ヴァイオリン覚書♪9年10ヶ月~355回めのレッスン2015年02月24日

アンク(YAMAHAスーパーセミナー:アンサンブルクッキング)明けのレッスン。
お疲れ有給を取っていたので、クロイツェルの新しい練習曲の譜読みも一応全部さらっとやって、指番号もすべての音に書き込んでおきました。

アンクの報告をした後で、レッスンに入りましたが、びっしり指番号の書き込まれた譜面をみた先生、

「うわーーー、全部(指番号)しっかり書き込んでありますね~(笑)でも、全部必要ですか?なくても弾けると思いますが……?」

「いえ!全部書かないと弾けませんっ!」

「いやいや~そろそろ部分的な書き込みで弾けると思いますから、指番号に頼りすぎないようにしましょうね~(苦笑)


先生と一緒にゆっくり頭から弾いて行きました。
途中、書き込み間違いしてたり、勘違いしてるフィンガリングもあったので何カ所か修正して…12段めくらいまで進んだところでストップ。

指摘事項は一カ所。

「11段めからの二小節めの2音めのシは位置をキープしたまま弾きましょう。その方が続くフレーズの音程が捉えやすくなりますので」

まだ楽譜通り音を追うので精いっぱいで、ついつい指をバラバラに使ってしまいます。

「でも7より簡単に弾いていらっしゃいますよね。音程もほぼ正確に捉えらえていますし」

移弦がそれほど複雑ではないし、フレーズが上昇系下降系とか、同じフレーズが2回繰り返されたりと、比較的パターン化されているので、指や弓の反応も何とか追いつくかも。


ヴィターリ『シャコンヌ』
前回重音のタイミングに難点のあったこの↓フレーズから弾きなおしました。
 largamente=よりゆったりと 遅く
「いいですね!重音の響きもいいですし、タイミングも良くなりました!」

と今日は主旋律フレーズに関しては一発OK♪

(↑二段めの最後のフレーズ)スタッカートは、もっと元弓で発音良く弾きましょう」

指摘のあった最後の小節から続きのフレーズを弾きました。
 più vivo=今までより 活発に
 marcato=音のひとつひとつをはっきり奏する    
 2小節めからmeno f=今までより 強く
 3小節めからespress.=表情豊かに

「ここ↑もスタッカートはもっと歯切れよく、元弓でガリッと弦に引っかけるくらいのつもりで弾きましょう。
それから二段めの2音めのシは、D線1音めのソ(1)からポジション移動したレ(1)の位置を基準にして、A線のシ(4)を捉えるようにしましょう」

今日はスタッカートの弾き方にバシバシ指摘が入りますのぅ(苦笑)

弾き直して、いよいよ……苦戦している重音オンパレード↓
現在は黒字フィンガリング案から、青字のフィンガリングD先生案(ただし青字単音の0は2へ変更)へ変更しました。
未だにスラスラ完璧な音程では弾けませんので、多少突っかかりながらも、一度この↓フレーズを弾いた後、D先生から新たなご提案を頂きました。
 grandioso=壮大に
それが2段めの最後の小節、後ろ4つの重音に関するボウイングとスラーの変更です。
以前は下側へ黒字記載の”スラーをつけてダウン、アップ”で弾いていましたが…
「二段めの最後の重音2つ、スラーのアップボウで弾いていらっしゃいますが、多分ダウンアップで弾いた方が弾きやすいと思いますので…その前の重音からスラーなしのダウンアップ×2で弾くのはいかがですか?」
上側青字のとおり弾いてみたところ、特に最後の2つの重音が多少弾きやすくなったので、今回から変更します!

ハイポジ重音な上に4の指でブリッジして2の指を捉えなければならない苦手なフィンガリングなので、新しいフィンガリングで少しでも弾きこなせるようになるといいなぁ。

「前半は青字単音の0を2へ変更したおかげで、ずいぶんスムーズに重音の音程を捉えられるようになりましたね!
ただ、ちょっと左手のフィンガリングに気を取られ過ぎて、弓の角度
(苦笑)せっかく左手は反応出来ているのに、2音重音で鳴らせていない箇所がありましたので、落ち着いて2弦上へ弓をしっかり乗せてから弾きましょう」

あははは。自覚あったので、気をつけます!

「あとは…やっぱり中指が長いせいなんでしょうかね~?4&2の2の指が…かなり辛そうです(苦笑)
以前からE先生D先生も気になるとおっしゃった中指の形↓

こんな↓形が本来の形。
この通り、写真で撮れてるので、全くこの形が維持できないわけではないのですが、フレーズの中でやろうとすると…無理。
4の指がちょっとでも寝ると、2の指を押さえてる弦を触ってしまうため、とりあえず絶対に触らないような角度で捉えようとするんですよね。

一番最後の重音とか、終盤の1オクターブ重音も、フィンガリングの苦行なので……頑張りまっす!

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