オランダ旅行、観光実質初日の〆は、世界有数のオーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏を、ホーム劇場のコンセルトヘボウで鑑賞します♪
先月突然、この公演を振るはずだった首席指揮者のダニエラ・ガッティ氏がセクハラ疑惑で解任され、チケットを取った後だったのでヲヲヲ!?代振は誰が?!と思ってたら、ミヒャエル・ザンデルリンク氏でした。
チケット手配は至って簡単。
ネット社会(/・ω・)/万歳。
サイトの言語はオランダ語と英語の2択ですが、わかりやすいです。
代行サイトよりむしろ詳細でわかりやすい気がします。
前述リンクの
コンセルトヘボウ公式サイトで右上にあるNL(オランダ語)|EN(英語)のどちらかわかりやすい方…大抵の方なら英語を選択し、上リンクバーの
「CONCERT&TICKETS」をクリックしてくぐります。
すると左サイドでワード検索、カレンダー検索、カテゴリー検索ができますので、まぁ旅行者ならば旅行期間中のカレンダー検索が妥当ですし私もそうしましたので、ここではカレンダー検索で話を進めますが、日にちを選択すると右窓に選択日の公演がすべて表示↓されます。
この日は我が愛しのアリーナ・イブラギモヴァがペトレンコの指揮で演奏しますね!(*ノωノ)
この画像ではわかりづらいですが、演目の説明文やタイトルに「ROYAL CONCERTGEBOUW ORCHESTRA」などと書いてあるのが、ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で、他のオーケストラの名前の場合は当然そのオーケストラの演奏公演になっていますので、要注意。
また、説明文の末尾に書かれた開催日程の最後にMain Hallとあるのが、いわゆるオーケストラホールです。
Recital Hallでの公演もありますから、予約時は演目共々注意しましょうね。
いわゆる演奏、コンサートのチケットだけでなく、ホールのガイドツアーのチケットも販売していますよ。
行きたい公演が見つかったら、その公演の「VIEW CONCERT」と書かれた緑ボタンをクリックしてくぐると、次のページでは「CHOOSE SEAT」と書かれた緑ボタンが出ます…あ、どっちでも行けますが、一番上の「CHOOSE SEAT」は下ページへ飛ぶだけので、最初からページの一番下までスクロールしたところにある「CHOOSE SEAT」をクリックしてもOK。
更に進みます。
色がついてるところが現在の空席で、カテゴリーによって色分けされています。カーソルを近づけると、下画像のようにふきだしで料金も出てきます。
一番高額なのは紫のCATEGORY 1+で130€です。
んーーー迷いますねぇ。
音響も大事だけど、なるべく舞台に近い席で鑑賞したいし…でも私の場合、それでサントリーホールでの席選びを大失敗したイタイ経験がありましたから、かなり悩みました。
が、ここは旅先。そして観光尽くしな1日の夜の〆。
寝る可能性大(爆)
なので雰囲気だけでも楽しめたらそれでいいかな…と思い、一番安い緑色のCATEGORY 4で最前列ど真ん中の席をとりました。
選んだ席をクリックすると、右サイドに選んだ席番号と料金とともに、その席から見た舞台の写真まで出てきましたので、ああ、こんな感じならちょっと首が痛くなる程度で舞台が全く見えないという事はないな、と確認できて良かったです(笑)
で、料金の下に出てくる「CONFIRM SELECTION」の緑ボタンをクリックします。
すると、併せて1.5€でプログラムも買え、かつ演奏後にレストランでの食事まで予約できるようになっていて、まぁ至れり尽くせり商売上手な構成です事。不要ならば触らなければよいので、下にスクロールしましたら、発券手数料2.5€が加算された料金が表示↓されており、
「GO TO CHECK OUT」の緑ボタンで決済へ進みます。
ログイン画面および新規アカウント登録の画面になります。
一度も登録した事がない方は真ん中のNEW CUSTOMERで「CREATE ACCOUNT」ボタンをクリック。
左でメアド、右で性別、名前、誕生日、居住国、郵便番号を入力しましょう。
住所まで記入しなくていいので、親切ですね。
アカウント登録が完了して次の画面へ進み、CHOOSE YOUR DELIVERY METHODでチケットの受取方法を選択します。
Eチケットは無料ですが、窓口での受取は15€かかるようです。
記念に紙のチケットが欲しいというのでなければ、無難にEチケットを選択。
上画面でも見えていますが、下へスクロールしたところのCHOOSE YOUR PAYMENT METHODで支払方法を選択します。
一般的には真ん中のクレジットカード決済だと思いますので、選択して、一番下にうっすら見えている同意確認にチェックを入れ、上画像には表示されていませんがその下に出ている「COMPLETE ORDER」の緑ボタンをクリックし次の画面へ進みましょう。
その先は、まぁ言わずもがなですが、クレジットカードのロゴを選択して、カード番号等の入力画面です。
決済が完了したら、アカウント登録したメアドにEチケットpdf↓つきのメールが届きますので、印刷したものを当日持参すればOK。
QRコードが認証できればいいと思うので、スマホ画面でもよいかもしれませんが。
これらを旅行前に準備して思った事は、オランダ語はさっぱりわからないけれど、オランダの発券システムは簡潔でわかりやすい!
