チェロ覚書♪♪チェロの試奏 ― 2009年08月01日

実は一緒にレッスンを始めた相棒ひろちゃんの
マイチェロ購入に付き添って今日は
いきつけの楽器屋さんへ行ってきたのです。
で、チェロと全く関係のない添付写真は
また高島屋の鮮魚売り場でゲットした真鯛のアラ、
1パックなんと50円!そして美しすぎる白身…
当然、またヒュメドポワゾン作りました♪
というわけで疑問の「アラ?」とひっかけてみたりして(爆)
冗談はそのくらいにして、先般の記事どおり
私はカルロ・ジョルダーノのアウトフィットSC-90(定価\60,000)という
同メーカー最低価格品を購入したのですが
ひろちゃんはもう少し上の価格帯の楽器を検討していました.
やはり末永く楽器とお付き合いしてゆきたい方は
それなりの楽器の現物を、実際確かめて買うべきだと思います。
といってる私が超低価格帯楽器に二度までも手を染めたのは
ちゃんと続けられたら、どちらも買い直すつもりだから(笑)
ヴァイオリンは真剣に買い直す気満々なんですョ。
当初の目標「ピアノ(7年)より長く続ける」は折り返し地点を越え、
このまま順調にゆけば、達成できそうですし。
ただ、買い直すからにはそれなり以上(私にとって)のものを
多少の出費は覚悟してお嫁に迎えたいので
じっくり時間をかけて…っていうかそろそろ貯金しよう…(爆)
そんなわけでとにかく私はまだヴァイオリン優先なので
チェロも腰掛価格で愛人に迎えたわけです(笑)
アホな冗談はさておき、弦楽器の購入は初めてのひろちゃん。
とりあえず手のかかるヴァイオリンを持っている私の
経験からの意見を多少参考にしてもらいつつ
今日に至るまで一般的なメーカーのパンフレットを集めて
予算やお店の方の意見で検討した結果
私の買ったカルロ・ジョルダーノの製品の中の、
中価格帯2点まで焦点が絞られました。
あとは実際触れるべし!
材質の違いなどはパンフで確認済みですが
楽器は当たりハズレもありますし、
音色なんて単純な好みの問題もありますしね~。
それに弦楽器は弦を替えるだけでも随分音が変わりますから
その点は後からいくらでもカスタマイズできますし。
後から替えづらい部分、替えると費用がかさむ部分が
どの程度初期段階でクリアされているか、
その辺りが焦点かな~と思っていました。
で、お店ではSC100(定価\100,000)とSC200(定価\150,000)
の二本を用意してもらったところ…
まず外観のあまりの違いにびっくり!
SC100は明るい茶色でニスの輝きがほとんどなくてマットな感じ、
SC200はワインレッドでニスがかなりツルツルピカピカです。
まず100の方から試奏。
弓は本体に付属のものとは違うものを使わせて頂きましたが
ほぼ同等品だそうです。
教室やマイチェロのよりだいぶ軽い弓でした。
音は…まぁ、それなりに響きます。
ひろちゃんは軽い弓のおかげもあってか、
教室のより弾きやすいと感じたよう。
ちなみに教室のチェロはスズキ製品らしいです。
マイチェロは最近一番低いC線のウルフだかなんだかよくわからない
「びよ~、うぉぉん」と鳴る異音が気になっていたのですが
この楽器はそういう音は出ませんでした。
うーん、それが値段の違いかな。
さて200の方はというと…
音、明らかに違いました。素人でも絶対わかるくらい。
立ち上がりの後で響く音が「ほぁん」という余韻になって
ふくよかな感じでした。
気持ちよい音だったので、つい
まだへたくそなスケールを弾いてしまったくらい(笑)
これより更に上の価格帯もあるのですが
お店の方いわく、100と200の差が大きく、
200はその上の価格帯寄り、100はマイチェロの90寄りな
程度になるそうです。
5万円の差は確かにありました。
これが10万円の差だったら諦めもつきますが
5万円でこの差…しかも購入後は弦を
ヤーガーとスピロコアに張り替えてくださるそうなので
音色が更によくなることはほぼ疑いなし。
というわけでひろちゃんはSC200を購入したのでした。
マイチェロのほぼ4倍のお値段です。
ほぼ同じ時期に始めたので、私はこの4倍の差を
技術でカバーせねばなりません…あはは。ムリムリ。
それにしても試奏って大事ですね~。
ヴァイオリンでも自分の楽器以外は
教室のサイレントくらいしか弾いたことがなくて
音の違い以外の感覚の違いって
どんなのかわからないのですが
チェロは明らかに違いましたね。
マイチェロの弦を押さえた時の感触と
今回試奏した二本の楽器で弦を押さえた時の感触が
かなり違いました。
今日の楽器は押さえやすかったです。
なんだろ…弦の違い?指板の違い?
ヴァイオリンを買い換える時は、
いろんな楽器をじっくり試奏したいと思いました。
それでせっかく試奏できるなら
やっぱ簡単な曲とかさらっと弾いてみると
違いがもっとよくわかりそう。
残念ながらチェロはまだキラキラ星変奏曲しか弾けないし、
あれA線D線しか使わなくて試す意味ないので
さくっとパスしましたが(笑)
せっかく楽器屋さんに来たので
ひろちゃんが試奏してる間、
ヴァイオリンの在庫棚にあった40~50万くらいの楽器を眺めて
よだれをたらしてました(爆)
いつかこんな楽器を嫁にほしい…。
コメント
_ ゆき ― 2009年08月02日 23時26分40秒
_ ありこ ― 2009年08月03日 00時19分38秒
今回は人の付き添いでしたが、今後自分が購入する際の参考にもなりました。
って、私が紹介した楽器屋さんなのですが、
私自身は弦とか、小物しか買った事がなかったので~(汗)
通販、手頃だし、同じものが店頭よりネット価格で安かったりするし、
便利ですよね~私はヴァイオリンも通販でした。
ただ、楽器に関してはやっぱり現物を見て
ちゃんと弾かないとわからないことが多いんだなぁというのが、
今回の率直な感想でした。
材質の違いはパンフでわかっていましたが、
高級ニスと普通のニスの違いくらいなら、安い方でよくない?
とか思っていたところ、実際弾いたら確かな差があって
結果はがらりと変わってしまったので…。
マイチェロはとにかく弾き込んで、ばよくらい指板ぼろぼろになるまで
頑張れたらいいなと願うばかりです。
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アラ?と思ったら鯛のアラ。
ありこさん、うまいっ!それが言いたかったんですね♪
おまけにアラ料理もうまいっ!(おーい、二人の座布団持ってけ~)
え~はい・・・それが言いたかったんですぅ♪^^;
ご友人のチェロ試奏に付き合われたのですね。
人の物ながらちょっとワクワクしそうです。
僕も5万円の差ならやはり音の響きがいい方を買いますよね。
(って通販で買った人間の言う事じゃないですけど~)
見た目的にはワインレッドでちょっと派手な感じ・・・?
この辺は好みがありますよね。見た目も大事です!
うーん、50万のバイオリンどういう音なのか試してみたいです。
でも楽器屋で試すのが恥ずかしい小心モノです・・・^^;