レッスン前に北海道物産展でイートイン!
★いせのじょう
・越冬キャベツとう米豚(まいとん)の十勝大豆の味噌ラーメン
してからレッスンへ向かいました。

久々に重音スケールです。
ちょっとこの画像では判読しづらいのですが、音符の下に印字されているフィンガリングで弾くよう前回指示がありましたので、そのとおりに1度、先生にも帆奏頂きながら単音アップダウンボウイングで弾きました。

以前、違う調性の重音スケールをレッスンした際、D&A線の1ポジで捉える4&2のフィンガリングに苦心したのをよく覚えていましたので、あまりできなかった自習でもそこを重点的に捉えられるよう意識して…

あと、このフィンガリング指定で若干厄介なのが、上昇系と下降系で同じ重音でもフィンガリングが異なるところがあり、上り切る時に4&2→4&2で平行移動した後は、下がり始めで4&2→3&1移動している点。
上昇系で折角覚えたフィンガリングの間隔が持ち越せないあたり、感覚が試されるフィンガリングになっていました。

その2点あたりで多少詰まりはしたものの、まずまず正しい音程を探って捉えながら弾けたと思います。

「いいですね。ちゃんと音を探って弾けています。次回は2音1スラーで弾きましょう」

弾く前に多分いきなり重音演奏が心配だった先生から、「まず重音の上下音を1音ずつバラして弾いて確認してから弾く」か訊かれたけれど「最初から重音でいいです」と言い切った手前、何とかそのレベルを満たして弾けたようでε-(´∀`*)ホッ


前回復習レッスンだった26が、復習なのにあんまり覚えてなくてボロボロだった( ノД`)シクシク…ので、今回も譜面から音が頭に入ってこないフレーズに悩まされ、何とか耳で覚えて弾きたくなってググったら、とてもありがたいYoutube投稿がありました!
クロイツェルも全曲演奏があり、27が入ってる動画(静止画)はこちら。11分50秒あたりからが27の演奏です。
この演奏を聴いてると、私の演奏がいかに必死かつ練習曲然としすぎてて面白味と技術に欠けるか、思い知らされます…(-_-;)
今週はほとんど自習時間が取れなかったため、27だけをiPodへ落とし込んで、通勤時間にエンドレス再生させ、耳へ叩きこみました。

おかげで弾き込み不足でフィンガリングに即反応ができなくても、頭の中で鳴ってる覚えた音が予測でき、一瞬の間の後で反応できる状態にまでは持ってこられました!

もちろん、先生に帆奏はしていただいたけれど、頭の中でも先行フレーズが鳴ってるから感覚的に全然違います!

譜読みが苦手な私の場合、こういうスケールやアルペジオ的な練習曲は譜面をきちんと読んでというより、流れで次のフレーズを予測して弾いてる感じ(;^_^Aなので、転調や予測を超える不規則なフレーズがちょいちょい出てくるクロイツェルはそんないい加減な感覚じゃ通用しないんですよね。

で、半分までは割とサクッと音程もそれなりに捉えて弾けました!ただ、後半はちょっと不規則な転調が続くので…1/4量くらいにボリュームを絞って弾かないと無理かなぁ。

「いいですね。さすが音感がいいだけあって、音はほとんど正しく捉えて弾けていました。そうですね~この曲、後半からちょっと厄介なので、前半をもうちょっと弾きこんでから進めましょうか。
今はまだ譜面の音符通りに弾けている状態なので、ニュアンス奏法をもっと意識しましょう。
冒頭からのタラララ♪は最後の4音めに向かってフォルテへクレシェンドしていく指示
(上画像にはクレシェンド記号ありませんが、先生に頂いた版では<マークがついてます)がありますので、弓圧と弓量を意識して弾き分けましょう。
あと、4~5段目あたりから拡張4が出てきますが、ありこさんは2ポジへ移動して弾いていらしたので、拡張で弾くと次のフレーズがもっとスムーズに弾けますよ。拡張はよく使う便利な技術ですから、次は拡張で捉えるようにしてみてください」

指が長いくせに、3&4の開きが苦手だから拡張系4は苦手なんです…(-_-;)それで、わかってるけどついポジ移動してしまいます。

音源を得て、ニュアンスも含め頭に入ってるので、ニュアンス込みで次回弾けるようにしたいです!


クライスラー愛の悲しみ
こちらはこれまでどおり、一人で伴奏くんと通し演奏しました。
実は前回レッスンをすべてこっそり録音していたので、伴奏くんのritの間隔はだいたい掴めてたのですけど、とにかく自習時間が満足に取れず、前回指摘された箇所↓
上段:副付点四分音符+十六分音符(スタッカート)
下段:付点四分音符+八分音符(スタッカート)の弾き分け
上下4小節めのスラーの中の八分休符をしっかり切る

十六分音符を厳しく切って、アクセントをめいっぱいつける

を修正するのに一生懸命で…

音程とか強弱のニュアンス感は前回の方が圧倒的に出来てる演奏でした…今日も録音してたし、弾いてるそばから自覚あったけれど音程ぐちゃぐちゃ…(つд⊂)エーン

でも

「伴奏くんと呼吸はバッチリでしたね(笑)
前回指摘した部分はかなり意識的に改善されていたので、今日でおしまいにしましょう」

とおまけ合格を…というか、これ以上弾いても無駄と判断された感じかな( ノД`)シクシク…
私も今日の演奏で褒めるとこがあるとしたらそのくらいしか見当たらない(-_-;)

次回は年末にチェロ発表会で演奏予定の拙主宰アンサンブルの演奏曲の前半1曲をレッスン頂く事にし、楽譜を持ち込みました。

映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より
 ナイジェル・ヘス『Theme from Ladies in Lavender

前半あたりまで、先生にフィンガリングを確認して頂き、残りは「宿題にさせてください」となってレッスン終了。

んんん~それにしても愛の悲しみの仕上げ演奏が悔しすぎたので、自宅で弾きなおし↓ました。

ウォーミングUPなし、本番1発勝負で録音したわりには、指摘事項も改善しつつ弾けたと思いますが、思ったより、切るというより跳ねてて(;'∀')悲しみっぽくないな…。。。
クライスラー愛の悲しみ…伴奏ナシ・Vnありこ
※曲名クリックで試聴できますが、音量注意!