日本のコンサートチケットもこんな風に気軽に買えたらいいのになぁ…。
と、前置きが長くなりましたが、本筋へ戻ります。
ゴッホ美術館のカフェで休憩してた時、結構な雨嵐になっててビビったのですけど、幸い、そこから歩いてすぐ近くのコンセルトヘボウへの移動時はほぼ止んでいました。
冒頭写真が暗いのは日照時間の問題というより、天候の問題です。
前述のE-チケットをピッと認証してもらって、ホール内へ。
まずは一番不安だった安い席からの舞台↓を確認。
あ、案外座ってても普通に見える!
良かった~ちょっと首は痛くなりそうだけれど、サントリーホールほど全く見えないわけではない(ごめんねサントリーホールさん…)
クラシカルで、落ち着いた内装のホール内、よく見ると仕切られたボックスのバルコニーには歴史に名を遺す偉大な作曲家たちの名前が刻まれていました。※黒いプレートのところです。
作曲家たちへの敬意が払われていて素敵。
折角ですからセンターロードの中間くらいで記念撮影。
さてさて本日のプログラムは
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アンドリーセン『謎』
ブルックナー 交響曲第3番
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オランダに来て、オランダの作曲家の曲を、オランダのオケの演奏で、しかもオランダの劇場で聴くなんてまさに旅の醍醐味じゃ…とワクワクしていました。
そんな中始まったアンドリーセン『謎』は、一日中観光して疲れてたけれど、しっかり、がっつり堪能できましたよ~♪
まず、音響に定評のあるこのホール、席が最前列という事もあるけれど、一つ一つ、一人一人のの楽器の音が誰の鳴らしてる音かわかるくらい粒ぞろいで聴こえてきました。
鳴り過ぎてぼやけない、綺麗な音の粒が生演奏の臨場感を一層際立たせ、その一つ一つの音の塊がオーケストラとしてきちんと集合体となって、素晴らしくクリアに聴こえてきて、音響の良さを実感しました。
それからこの曲に関しては、途中で第1Vnの1プル・inの方が、目の前のスタンドに置かれてたらしいもう1挺のヴァイオリンに持ち替えて演奏し、また持ち替えるというシーンがあったのですけど…弦が切れたなら後ろの予備楽器が回ってくるはずなのに…???と疑問。
ひょっとしたら、微妙に調弦が違う楽器をフレーズの指示で持ち替えていたんだろうか…?確かに中盤、ちょっと調性が狂ったような音でグリッサンドみたいに弾くところがあったので…。
真相はまさに”謎”のままです…クラシックに精通なさっておられる方、答えを教えて頂きたい~。
それにしても、旅の思い出と相俟って鮮烈な印象、ちょっと中毒性あるわ~この曲。
曲が終わった後、割れんばかりの拍手の中、あれ???と思ったら何と、アンドリーセンご本人がご来場されてたようでご登壇。
いや~これは忘れられない思い出の一曲になりそうです!!
1曲目から感動しっぱなしで幕間を迎え…
あ、幕間はフリードリンクって前情報があったわ!と思って人の流れに身を任せ、カフェスタンドへ足を運んでみたら…
おおお!人がいっぱい!!
そしてフリードリンクはテーブルの上へご自由にどうぞといわんばかり、グラスに注がれて置かれていました。
コーヒー、紅茶類はスタンドで作ってくれるため有料のようですが、
水、ジュース…え、ワインも?!
取るっきゃないでしょコレ!(笑)ロゼと白をちゃっかりもらってきました♪
良ーく見たら、グラスにもコンセルトヘボウって書いてあるvvv
感動の美酒に酔いしれる私(爆)
こんな碑文?発見しつつ、お手洗いを済ませて…
後半のブルックナー 交響曲第3番を鑑賞。
ブルックナーも良かったですよ…
ただね、何といっても壮大な曲だし、疲れてる中でワイン飲んでしまいましたから…
途中、幾度となく寝落ちしかけたのはもう仕方ない(爆)というか、ま、自業自得。
30€以上の価値ある体験でしたから、大満足です!
帰りは、トラムの乗り換えがまだわかりづらかったため、一旦元来たようにアムステルダム中央駅までトラムで戻ったら、夜の素敵な駅舎が見られました。
20時15分スタートの演奏会が終わったのは22時回っていたと思いますので、そこからトラムと地下鉄を乗り継いでホテルへ戻ったら寝るだけ。
でも、とても盛り沢山で感動一杯の1日でした~vvv
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