膠原病治療:治療経過20回め2018年09月04日

腱鞘炎→膠原病覚書40回め。
シェーグレン症候群の薬物療法・継続中です。

何と本日、伊勢湾台風級と予測された台風21号が日本上陸Σ(゚д゚lll)ガーン

だがしかーし、薬の予備が2日分しかなく、仕事のスケジュール的に通院日をリスケするのも不可能な感じで…
電車&バス通いを諦めて車で往復する事も考えたのですけど、ワタクシ何といっても大雨の中の運転が大の苦手!
しかも暴風だしでその選択肢は早々に諦め、電車が往きだけでも動いていれば…とJRの朝の運行予定情報を確認したら、午後から”運転見合わせ”と公表されていましたので、帰りの事はなるようになるしかないと覚悟して…

手作りおめざを頂き。

早めに家を出ました。

往きの電車はほぼ通常運行でひとまず名古屋駅に到着。
診察予約時間まで相当余裕がありましたから、デパ地下で気になっていた和菓子を買い、ゲートタワーモールをぶらぶらして…あ、神戸屋の朝イチ整理券配布でしかゲットできない西尾抹茶の食パン、こんな日なので昼前でもまだ整理券が残ってたから、すかさずゲット(笑)

で、頃合いを見てランチ。


・至福のごはん 1,200円
 +280円で胡麻まぶし鮪漬けごはんにグレードアップ

おかずは数種のラインナップから3品選べますので
ごぼう天と甘酢生姜鶏むね肉のスパイシーから揚げ舞茸の天ぷらを選びました。全部揚げ物(笑)
このお店、お茶では何度も利用していますけれども、食事は初めて。
ごはんとお味噌汁とお茶はおかわり無料で、赤だしが美味しかったのでおかわりしました♪だからお腹ぱんぱん。

とまぁ、台風のさなかに何とも呑気なワタクシでしたが、バスに乗って病院へ移動する途中で、台風の猛威を目の当たりに。
雨はさほどでないものの、強風で信号機がぐわんぐわん揺れてるわ、街路樹が折れて道に横たわってるわで(え…?思ったより酷い…ドキドキ)と内心ビビり。

病院最寄りのバス停で降りて病院まで200m程度の移動がもう、傘をさせるレベルではなかったため、バス停で合羽をきて病院へ到着。

当然ですが午前中の初診が終わってる事もあり、外来はほぼ待ち患者なし(爆)

で、血液検査済ませて膠原病内科の診察を待つ私、ひとり(笑)

そして主治医の開口一番
「こんな日に無理して来なくてもいいんですよ?」

「薬の予備が2日しかなくて通院リスケ不可能でした」

主治医「それは…じゃあ今回もうちょっと余分めに出しておきますね」


今回も経過良好という事でしたが、

主治医「ここからはステロイドを慎重に減量しなくてはいけませんので、今回は減量なしで様子をみます。減量単位も少なくなりますので、引き続き慎重にいきましょう」

というわけでステロイド現状維持メトレート現状維持、次回通院も八週間後になりました。

★プレドニゾロン 1㎎×4錠(毎朝)
30→45㎎で増量してから徐々に5㎎ずつ量してからの、1㎎単位の減量になってから通院間隔6→8週間の減量計画で、減量見送り回はあったものの、前回1㎎減量して、今回1㎎減量です。

★エディロールカプセル 0.75μg×1カプセル(毎朝)
ステロイド服用により骨粗しょう症になりやすくなるため、骨粗しょう症治療剤

★タケキャブ錠 10㎎×1錠(毎朝)
胃薬。劇薬服用によって胃潰瘍にならないための対策

★ダイフェン配合錠 0.5錠(毎朝)
菌による炎症、化膿、感染症を防ぐ
メトトレキサート(メトレート)錠 2㎎×4&4錠(週1回朝夕)※現状維持
抗リウマチ薬。限度量まで量したまま。徐々に減量予定だったはずが、減らない( ノД`)シクシク…

★フォリアミン錠 5㎎×1錠(週1回朝)
メトレート服用による副作用を抑制するために補う葉酸。

★ミノドロンサン錠 50㎎×1錠(月1回起床時)※毎月1日これも骨粗しょう症治療剤

★ロキソプロフェンNaテープ 100mg
☆カロナール錠200 200㎎×3錠(疼痛時)
これは私の持病である頭痛のために、現在服用しているマクサルトRPD錠10㎎と、ロキソプロフェン錠60㎎アルジオキサ錠100㎎のうち、胃への負担が大きいロキソプロフェン錠60㎎が併用禁止となってしまったため、代替薬として胃への負担が少ない本剤が処方。
同時に手首の腱鞘炎的な痛みに対する鎮痛剤としても服用しております。

★ゾルピデム酒石酸塩OD錠 10㎎


「ステロイドの副作用で糖尿病になりやすくなるのですが、あなたはこの1年以上まったくその傾向が現れませんでしたので、大丈夫そうですね」

そういえば薬物治療開始当初、体重増加とか、剛毛とか、女性にとっては少なからず回避したい副作用が現れるのかとドキドキしていましたが、体重は今年むしろ夏バテで3キロ以上減ったし、剛毛の逆で最近薄毛が気になるくらい。夏に気になる脇毛もほとんど生えなくなりました(笑)

私は嗤い話のネタになる程度、ホントに副作用が軽微なようです。
でもステロイドの開始量は決して少なくなかったから…長期戦なんですよね…トホホ。

相変わらず、手首の腱鞘炎的な痛みは、発表会シーズンでちょっと楽器の練習頻度が上がったらすぐ酷くなって、やっぱり治らないんだ…(´・ω・`)(´・ω:;.:...と悶々しております。


とりあえず第1ミッション終了!
再びバス停へ合羽を着て小走りで向かったら、バス停内にもどこから飛んできたのやら大きな街路樹の枝が横たわっていました。ひぇぇ~!
ちょうど待ってくれたバスに合羽を着たまま飛び乗って、名駅へ。

そしたら案の定、デパートは軒並み12時30分ですでに閉店しており、なんと処方箋を受け取ろうと思ってたドラッグストアも閉店Σ(゚д゚lll)ガーン

整理券だけもらって、引換が14時からだった西尾抹茶食パンは!?と神戸屋キッチンへ行ったら、こちらはまだ営業してました~ほっ。

予告通りJRは運転見合わせ中、ただし運休とはされていないため、一縷の望みを抱きながら、大名古屋ビルヂングでまだ営業していたカフェにて時間潰し。

チャーリーズ
・バナナミルク
・クレームブリュレ
どちらも思ったよりボリューミーで、ちびちび食べながら1時間半くらい居座りましたが、いよいよ私だけしかお客が居なくなった時点で、店員さんから早じまいのお断りが( ノД`)シクシク…

通常なら22時まで営業しているお店でしたが、こんな日ですからね。開けてても大してお客は入りませんしね。
ただ、有難い&嬉しい事にお店の方がお心遣いくださってお詫びにとお店ん人気商品というフルーツサンドを無料で1つ下さいました(´;ω;`)ウゥゥ

たっぷりお茶休憩したからお腹は空いてなかったけれど、この時点で17時。
台風の進行状況とJRの毎回の復旧対応から察するに、だいたい20~21時超くらいが運転再開ラインかな…その時点で何らかの情報更新がされなければ運休だろうと思い、幸い大名古屋ビルヂングの共用スペースは解放されていたので、いざとなれば綺麗なお手洗いも利用できる地下共用スペースにて、ベンチに腰かけてひたすら運転再開を待ちました。

周りでも同じような方々が待ちぼうけする中、運転再開見込みの情報が更新されたのが19時半くらい。

少しホッとしたら口さみしくなって、頂いたサンドイッチを食べました。
生のいちじく、パイナップル、キウイ、オレンジ、バナナが入っていて、クリームはカスタードとホイップ?のWクリーム。お店の方が「おススメで美味しいので是非」と下さったのも頷けるお味でした。

この後、暇を持て余して、買ったもの撮影タイム(笑)

・神戸屋づくり 輝き(神戸屋キッチン) 1本1,000円
1日30本限定、開店から整理券配布、14~19時に引換というシステムなので、1日お出かけの予定じゃないとなかなか買えません。

・薔薇のtatamize鈴懸
先週、仕事帰りに買いに行ったら売り切れだったんです。

こうして20時30分前まで時間を潰してからJRの改札へ移動したら、再び情報更新され、線路異常区間あり運転再開時間延期とアナウンスされてガックリしましたが。

改札の一番前で45分ほど待ったところ、運転再開1本目の電車で無事帰宅できたのが22時前。
長い一日でした~~(*´Д`)

湿気でべたべたした身体をお風呂で洗い流してから、晩御飯に上記の戦利品を食して人心地。
夜のメトレートも忘れず飲んで、おやすみなさーい(ノД`)・゜・。

ヴァイオリン覚書♪12年11ヶ月~462回めのレッスン2018年09月05日

前回レッスンが先生の体調不良により休講となったため、振替レッスンを含めて9月は毎週レッスンです。

そう、前回の8月最終レッスンでアンサンブルクッキングの申し込みをしようと思っていたら休講で、申し込みのためだけに教室へ行くのも何だか面倒で、結局期限ぎりぎりになってしまったので、まだ空いてたポップスアンサンブルを申し込みました。

