ヴァイオリン覚書♪13年4ヶ月~477回めのレッスン2019年02月06日

今回は割としっかり自習してきたので、そこそこ行ける!と思ったのですが…

カール・フレッシュ ヘ長調 5
5の半分くらいまでが宿題。
はじめから1拍1スラーで弾くよう指示されていて、超高音域もあったので、ちょっと心配でしたけれども、思ったよりサクサク弾けました。
ただ、中盤のアルペジオは3段2小節と4段1小節の音程が怪しくて、半分混じったような感じになってて(-_-;)フィンガリングも相当曖昧だったので、1度弾いた後に自己申告で先生と再確認。

先生もちょっとフィンガリング迷っていらっしゃったくらいだから、紛らわしいところでした。

その他は特に問題なしとの事でしたが、件の不安定な部分のおさらいを兼ねてもう一度同じ箇所を再レッスンする事になりました。


4音1スラーより2音1スラーの方が音程も響きも圧倒的に安定して弾けていたのですが、あえて4音1スラーで仕上げ演奏しました。

どうしても左手で正確な音程を捉える事に意識が傾いて、右手の適性な圧が保てなくなり、なめらかなスラーで4音均一な響きを保って弾く事は全然できていませんでしたが、正しい音程を何とか4音1スラーで弾くというレベルにはもってきました。

必死に弾いていたので、多分鬼の形相だったと思います…(;^ω^)
自習ほどには弾けなくて納得はいかないまでも、当初からはある程度克服できた部分もあり、まぁ限界レベルの演奏だったかなと思う事にします…。

「頑張りましたね~。2ndポジションが頻発する曲ですけど、以前より2ndポジションになった時の音程に安定感がありました。
1点気になったのは、たまに単音が出てくる時、弓の角度が曖昧になっていて、少し前の重音の弦の音が混じっている事があったので、注意しましょう」

あ、確かに。
普通の単音なのに、なんか汚い音になってるとこがいくつかありますた…(;´Д`)

次回から新しいエチュード、ですが、またしてもひたすら重音…(ヽ''ω`)


★YAMAHAアルバムEX
5回めのレッスン。

クロイツェルの仕上げ演奏に半分くらいの時間を要したため、前回指摘を受けた箇所のうち、リハーサルマーク【C】からのピアニシモが弾けているかどうか、部分的に弾いて確認しました。
音量が大きくなる理由を自己分析した際、
リハーサルマーク【B】の中盤にあるフレーズとの違いから、
【C】のパターンはボウイングが小刻みになり、後ろ2音にスタッカートがついた事によってアップダウンの動きが増え、何となく弓量が増えてしまって必然的に音量が出てしまうと思ったので
【C】直前の1小節のアップボウ1小節分1スラーで「弓量を節約して、なるべく先弓が使いやすいように弓の位置を調整し、【C】からはがんばらない(笑)と楽譜にも書き込みし、そこそこ改善できたように思っていたのですけど…

今日、【C】から弾くように指示されたら、前の流れからのエレメンツが抜けた分、がんばらないようにする前準備とか心構えができなくなっちゃって、全然弾けてないじゃないか~( ノД`)シクシク…

あんなに研究して頑張っただに!なぜ~~~( ノД`)シクシク…

と思ったら、先生が神の啓示のような薫陶を授けたもうたよよよ。。。。。

「スタッカートを跳ねると思って弾かなくていいです。リハーサルマーク【B】の中盤にあるフレーズと違いを出すためにスタッカート表記している感じなので、前2音のスラーで頭音にしっかり弓を乗せて、後ろ2音のスタッカートは力を抜いておまけくらいのつもりで弾くイメージです。
後は、今見ていたら、ダウンボウのスラーはいい感じで弾けていましたが、アップボウのスラーで弓が乗りきれていなくて、段々誤差が生じて弾けなくなっちゃうみたいですね(;^ω^)。アップボウもしっかり頭音に弓を乗せるように注意しましょう」

意識してやってみたのですが、意識すればするほど、アップボウの頭音にはダウンボウほど、弓が乗りきっていない事が明確にわかりました…。
そういう事か!!!自分では全く気づきませんでした!!ありがたや!!

アップもダウンも均一に弾いてるつもりだけれど、出来ていないもんですね~。

自習してきたのに弾けなくて悶々としましたが(;´Д`)、新たな気づきがあって、ある意味良かったです。

今回の曲は、細部までかなりしっかり見て頂いているので、私が求めているレッスンをガチで実践して頂いていて、嬉しいな。

先生は私のモチベーションを気遣って下さって

「練習曲をお休みしたり、ボリュームを減らしたりして、曲をがっつりレッスンしたければ、そうしますので、ご自分のモチベーションで遠慮なく希望を言って下さいね」

と仰って下さいましたが、むしろこういうレッスンの方がありがたいです。

何となく通し演奏が出来て合格、はもう要らないから、出来ていないところを徹底的に攻めて欲しいと思います。
それが今は完璧にこなせなくても、出来ていないという認識と、出来ない理由と足りない技術を明確にしておきたいし。