ヴァイオリン覚書♪8年10ヶ月~319回めのレッスン2014年02月18日

右腕の痛みと痺れは依然として恢復へ向かいませんが、弾いてる間はわりと忘れてる…ってか、じっとしてる時の方がジクジクと痛いので、前日も多少自習はしました。

残り物で作ったお弁当↓だけど、おにぎり弁当よりは品数あるから、これ食べてちょっと気分を上げて…
・ブロッコリーの芯と鶏そぼろバジルいなばと茹で卵のチャパタサンド
・カレー風味の発芽玄米マカロニサラダ

ロキソニンが切れてくるとやっぱり痛くって、仕事中も悶絶してましたが……退社前にもう一度服用し、レッスン前にスギ薬局でアンマパスを買ってすぐ肩甲骨へペタして、やれる措置はとってからレッスンに臨みました。

今日はちょっと駒がズレてたので、先生に調弦して頂く際もやや時間を要しましたけれど、その間のお喋りで先生の楽器もフランス生まれと初めて伺いました。

「やっと修理から戻ってきたんですけど、表板が割れて、指板も細いらしくて替えてもらって、結構大がかりな修理だったんですよ~~」

ひぇ~~~!!それは大手術!!

「でもそれでもっと古い楽器と思ってたのが、案外新しかったのがわかってちょっとショック?裏板に落書きがあるから安く買えたって、母が言っていたんですけどね~~」

と仰る先生の楽器の裏板を見せて頂いたのですが、落書きというか、意図的に装飾された紋章のような図柄が上下2カ所に刻まれていました。

「こういう装飾楽器もありますよね?その類とは違うんですか??」
「ええ、落書きみたいです。裏だから弾いてればわからないんですけどね。ありこさんの楽器も相当古いですよね?なんだか見た目も音の感じも、同じ匂いがしますvvv」

先生の楽器の方が茶色が濃くて、私のは黄土色に近い明るい色ですが確かに、表のフォルムとか裏板の感じが似ています。

という余談と、ちょっと右腕が調子悪くて……と一言お断りした後で、レッスンスタート。


■先生作:A Minorの3オクターブスケール
『ラ・カンパネラ』の調です。今日も四分音符単音で、最初は先生と一緒に弾きました。

「音程も、響きもとても良く鳴っていますね♪では3音スラーでも弾いてみましょう」

スラーにしたらちょっとポジ移動のタイミングを見失って(苦笑)弾き直しましたが、二度目は落ち着いて弾けたので音程はそこそこ安定して、流れもある程度保てたと思います。

「毛がベッタリ吸いついて、音質も音程もとってもいいです。後は三連符の弓の量を1音ずつ均一に使うと、1つずつの音の質がより均一になるので、大体弓の量を三等分して使うようにしてみてください」


まずは一人で通し演奏しました。速度は弾く前に先生が指定した多少ゆっくりめ。
だいたい暗譜できましたけれど、ちょっと不安なところはチラ見して、なるべく丁寧に弾きました。

「素晴らしいです!!ボウイングの癖が直って、もう音が全然違いますよ!この楽器が持っている本来の音が綺麗に鳴っていますvvv」

ホント!?やった~~~~!!!!
自習時間は増えるどころか減ってるくらいでしたけれど、自習する時はまず壁練で通して弾いて、ガラス扉に映った姿を見て肘が固定されているのを確認しながら弾いて、ちょっとでも動いてきたら、いったん右手の脱力を図り、左手で肘を押さえ、下腕を脱力してアップダウン均一に動かしながら解放弦でボウイングして確認…という練習を繰り返しました。

まだうっかりすると余計な力が入って上腕が動きかけたり、下腕の動きが小さくなってきて指弓に頼り過ぎたりする傾向がありますので、完璧に直ったとは言い難いのですけど、それでも出来ていない時の”気づき”が早くなったし、すぐに修正する術も身についてきました。

それらが結果となって音に表れたというのが、何より嬉しいですvvv
ヨメ(楽器)を迎えてもうすぐ3年めに突入しますが、それまで本来のポテンシャルで鳴らせていなかった事を反省しつつ……ようやく”家族”へとレベルアップかな???(笑)

