世界ワインの旅φ_(*^▽^*)_ψ【講座1】伝統あるワイン王国 フランス2015年10月07日

この秋から、ワインの講座を受講する事にしたんです~えへへ~。
ただでさえ、楽器が忙しくなるシーズンに、なんでまた!?と驚かれるかもしれませんが、本年度は楽天レシピアンバサダーに就任して、ますますお料理とお酒とのマリアージュを考えたくなったし、職場ではイライラする事が多くて息抜きもしたかったし。

そんな折、以前縁あってお世話になったワインの先生が、文化センターで開講される新講座を担当されると伺い、コマ数やら場所やらの諸条件が自分に合っていたので、決断した次第です。

開講されたばかりで、生徒さんも4人!そして女性は私一人!
ワイン好きだけど、ジャケ買いばっかりで全然詳しくないから、めっちゃ詳しそうな男性陣に囲まれて戦々恐々でしたが……

初回なので、気楽に~という感じでスタートしつつも、勉強になる事が盛り込まれていたので、とっても楽しかったです♪

というわけで、忘れないように備忘録。

【伝統あるワイン王国 フランス】
ワインといえばフランスが思い浮かぶし、ボジョレヌーボー解禁時期になると、今や日本でもお祭りのようにクローズアップされる時代となりました。
そんなワインブームに乗っかって、国産ワインも増えはじめましたが、実は現時点で日本のワインにはまだJIS規格みたいな国家基準がないんですって。もうそろそろ出来るらしく……というか、ほとんどの国のワインの規格はフランスのそれを参考にしているそうです。A.O.Cとかってやつ。

("´_ゝ`)フーンとしか考えてませんでしたが、日本にも正式な規格が出来たら、国産ワインを購入する時の品質の基準になるんですもんね。関心を持っておきたいと思います。

害虫の被害で、原種のぶとうの木は絶えてしまい、ワインの本場フランスの現在のワインは他国のぶとうの木からの接木で復活したというお話も、歴史を感じて興味深いお話でした。

その後、フランスの主なワインの産地とその特色をざっくりとレクチャー頂いたのですが…
あああ…10年くらい前にフランス周遊旅行したんだけど、ただワイン美味しいばっかりで、全然そういう事知らずに終わっちゃって、もったいなかったなと改めて昔年の思い出が…。

ひととおりフランスワインの歴史と特徴を辿った後で、お楽しみの試飲&先生お手製おつまみ実食ターイムvvv

【1】2013 シャブリ(シャブリ100%)シャブリ地区
×ライスサラダ
蜂蜜のように甘い香りのする白ワインからスタート。
香りはかなり甘いんですが、口当たりはすっきりしていて、とっても美味しい!
今日の4本の中で一番好みでした♪
ちょっとお塩強めにしたと仰ったライスサラダとの相性もバッチリ★おつまみサラダを意識した時の調味も勉強になりました。


【2】2013 コート・ドゥ・プロヴァンス・ロゼ・キュヴェ・マガリ
(カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、サンソー、グルナッシュ)プロヴァンス
×ロースト赤ピーマンのムース
色合わせも考えて…と仰った2本めと2品めは、赤と赤のコラボ。
焼いてからムースに仕立てられたピーマンのムースは、香りと甘みがほどよくて、トマトソースの柔らかな酸味とベストマッチ。
ロゼは白ワイン寄りのスッキリ味で、おつまみの味を殺さないマリアージュでした。

ワインの色とおつまみの色を合わせるっていうの、意識した事がなかったので、我が家でも実践してみたいです。


【3】2012 コート・デュ・ローヌ・ルージュ・”トラディション”
(グルナッシュ80%、シラー20%)コート・デュ・ローヌ
×鶏肉のソテー バルサミコソース
テイスティングとか、テキトーに回してていい加減でしたが、講座なので一応の作法を習いました。まずは回さずに香りを嗅いで、今度は軽く回して、香りの違いを感じてから、一口含んで味わいを確認。

回してもあまり香りが変わらないワインと、変わるワインがあって面白いです。この赤もしっかりした味わいで、適度な渋味もあって美味しかった~vvv
バルサミコソースがしっかり絡んだ鶏肉も食べ応えがあったので、ワインが進んじゃいました(笑)


【4】2010 シャトー・グラヴァ
(セミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%)ボルドー/ソーテルヌ
×ブルーチーズ
先日、シンガポールでチーズバーのブルーチーズを蜂蜜と一緒に堪能したばかりなので、蜂蜜が欲しくなりましたが……
このコラボはさすが先生セレクト!
デザートワイン自体が蜂蜜のような味わいだったので、一緒に頂くとまさに蜂蜜×ブルーチーズのマリアージュ!

ほんと、ワインとおつまみの合わせ方ってそれぞれあるけれど、テーマとか、考えながら組み合わせたら面白いですね~vvv

今日は初回なのでお手柔らか授業にして頂いて、テイスティングの答え合わせなどは説明程度で終わりましたが、正確に舌で感じ取るテイスティング能力も徐々に養ってゆくとの事でした。

一過性の知識にならないよう、自分のワインライフに取り入れていけたらなぁと思います。