9月中に着手できるかわかりませんが…ま、発表会じゃないしね!気軽に参加します♪

さて、前回レッスンから3週間空いた割には、後半一週間は多分ヴァイオリンに触ってなかった(爆)ので勘を取り戻しながら…


カール・フレッシュ 変ロ長調 5
今日は5の後半全部。
半音階は割とサクッと弾けたけれど、自覚もあったとおり三度アルペジオのスケールが…

「♭の音が下がり切れてないですね(;^ω^)もう一度弾いてみましょう」

(♭下げる)を意識して弾いたらOkでした( ´艸`)


分割してレッスンしてきた30、私の使用版では総数3ページで、最後の3ページめ全てが宿題でした。

冒頭の繰り返しフレーズもあるので難所は真ん中あたりの広音域なアルペジオ。
結構この曲調が好きで、最初のうちは音源を繰り返し聴いていたおかげで音程もほぼ譜読み間違いなく弾けていたのですが、終盤にきて忘れかけたせいもあってちょいちょい譜読み間違いが(;^_^A

先生と一緒に弾きながら修正して、最後まで弾ききったレベルでしたけれど、おまけ合格?

着手当初に先生が「この曲は長いので通し演奏はしない」と仰っていたのですけど、自習では宿題箇所と併せて通し演奏をしていたので、折角だから通してみたいし、今日のも自分的には譜読み間違いが多くて弾けた気がしなかったので、次回通し演奏に挑戦したいと自ら申し出ました。

自己ダメだしが多いな私(笑)


最後はチェロ教室発表会で参加するオケ曲から

★パイレーツ・オブ・カリビアン メドレー …Vn1
参考動画はコチラ↓

譜面見てもサッパリ、リズムが入ってこない(;^_^Aだったので、ホント参考動画様様でした!

そして、冒頭から1頁くらいは1stポジションでも弾ける音域なのですけど、そうすると低弦の移弦が多くて、この速さでは厳しいぞ!

となり、フィンガリングに頭を悩ませておりまして。

メドレーなのでそれぞれ小曲名がついており、冒頭は”Fog Bound”えーと…霧の境界?
演奏指示は「With a bounce」よくわからんが跳ねろって事?

ヴァイオリンは9小節休符で、10小節めの裏の裏拍?からが演奏一音めになります。
その最初の♪レド(ピアノで言うところのおへそのド)レ♪だけ3rdポジションで弾いて、後は1stで…と考えていたのを先生にご相談したところ

「いや、このフレーズ全部3rdポジションの方がいいかもしれませんよ?」

G&D線の3rdポジション維持かぁ…と思いつつ、弾きこんでみて、しっくりくる方を選択する事にします。

そして”The Medallion Calls”演奏指示は「Much Slower」
ここも演奏指示「With a bounce」な6小節。
全部1stポジで弾ける音域ですが、ここも途中で3rdへ上がった方がいいのでは…?と思って悩んだのを打ち明けると

「ああ…そうですねぇ、いっそsul.Gで行きたいですね~」

上がって戻る事を想定していましたが、いっそsul.Gか!
確かに、ゆっくりだから落ち着いて深みを持って弾くならそうだな…検討します!

「With a bounce」な6小節の後、「Majestically」な部分は端から1stで弾く気満々でしたし、先生もそれで問題なしとの事でした。

ただ、次の”To The Pirates Cave”演奏指示「Forcefully」が音域的にポジション移動しなければ不可能領域なため、いきなり上がるか、前フレーズで上がっておくかが悩みどころで

「途中から上がっておいた方がいいかもしれません」

との先生案を検討する事にします。

てか、譜読みしてて一番フィンガリング、音程、フレーズ感がスムーズにいかないのが”To The Pirates Cave”全部!

これは一応さらっとフィンガリング案を頂きましたけれども、時間また再考して続きへ進むことにします。

この曲はフィンガリングさえ決めてしまえば、後はサクッと行きそう。

問題はドヴォルザークの方だよ…。。。。

ヴァイオリン覚書♪12年11ヶ月~463回めのレッスン2018年09月12日

前回レッスンから今日まで、クロイツェルの仕上げ演奏に時間を割いていたため、他は…正直自信なしでした(;^_^A


カール・フレッシュ 変ロ長調 6
練習曲では久々の三度重音です。
今日は6の途中までが宿題で、単音で弾きました。

1小節めで3rdポジへ上がったところの音程がそもそも曖昧になりがちで、そのまま次の重音を捉えようとするから両方かなり怪しい音程に…

という自覚はあったので、今日もやっぱりダメでした(-_-;)

先生にも苦手だったその2つの重音を指摘され

「他は概ね綺麗に弾けていたのですけど、3rdポジへ上がった時の♭系の音程は難しいですよね。
まずこの
ミ♭&ソ(3&1)を正確に捉える練習をして、
次の
ラ&(4&2)の2の指を捉える時は、前の重音の隣の弦のミ♭(3)を目安にして、くっつく位置へ持ってくるとベース音が安定するので、
(4)の音程も捉えやすくなると思います。
ありこさんは音感がいいですしね」

音程もだけど、今日は肩当ての装着位置が合っていなかったのか、2弦が均一に鳴る弓の角度も探りながらでイマイチ。

気のせいか疲れなのか?全体的に調弦が低めに感じたし。

次回は同じ個所を2音1スラーで弾く事になったので、もうちょっとスムーズに正確な音程とより綺麗な音質を求めて弾けるといいなぁ。


分割してレッスンしてきた30、ボリュームが多いため先生の意向では通し演奏しない予定でしたが、自ら申し出てひとりで通し演奏しました。

自習より速度はやや遅めにしたから、もっと丁寧に弾けるかと思ったのに、スピードで誤魔化されてきた部分が案外露呈(;^ω^)して、音程がズレるとどうしても気になってちょいちょい弾き直したため、スムーズな演奏というわけにはいきませんでした…もうちょっと流れを保って弾きたかったなぁ。

1、2か所、音程捉え間違っていたかもしれない部分もあったし。
でもこれが今の私の限界かな…。

終わった後、先生から

「お疲れ様でした~( ´艸`)
30分レッスンの内、7分間一人で演奏しっぱなし( ´艸`)
拡張の連続もあるし、かなり集中力使いますよね~。
でも拡張を感じさせない演奏が出来ていて良かったですよ!
拡張は使いこなせばかなり使える技術ですので、この調子で慣らしていきましょう」

次回は新しい練習曲へ進みます。♭3つの調整…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

最後は前回に引き続き、チェロ教室発表会で参加するオケ曲のフィンガリングレクチャーを。

★パイレーツ・オブ・カリビアン メドレー …Vn1
参考動画はコチラ↓
先生がフィンガリングをだいぶ考えてきて下さったので、それを転記しながら実際弾いてみつつ、自分で考えたフィンガリングも試して頂いて、より弾きやすく、音色的にも好ましい方を今後最終選択していきます。

前回保留にしていた”To The Pirates Cave”演奏指示「Forcefully」後半のフィンガリングもだいぶ違う案を提示いただきました。

前回は途中からA線の3rdポジへ上がったらそのままポジションを維持して高音域をすべて弾き切るフィンガリングだったところ、今回3rdポジキープだと速い速度に反応しづらいフィンガリングになる部分は1stポジションへダウンして弾く→3rdポジへ再び上がる→1stポジションダウンを規則的に繰り返すフィンガリングを教えて頂いたので、試してみたいと思います。

次のThe Black Pearl”演奏指示「Faster and Driving」は曲全体の中盤に当たる徐々に盛り上がるフレーズ。
ここは全部1stポジで弾いて問題ないかなと思っていたのですが、先生のたまわく、冒頭と同じくむしろ全部3rdポジでしょう!と(笑)

「頻発するレの解放弦の響きがどうもこのフレーズの流れの中で違和感があって溶け込まない感じがするので、3ポジの方がおススメですよ」

ま、レ&ミ♭&ファが四分音符&八分音符で組み合わさっただけのシンプルなフレーズなので、移弦がなくなる3rdポジの方がスマートには違いないですね。

となると、その続きのフィンガリングも当然変わってきました。
前フレーズを1stポジで弾くと終盤で絶対ポジ移動しないと弾けない音が出てくるため、どこかで上がらなければと思ってラの音でポジ移動しようと考えていたところ、先生案で最初から3rdポジを維持していれば終盤までそのままポジキープで弾けちゃう。あ、楽だわ(笑)

そして上がり切ったらもう1stへ戻るべぇ?と思ってた演奏指示「A Little Faster」からも

「えへ。3rdポジまだまだキープですよぅ~。なんだか3rdポジ大好きっ子みたいなフィンガリングになっちゃいましたが、その方が楽だし音色も曲想に合ってると思いますよ」

四分音符&八分音符の割合規則的な組み合わせで、1stポジで弾き続けられるフレーズを和えて全て3rdポジって、もうちょっと前の自分だったら信じられなかったけれど、今はポジ移動よりも激しい移弦の方が苦手なので、こういうフィンガリングが無理なく選択できるようになったのは成長…かな?