「音質が安定してきましたので、後は部分部分で微妙に捉えきれていない音程を修正していきましょう。
前半はほとんど完璧ですので、4段目でポジション移動が入ってくるあたりから、全体的に若干ですが音程が下がり気味になってくるのを、意識的に高めと思って取るようにしましょう。
後半も1オクターブ跳躍するアルペジオでわずかの高低差がありますので、重音で1オクターブ鳴らしながらポジション移動する練習をして、指の位置と音程の感覚をより正確に詰めてみてください。
当初から格段に良くなっていますから、この調子で仕上げていきましょう」

出来なかった事が出来てると褒められた時の達成感は、気持ちがいいです~~vvv


★パガニーニ『ラ・カンパネラ』ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調より

クロイツェルと同じ事を注意しながら、サルタートの弓の使い方、腕と弓量を注視して自習してきました。

「前回、最後の重音が苦手と仰っていたので、まずそこを確認しましょうか」

3音の重音、1,2,3の指で3弦を捉えてズ、ジャーンと弾きます。
難易度が上がる要素としては、直前の単音がG線、そこから移弦し四分休符のうちにD1、A2、E3を捉えて重音となり、E3が結構拡張ポジションになるあたりでしょうか。
四分休符半くらい欲しい、というのが本音(苦笑)

まず重音を単音で3つ音程確認し、2音ずつ重音で鳴らして響きを確認し、三音重音でズ、ジャーンと鳴らして、直前のG線からの流れで演奏できるか確認しました。

ゆっくりめで弾いたので、わりとすんなり弾けたのですが、曲の流れの中で最後にちゃんと弾けるかな……ドキドキ。

今日はゆっくりめの速度で、伴奏君と、先生も帆奏して下さって一回目の通し演奏をしました。

音程はわりと正確に捉えられたし、サルタートも響きを殺さないよう注意して弾けていたと思います。
装飾音符もハッキリ聴こえるように注意しました。

が、伴奏君……中盤の”meno mosso”(メノ モッソ=速度を緩める)以降、特に指示のないところで結構抑揚がついてて”meno mosso”(笑)

先生も伴奏君に翻弄されて(笑)中盤はお互いうやむやのまま、最後まで弾き切りました~~~。

「うーーん。この速度(ゆっくりめ)だと”meno mosso”のところがかなり緩んできますね~~。全体的には音程は取れていらっしゃいましたので、最後のアルペジオのアクセントをハッキリつけて弾いて頂くとよいと思います。もう一度、今度は伴奏にメトロノームも鳴らして弾いてみましょう」

再びメトロノームを追加し、伴奏君と、先生も帆奏して下さって2回目の通し演奏。

メトロノームがあると、”meno mosso”である程度カウントを保って速度が緩んでいる感じがつかめたので、なんとか伴奏君と息を合わせて弾けました。
最後のアクセントも忘れずに、重音も落ち着いて音程を捉えて鳴らせたと思います。

次回は速度アップして弾く事になりました。
速度が上がっても同じ事を注意しながら弾けるか、というところがポイントになってきそうです。

チェロ覚書♪♪Mimoza Consert2014年02月16日

今日はチェロの先生のアンサンブルコンサートへ参ります。
差し入れしようと思って、前日仕事帰りに買ってきたお菓子。
★小倉山荘
・恋いろ想ひそめし 筒箱 714円
恋いろ想ひそめし(紅茶、ブランデー、塩キャラメル)
単品は自分用のリピ買いです(笑←やっぱり買った)

★eco名駅店
いつものように花束も。
先生、赤がお好きだから、赤を基調にして作って頂きました。これで2,100円vvvお値打ちです。
あ、パスケースは大きさの参考までに(笑)

コンサートは午後からだったので、先にランチしました。
あまり来る事のない地区でしたので、カフェ系とかもリサーチしたのですが、カフェなら帰りにお茶してもいいかなと思い、お食事系のお店をセレクト。
目の前で調理された揚げたてが食べられる天ぷら屋さんです。

