サクッとアムステルダムへ戻って参りました。
雲行きはますます怪しくなってきまして、寒いので、とにかく温まりたい。
夜はまた現地ツアーを予約していて晩御飯がどうなるか怪しかったので、しっかり食べようかなと思って、がっちりオランダっぽい料理が食べられるお店にしてみました。
混みあっていたので少し待ちましたが、席数は結構あるみたいで、1区画わりあいガラっと空いてるとこへ案内されて良かったです♪
あ!日本語メニューがありました!
また変な日本語とかあるかも?!
と期待?したのに、ちゃんとした日本語だった…(笑)
わかりやすすぎるくらいだ…。
迷うなぁ~。
どれもオランダっぽいのが食べられそうで。
あ、でもこんなバッチシなセットメニューがあるではないですか!
で、このツーリストメニューを1つ頼んで、相棒とシェアする事にし、3品選んだのは良いのですが、ちゃんと書いてある「下記の前菜、主菜、デザートから各1ひんお選びください」をちゃんと見てなくて、エルトンスープ(エルテンスープ)とサラダさばを2品選んじゃったら、お店のお姉さん最初困っていたけれどすぐにOK!ノームロブレム!と言ってくれて、食後のコーヒーor紅茶なしでおかず系3品のオーダーを通してくれました!親切!!
ドリンクメニューは日本語がなくてちょっとわかりづらかったのだけど、待っている間に入口のポスターで見たTEXELSをと言ったら通じました。
オランダの名所が描かれた素敵なランチョンマット。
TEXELSキタ――(゚∀゚)――!!
ブラウン系のビール、やっぱり苦みが少なくて飲みやすいです♪
暖かい室内で、カンパーイ!
前菜のエルトンスープ(エルテンスープ)
お豆のもったりしたスープにソーセージがごろごろ入っていて食べ応えがあります。これ本来は1人前だから結構なボリューム。
ミイル友さんで以前オランダに住んでらした方が教えて下さいましたが、本来エルテンスープは冬場のスープだそうです。
が、今はレトルトでも売っているし、オランダ料理っぽいからこういうお店では通年料理になっているのかな。
・サラダさば
鯖の燻製がごろごろ入ったサラダ。
鯖はほどよい燻製具合で、身も厚くて美味しいです♪やはり魚料理にハズレなし!
そして肉コロッケ(ミートクロケット)
これは単品で追加注文しました。
がっつりミート入りで食べ応え満点。皮はザクザク、中はじゃがいもとお肉でもったりトロっとしていて中々。
でもやっぱりボリューム多すぎるので、シェアで十分。
・ミートボール 千切りキャベツ&つぶしたこふきいも
日本語メニューがホント親切丁寧すぎる。まんま!!
西欧のメイン料理に添えられるポテト量が半端ないのは変わりなく。さすがに完食できませんでしたが、普通に美味しかったです。
ミートボールは可もなく不可もなし。
一番美味しかったのはやっぱりサラダさばでした。
さてお腹いっぱいになったところで、昨日行けなかった
アムステルダム中央駅を描けた建築家、カイペルスの設計で、美術館を目的として建てられた建築物としてはヨーロッパ最古だそうです。
美術館の向かいの広場には、「I AMSTERDAM」の大きな立体文字が立っていて、晴れていれば美術館を背にして絶好の撮影スポットになりますが…いよいよ天気が怪しくなってきて小雨が降り出し、それどころじゃなく寒い…!
これだけ寒いのに、アーチをくぐったら奥の屋外で弦楽アンサンブルがヴィヴァルディの四季より「冬」を演奏していて…
聴きたいけど時間もないし寒いからとにかく館内へ。
事前オンライン予約もできますが、アムステルダムで空いた時間に行こうと思っていたため当日入場で。
今回もマルチメディアガイドを借りたかったのですが、閉館まで1時間切っていたせいで貸し出してもらえませんでした…残念。
ま、主要な絵画をメインに観ていきます。
館内も素敵な内装で、ステンドグラスやら
素晴らしい壁面
夜警の間には様々な画家が描いた夜警の絵がずらりと並んでおり、一番中央に鎮座するのはやはり、レンブラント『夜警』
撮影OKぽかったので、撮ってきました。
夜の風景に光の効果でしっかりと浮かび上がる夜警たちの姿が見事。
夜警の前の手間の名誉の間にあるフェルメール『牛乳を注ぐ女』
背にした白壁の光と、窓の周りの陰影、その中央で注がれる細いミルクの筋とテーブルクロスの角の明るみ…フェルメール・ブルーを象徴するエプロン…構図がなんとも言えませんね。
フェルメール『恋文』
タイトルから色んな背景の妄想を巻き起こす、一つ奥の部屋で起こっているであろう小さな事件。
構図と明暗のバランスが、ほんとうに絵心というか、見る者の好奇心を掻き立てますね。
これら2点は今年10月から日本で公開されるとの事でしたから、オランダくんだりまで来て「なーい?!」ってならなかったのは幸いでした(;^_^A
フェルメール『小路』
翌日、ゆかりの地探訪をする事になったわけですが、初日ガイドさんのレクチャーどおり、先に観ておいて良かったです。
何となく陽気なヴァイオリン弾きのおじさんに惹かれてパチリ。
テールピースの形が現代の物とはだいぶ違って装飾的ですね。
顎あてもなく、指板が少し短めなので、古楽器かなぁ?