その後、1stポジションへ戻るタイミングも私的には思いつかない場所だったり、1stポジで弾き続けられるフレーズを和えて部分的に3rdポジで弾いて1stポジションへ戻るパターンもやっぱり自分で思いつかないフィンガリングだったので、弾き込んでみて、しっくりくる方を選択したいと思います。

ただ全4ページのうち最後の1枚、”One Last Shot演奏指示「Slow Rubato」冒頭は、自分で考えたフィンガリングをほめられました!

上昇系アルペジオで全部八分音符、これまた1stポジションで弾ける音域でしたが、これだと移弦が多く、かつフィンガリングが弾きづらいため、3音1スラーの最後のシをD線3rdポジの3で捉えてそのまま次のフレーズに備えるフィンガリングを考えたところ、

「あ…いいですね。音色、フレーズ的にもとてもいい選択だと思います」

イェイ!
ここも当初はまた1stポジへ戻るつもりだったのですが、前半レクチャーでかなり3rdポジ押し(笑)が入ったため、今日までに考え直して一旦3rdポジへ上がったらそのまま弾ききる作戦にしたら、それも

「いいですよ。私は”To The Pirates Cave”演奏指示「Forcefully」後半と同じパターンで、ここもところどころ1stへ戻って3rdポジへ上がるフィンガリングを考えましたが、どちらでも可です」

だそうです。確かに3rdポジallだと1&隣の低弦4という往復が激しい箇所があるため、若干弾きづらい部分もありますので、両方試して最終決定する事にします。

そして最後の”He's A Pirate演奏指示「Moderately Fast With Drive」も、1stポジで全部弾けるけれど移弦が多いため、先生案はやっぱり1st時々3rd→また1st(笑)

「あくまでおススメというフィンガリングなので、ご自身が弾きやすいフィンガリングでいいと思いますが、移動を一定パターンにすると、弾きなれてきた時に楽ですよ~」

確かに。低弦で移弦が多いとごちゃごちゃっとなって速度に乗り遅れがちになりそうだから、そんな事なら移動の方がスムーズに出来そうです。

今日はタイムオーバーで、残り1頁の先生案フィンガリング転記と演奏確認する時間がなかったため、楽譜をお借りしました。

この曲はもうここまでフィンガリング案が出尽したら、後は弾きこむだけな気がします。

フィンガリングさえ思いつかない( ノД`)シクシク…お手上げほぼ手つかずな『新世界より』の方に、早く着手したい~(;'∀')

ヴァイオリン覚書♪12年11ヶ月~464回めのレッスン2018年09月19日

国外逃亡前夜のレッスンです。

今日はアンクの楽譜もいただきました。
ポップスオーケストラだけの楽譜で、分厚いなぁ~と思ったら、全パート収録されており、定員50名だったから1楽器1パートかと思いきや、半分くらいは2パートずつあり、ヴァイオリンも2パートある!!

((+_+))どっちにしよう…


カール・フレッシュ 変ロ長調 6
苦手な三度重音です。
今日も前回同様範囲で6の途中までが宿題、2音1スラーで弾きました。

自習ではだいぶスムーズに弾けるようになってきたのですが…やっぱりまだまだ、1小節めで3rdポジへ上がったところの音程が怪しくて、その次の重音もパキッと正しい音程が捉えられませんでした(-_-;)

音質も、イマイチだなぁ…弓圧が安定しなくて、ギギギ…という擦れた異音がちょいちょい混じります。
でも先生からはOKとの事で、次回は4音スラーで弾く事になりました。

今日から新しいエチュード、譜面を見た時はフレーズが頭に流れてこなかったけれど、音源を繰り返し聴いたら、すんなり脳内再生されるようになって、今日もほとんど正しい音程で弾けました!

先生からも

「OKです♪私から特に何もいう事はありません!」

と太鼓判。

次回はちょっと複雑な音程のフレーズがあるので…一応予習はしてあるのだけど、帰国明けで一週間全く自習できないしで、今回のようにいくかは自信なし…。

最後はチェロ教室発表会で参加するオケ曲、2曲のフィンガリングレクチャーを。

★パイレーツ・オブ・カリビアン メドレー …Vn1
参考動画はコチラ↓
先生にお借りした残り1頁の楽譜からフィンガリングを書き写し、弾いてみたところ、変えたい部分もあり。

最後の”He's A Pirate演奏指示「Moderately Fast With Drive」、先生案は最後まで1st時々3rd→また1st(笑)で、前半のsul.Gニュアンス的にも素敵だし弾きやすいな♪と思ったのですが、同じ旋律で1オクターブ上がってからの1st時々3rd→また1st(sul.A)という先生案は、途中で1stポジに下がるとsul.Aではなくお隣のE線との移弦交じりで弾く事になって混乱するため、そこからは普通に1ポジで弾こうかなと思いました。

その後も先生は3thポジキープ案でしたが…んん((+_+))ここはまだ迷ってて保留。

クライマックスは先生案だとすべて1stポジで、私も当初はそのつもりでしたが、これまでの先生案のニュアンスとか音色を踏まえた上で弾こうとすると、ラスト1音のレ(♮)を解放弦で弾くのはどうも違和感が…

と思い

「先生、このラスト1音の解放弦はどうにも気になり始めたので、最後のフレーズで3thポジへ上がってレを解放じゃない音で弾くのはどうでしょう?」

と訊ねたところ

「そうですね~。確かに。解放弦だと音が浮きますね。最後の音だし、3thポジでヴィブラート使った方がいいかも」

と同意いただきましたので、変更します。

まだ時間があったのでもう1曲めに突入。


ラスボスです…( ノД`)シクシク…
当日も発表会のオオトリを飾る曲です。

そして、フレーズは聴き馴染みありすぎてしっかり脳内で再生されるのですが、高音域過ぎてドレミのどの音弾いてるかもわからず、フィンガリングがさっぱり思いつきません!Σ(゚д゚lll)ガーン

先生、ヘルプミー!!!

今日は冒頭から数段をレクチャー頂いてレッスン終了。

実は休講の振替レッスンが国外逃亡から帰国翌日になってしまったため、今回レッスンまでに次回レッスンまでの範囲を想定し自習していましたが…

次回レッスンはもうちょっと進めないと、来月のオケ練習に間に合いません!
だけどそれより先にあるアンクの曲にまだ着手してない上、本番まで残り2回レッスンだよ?!

ちょっとペース配分考えないと…まずいなこりゃ。

帰宅後は、冷蔵庫の食材をすべてさらえてボリュームワンプレート飯。
キーマカレールゥを左上のカップへ別に用意するつもりが、色々動揺してて(;^ω^)うっかりプレートへ流しいれてしまい溢れそうっ!

さて、明日は早朝から空港へ移動して国外逃亡です!

オランダ旅行o(^o^)o1日め~初日から吞めます!2018年09月20日

今年の国外逃亡先は、オランダ
オランダと言えばオルガン、そしてゴッホフェルメールレンブラントといった画家たちにゆかりの土地でもあります。

今回は滞在時間をなるべく長くとれるようにした分、出国から帰国までのスケジュールがきっちきちで、なかなかハード(;^_^A

そしてガイドブックの情報も前回同様少なく…色々と下調べが足りない分はポケットWi-Fiを携帯してネット情報に頼るべし!