・天ぷら定食 1,500円
松花堂弁当にも惹かれたのですが、一人で何種かの天ぷらを揚げたてて頂くのって一人暮らしでは難しいので、天ぷら定食にしました。

個室もあるみたいですが、入ってすぐのフロアはカウンター席のみ。赤だしに白飯、お漬物、天ぷらは粗塩と大根おろしと、澄んだ関西風の明石焼きの出し汁みたいな天つゆが出てきました。
海老、玉ねぎ、さつまいも、茄子、キス、おくら…あと1、2品あって、最後に海老。

最初は揚げたてをすぐ頬張っていましたが、中盤は冷めないタイミングで揚げきって、このように盛ってくださいました。

サクサクでどれも美味しかったvvv
大きさもちょうどいいし、玉ねぎはくし形の横半分カットで揚げられていて、甘み&食感をしっかりと感じられました。
私たち以外は常連客のようで、大将との会話も弾んでいましたけれど、私たちにもご飯のおかわり(炊き立てでこれまた旨し)を訊ねて下さったり、口コミどおりのアットホームで落ち着くお店でした♪

ほっこりした気分で、コンサートへ。

マンションの最上階をホール仕様に改装?しているようです。
こういうホールは初めて。
下足ではなく、靴を脱ぎスリッパへ履き替えて客席へ入ります。
自由席だと大抵奥ゆかしい日本人の皆さんは前1、2列を空けて着席されますが、私は遠慮なく最前列の真ん中を陣取りました(笑)
本日の演目は二部構成。
ピアノ、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ(先生)の編成なので、主にトリオの曲で出演者が入れ替わりながら進められました。

-第1部
・ピアノ、ヴァイオリンとクラリネットの為の組曲op.157b(ミヨー)Pf,Vn,Cl
・愛の挨拶op.12(エルガー)Pf,Vn
・3つの歌op7第1番 夢のあとに(フォーレ)Pf,Vc
・インマー クライナー(シュライナー)Pf,Cl
・ピアノ三重奏曲 第1番ニ短調op.49第1楽章(メンデルスゾーン)Pf,Vn,Vc

-第2部
・悲愴三重奏曲 ニ短調第3楽章(グリンカ)Pf,Vc,Cl
・ブエノスアイレスの四季より「冬」「春」(ピアソラ)Pf,Vn,Vc
・組曲くるみ割り人形op.71aより「花のワルツ」(チャイコフスキー)Pf,Vc
 with アンコール さくらさくら変奏曲 Pf,Vn,Vc,Cl

先生はフォーレ『夢のあとに』をピアノ伴奏つきで演奏なさったのですが、フォーレって元々歌曲が多いからか、人間の声にもっとも近いと言われるチェロの音色がとても合っている気がします。
このホール、正直音響はそれほど良くないのですけど、逆に間近で聴くと音色が直接伝わってきて、反響音ではない分ライヴ感があります。
改めて、フォーレはチェロがいいなぁ…と思いました。

「インマー クライナー」は、曲の中でクラリネットのパーツが段階的になくなっていく……という趣向になっていて、楽しかったです。

大好きなメンデルスゾーン『ピアノ三重奏曲』は第一部の最後に演奏されましたが、難易度が高いと前説があったとおり、聴きごたえがあってドラマティックvvv
こういう激しく和音がせめぎあうような曲は、客席と舞台が分断されたコンサートホールじゃない方が、迫力がありますね。

第一部はピアノ伴奏と各楽器という曲が多かったのですが、第二部はトリオと、最後にチャイコフスキー『花のワルツ』で全編成がありました。

アンコールは日本歌曲の「さくらさくら」を4楽器編成に編曲した変奏曲。春らしい曲で締めくくられました。

レッスンでも先生の模範演奏は直に拝見していますが、自分のレッスンしてる曲がまだまだ初心者レベルなので……聴きごたえのある名曲を聴けて楽しかったです。

今日は同門の生徒さんであるHiさんと、同教室でもう一人のKa先生の生徒さんであるHiさんの両上手なHさん方もいらっしゃり、帰りにお茶のお誘いを受けたので、1時間半ほどお喋りしました。

近くにミスドしかなかったから……でも結局、ご馳走になってしまった。
実はKa先生門下Hiさん主宰のチェロ茶会が来月開催されます♪
かなりお上手なHiさんですが、とても勉強熱心で、クラシックの演奏家やCD、コンサートにもお詳しいので、今日も貴重なお話を伺えましたし、茶会でも更に楽しいお話しがうかがえそうです。

