ポーランド旅行o(^o^)o2日め~芸術に触れる旅・バレエ鑑賞2017年09月16日

一旦ホテルへ戻って、ちょっと身支度し直し。
夜は、初めてのバレエ鑑賞に出かけるのです♪
ドレスアップまでする余裕はないけれど、楽々シューズをパンプスに履き替えるくらいはしたかったので…

事前にポーランド国立歌劇場のHPから今日の公演日の演目を確認したら、チャイコフスキーバレエ組曲「白鳥の湖」だったので、知ってる曲ばかりだし、だいたいストーリーや見どころもわかるし、バレエ初心者向きでちょうどいいな!と思って、いざポチろうとしたら…

満席?なのか座席指定画面へ進めず(´;ω;`)ウッ…
ポーランド語でも英語でもイマイチよくわからないメッセージが表示されてました( ノД`)シクシク…

そういえばウィーンの国立オペラ座はオフシーズンになるとHPもチケット販売はネット予約できなかったなぁ…でもかなり昔の話だし…

色々方法を探りながら、サイアク当日券で行くつもりで根気よく日を置いてサイトを覗いていたら、出来ました!
日本ではあまりないけど、リターンチケット?的なものが出るのか???ある日にいくつか座席表から席次を選べる画面へ飛べたので、ざっくり覚書しておきますね。

まずは何よりポーランド語表示を英語表示に切り替えまして…
「TICKET」というアイコンをクリックし、「BUY A TICKET」にのアイコンをクリック。

表示されるカレンダーのカテゴリーや日にちから買いたい公演の「BUY A TICKET」アイコンをクリック。

以下のゾーンごとの選択画面から好きな席を選びましょう。

各ゾーンは蛍光色のバーで、以下の座席表に該当。
色がなければクリックできないので、希望のゾーンをクリックして確認してみてください。

私はBALCONⅠの真ん中から右側2つめのブロックで2つだけ席がある最後尾が、プライヴェート感あっていいな♪日中の市内観光で歩き疲れて寝落ちする可能性大だけど、ここなら周りのお客に迷惑もかからなそうだし、オケピも見えそうだし、という大人の深読みで席を選びましたが(笑)

座席を選んだら、色が反転しますから、下に表示されている購入者情報へ入力しましょう。もちろん英語でね!

*マークのついてるセルだけ入力すればOK。
ですが、住所は正確に入力しようとするとどういう理由か(文字数?入力規則?)はじかれて、何パターンか入力し直したので、チケットが国際郵便で発送されるわけでもないし、メアドさえ間違ってなければザックリ最低限の情報を満たしていれば大丈夫かと。

下の説明も、チケット購入に関する同意確認項目なので、レ点チェック。
全て入力し終えたら、一番下の「PAY」アイコンをクリックです。

これで決済額などの表示画面が出てきます。

ここから支払画面へ進みますが、確かこの画像の下の方にアイコンが出てたと思いますので…欠落しててすみませぬ。

で、ここではチケット代188ズロチと表示されておりますが、

クレジットカードの決済画面へ進むと3.01ズロチの発券手数料?カード決済手数料みたいなのが加算されます。
英語不自由で済みませぬ。
ま、せいぜい100円程度のものなので、あまり気にしない(爆)
画像小さくて見えませんが、191.01ズロチという中途半端な額面と、すでに円換算された額面が表示されて、実際の請求時にも円建てでした。

右下の黄色い「PAY」アイコンをクリックすれば完了。
あとはカード決済の完了確認メールと、購入したチケットのpdf↓が添付されたメールがそれぞれ別に送信されてきますので、
当日はpdfをプリントアウトして持参すれば、引き換える必要もなく入場できますよ!入口でこのバーコードをピッと認証してくれました。

さて、前置きが長くなりましたが、ホテルを出たらパラパラと雨が降り出して、きゃーっΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

道に迷わないよう…それっぽい恰好(ドレスアップ)をした人についてゆく感じで(笑)小走りに劇場へ向かったら、すんなり辿り着けました。

前述の要領で入場し、20ズロチでパンフレットを購入。
ここではカードが使えませんでしたので、街中で両替しておいてよかったーっ!

今日のキャストも別紙がありました。
あら、白鳥も黒鳥も日本人の方です!