でも一応、旅行前に予約しておくべきものは抑えて…

超早朝に難とか早起きし、このところ台風の被害が凄まじくてこの日も雨脚が酷くなりつつあったので心配でしたが、公共交通機関の遅延もなく、無事空港到着。

チェックインを済ませ、Wi-Fiルーターを受け取ったら、いつものご飯を。

和の間
・あかもくきしめん(冷)
ほうじ茶ソフト
一応、遅い朝ごはんなのですが…やっぱりつけちゃうほうじ茶ソフト(笑)

朝のお薬も忘れず飲んでから手荷物検査に入ったら、セントレアにも今年はボックス式のボディチェッカーが導入されていました!たまたまその検査口でチェックを受けましたよ~。

毎年コンスタンスに国外逃亡してるけど、セントレアもオート化が進んでるなぁ~。

で、€の両替も済ませ…大韓航空機に乗って出発~したら、軽食出た(笑)
ブルーベリーマフィンクロワッサンはさすがに食べられなくて夜食用に持ち帰り、いちごヨーグルト果物を頂きました。

仁川空港で乗り継ぎ、オランダまではロングフライト。
出発が何故か50分ほど遅れたのと、気流が乱れててかなり揺れたので、しょっちゅう耳が痛くて結構辛かったのですが…

ごはんは食べるよ!
大韓航空で楽しみなのは機内食のビビンバ
この時はポーク、チキン、ビビンバの3択で、もちろんビビンバを選択しましたが、とにかく機体が揺れまくって、右下のわかめスープが思いっきり揺れてこぼれました…ぎゃー。
ビビンバには別添のコチュジャンごま油をガッツリかけて、たっぷりの白飯を混ぜ混ぜ。安定のおいしさです♪

そしてもちろん呑みますよ!!
今回は最終日以降以外、すべて呑める日ですから~(≧▽≦)
だから上の黄色い液体は白ワインです♪
でも、とにかく揺れてこぼれるので、手で持って慣性の法則でこぼれるのを回避しながら一気に飲んでしまい(;^ω^)あんまり味わう余裕がなかったけれど…。

相棒は韓国の缶ビールにしてたので、こぼれなくてうらやましい…。

食後は手持無沙汰なロングフライト、プライベートモニターで映画鑑賞に興じようと思いましたが、日本語のコンテンツがほとんどなく( ノД`)シクシク…
「メアリと魔女の花」ですら他国の吹き替えはあっても原語の日本語がなくて( ノД`)シクシク…
スターウォーズだけが唯一日本語吹き替えだったので、弾いたことあっても観たことなかったけれど初めて観ましたよ(笑)

お腹は空いてないけれど暇を持て余して、飲み物下さいといったら、おやつもくれたなり。
ついでにマフィンもたべちゃお。

次はチキンかフィッシュの二択だったので、チキンを選んだら、麻婆味のチキンだった(笑)
不味くないけど、不思議。。。。

で、出発はだいぶ遅れたものの巻き返して定刻よりちょっと巻いたくらいで無事アムステルダムのスキポール空港へ到着しました。

アムステルダム中央駅までは電車で15分ほど。
空港と電車の駅は直結していますので、駅フロアへ移動して券売機でクレカを使って切符を購入しようと思ったら…エラーでなかなかうまくゆかずにすったもんだした挙句、他人様の買ってる様子を観察してPINコード入力してなくてタイムアウトしてただけという事に気づく阿呆(;^_^A

そういえばポーランドでもそういうシステムだったけれど、もう忘れてたわ。

さらに改札らしい入口がなくて、ホームへ降りる前にあるポール状の機械が検札機だった事に、降りた後気づいて戻る阿呆(;^_^A

慣れないお国の、なじまないシステムに振り回されながらも、電車のホームや路線は比較的わかりやすくて、スムーズに中央駅まで移動し、その後で地下鉄の切符を買うのもちゃんとできて、ホテルのメトロ最寄駅、ワーテルロープレイン駅まですんなりと移動する事が出来たのでした。

アムステルダムにはイビス系のホテルがいくつもあって、本当は駅直結のイビス アムステルダム セントラルが良かったのだけど、リクエストで取れたのがここだったので。

でもまぁ、中央駅からメトロ2駅のワーテルロープレイン駅からはまっすぐ徒歩6分程度でわかりやすい場所だったのは良かったかな。

エントランスの目の前にテーブルがあって、そこがいわゆるフロントなのですが、常に人がいるわけじゃなく、一般的なホテルフロントの外観ではないため、ちょっと戸惑いましたけれど、奥のオフィスブースからお姉さんが笑顔で対応してくれ、ノートPCとスマホ端末みたいなのでパパパッと手早くチェックインの手続きを済ませ、簡潔でわかりやすい説明をしてくれたのも、長旅で疲れてて早く部屋で休みたい時には良かったです。

部屋はこんな感じ。
壁のイラストとか色使いはエントランスやレストランと同じです。
部屋はこれまでの豪華ホテルと比べたら狭いし、バスタブなくて、ポットサービスもないので、小洒落たビジホって感じ。

隣部屋との壁は絶対に薄いと思いますが、滞在中に同じフロアの他のお客とすれ違った事がなかったため、たまたま空いてたのか、他の利用客の喧騒を気にせず過ごせたのはよかったかも。

あ、セキュリティーも一応、エレベータはカードキーでないと上がれないシステムだから(予約客室以外のフロアには行けます)、まぁまぁ安心かな。

Wi-Fiは客室、共用スペースともにフリーで、チェックイン時に登録した自分のメアドがパスワードなので、至って簡単だし、速度も安定して使えました。

まずは寝る!そして明日からの観光に備えまーす。

オランダ旅行o(^o^)o2日め~アルクマールで歩き回るチーズ市2018年09月21日

このスライスされたクミンシード入りチーズ(左下)がとっても美味しかったです!
クミンシード入りチーズが出てきたのはこの国が初めて!ありそうで、なかった感じ。

そしてパンは白系がほとんどなく、私の大好きなブラウン系が揃っており、特に食パンや楕円系のパンは中しっとり、皮パリッとして美味しいです♪

今日は朝から1本、現地ツアーを入れていましたので、地下鉄でアムステルダム中央駅まで移動し、駅内指定集合場所まで行きましたら何と、ツアー参加者は私たちだけでした(笑)
プライベートツアーだね!

引率はハーグ在住の日本人ガイドさん。
私たちが余裕を持って集合したため、この後移動する電車の出発待ち時間でアムステルダム中央駅の説明をして下さいました。
東京駅のデザインがアムステルダム中央駅の影響を受けているという事は有名ですが、中央駅前のホテルに宿泊した辰野金吾氏が毎日目にしていたそうですから、さもありなん。
煉瓦造りだったり、コントラストは似ていますけれども建築様式は異なりますので、外観はそんなに似ていませんね。

アムステルダム中央駅舎には時計(右)の反対側に方位磁針もあり、運河の国として埋め立て地の上に街を築き、発展していった経緯が窺われます。

さて、本日最初の旅先はアルクマール
4~9月までの毎週金曜日に開催されるチーズ市を見学します。
スキポール空港からアムステルダム中央駅への移動にも電車を利用しましたが、sprinter(白・黄・青の車体)が普通で、InterCity(黄・青の車体)が快速なんですね。
なんとなくスプリンターの方が快速という感じですが、インターシティは2階建てタイプが多く、車体の高さからも目立つので、意味が分かると利用するのも慣れてきます。

太字で大きくAlkmaarと表示されていますが、これが終点駅で、下に小さく表示されているvia 以降、カンマで区切られて表示されているのが停車駅。わかりやすいですね。

切符を買う時にファーストクラス、セカンドクラスを選ぶので、基本的にはセカンドクラスを利用されると思いますが、車体にも1、2と書いてあるし、シートも色分けされててファーストが赤、セカンドは青と分かれてます。ただし、わかりやすい青色じゃない時もあるので、その際は車体側面で確認。

あとたまに、サイレントと車体側面に書いてある車両がありますが、それは「おしゃべり禁止」だそうですので、乗ってしまった時はお静かに。

これらの豆知識は移動中、ガイドさんに教えて頂き、後々とても助かりました。ガイドブックやネットで調べてひととおり読んではいるけれど、直接受けた説明の方が頭に入ってくる不思議。

今回はインターシティの2等席に乗りました。2階に上がって…
リアル世界の車窓から♪
アムステルダムを過ぎてしばらくしたら、草地の景色になり、時折牛や羊の群れが見えて、いかにも乳製品の国という感じです。

というわけで楽しいおしゃべりに興じながら、電車内でトイレも済ませたところ、およそ30分ほどでアルクマールに到着しました。

煉瓦の道々にはこんなモチーフも。
チーズの街ならではですね♪

「チーズ市こちら」という案内看板もあちこちに立っていました。
が、これは終わった途端、律儀に回収されていましたよ(笑)

秋らしく、落ちた栗があちこちにコロコロ転がっていたりする道を歩きながらまずぶち当たった聖ラウレンス教会

市庁舎などが並ぶメインストリートを通り抜けます。
そういえばオランダの方は教会じゃなく、市庁舎で結婚式を挙げるのが一般的だそうです。

で運河沿いに曲がると、もうすぐでチーズ市(競り)が始まるところとあって、観光客がずらりと周りを囲んでいました。

競り落とされたチーズを分銅で量るというアナログスタイルを活かしながらも、競り自体は建物に大きなモニターもあって近代的。
中央ちょっと右寄りの紫っぽい一見看板ぽく見えるのはモニターです。
見るからにチーズ!という大きな円盤状の塊がごろごろ。
民族衣装?ぽいお召し物のお兄さんたちが、このようにチーズをえっさほらさと計量所へ運んでゆきます。
計量所があるというのは、当時の街としてステイタスだったのだとか。

広場の中では2軒だけ、民族衣装で木靴を履いたお姉さん&お兄さんずがワゴン(手前)でカットチーズを試食販売してました。
どちらもおっきいカットが4ピース入って10€!とかなりお値打ちでしたが…初日から飛ばしてどうする?!と思って自粛。
今から思えば相当安かったので、重いけど買っておけばよかった…。

チーズ市が始まってからは40分ほど自由時間を頂きましたので、市の周りに出ている露店や屋台をぶらぶら眺め…

こちらはにしんの酢漬けなどお魚料理やおっきいピクルス、お魚のサンドイッチを売る屋台。
オランダでは鰻の燻製もメジャーだそうです。
運河の街なので、海産物が豊富で、もちろん新鮮で美味しいのだそう♪

焼いたチーズをトーストに乗せた熱々のチーズトーストを食べさせてくれる屋台も。

パンケーキもオランダ風で有名だそうで。
ホテルの朝食に、メダル大くらいのミニパンケーキがあって今朝少し食べましたが、あれは名物だったのか!