っていうかホント、今年はチェロをもうちょっと何とかしなくては。
二年逃げてきたけれど、温かく迎えてくださるチェロ生徒の皆さんにリフトアップされてここまで気力を取り戻したので、少しでも演奏で協力できるように努めたいです。

ヴァイオリン覚書♪8年10ヶ月~318回めのレッスン2014年02月04日

昨日あんなに暖かかったのに、今朝は寒い~~!
なので、朝から作り置きのけんちん汁で、内側から温めました。
豆菓子つきvvv
実は昨日、巻き寿司をつまみに呑んだらお酒が進んでしまい、コテっとホットカーペットで爆睡しちゃって…節分豆かわりの豆菓子を食べそびれたので(笑)


さて、なぜか今年に入ってから、先生が調弦をして下さるようになり…それは楽チンなのでありがたいのですけど、今日はうちのヨメ(楽器)をじっくりご覧になって……

「相当古い楽器をお使いのようですね…え?1711年!?」

偽ラベルを見てびっくりなさった先生(笑)

その他楽器の事で訊ねられた点は、”うちのヨメ”リンクを参照のとおりご説明しました。




というわけで、レッスン開始。

■先生作:A Minorの3オクターブスケール
『ラ・カンパネラ』の調です。今日も四分音符単音で、最初は先生と一緒に弾きました。

弾き終わった後すぐに、

「よく音程は取れていらっしゃるんですけど、もうちょっと鳴る音が出る気がするんですよね…ちょっと気になったんですけど、弓を見せて頂いていいですか?」

”鳴る音が出る”と仰ったのは、調弦で先生が私の楽器を鳴らしてから、いざ私の音を聴いて違いを感じられたという事なのでしょうか???

私の弓をご覧になった先生は、弓の張り具合を修正なさいました。

「ちょっと張り気味ですね。もうちょっと緩くていいです。このテンションだと、弓がパキッと折れてしまう可能性があります。大事な弓ですので……それに、このくらいで弾いた方が乗せやすいと思いますよ」

楽器の古さから弓も高価格帯だと思われたのかもしれませんが、楽器の価格に対して100分の1スケールにも満たない価格帯の激安カーボン弓ですから~~~あはは~~~。

そういえば、どうにも合わない今の緩テンションな弦に変えてから、弓の反発が強いせいもあって、ボウイングの制御がしづらいため、自己判断でちょっと張り気味にしてたのを忘れてました。

今はだいぶ弦の伸長が落ち着いてきたので、弓の張り方も変えなきゃいけなかったらしい。

二度目は一人で弾きました。

「綺麗な音が鳴ってますね!音程はよく取れていらっしゃるので、たまに音が中膨らみするのを注意して続けましょう」

腕弾き注意!と思って壁練し、腕の使い方ばかりに集中してたので、中膨らみしないように弾く事をすっかり忘れていました。
スケールひとつとっても、出来ていない事が多いですね…。



あ、壁練(壁で練習)がわかりづらいかも?と思って、暇つぶしに落書きしてみた↓ので、興味をお持ちのばよ弾きさんは参考になさって下さいませ(笑)

●壁練:ヴィブラート編

渦巻の部分を壁へ接触させ、壁で楽器を支えた状態で、左手の各指にヴィブラートをかけます。
かけはじめの頃はバランス感覚に慣れなくて、どうしても楽器が動いてしまったり、支えきれなかったりするのを、壁が補助してくれるので、ヴィブラートの動きに集中できます。

壁に楽器を当てて傷がつくのはイヤ~という方は、ハンカチなどで間接的に当てると良いでしょう。
※ヴィブラート壁練は私、さすがに卒業してます。


●壁練:ボウイング

右腕の肘を壁へ接触させ、壁で上腕を支え肘を固定した状態で、下腕だけを動かしてボウイングします。
腕全体が動いてしまうのをおのずと防げるので、肘が支点になっているバランス感がより自覚でき、下腕の動きへ集中できます。
今実践中はこちらです。



今日は全部暗譜、楽譜に頼らず、まずは一人で通し演奏しました。速度は丁寧に弾けるようゆっくりめで。
ちょっと記憶が途切れて詰まったところを除けば、腕の固定にも努めたし、壁練の成果はあったと思います!

