ジャイマハルパレス(ホテル)での姫な一夜が明け……
やっぱり朝カレー(爆)
・フレッシュライムジュース
・ひよこ豆のカレー 野菜の入ったライス
・ベイクドビーンズにグリル野菜
・キチュリ(インド風のお粥)
・なんかコロッケみたいなの(笑)
・レバー?か内臓系のカレー パプリカたっぷり入ってる
・エッグサモサぽいの
毎食何かしらにカレーのスパイスが入っていますが、飽きないなぁ。
レバーっぽい肉類が入ったカレーは初めて食べましたが、若干のそれらしいクセ?はあるものの、生臭みとかはなく、甘い三色パプリカがゴロゴロ入ってて、見た目もきれいだし味も深い。
なんか、若干クリーミーなものが入ったコロッケみたいな揚げ物がおいしかったけれど、結局なにだかわからず(爆)Fishなんとかって書いてあった気がするけど…忘れちゃいました。
あと黄色いのはお粥、サフランとかターメリックが入ってて、胃に優しそうだし、結構好きな味かも。カレーと食べてもイケましたよ。
食後にジャイマハルパレス(ホテル)のお庭をお散歩しました。
ホテルの建物だけで、すでに史跡を観光してる気分♪
そしてまたしても建物と同化↓(爆)する私。狙ったわけじゃないけれど、服に違和感がなかったよ……。
素敵なホテルでしたvvv
十分撮影して、「ピンクシティ」と異名を持つジャイプールの市内観光へ。
朝ごはん食べたばかりでしたが、ガイドさんがおススメのジャイプールで一番有名な老舗のラッシー屋さん、ラッシーワーラーに立ち寄ってくれました。
その上、ここのラッシーをゴチになりましたvvv
いただきま~~~す♪
テラコッタが工芸品として有名なジャイプールらしく、テラコッタのカップに入ってきました。これは小さいサイズ。大きいサイズを飲んでいるお客さんもたくさんいましたよ。
ホテルにもラッシーはありましたが、日本のインド料理屋さんと同じ感じでそれほどインド感なかったのですけど……こちらのはごらんのとおり乳清の塊みたいのがどろっと浮かんでいて、はじめ、ええ!?って思ったのですが、食べるとその部分はモッツァレラチーズみたい。よく冷えたラッシーは見た目よりサラリとしていて、後味スッキリ!なにこれ!美味しい~~!!
あまりの美味しさに黙々と飲んでいたら、後ろで何だかガイドさんが他のお客さんと親しげに話していて……知り合いかな???と思ってスルーしてたのですけどね……
車に戻ってから聞きました。
「今、私が話してた人、ジャイプールの王族ですよ。朝の散歩中だって」
えええええ!?早くゆってよ!!お近づきになれたかもしれないのに!?玉の輿チャンスがぁぁぁぁぁぁぁ!???
物腰がゆったりして余裕ありそうな感じでしたので、富裕層の方かな?くらいにしか思いませんでしたし、フツーに地味な白地のシャツとパンツで立ってたから…。がーーーん。残念無念。
★風の宮殿
宮中の女性のために建てられた宮殿。
姿を見られる事を禁じられていた女性たちが、無数の小窓から見える景色を愉しんだそうです。
もちろん、暑いジャイプールの夏を過ごすための工夫という意味もあり、風通し効果もあり。
ピンクというか、赤砂岩と、それに白が混ざったような肌色ピンク系の色で、いわゆる桃色って感じではありません。
こういう建物が隣接してる街道を眺め渡すと、ピンクっぽく見えるってくらい。
建物の外観がこんな感じで統一されているので、遠目綺麗ですが、沿道を行き交う人や車などを見ていると、喧騒感の方が勝ります。
しかも風の宮殿周辺は物売りがものすごいです。撮影のため親切そうに、「そこどいて」的な群がる観光客の交通整理みたいなことをしてくれましたが、それが終わったら早速売りつけてきます。
ガイドさんも退けてくれましたが、それよりその隙にスラれるのが怖い。かばんはしっかりと肌身にくっつけて車へ戻りましたよ。
★アンベール城【世界遺産】
ジャイプールの支配者・カチュワーラー一家の本拠地として、16世紀初頭にマハラジャ・サワーイ・マン・スィンが建築をはじめ、以後歴代の王が増改築した城。
これ↑はお堀を挟んで外からかなり離れて撮影したもの。
でかすぎて入りません!
中へ入って、見どころの建物がある上層部へゆくため、象タクシーを待ちます……別に歩いてもゆけますが、結構な距離がありますので。
それにしても、待ち時間代わる代わるやってくる物売りのすさまじさは、今回の旅で1、2を争うレベルでしたよ。
毎回旅に出ると思うけれど、日本人が一番語学力低いな…って。彼らは生活がかかっているから、私に日本語で話しかけたと思ったら、後ろの外国人客にはスペイン語、英語はもちろんの事フランス語まで飛び交っていましたよ!日本人でこんな数か国語話せる人って仕事や出張で滞在国が多い人でもない限り、あんまりいないですよね。
行列の最後の最後までこの物売り攻撃を浴びせられ…ようやく自分の順番が回ってきました。
タイでも象に乗りましたが、あの時は進行方向を向いて跨った気がするんですけどね…今回は横乗りで、めっちゃ横Gがかかって振り落とされそう!
