再び中央市場広場へ。
そういえば、なかなか見つけられなかった織物会館の地下にある地下博物館の入口、横に長~い建物↓をぐるぐる回りこんで、ようやく発見しました!
地下に入口があるんだと思い込んでいたけど地下へ行ける階段とかも見当たらず、教会のチケット売り場みたいに別の建物にあったりするのか?と周りの建物まで探しまくった挙句。
1Fの広場に面した側にある飲食店やら雑貨店の並びの一番角のあたりに、ぽつねんとありました。わかりづらいったら。
★地下博物館
撮影禁止でしたので、画像はナシ。
旧市街の街並みに溶け込んだ織物会館のレトロな外観とは裏腹に、とても近代的な造りで、モニターもたくさんありました。
このあたりで発掘された出土品の展示とともに、歴史背景の説明もあり。
織物会館自体が横長の大きな建物だから、それと同じ面積分地下があるとすると結構な広さだし、実際入口へ戻るまで結構時間がかかるくらい広範囲に展示コーナーがありました。
最後の方には、くつろげる椅子のあるいくつもの個室の、大きなモニターで資料映像を鑑賞できるブースもあり。
お土産コーナーは案外こじんまりと小さくて、それほど購買意欲をそそられるようなものはありませんでした。ま、ココで買うより上の織物会館で買ってね?って事かしら。
その隣にあるカフェもなかなか良さげだったけれど…
折角だからもっとオシャレな地上のカフェでゆっくりお茶したいなぁ、と思って博物館を後にし…
織物会館の1Fにあるカフェが落ち着いて雰囲気があったので、入ってみました。
★ノボロルスキ
ポーランドで初めて、日本語併記のメニューがありました!
おおお!と思ったけれどそこはお約束?の不思議メニューがちらほらと(笑)
写真入りのメニューもあった!これがわかりやすいですね!
・クレムフカ
これ、日本語メニューしかなかったら絶対注文しないわ~(笑)イミフメイすぎて。
普通にポーランド語で理解して注文しました。
味は、ナポレオンパイのパイが何層もないバージョンと思って頂ければ間違いないです。
やっぱりポーランドのスウィーツ、特にケーキ類は相対的に甘さ控えめなので、これだけボリュームがあっても甘くて食べられないという事はないです。
が、逆に言えばこのボリュームだから半分くらい食べると、ちょっと単調な味に思えて飽きるのも変わりなく(;´・ω・)
そろそろ薄暗くなってきましたが、脚の疲れも少し癒されたし、お腹も満たされてちょっぴり眠気が襲ってきたので、コンサートで寝ないよう眠気覚ましを兼ねて再び旧市街散策へ。
まだ歩いてない道を歩いてみたら、ガイドブックにあったポーリッシュポタリーのお店を見つけて、閉店滑り込みで物色して、またまた自分のお土産ゲット!
スーパーで買ったけど、お土産好適品のチョコレート屋さん。
★ヴェデル
綺麗なチョコレートがずらり。
スーパーで買ったのと同じチョコレートも売っていましたが、それは間違いなくスーパーの方が安かったので、売ってないチョコをここで買うといいんじゃないかなと思います。
といっても私自身があんまりチョコレート好きじゃないので、見るだけで退散(笑)
昨夜は雨の夜景でしたので、晴れの日の夜景も撮っておきましょう。
そういえば週末という事もあってか、昨日クラクフ入りしてからというもの、街には常に音楽、それもほとんどクラシックで溢れていて、クオリティも高く、街歩きの良いBGMになっていたのですけど、楽器もバリエーションも豊富で、昨日のアコーディオンおじさんをはじめとして、マリンバ、ヴァイオリン、フルート、声楽などなど…もっと時間に余裕があれば、立ち止まってじっくり聴きたいくらい。
あ、だけど意外にショパンを弾いてる方は見かけなくて、ベートーベン、J.S.バッハ…と系統も似てる有名なクラシック曲が多かったかな。
夜はこんなグラスハープを演奏しているおじさんもいました。
奏でる曲はベートーベンの「歓喜の歌」
もう年末が来た気分?(笑)
ベートーベン、ポーランドの方に人気なのかしら?
それとも単に、外国人観光客の認知度の高さ問題?
★聖ペテロ聖パウロ教会
こちらは曜日によって違うプログラムのコンサートが行われており、20時開演です。
中へ入ったら祭壇の前にセッティングされていて、席は自由ですので私は、張り切って一番前の座席を陣取りました!