「だいぶ良くなってきましたね!音程も、完璧ではなかったですが、大体フレーズの流れの中で捉えた音が出せていました。
惜しいのは、腕を固定しようと意識しすぎて、二の腕だけじゃなく下腕にも余計な力が入って動きが固くなってしまってい事ですね。力を使わなくても音は鳴らせますので、下腕は肘を支点にもっと楽に動かしてください。
それと、アップダウンの弓量がどうしてもアップで少なくなってしまって、だんだん先弓寄りになったり、弓量が少なくなってきてしまうので、均一に弓が使えるようにボウイングしましょう」


右腕の動かし方をA線解放弦で確認して、アップダウンの均一な動きも確認してから、もう一度、完璧に暗譜できている前半3、4段までを、速度アップして弾きました。


「だんだん良くなって来ていますので、もう少し続けましょう」


旋律もだいぶ頭に入ってきたし、全部の音が同じ長さの音符なので壁練しやすいです。
この練習曲で、身についていない技術を、ひとつずつ丁寧にこなしていけたらいいな。



★パガニーニ『ラ・カンパネラ』ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調より

今日はまず、サルタートの弓の使い方を確認しました。

「さっきと同じで、肘を支点にした下腕を動かして、力は使わずに自然な反発を利用します。弓の量はアップダウン均一です。やってみましょう」

A線の解放弦を使って、ゆっくりめの速度で動きを確認してから、速度を上げても出来るか確認しました。
動きの感覚は掴めてきましたが、ここに左手の動きが入ると勝手が違うんですよね~~~(T-T)

そして一人で頭から演奏スタート。
でもいきなりツッコミが入ってストップ(T-T)

「出だしはオクターブの跳躍なので、弓量をもっと使っていいです。同じフレーズの繰り返し2回目は出来ているんですけど、なぜか最初が弱いので、発音よく鳴らしてください」

んーーー多分、解放弦からフラジオレットで始まるので、音程取るのに身構えて何となく慎重になっているのが、音に出ているんでしょう(苦笑)
冒頭だけ確認演奏してから、弾き進めて……前打音や装飾音符が沢山入ってくるあたりでストップ。

「もっと全ての音の粒をクリアに鳴らしてください」

サルタートの動きに注意しながら弾くので、左手の動きが疎かになってしまいました……。
両方に神経を遣うのはやっぱり難しい……。

”meno mosso”(メノ モッソ=速度を緩める) に入り、フレーズのニュアンスが変わっても、その前と似たような技術が続きます。

「”meno mosso”ですが、伴奏くんのニュアンスではあまり極端なテンポダウンはありませんでしたので、曲調が少し変わるという程度で、速度に関しては意識しなくてもいいです。ただし、下降系のフレーズに入るところが、音程はいいんですけど、ちょっと弾き方が機械的すぎるので、ここは音量を上げてから、徐々にデクレッシェンドして変化をつけましょう。弓の量でニュアンスをつけてみてくださいね」

先生のお手本を確認してから、弾き直して確認。
だんだん、少しずつ右手と左手の使い方に注意して弾けるようになり、音程も安定してきたところで、今日のシメに先生と一緒に通し演奏しました。

先生と一緒だと、リズムも音程も取りやすいので、他の事に神経が遣えます。

最後の重音だけは、音程を取るのが難しくて、一瞬身構えて確認してからじゃないと捉えられないので、そこでストップしてしまいました…。

「ふふふ、ここは難しいので、また次回やりましょう。
全体的に音程はよく捉えていらっしゃるし、サルタートもだいぶ綺麗に鳴らせるようになってきましたので、ちょっとしたニュアンスの変化もつけて弾けるようにしましょう」

初心者にレッスンするような基礎もしっかり見て頂きつつ、難しい技術も分解して丁寧に見て頂きました。
引き続き、腕弾きにはくれぐれも注意して……ひとつひとつの技術を見過ごさずに修正してゆきます!