象の道はお小水も大きい方(笑)も垂れ流しですから、落ちたら危険です!!(←そっちかよ)
必死にしがみつきながら、手ぶれと闘って撮影↓
ここは戦場だ!!(笑)
この広場↓が象タクシーの終着点、太陽門から入って月門で降り…る前から象の運転手にチップを要求され、20ルピー(日本円で40円弱)を支払って去りました。象タクシーは午前中と午後の一部時間で往路しかやってないので、乗りたい方は要注意ですよ。
アンベール宮の入口、ライオン門。装飾が美しい……
こちらはガネーシャ門。中央のアーチの上の方にガネーシャの柄があります。上階の三つ並んだアーチの真ん中にぽっかりと、少しだけ格子の空いた小窓があります。
建物内から小窓を見るとこんな感じ↓素敵……vvv
建物内もこんなに可愛らしい装飾なんです!可愛い~!!
宮殿内、ちょっとテイスト違うけど、これも可愛らしい柄↓
夏の宮殿には風を取り入れるクーラー的な役割の小窓↓が。
象タクシーに揺られてきた道でみた、お堀の中のお庭。
宮殿からの眺めは絶景
象さんまだまだお仕事中↓(左端)
鏡の間↓ヴェルサイユのとは違った美しさ…
鏡に映った私↓を撮ってもらいました。
大満足↓
これはハーレム。お妃たちのお部屋が下、上は仕える宦官などの控室です。
アンベール城、万里の長城のような果てしない城塞もそびえたっており、全容が写真では伝わらないのが残念な広大さでしたが、とても楽しめました!
★水の宮殿(ジャル・マハル)
ジャイプールの水源である湖に浮かぶ、マハラジャの夏の離宮です。
★ジャンタルマンタル【世界遺産】
マハラジャ・サワーイ・マン・スィン2世が造った天文観測所。
なんとマハラジャにして、天文学者だったそうです!
なんだか近代美術館へ迷い込んだようなモニュメントが隣接していますが、18世紀の建造物なんですよね~。
ちょっとわかりづらいですが、下の方の真ん中よりちょっと右あたりに映ってる影で、時間がわかるという仕組み。
ジャイプール時間と他の地域の時差が簡単にわかるようになっています。
これ↑の円周に刻まれているとおり、ほとんどすべてのモニュメントにも定規の目盛のようなものが刻まれています。最少1目盛が5分?だったかな???日の出や日没、太陽の位置、星座の位置なんかをこれで確認できるそうで、今日の時間も違うモニュメントに映った影でちゃんと確認できました!すごい!
★シティパレス
天文観測所と同じく、マハラジャ・サワーイ・マン・スィン2世が造った王宮。
見事な装飾!そういえば、物売りたちの売り物の中に、孔雀の羽根で作った扇子がありましたが、こういう装飾もあるくらいだからかな???
これは壁画の錯覚じゃなく、ちゃんと彫像と装飾で凹凸があってこうなってます。
この門をくぐると中庭に抜け、こんな感じの建物↓に四方を囲まれています。
美しい……!!
可愛いっ!!
いちいち可愛いっ!!なんだこの可愛い建物!!
いや~ピンクシティ・ジャイプール、大いに堪能させて頂きました♪
そろそろお腹も空いたのでランチにしましょう~♪暑いからもちろん、アレも呑みたいなっvvv
天井の高い、広々とした宮殿風のレストランへやって参りました!
楽器の生演奏もあって、気分が出ます♪
ビールはキングフィッシャーかと思ったら、オーストラリアのでした…残念。
まずはカレーのスパイスの味がするスープから。
楽器おじさん、頑張って演奏中(笑)空いててお客は私たちと2,3組くらい。
なんか賞も獲ってるぽい。
壁にあった象のモチーフ。可愛いのでパチリ。
今日はチキンカレー、ベジタブルカレー、ダル(レンズ豆)カレーの三種を頂きました。ベジタブルカレーはちょっとモッサリしたので、チキンとダル豆がおいしかったかな。
ところでこの楽器、なんだか電子音みたいな音がして本当に弾いてるのか疑惑のまなざしを向けていた私でしたが、ちゃんと傍で弾いてくれた時に確認しました(笑)
金属弦が何本かついてますけれどそれを弓で弾くのではなく、側面に張られた短い馬の毛の弦を、同じく馬の毛が張られ先へ鈴がついた弓で弾きます。
民族的な曲の他、おそらく観光客向けで微妙に旋律の違うロンドン橋を弾いてくれましたが、同じ弦属の楽器に興味津々で眺めていた私におじさん、「弾いてみる?」との仕草で何と!楽器を貸してくれました!
左手の持ち方、右手の弾き方だけ教わって、あとはヴァイオリン&チェロの経験を活かし……ありこが奏でます曲は「チューリップ」(爆)
だって~~1弦の弦楽器なんて弾いたことないんだもーーーん。
でも怪しい音程ながら、ちゃんと弾けましたよ!音も鳴りました!イェイ!ありこインドデビュウ初ライブだぜ!
すっかりご満悦になったところで、デザートをvvv
右下の真ん丸のやつ、いかにも甘そうな…グラーブ・ジャムンというインドのお菓子です。
ミルクを煮詰めたものに小麦粉など粉類を混ぜ、団子状にして揚げてから、シロップに浸すらしい。
恐る恐る食べてみたら……あら?以外にどこかで食べたような味。
軽いドーナツにたっぷり蜂蜜をかけて染み込ませたような感じです。酒気のないサヴァランって感じともいえる…甘くないチャイと頂けば、お茶請けにちょうど良かったですよ。1個で十分。
さてさて満腹になったところで、これから胡坐…じゃなくてアグラへ移動です。
長くなりましたので一旦〆ます。
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