座席係の方がホール内の入口を教えてくれるのは、日本と一緒。
予約した席は…おお!いい感じ。
予測通り、オケピも見えますね♪

わりとこじんまり。

席はよくある連結タイプじゃなく、普通の椅子がボックスフロアに置いてあるだけでした。うっかりすると倒れそうだけど(笑)、ぴったりくっつけなくてもいいし、相方と二人で1列しかないし♪
いい席だったなぁ。

オペラグラス持参しなかったので、ダンサーを拡大して見られませんでしたが、全体像に集中できたから、それはそれで良かったかも。

周りのお客はドレスアップしてる人が多くて、ああ…私ももうちょっとちゃんとした格好にすべきだったかなぁ~と反省したのですが、カジュアルな格好の方もちらほら見かけたので、最低限身だしなみが整っていれば大丈夫だと思います。
日本だと、あんまり張り切ってドレスとか着て演奏会やら出かけたら、逆に浮くからなぁ…と思って遠慮しちゃいますが、クラシックやバレエは敷居が高いという割に日本での鑑賞スタイルは質素カジュアルで、欧米の方がフォーマルですね。いっそそういう非日常も愉しんじゃった者勝ちかも!

子供も多かったです。バレエ習っているのかな???
子供はむしろちゃんとした格好してる子が多かった!

こうして初めてのバレエ鑑賞スタート!

オケの音は、とても柔らかく聴こえます。ホールの響きがそうさせるのか、このオケの特徴なのかはわかりませんが、どちらかというとロシアの寒度やキレを感じさせるチャイコフスキーの旋律も、まろやかで心地よい響き。

バレエは仕草のひとつひとつが台詞の代わりだから、音楽と一緒で、言葉がわからなくても楽しめますね。
華やかな衣装と、軽やかなステップや指先の動きなど…ちょっと遠い席からでも十分わかりました。

でも、「白鳥の湖」ってこんなあらすじだったっけ……???

冒頭はオデットがピアノでちゃーん♪ちゃらりらら~ん らら~ん♪の有名なフレーズを演奏する(ふうの踊り)があって、ジークフリート王子
誕生祝?の宴のシーンになるのですが、そもそも白鳥と黒鳥は基本1人2役だったと思うし、王子もなんか二人いる????

そして途中から二人の王子とそのとりまき???の登場シーンが、オデットたちより圧倒的に多くて、若干BL臭(笑)が……???

時々場面転換?のために目隠し兼演出のテント?っぽい舞台装置へ王子が入るんですけど、それが外れるとほぼ王子倒れてる(笑)

終盤までBL疑惑は払拭しきれないまま……

休憩は2回あったので、1回目に劇場内でおやつ休憩しました。

カウンターにケーキがいっぱい並んでるので、好きなのを取って、飲み物はお姉さんに注文します。

今日は呑める日♪だから泡をセレクト。
私は手前のクレームブリュレ、相棒はメレンゲのケーキを選びました。
あ、ここはカード支払いOKですよ♪

甘さは控えめ。
夕飯は食べてなかったけれど、お昼が遅かったし、結構なボリュームだったからお腹いっぱいになりました。

あ~しあわせ♪

お酒が入ったため、3幕目からかなり睡魔に襲われ、予想通り若干寝落ちしかけましたが…(;^ω^)

中盤の、グランディーババレエで有名なパパパパーララ パッパ♪の4羽の白鳥のダンスやら、終盤の黒鳥の何回転も回る踊りは、すごく見応えがありました!!

バレエ、楽しいな!
しかもチケット3,000円ちょいだから安すぎ!!

終幕後、ホントは撮影禁止だけど、周りがパシャパシャ撮ってたので便乗してパチパチしちゃった。

この↓黒いボトムの王子は人気のダンサーさんらしく、ひときわ高い拍手とブラヴォーコールが飛び交っていました。

両手に花の黒王子。

赤王子は控えめに立ってますが、王子二人のシーン、多かったです…疑惑のまなざし(爆)



終わったら22時回っていましたので、劇場近くのホテルにして良かった!
雨の止んだ後の濡れた道、ちょっと夜景を眺めながらホテルへ戻って、お風呂に入ったらバタンキューでした。

コメント

_ もん坊 ― 2017年11月24日 13時18分52秒

はじめまして。
二人の王子の話ですが、一人は家庭教師かなと。
ヌレエフ版でしたら家庭教師=ロットバルトのようですが
どうでしたか?白鳥の湖の音楽、大好きです。

_ ありこ ― 2017年11月25日 10時15分21秒

>もん坊さん

はじめまして(*´▽`*)
なるほど!!くだらない感想ばかりで恐縮(;´Д`)ですが、ありがとうございます!
ヌレエフ版のあらすじをググって読んでみたら、確かにそんなシーンがいくつも記憶にありました!
テントが度々出てくるのは夢の中って事だったんですね!納得しました、今更(笑)

>>夢の中の家庭教師も、実は王子の人格の一部

という解説を見て、だから似たような恰好をしてるのか、とも気づかされました。

チャイコフスキーの音楽、私も大好きです♪
(でも弾くのはすごく難しい……(´;ω;`)ウッ…)
チャイコの交響曲などは光と影がはっきりしているというような解説も目にしますが、反対のものが表裏一体となっているような世界観が、このヌレエフ版ストーリーにも表れているんだなぁと感じました。

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