そうそう、コレもちょっと今欲しい…

駒寄り、指板寄り、という弾き方はできませんが、クロイツェルみたいな練習曲の時にこれを使ったらいいかなって思って。
弓の角度が流れるという指摘を受けているので、正しい感覚を強制的に掴んで矯正してから、曲の練習をするといいんじゃないかなと思っています。

違うタイプの類似グッズは知っていたけれど、これコンパクトで良さげです。


★★蛇足★★★★★★★★★★

今日はヴァイオリンで嬉しい事がありました。

私の「ヴァイオリンがずっと心に残っていて」というお言葉を、さるお方から頂戴したんですvvv
昨年の私の演奏を聴いて、「とても良かった」と褒めて下さった方からのその言葉は、まさに私がヴァイオリンを続ける意味

「上手」とか「素敵」「感動した」って言葉も、もちろん嬉しいです。
たとえお世辞だって嬉しい。

ただ、「心に残る」という言葉は私にとって特別。
(だからと言って強要しているわけではありませんよ笑)

ちっとも上達しなくて、相変わらず技術的にまだまだ拙いけれど、それでも誰かの記憶(思い出)の欠片となって留まるような演奏が出来たらいいな、と常々思って続けてきました。

それが実感できた瞬間でした。
何とかこんとか、続けてきて良かったなと思います。

これからも頑張りますvvv

チェロ覚書♪♪第4期SKE:3期反省と英気を養う新年会2014年02月01日

色んな意味で闘いの日がやってまいりました(爆)
朝から戦に臨む武将の気分(笑)で、身支度を整え、朝餉をしっかりと準備。

ほうれん草グラタンベーグル(ジュノエスク)の生ハム(ダルマイヤー)チーズ(メグミルク)レタスサンド
・レンチン林檎のせプレーンヨーグルト(名古屋牛乳)
朝餉っていうか、モーニング???

辞世の句がわりにラテアート。

……どこが戦当日の朝ですか????

お昼ごはんも食べる余裕がありそうだったので、パパッと作って頂きました。


これでやっとアンパンマン蒲鉾使い切った~~。
って、だからどこが戦い?????

昼の戦いに備えた資料、夜の闘いに備えた資料と↓コレ↓を鞄へ忍ばせ。

いざ出陣!!!!!(テーマソングはNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』でお願いします)

昼の戦いは、アムール・デュ・ショコラはしご
今日はJR名古屋高島屋松坂屋名古屋店三越名古屋栄店、バレンタイン催事場を三軒はしごして参りました!!
そんなにチョコが好きなのか!?と問われたら、「いや、むしろ苦手です」

でも、この時にしか名古屋に来店しないところとか、限定品とか、グルメハンターとしては気になるんです……えへ。

戦利品と総評については次の記事でまとめる事にして、とりあえず戦い疲れたので、夜の戦いに備えてしばし休息。

キウイのタルト(ア・ラ・カンパーニュ)とアイスアッサムミルクティー
画像が小さいのは、ケーキが小さいからです(嘘)

で、夜の戦い前に、↑例のブツ↑を仕込んでから移動しました。


栄のコンサートホール帰りに寄るのがちょうどいい立地と、タパスがちょい呑みにちょうどいいので個人的に度々利用させて頂いてるお店です。

今日は私設アンサンブル:SKEの第4期に向けた新年会で使わせて頂きました。
いつものビストロが予約取れなかったのでね……ボソ。

私設アンサンブルも今年で第4期、それなりに歴史と経験を積んできました。
発足の動機は、チェロ教室の公設アンサンブルに参加して、そこでは出来ない事をやりたいと思ったから。

SKEの趣旨は、

(の教室アンサンブル)にない演奏、演出、衣装の複合的パフォーマンス

にあります。
その趣旨に賛同して下さった生徒さんを勧誘し、編成を変えつつ今に至るわけですが、演奏だけ上手くてもダメ演出や衣装に走りすぎてもダメ、文字通り総合的にバランスよくパフォーマンス出来ている事が重要なのです。

それらを半ば実験的に行ってきた過去3回……反省点もあり、成功もありました。
その正も負も全てSKEの貴重な財産ですから、この財を活かして、更にグレードアップしたい今期。