これもヴァイオリン(左下隅)繋がりで気になったものですが、
でっかりロブスターn周りに肉の塊、溢れんばかりの果物、それを眺める動物たち、左隅にはヴァイオリン以外の楽器もいくつか。
ごちゃごちゃの迫力?(笑)
これも楽器つながりで。
美しい装飾。
古そうなピアノ?
1時間で全部回るのはさすがに無理だった…っ(-_-;)ので、名画の他のコーナーは立ち止まる事もなく眺めて終わってしまい、ちょっと残念でしたが…ま、見どころは押さえて回れたので良しとしましょう。
可愛い夜警像?と一緒にパチリ。
まだ夜のツアーまで時間がありましたので、美術館より1時間遅くまで営業しているミュージアム・カフェでお茶。
・アップルパイ
・ミントティー
もっさもさのミント入りで驚きましたが、温かくて普通に美味しかったです(笑)
アップルパイも先ほどのオランダ料理店でメニューに上がっていた通り名物らしく、大抵の飲食店で必ず扱ってまして、ここが最初のアップルパイ実食となりましたが、結構大きいですよ。
でも甘さはかなり控えめで、酸味もそんなにない感じのりんごゴロゴロタイプ。分厚いパイと下のクッキーもさほど甘くはなかったので、晩御飯がわりと思って完食しました。
この後はアムステルダム中央駅へ戻って、夜の現地ツアー・飾り窓地区を巡るツアーの集合場所・ツアー会社のオフィスへ。
この頃には雨が完全に本降りで…( ノД`)シクシク…
止む気配もなく、冷え込みも激しくなって…
結構なツアー待ち客の人だかりでオフィス内がごった返してきましたので、えええ?!こんな大人数で、しかも英語ツアー…この雨の中を…とちょっぴりげんなりしましたが、実際は少人数グループに分かれて1人ガイドさんがついたので、10人くらいでのツアースタートとなりました。
飾り窓地区は売春が合法なオランダならではの売春地区で、レッドライトのついた大きなガラス窓には下着姿のセクシーな女性たちがセクシーポーズで客を引いています。
窓を飾るのは売春婦たちって事ですね。
実際に営業中ですので撮影はできませんが、ツアー中にもガラス戸を開けてお姉さんと交渉してる男性の姿をみかけました。
確かに、ガラスの表には値段とか何も書いてありませんから…でもあの扉を開けて交渉するのって勇気入るなぁ。
カーテンが閉まってるお店もちらほらあってそこはまさに接客中、でもすべてのお店がいっきに営業始めるわけでもないらしく、また昼間も営業してたりするらしいのですが、ツアー中にちょっと店先で私のグループが立ち止まったら、中から着姿のお姉さんが出てきて、ガイドさんに凄い剣幕でおそらく文句をまくしたててきました。
まぁ、お姉さんたちにとってのお客ではない私たちに店先をウロウロされたら営業妨害でしょうしね。ガイドさんもある程度面が割れているため、そういう経緯があるようなお店の前はバレないように注意していたようですが。
レッドライトと飾り窓の売春宿?の他にもセックスミュージアムやセックスショーなどもっと規模の大きな建物で営業しているところもありました。
またその反面で過酷な労働条件に晒され、命を落とす性風俗業従事女性たちの悲痛な訴えなどを示すスポットも。
合法とはいえ、決して法的に擁護されているわけでもない性風俗業従事女性たちの現状を踏まえて巡ったツアー、内容としては色んな意味で大人限定だったと思います。
一昔前の日本の赤線とか、岡場所とか、そういうイメージと照らし合わせられる部分もあって色々興味深くはあったのですが、なにせ雨だったので撮影できそうな場所も撮る気になれず諦めました。
そして本当に寒くて死にそうで、ただでさえ不自由かつ、スペイン語訛り?で若干聞き取りづらいガイドさんの英語は半分も理解できませんでしたので、見るだけ観て途中から早く帰りたい気満々でしたわ…(-_-;)
帰ったら温かいシャワーを浴びて、バタンキュー。
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