勿論チーズ屋さんも何件かの露店が軒を連ねていました。
こちらの露店は大きい円盤チーズをカットしてgで販売しています。
日本では見た事のないカラフルなチーズも!

上画像の向かって右↓の右端にはスモークチーズもあり。

皆、お店の方と対面でやりとりしながら、気に入ったチーズを購入します。

試食はどこでも、惜しげもなくじゃんじゃん勧めてくれるため、朝ごはん食べて間もないのに、めっちゃ食べててお腹いっぱいになったくらいです(笑)
たまたま右手が( ´∀`)bグッ!になってた私↓

もちろん、どれもぜーんぶ、美味しかったです!
もう全部買っちゃいたいくらいでしたが、なんせ実質観光初日。

折角来たし、珍しいチーズを1つだけ買っておこう、と思って選んだのが、上画像左端にある緑のワックスコートがされたバジルペースト入りのチーズです。中身もペーストで綺麗な緑色をしています。
1個6€。これもこの後、よそで買ったチーズを思えば一番安かった!
チーズ市期間中に旅行されるなら、カードは使えないけれど市場で買うのが一番おススメですよ!

チーズ市のすぐ脇にも運河が流れていて、船が停泊していました。

可愛らしい建物が軒を連ねています。

チーズ市の裏手にはチーズ博物館もあり、市の傍でチラシを配っていました。

同じく市の傍ではお花の種も配っていました。

1時間程度の短い滞在時間ながら、十分に愉しめましたよ。

が、寒かった!
お天気もどんより曇り空で、時折ぱらぱらっっと雨が降るためいっそう冷えて、あまりの寒さにチョコレートショップでカプチーノ買いました。
あ~ほっとする~。ピンク色のはおまけでついてきたチョコレートです。

帰りに別の道を通ったら、おもちゃ屋さんにミッフィーがvvv
店先にはミッフィーの立て看板も立っていましたが…こちらでミッフィーはベビーまでが対象年齢らしく、4歳児以上にあげようとすると「それはベビーのものだから」ってクールに断られるんだとかbyガイドさん談

往きにまだ準備中だった球根の露店が、帰りには開店していました。
咲いた状態の写真が添えられています。チューリップってこんなのもあるんだ?!というほど見たことのない形のお花がありました!
春にきて、キューケンホフ公園へ行ったらさぞ素敵だろうなぁ~。

帰り際にこんな衣装を着て街を歩く鼓笛隊と遭遇しました。
何度も来てるガイドさんすら、見た事がないそうです。ラッキー♪

ありゃりゃ、アルクマールだけでえらく長くなってしまいましたので、次の訪問地、ハーレムは一旦しめて後ほど~。

オランダ旅行o(^o^)o2日め~ハーレムですっかり晴~れむ2018年09月21日

アルクマールで歩き回っていた時は、時折雨が降って、かなり怪しい天気にハラハラしていたのですけど、ハーレム(ハールレム)まで電車で移動しているうちに結構いいお天気になってきました!

ガイドさんによれば、この時期のオランダは概ねこんな、どんより天気で降ったり止んだりが日常だそうですが、今日はラッキーですよ、との事。

そうなのか…降水量だけで見たら日本の方が断然多かったけれど、量は大したことなくてもまとまって降らないのがオランダらしい。

さてハーレム。響きだけだとアハーンな雰囲気(笑)
しかし決してそんな堕落的なところではありませんよ!

まず駅構内、ホームにはこんなレトロな建物↓がありまして…
なんと図書室だそうです。
途中下車して借りて、また返すって事ができて非常に便利!
いちいち降りて図書館行ってまた戻って…という手間がないのは、とってもいいですね!

外から見た駅舎。
向かって左には大きな駐輪場があります。

ガイドさん一押しのハーレム、でも私が買ったJTBタビトモのガイドブック内では、わずか1/3頁ほどしか紹介されていません…Σ(゚д゚lll)ガーン
なので、まず駅に降り立ってすぐ、ガイドさんが地図の自販機(無料)をガシャンとレバーダウンさせて、ハーレムの街歩きに便利な地図をくださいました。おお!これは便利!

ランチのお店まで案内してもらったらガイドツアーは終了ですので、肉市場聖バーフォ教会を外観から紹介して下さり、その他おススメのスポットをサクッとひととおり歩き回ってサラッと見どころ紹介して下さいました。

小さな街ですが、わかりやすく碁盤の目状になってる街ではないため、ちょっと回り込むと迷いがち。だいたいの目印を予め回って下さったのは、この後効率的に観光出来て良かったです。

オランダ国土は埋め立て地が多く地盤が緩いため、このように↓
写真だと煽りで撮影したようにしか見えないかもしれませんが、右のテラス席があるお店の入ってる建物はかなり傾いています。

わあ!おいしそうなお魚屋さん発見!
一番左はmakreel(さば)フィレ、その隣は燻製うなぎpaling、さらに隣はうなぎの白焼き?蒸し?
調理したものも売ってくれるようでした。

お天気雨もパラパラ降ってきましたけれど、本降りには至らず、しかし相変わらず日が照ってこなくて寒い~と思ってたところで、ランチのお店に到着。

オランダで有名なクラフトビールの醸造元、ヨーペンが運営しているビアレストランです。

入口から見た外観。
テラス席もありますが…この日は寒かったので、さすがに人影なし(;^_^A

寒っ!ので、足早に中へと入る。

暖か~いvvv
ビールも美味しく呑めそう(爆)

最初の1杯はツアー代に含まれていましたから、呑みたいビールをガイドさんのおススメなどを参考にして選びました。

メニューが小さくて見づらいですが…
私はガイドさんおススメの柑橘系で飲みやすいJopen Lentebier、相棒は最初シーズンビールを選んだのだけど品切れらしく、確かJopen Koytにしたと思います。
実はオランダのビールを飲むのは初めて。
だいぶ昔にKLMを利用した事はあったけれど、確かビールは飲まなかったか、オランダのものではなかったと思います。

上メニューご覧の通りアルコール度数も表記されていまして、結構度数高めなのですが、私のはホントにフルーティな味わいで、苦みがほとんどなくて、飲みやすい!


相棒の呑んだビールはアルコール度数が高く、もっと重厚感のある味わいでしたが、それでもやっぱり、ホップ臭さや苦みが弱くて美味しい!

どちらかというと、ベルギービールに近い印象です。

そんなこんなでガイドさんとはこれでお別れ。
今日の観光スポット以外にも移動中、旅で知っておくと良い知識や、観光めぐりのコツなどをたくさん教えて頂き、初日に現地ツアーをつけておいて良かったです♪
しかもガイドさん、アマオケでチェロを弾いていらっしゃったとか!意外な共通点もあり、噺も弾んで、大変お世話になりました!

店内はぬくぬく暖かかったのでビールもいっそう美味しく感じましたが、ホテルの朝食をがっつり摂り、チーズ市でチーズの試食をがっつり頂いた後で、あまりお腹は空いていなかったので、フリッツ3.9€を1皿だけ注文しました。
あ、でも揚げたてのフリッツ、意外に美味しい。
BBWのチープなフライドポテトを想像してたら、もっとザク切りでしっかりじゃがいも感のある熱々の揚げ芋でした。

ご満悦~vvv

ランチを堪能した後は、ハーレム市内をしっかり観光。

肉市場(現在はフランスハルス現代美術館)

★市庁舎(スタッドハウス)
入りませんでしたが、1階にハーレムの観光案内所があるようです。

★聖バーフォ教会
モーツァルトが演奏したというオルガンがあります。
オランダと言えば、数多くの著名なオルガニストを輩出し、日本のオルガニストの多くが留学先に選ぶ国です。

旧肉市場側の並びから見るとこう↓
入口はコチラ↑で、ぱっと見の建物とは打って変わった近代的な造りになっており、教会とは思われない感じ。
お土産売り場の奥でチケットを買って、中へ入ります。

で、これがモーツァルトの演奏したオルガン
おおおおーーー!立派!大きい!
去年ポーランドでも教会の謂れある立派なパイプオルガンをいっぱい見てきたけれど、おっきい!