幸いまた新たなメンバーを迎える事ができましたので、顔合わせを兼ね、総勢6名、前述を踏まえたまさに陣立ての場です。

まずは全員泡でカンパーイ!!
と同時に、呑み放題:制限時間100分勝負開始!!
タパス4種盛り合わせをがっつきながら、泡をあっという間に呑み干す…。

生ハムのコロッケチョリソーとバジルソーセージのプランチャ(鉄板焼き)
写ってないけど、鶏レバーのパテ バケット添えも。

マッシュルームのアヒージョ バケット添えもキターーーー。

国産豚肩ロースのプランチャ 岩塩添え ボリューミーで食べきれない…

スペシャルパエリア 待ってました!!
あと季節のシャーベットが来て、飲み物のラストオーダーもめいっぱい注文しますた。
とりあえずスパークリングワイン2杯、ワインクーラー1杯、ベリーニ2杯、ミモザ1杯、サングリアをデキャンタから2、3杯、白ワインをデキャンタから3、4杯は呑んだでしょうか。
100本勝負、ひとまず勝ったかな??????(爆)エイエイオーーーー!

ってヲイ!↑これ↑陣立て違うしっ!!!!

遅くなりましたが、ここからが本題。

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今年のSKEの課題曲は


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です。
参考動画は曲名からのリンクを参照ください♪

メンバーの皆様には昨年から口頭でお伝えしていましたが、本日の打ち合わせ(ええ、ちゃんと打ち合わせしてますよ!)で楽器編成もだいたい決まりました。

 FL&篠笛&Vo:FL-ペーチャさん
 Pf&Vo:Wさん
 Cajon&Vo:Nさん
 Vc&Vo:相棒hikoちゃん
 Vn&Vo:期待の新メンバーOさん
 Vn&Vo:

過去3回にない事をやろうと思うと、ネタが尽きてきますが…
とりあえず今回は全員ボーカルです!!イェイ!!

編曲はすでに正月休みからスタートしております。

え?おやつ休憩じゃないかって???
よく見て下さいよ!おやつのお皿がちがうでしょ?違う日、に繰り返し作業してる証拠ですってばvvv
考えるとカロリー消費するから、こういうオヤツは必須です!(笑)

グレイゾーンな楽器があったので、現時点では5割くらいまでの進捗状況ですが、それを本日各位に確認して、ほぼ楽器編成は決まったものとみて、今後は本作業にかかります!

それにしても今期は皆さん、ヤル気満々だな~~~。
「早く練習したい」「合わせ練習の回数を増やしたい」というご意見も多く、よほど昨年の失敗点が痛かったんだろうな…と思いました。積極的で主宰としても嬉しいです。

二次会でも衣装の話などで盛り上がりました。

常にSKE史上最高のパフォーマンスを目指して、今期も頑張りたいと思います!!
皆さんよろしくお願い申し上げます!!

てなわけで、皆の衆、いざ出陣じゃ~~~~~~!!