開演時間が近くなったら、ムーディーな照明に。
本日はヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1、コントラバス1という弦楽アンサンブルで、曲によりチェンバロが加わるという編成でした。
月曜日のプログラムは以下。
プログラムではヴィヴァルディ「四季」とか、ぱっと見全曲ぽい書かれ方でザックリでしたが、実際に演奏されたのは以下のとおり。
J.Sバッハ「カンタータ」147番より「主よ人の望みの喜びよ」
モーツァルト「ディヴェルティメント」K136
アルビノーニ「アダージョ」
ドヴォルザーク「ユモレスク」
ブラームス「ハンガリー舞曲」1番
ヴィヴァルディ「四季」より「春」1楽章、「夏」1楽章、「秋」3楽章、「冬」2,3楽章
初めて聴く教会でのコンサートの響きは、よく響くし、天井が高いおかげか反響もほどよく、心地よい響きでした。
曲も知ってる曲ばかりだし、自分が習ってる楽器だし、弾いた事のある曲もあるし。
1時間弱くらいの演奏時間だから、クラシック初心者も気軽に楽しめるほどよい時間で、昼間の教会では味わえない雰囲気と、音の響きを堪能できて大満足。
この旅は芸術にたくさん触れられて、短期間だったけれどそれなりにぎゅっと詰まった密度の濃い時間を過ごせました。
終わった~~~。
教会を出たら、夜も遅くて結構寒いのに、出口付近で歌を歌っていた方はまだいらして、美しいカッチーニ「アヴェ・マリア」の歌声が響いていたりして…ほんと、音楽に溢れた街。
治安も比較的良いので、夜の街歩きにこんな情趣もあって心が洗われる思いでした。
さて、治安がいいのを幸いに、ポーランド最後の夜をまだまだ満喫しちゃうぞ!
★ヴァニャルカ
安くてありがたいウォッカバーにやってまいりました!
なんと1杯4ズロチ(125円くらい)ですよ!
リキュール入りの飲みやすいウォッカがこんなにたくさん!
色々吞んでみたかったけれど…明朝早くに帰国ですので、そこは自粛して…
食べ物も一律料金でわかりやすいです。しかも1品8ズロチ(250円くらい)!
安すぎでしょう!!
カウンターとテーブル席がありますが、キャッシュオンデリバリー方式なので、カウンターで注文してお会計します。
カードも使えますよ!
お姉さんが私のウォッカ”チーズケーキ”を作ってくれてるとこ↓です。
チーズケーキの味じゃなくて、ウォッカベースにレモンジュースとバニラシロップが入ってるので、レモネードみたいな感じ。
相方の注文した”ピンクキャンディー”はグレープフルーツウォッカにオレンジジュース、チェリーシロップ入りなので、かなり甘くて私にはちょっと…。
どちらも甘いけれど、アルコール度数はかなりありますので、飲みすぎ注意!後ろの席のお兄さんたちは全部注文して並べて呑み比べしてました(笑)
ピエロギは肉入りorじゃがいも&チーズ入りか選べたので、じゃがいも&チーズ入りにしました。
かんぱーい!!
フライドオニオンとオイル?みたいなのがかかってる、茹でたピエロギです。
皮はモチモチ、中はフツーにポテト&チーズ。
味が単調なので、黒胡椒とか香辛料系が欲しいかも。
そしてホントはチキンジェリー(チキンや野菜をゼリー状に固めた冷菜)を注文したかったのだけど、品切れという事で変更したコレ↓
・パンケーキ withスピナッチ
パンケーキ???
オムレット?、クレープ?みたいなのがやってきました。
シュレッドチーズがかかってます。
切ったらギッシリほうれん草しか入ってなかったという(笑)
不味くはないけど、パンケーキではないね(笑)
これもアペリティフのプレートがなくて、代わりに注文したホットソーセージ
それなりに、夜を愉しんでホテルへ帰りました。
明日はもう帰国だよ~ぅ( ノД`)シクシク…
音楽が溢れる街・・。
教会や古い建物の美しさにうっとり致します。
前回の階段を下りていく『父』マークのリポートは傑作でした( ´∀`)
沢山の写真で旅気分をお裾分けして頂いておりますよ〜♪
散歩を再開したくなってきました(*⁰▿⁰*)
涼しくなってきて、身体も楽にかんじます。
(寒暖の差が激しいので、風邪🤧をひかないよう気をつけてくださいね〜)