ちょっと前にNHK-FMの朝のバロックで、オルガニストの鈴木雅人さんと大塚直哉さんが、オランダのオルガンはおっきくて、音も大きいというような話をされてたのを思い出しました。

天井もシンプルだけと可愛い♪

件のパイプオルガンを背にすると、こんな↓感じです。


ステンドグラスはそれほど大きくありませんが、綺麗です。


ところで教会内で、どうやらこの日は美術学校の生徒さんが模写をしているようで、時折先生らしき方のレクチャーを受けながら、あちこちで熱心に筆を動かしていました。
観光客に交じって一斉写生してる風景もなかなか珍しいな…と思ったのですが、もうひとつ珍しいもの発見。

これ↓
はじめは、美術学校の方たちの備品か、どこか修復中で業者の人が放り投げていった作業着か何かと思ったのですが…
それにしては数が多いと思ったら、どうやらこれ、現代アートの展示のようです。

このあたり↓が目に留まってから、ああ!と気づきました(笑)

教会の内装に溶け…込んではいないし(;'∀')

このように↓展示らしい感じの並びになってくるとわかりますね。
教会の一部スペースを企画ブースにしているのは観た事がありますが、完全に全スペースを普通に企画展示として利用しているのは初めてかも。
2.5€の拝観料で全く異なる美術鑑賞が出来て面白かったです♪

この教会が広く芸術に解放されているとも感じました。

これにて広場を後にし、ガイドさんが位置を予め教えて下さった…
★スパールネ川白い跳ね橋
スパールネ川に架かっています。

銀細工も有名らしく、繊細な装飾の商品が並ぶお店もありました。


★タイラース美術館
オランダ最古の美術館および博物館で、建物自体がとても素敵です。
オーディオガイドは残念ながら日本語がないため、英語で。

こんなパイプオルガン?もありました。

入口から二間くらいは化石類の展示があり、その奥の素敵な吹き抜け…
の間には沢山の鉱物が。

氷柱のような鉱物くらいはイメージとして持っていましたが、糸や金属繊維みたいなもの、水銀のようにどこか分離したようなものなど、観た事もない形状の鉱物がいっぱいで、とても見応えがありました。


あ、横の小展示室のコインコーナーには、こんな可愛いのも発見♪

面白かった~vvv

でこの後、風車を見に行こうと徒歩移動…しかけたところ、何もない路地でコケ!!( ノД`)シクシク…

ちょっと斜めに傾いてる煉瓦造りの道で、バランスを崩して、膝が踏ん張り切れずにそのままスッテーンと行きまして、左親指の爪の傍の肉がえぐれるわ、両膝は派手に擦りむいて強打したわ、左手はスマホを持ったまま地面へ手の甲側をついたため、擦りむいたわで、まぁ結構な怪我なのに、運悪くポーチには絆創膏が入ってなかったという…。

そんなわけで、ティッシュで染みだす血を押さえながら移動。

★アドリアーン風車
内部見学は時間ごとの英語ガイド制です。時間まで風車の1階のお土産売り場兼ウェイトスペースで待って、10数名くらいで内部を見学しました。

螺旋階段を少し昇ったら、後は全てはしご階段で各フロアへ移動します。
螺旋階段の壁にこんな可愛いペイント↓が。
ちょっと休憩して撮ってみる(笑)

英語が不自由(´;ω;`)ウゥゥなため全てを正確に聞き取る事はできませんでしたが、ビールの原料である麦や、小麦粉などを加工するためにこの風車を稼働させ、その仕組みや、時代ごとに風車の羽根の造りがより機能的に変わっていった事などを丁寧に説明してくださっていたと思います、多分。

これはこの風車の模型。
内部構造が分かりやすいよう、壁は取っ払ってあります。
左端にガイドさんが見きれてる(笑)

大きなねじが回転して、原材料を粉砕したりするはずですが、ここのは見学用で動いていません。

風車の外にも出られ、ハーレムの街を一望でき、スパールネ川も良く見えるのですが…


風は強いし、おそらく水はけを良くするため隙間のある床なので、下を見たら結構怖いです。

実際に稼働している風車ではないものの、内部を見学したのは初めてだったので、なかなか楽しかったです。

と、ほぼハーレムの主要は観光スポットは巡ったのですが…聖バーフォ大聖堂がわからず。
次の予定もあって時間もおしてきたので、アムステルダムへ戻る事にしました。

観光初日にして、ものすごく密度の濃い旅程。
またまた長くなりましたので、一旦〆まーす。

オランダ旅行o(^o^)o2日め~ゴッホ美術館で観て、買って、食べて2018年09月21日

ハーレムからアムステルダムまでは電車で15分程度。
オランダ自体が九州くらいの国土なので、都市間も割と短距離で、サクサク移動できてしまいます。

次の観光予定は大定番!

黒川紀章デザインのとても近代的で洗練された建物です。
あ、こっち↑は当日のチケットセンターで…

向かって右手に位置するこちら↓が鑑賞する際の入口です。

今回、私は日本から予めオンライン予約して行きました。
何と素晴らしい!決済まで日本語のサイト(スポット名にリンク)です!!
15分間隔で制限人数があり、空きがあれば予約できるようになっています。
大抵のこういう予約サイトはトップ画面だけ日本語で、予約や決済は英語と母国語くらいしかなくなるパターンですが、オランダでまさかの!
さすが出島の国、東京と姉妹都市の街!


金曜は21時まで開館していますので、17時くらいで閉館してしまう他の美術館などの後で訪問する事もでき、実は当初お隣のアムステルダム国立美術館を観てから来る気でいたのですが、ハーレムまでおつきあい頂いたガイドさん(美術を志してオランダに移住した、なんと元アマチュアチェロ奏者)に色々観光スポットの見どころや回るコツなどを教えて頂いたところ、国立美術館はこの後の日程で観光予定のハーグデルフトへ行く前に観た方がいいが、ハーレムも見どころが多いし、ゴッホ美術館を駆け足でみるのはもったいないので、今日じっくり見た方がいいとの事で、今日はゴッホ美術館だけ観る事にしました。おかげでハーレムでゆったり過ごせてよかったです。

決済完了後、メール返信についてきたpdf(これも記載が日本語)のチケット画面をスマホに表示させ、入場口でピッと認証してもらえばOK。

予約時に日本語マルチメディアツアーも併せて購入しておいたので、クロークへ荷物を預けてから、マルチメディア専用の窓口でまたピッと認証してもらい、スマホ状のタブレットとイヤホンを受け取って、内部を観覧しました。

ガイドのない展示物もありますが、ほぼナンバーの振られた展示品に対してのガイドがあり、外国の日本語オーディオガイドにありがちな変な日本語も一切ありません(笑)
普通の日本語で、しかも豆知識やら、ありがたい情報がたっぷり。
さらにタブレット内のコンテンツには、ゴッホが使った色の配合を自分で試してみたりする、ちょっとした実践的というか遊び感覚のものもあり、ひとつひとつを全部聴いてタップして…とやっていると結構な時間を要します。

どれもかなり興味深くて面白かったから端折ることなくすべて聴き、試しました!
私自身が、こういう方式のガイドを初めて使った事もあって、まずそこに感動してしまいましたよ。

作品の素晴らしさはいうまでもなく。
「ひまわり」の筆使い、変遷する自画像の数々、日本の浮世絵に影響を受けた絵など、本物はやはり質感がなんともいえません。

17時15分で予約して、時間より少し早めに入館したのですが、2時間近くゆっくりじっくり鑑賞する事ができ、マルチメディアガイドの素晴らしさも相俟って日本でゴッホ展を観た時以上の感動を味わい、作品を堪能する事が出来ました。

あ、館内展示物は撮影禁止ですので、写真は撮影OKなこの場所↓でのみ。

で。
入館した時から気になっていたミュージアムショップは、大変充実したラインナップで、ついうっかり、大人買いしてしまいましたよ…
・ミッフィーぬいぐるみ パレットを持った芸術家version 19.95€
・ミッフィーバッグ 花咲くアーモンドの枝version 22.95€
・ゴッホ美術館ロゴ入りポンチョ 5.95€
※ビニールバッグは会計時、有料で0.1€
早くもミッフィーフィーバーかよ(爆)
それほどミッフィー好きではなかったはずなのですが…なんか、見たらほしくなっちゃって…。

しかも、いい歳してぬいぐるみなんて…姪っ子とかにあげるつもりじゃなく、あくまで自分用に買ってしまったし(;^ω^)

初日からちらほら雨に降られた事と、デザインの大人洒落感に惹かれて買ったポンチョもね…


とお買い物を楽しみ。
この後まだ最後の予定が1件、コンサートまでは少し時間の余裕がありましたし、お茶休憩もしていなかったため、ミュージアムカフェで軽く腹ごしらえする事にしました。

セルフサービス形式なので、英語やオランダ語に明るくなくとも、食べたいもの食べたいだけトレイに乗せてお会計してもらって、気兼ねなく食べられます。
なんか、こういうとこ色々わかってる(外国人客を想定してる)なぁと感心。

歩き疲れと、ランチのポテトが案外腹持ち良くてそれほどお腹は空いていなかったため、私はこれ↓をセレクト。
・koude hapjes(冷菜・海老と魚介のタルタル風?) 3.75€
ズッキーニの温かいポタージュ 4.25€
他にもがっつり、パエリアみたいなメインディッシュのワンプレートなどもあり、すべて盛り付けが綺麗でしたし、選んだこの2品のお味もちゃんとしたレストランぽくて美味しく、とても美術館内のカフェとは思えませんでしたよ。

程よくお腹が満たされたところで、すぐ近くのコンセルトヘボウまでは歩いて移動しました。

また長くなったので一旦〆めて、次がやっと21日の観光スポット最後です。

オランダ旅行o(^o^)o2日め~コンセルトヘボウでロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏会鑑賞2018年09月21日

オランダ旅行、観光実質初日の〆は、世界有数のオーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏を、ホーム劇場のコンセルトヘボウで鑑賞します♪

先月突然、この公演を振るはずだった首席指揮者のダニエラ・ガッティ氏がセクハラ疑惑で解任され、チケットを取った後だったのでヲヲヲ!?代振は誰が?!と思ってたら、ミヒャエル・ザンデルリンク氏でした。

チケット手配は至って簡単。
ネット社会(/・ω・)/万歳。

サイトの言語はオランダ語と英語の2択ですが、わかりやすいです。
代行サイトよりむしろ詳細でわかりやすい気がします。

前述リンクのコンセルトヘボウ公式サイトで右上にあるNL(オランダ語)|EN(英語)のどちらかわかりやすい方…大抵の方なら英語を選択し、上リンクバーの「CONCERT&TICKETS」をクリックしてくぐります。

すると左サイドでワード検索、カレンダー検索、カテゴリー検索ができますので、まぁ旅行者ならば旅行期間中のカレンダー検索が妥当ですし私もそうしましたので、ここではカレンダー検索で話を進めますが、日にちを選択すると右窓に選択日の公演がすべて表示↓されます。
この日は我が愛しのアリーナ・イブラギモヴァがペトレンコの指揮で演奏しますね!(*ノωノ)
この画像ではわかりづらいですが、演目の説明文やタイトルに「ROYAL CONCERTGEBOUW ORCHESTRA」などと書いてあるのが、ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で、他のオーケストラの名前の場合は当然そのオーケストラの演奏公演になっていますので、要注意。

また、説明文の末尾に書かれた開催日程の最後にMain Hallとあるのが、いわゆるオーケストラホールです。
Recital Hallでの公演もありますから、予約時は演目共々注意しましょうね。

いわゆる演奏、コンサートのチケットだけでなく、ホールのガイドツアーのチケットも販売していますよ。

行きたい公演が見つかったら、その公演の「VIEW CONCERT」と書かれた緑ボタンをクリックしてくぐると、次のページでは「CHOOSE SEAT」と書かれた緑ボタンが出ます…あ、どっちでも行けますが、一番上の「CHOOSE SEAT」は下ページへ飛ぶだけので、最初からページの一番下までスクロールしたところにある「CHOOSE SEAT」をクリックしてもOK。

更に進みます。
色がついてるところが現在の空席で、カテゴリーによって色分けされています。カーソルを近づけると、下画像のようにふきだしで料金も出てきます。
一番高額なのは紫のCATEGORY 1+で130€です。

んーーー迷いますねぇ。
音響も大事だけど、なるべく舞台に近い席で鑑賞したいし…でも私の場合、それでサントリーホールでの席選びを大失敗したイタイ経験がありましたから、かなり悩みました。

が、ここは旅先。そして観光尽くしな1日の夜の〆。
寝る可能性大(爆)

なので雰囲気だけでも楽しめたらそれでいいかな…と思い、一番安い緑色のCATEGORY 4で最前列ど真ん中の席をとりました。

選んだ席をクリックすると、右サイドに選んだ席番号と料金とともに、その席から見た舞台の写真まで出てきましたので、ああ、こんな感じならちょっと首が痛くなる程度で舞台が全く見えないという事はないな、と確認できて良かったです(笑)
で、料金の下に出てくる「CONFIRM SELECTION」の緑ボタンをクリックします。

すると、併せて1.5€でプログラムも買え、かつ演奏後にレストランでの食事まで予約できるようになっていて、まぁ至れり尽くせり商売上手な構成です事。不要ならば触らなければよいので、下にスクロールしましたら、発券手数料2.5€が加算された料金が表示↓されており、
GO TO CHECK OUT」の緑ボタンで決済へ進みます。

ログイン画面および新規アカウント登録の画面になります。
一度も登録した事がない方は真ん中のNEW CUSTOMERで「CREATE ACCOUNT」ボタンをクリック。

左でメアド、右で性別名前誕生日居住国郵便番号を入力しましょう。
住所まで記入しなくていいので、親切ですね。

アカウント登録が完了して次の画面へ進み、CHOOSE YOUR DELIVERY METHODチケットの受取方法を選択します。
Eチケットは無料ですが、窓口での受取は15€かかるようです。
記念に紙のチケットが欲しいというのでなければ、無難にEチケットを選択。

上画面でも見えていますが、下へスクロールしたところのCHOOSE YOUR PAYMENT METHOD支払方法を選択します。
一般的には真ん中のクレジットカード決済だと思いますので、選択して、一番下にうっすら見えている同意確認にチェックを入れ、上画像には表示されていませんがその下に出ている「COMPLETE ORDER」の緑ボタンをクリックし次の画面へ進みましょう。

その先は、まぁ言わずもがなですが、クレジットカードのロゴを選択して、カード番号等の入力画面です。

決済が完了したら、アカウント登録したメアドにEチケットpdf↓つきのメールが届きますので、印刷したものを当日持参すればOK。
QRコードが認証できればいいと思うので、スマホ画面でもよいかもしれませんが。

これらを旅行前に準備して思った事は、オランダ語はさっぱりわからないけれど、オランダの発券システムは簡潔でわかりやすい!
日本のコンサートチケットもこんな風に気軽に買えたらいいのになぁ…。


と、前置きが長くなりましたが、本筋へ戻ります。

ゴッホ美術館のカフェで休憩してた時、結構な雨嵐になっててビビったのですけど、幸い、そこから歩いてすぐ近くのコンセルトヘボウへの移動時はほぼ止んでいました。

冒頭写真が暗いのは日照時間の問題というより、天候の問題です。

前述のE-チケットをピッと認証してもらって、ホール内へ。
まずは一番不安だった安い席からの舞台↓を確認。
あ、案外座ってても普通に見える!
良かった~ちょっと首は痛くなりそうだけれど、サントリーホールほど全く見えないわけではない(ごめんねサントリーホールさん…)

クラシカルで、落ち着いた内装のホール内、よく見ると仕切られたボックスのバルコニーには歴史に名を遺す偉大な作曲家たちの名前が刻まれていました。※黒いプレートのところです。

作曲家たちへの敬意が払われていて素敵。

折角ですからセンターロードの中間くらいで記念撮影。

さてさて本日のプログラムは

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アンドリーセン『謎』
ブルックナー 交響曲第3番
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ブルックナーは好きだけれど、アンドリーセン…???
知らないなと思って事前にググったら、オランダ出身現役の作曲家さんでした。しかもYouTubeで予習兼ねて聴いてみた2013年発表のその曲はガッチガチの現代曲!

オランダに来て、オランダの作曲家の曲を、オランダのオケの演奏で、しかもオランダの劇場で聴くなんてまさに旅の醍醐味じゃ…とワクワクしていました。

そんな中始まったアンドリーセン『謎』は、一日中観光して疲れてたけれど、しっかり、がっつり堪能できましたよ~♪

まず、音響に定評のあるこのホール、席が最前列という事もあるけれど、一つ一つ、一人一人のの楽器の音が誰の鳴らしてる音かわかるくらい粒ぞろいで聴こえてきました。
鳴り過ぎてぼやけない、綺麗な音の粒が生演奏の臨場感を一層際立たせ、その一つ一つの音の塊がオーケストラとしてきちんと集合体となって、素晴らしくクリアに聴こえてきて、音響の良さを実感しました。

それからこの曲に関しては、途中で第1Vnの1プル・inの方が、目の前のスタンドに置かれてたらしいもう1挺のヴァイオリンに持ち替えて演奏し、また持ち替えるというシーンがあったのですけど…弦が切れたなら後ろの予備楽器が回ってくるはずなのに…???と疑問。
ひょっとしたら、微妙に調弦が違う楽器をフレーズの指示で持ち替えていたんだろうか…?確かに中盤、ちょっと調性が狂ったような音でグリッサンドみたいに弾くところがあったので…。

真相はまさに”謎”のままです…クラシックに精通なさっておられる方、答えを教えて頂きたい~。
それにしても、旅の思い出と相俟って鮮烈な印象、ちょっと中毒性あるわ~この曲。

曲が終わった後、割れんばかりの拍手の中、あれ???と思ったら何と、アンドリーセンご本人がご来場されてたようでご登壇。
いや~これは忘れられない思い出の一曲になりそうです!!

1曲目から感動しっぱなしで幕間を迎え…
あ、幕間はフリードリンクって前情報があったわ!と思って人の流れに身を任せ、カフェスタンドへ足を運んでみたら…
おおお!人がいっぱい!!
そしてフリードリンクはテーブルの上へご自由にどうぞといわんばかり、グラスに注がれて置かれていました。

コーヒー、紅茶類はスタンドで作ってくれるため有料のようですが、
水、ジュース…え、ワインも?!

取るっきゃないでしょコレ!(笑)ロゼと白をちゃっかりもらってきました♪
良ーく見たら、グラスにもコンセルトヘボウって書いてあるvvv

感動の美酒に酔いしれる私(爆)

こんな碑文?発見しつつ、お手洗いを済ませて…

後半のブルックナー 交響曲第3番を鑑賞。

ブルックナーも良かったですよ…
ただね、何といっても壮大な曲だし、疲れてる中でワイン飲んでしまいましたから…

途中、幾度となく寝落ちしかけたのはもう仕方ない(爆)というか、ま、自業自得。

30€以上の価値ある体験でしたから、大満足です!

帰りは、トラムの乗り換えがまだわかりづらかったため、一旦元来たようにアムステルダム中央駅までトラムで戻ったら、夜の素敵な駅舎が見られました。
20時15分スタートの演奏会が終わったのは22時回っていたと思いますので、そこからトラムと地下鉄を乗り継いでホテルへ戻ったら寝るだけ。

でも、とても盛り沢山で感動一杯の1日でした~vvv

オランダ旅行o(^o^)o3日め~ユトレヒトでミッフィー詣で・その12018年09月22日

昨晩遅い帰宅でしたが、何とか起床~。
昨日転んで強打した膝はめっちゃ赤黒く鬱血していましたが…紫に変色して腫れてる状態とかではなかったので、ただの打ち身擦り傷で済んだようで、ε-(´∀`*)ホッ

ホテルの朝食、メニューは変わりなく。
すっかりブラウン系のパンとクミンシード入りチーズが気に入ってしまったため、ハムと一緒にサンドして頂きました♪
ホットミルクにはスパイスティーのパックを入れてミルクティに。

さて、今日の予定はまず、ミッフィー関連の観光スポットを巡るために、電車でユトレヒトへ移動です。

他都市への移動は基本、アムステルダム中央駅が基点となりますから、また地下鉄ワーテルロープレイン駅からアムステルダム中央駅まで出ました。

今回、入れておくと便利というオランダの乗換案内アプリ9292を予めダウンロードしておき、使い方も確認しておいたのですが…
正直、全く利用しませんでした(;^_^A

そこまで時間刻みのスケジュールにしていなかったし、国土が狭くて移動にさほど時間がかからない事と、比較的電車等の運行本数が多い事、現地の案内表示のわかりやすさから、ほぼ迷う事がなかったんですよね。

ただ、運賃等のチケットについてはもうちょっと計画的に考えて利用すれば良かったなという多少の後悔があります。
オランダには色んな交通系のチケットサービスがあって、旅行者からみたらアムステルダムも他都市もオランダ一括りで扱ってほしいと思ってしまいますけれど、同じく決して国土は広くない日本だって、JRは区域で運営グループが異なるし、地域の私鉄もあるからチケットサービスだって均一じゃないですもんね。

で、アムステルダムを基点に旅するとなると、毎々中央駅そばの宿でない限り、トラムや地下鉄を使う事になって、必ず移動費が発生するわけです。
地下鉄、トラム、バスはGVBという会社の共通チケットで1回券時間制になり、1日券を購入した場合は3回利用すればトントンくらい。
ただし他都市への移動電車や、そこでのトラムは別扱いです。
いずれも切符が買える券売機のある場所も限られている上、クレジットカードが使えてもお札が使えないしで、最悪動くトラムの中の券売機を利用して短時間でパパっと購入する…というのは慣れない旅行者にとってはハードル高いですから、そうしたタイムロスに配慮すれば確実に●日券や、アムステルダム・トラベルチケット…といった割引サービスチケットを利用するに越した事はないのですが…

旅行前に下調べしてある程度計画は立てておいてさえ、実際初日のオプショナルツアーで日本人ガイドさんから訊いた情報は知らなくて、それを鑑みて計画修正してたら…多少の無駄がありました。

無駄なく軌道修正できる処理能力が欲しいけれど、旅先では普段より一層考える力が鈍るし試されますね(-_-;)


というわけで私の今回旅行の場合、結論から言えばGVBの3日券を買えば良かったのに、毎朝地下鉄の駅で1日券を買って、今日もアムステルダム中央駅へ。

ユトレヒト往きの電車が何番線から出るかはすぐにわかり、ちょっと時間に余裕がありましたから…
駅のピアノでいざ一曲?(笑)
そうそう、初日にガイドさんが教えて下さったのですが、オランダの主要な駅にはグランドピアノが置かれていて、誰でも自由に弾いていいんです。
電車の待ち時間の手慰みサービスらしいですよ。素敵♪

そしてやってきた電車に…何となくまた2階席に乗ってしまうなり。
お!今日は新しそうな車両だ♪
お天気はイマイチなどんよりだったけれど、ちょっとテンション上がるニワカ鉄子(笑)

アムステルダム中央駅からユトレヒト中央駅まではICでだいたい30分くらい。相棒とおしゃべりしながら乗っていたらあっという間です。

駅に接続してる大きなショッピングモールのホーフ・カテライネを抜けたら、市場が出ていました。
帰りにじっくり見よう♪

ひとまず最初の目的、ミッフィー信号までGO!
ビネンホフという百貨店の角の交差点、片側の横断歩道にさりげなくありました。
オランダの信号機、ほぼ押しボタンがあって時間も短いので、綺麗に撮影するの大変!3往復くらいしちゃったよカメラ小僧(;^_^A

お次はちょっと離れたところ、運河沿いのちょっとした広場にひっそりと佇んでいるミッフィー像へ。
さりげなく案内表示が出てきたら

脇にあったわ的な。
像っていうから立体的な彫像的なやつかと思ったら、プレートじゃん、薄っ(笑)

そこから更にナインチェ・ミュージアム(ミッフィー博物館)へいざ征かん。
街並みを愉しみながら…

道すがら、ミッフィーの生みの親・ディック・ブルーナ氏デザインの案内表示を見つけました。
行き先表示ポールのてっぺんについてる銀のモチーフがそれです。

しばらく真っすぐ進んで、突き当りで曲がったら、ミッフィー形をした袖看板が見えて、たどり着きました♪

ナインチェ・ミュージアム(ミッフィー博物館)

でっかいミッフィーが鎮座vvv

休日だったせいもあり、地元の家族連れっぽい訪問客の中の幼児たちが、「にゃいんちぇ~~(≧∇≦)」と可愛い嬌声を上げながら抱き付く様がひとしきり落ち着いたところで、わーい(≧▽≦)と童心に帰る私(笑)

そのままうっかり吸い込まれてしまいました(;^ω^)が、チケットは向かいのセントラル・ミュージアムが販売窓口だと係員の方が教えて下さり、反転してチケットを…折角なのでそちらとの共通チケットを購入し、開館しているナインチェ・ミュージアムから見学をば。

かーわーいーいーーーーー♪(≧∇≦)


あれ…?ここまでミッフィー好きではなかったはずなのですが…なんかオカシイ…踊らされてる…?でも可愛いっ!

子連れの家族以外の成人客は私たちだけ(;'∀')でしたが、そんな事は気にしない。

だって全力で歓迎されてるし日本語で。

思いっきり日本語の説明もあるし。

壁という壁にミッフィー。

オランダぽーい。

トイレ↓も可愛い…だとぅ…???

建物の内装がいちいち凝ってて可愛いんですよね~。



壁紙↓もさりげなーく凝ってるぅ!

絵本が天井から釣り下がってる…そんなオシャレ内装すらミッフィー・マジックにかかると可愛い。

子供の好奇心をくすぐる棚の数々は、開けるとミッフィー関連のものが入ってたり。

こういう知育を促すような体験型のブースが数多くあり、博物館というかちょっとしたテーマパークです。

ちょっとわかりづらいかもですが、ガラスのエレベーターの壁面ガラスにもステッカーがvvv
またシチュエイションに見合った、風船気球という点も考えてるぅ!

階段の踊り場天井にも、ミッフィー照明♪

コスプレもできちゃう※ただし、幼児サイズのみ

これまたミッフィー信号。遊びながら交通マナーを学べる…かな?

まぁ坊やは完全に暴走三輪車でしたが(笑)

ミッフィーのKLMバージョンも展示されていました。

●周年などの記念versionミッフィーにはちょっとシュールなデザインも。

ちょっとブサかわなミッフィーぬいぐるみも。

大満喫ちうなう。

めちゃ満喫だなおいヲイ。

ロッカーまで可愛すぎか!

さすが幼児向け、至れり尽くせりか!

あれ…ユトレヒト着いてから1時間くらいしか経ってないのに、盛りだくさんすぎて長くなったので、いったんしめまーす(;'∀')