ヴァイオリン覚書♪8年9ヶ月~317回めのレッスン2014年01月28日

YAMAHAアルバム3の制覇が近づいてまいりましたので、ぽん0423さんブログの真似っこで一覧記載してみますvvv

01. ローズ / アマンダ・マクブルーム【了】
02. 君を愛す / L.V.ベートーヴェン【了】
03. ホール・ニュー・ワールド / アラン・メンケン【了】
04. G線上のアリア / J.S.バッハ【了】
05. 威風堂々 / E.エルガー【了】
06. ガヴォット歌曲 「 ロジーヌ 」より / F.ゴセック【了】
07. イパネマの娘 / アントニオ・カルロス・ジョビン【了】
08. 私を泣かせてください 歌劇「 リナルド 」より / G.S.ヘンデル【了】
09. シチリアーノ / ガブリエル・フォーレ【了】
10. ニュー・シネマ・パラダイス・メドレー / エンニオ・モリコーネ【了】
11. 冬 「 四季 」より / A.ヴィヴァルディ【了】
12. サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー / G.ガーシュイン【了】
13. ルロイ・アンダーソン・メドレー / ルロイ・アンダーソン【了】
  (Blue Tango,Plink Plank Plunk,Syncopated Clock) 
14. 情熱大陸 / 葉加瀬太郎【了】
15. 愛の挨拶 / E.エルガー【了】
16. 「 タイス 」の瞑想曲 / J.マスネ【了】
17. ソナタ ト短調 / ヘンリー・エックレス【了】
18. ラ・カンパネラ ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調より / N.パガニーニ 着手
19. チャールダッシュ / ヴィットリオ・モンティ
20. トップ・オブ・ザ・ワールド / ジョン・ベッティス & リチャード・カーペンター【了】
21. 日本歌曲メドレー / 岡野貞一、山田耕筰、成田為三【了】
  (故郷,赤とんぼ,浜辺の歌)
22. 主よ人の望みの喜びよ / J.S.バッハ【了】
23. カノンとジーグ / ヨハン・パッヘルベル【了】
24. アヴェ・マリア / シャルル・グノー
25. 間奏曲 「 カヴァレリア・ルスティカーナ 」より / ピエトロ・マスカーニ【了】
26. 2つのヴァイオリンの為の協奏曲 / J.S.バッハ【了】
27. ハンガリー舞曲 第5番 / ヨハネス・ブラームス【了】
28. リベルタンゴ / アストル・ピアソラ【了】
29. 見上げてごらん夜の星を / いずみたく【了】
30. ユー・レイズ・ミー・アップ / ロルフ・ラブランド【了】
31. 花のワルツ 組曲 「 くるみ割り人形 」より / P.チャイコフスキー
32. セレナーデ 「 アイネ・クライネ・ナハトムジーク 」より / W.A.モーツァルト【了】


が未着手です。あと着手含めて4曲。
誰もが知っているような定番曲ばかりですので、すでにレッスン終了した曲も、今後様々なシーンで使えそう。
っていうかすでに去年、結婚式の演奏でだいぶお世話になりました(笑)

さて、今年は徹底的に基礎を見直す年になりそうです。
ここ数年は色んなジャンルの曲をじゃんじゃん弾いて、場数を踏む事に比重が傾いていましたが、今年は…前半は楽器関連のイベントもないし、こなす曲数は抑えて、身についていない基礎を叩き直せたらいいなと思っています。

■先生作:A Minorの3オクターブスケール
『ラ・カンパネラ』の調です。今日は四分音符単音で、じっくり音色を確認しながら弾きました。
実は先弓を使いすぎないよう、弓の真ん中あたりへシールをつけまして(笑)、8年もレッスンしてて今更滑稽ですけれど、出来てないからしょうがないし、なるべく基準前後で弾くよう注意できるようにしました。

「響きはとてもいいんですが、下降系がまだ安定しないので、移動した時の指の形をキープしましょう」

「暗譜できそうですか?」と訊ねられたので、「大体はできたのですが、苦手なところでまだちょいちょい詰まります」と正直にお答えして、まずはなるべく暗譜で通し演奏しました。

なるべく真ん中より半弓あたりを使って、楽譜をガン見しなくてもよくなった分、弓に貼った基準シールが常に真ん中あたりの視界に入っているよう気をつけて弾きました。
弓もベッタリ弦へ吸い付けて、左手はなるべく弦のそばにスタンバイしているよう、かなり意識していました。

おかげでそれらに関しての指摘はありませんでした!完璧ではないにせよ、だいぶ安定してきたと思っていいのかな???

もう一度頭から、少しずつフレーズを分解して通しました。
今度は音程に厳しいチェックが。

「まだ移弦が多くなると弓が流れる弦に対して垂直になっていない傾向にあるので、角度をよく見て弾きましょう。確実に良くなってきているので、大丈夫ですよ。
音程もほとんど取れていらっしゃるので大体はいいです。指摘した音も、間違いではないのですが、フレーズの流れの中で一番美しい響きの音ではないというレベルです。音感が良くて2、3度めで修正をかけていらっしゃるので、ご自分でその音はわかっていらっしゃると思いますが、1回目で捉えられるようにしましょう。そのためには、こういう
分散和音の中でも旋律になっている音を拾い出して、その流れの中で、”この流れのレにはこのドを”というふうに当てはまる音を掴むといいです」

ピアノだけ弾いてたら???の世界ですが、要するに平均律純正律の事です。
弦楽器の1音のストライクゾーンって案外広いんですよね。野球でいうと、楽譜上の1音に対して、ピアノがど真ん中のストレートしかないなら、弦楽器にはストライクゾーンすれすれの高めがあったり、という事を指摘されています。
フレーズの流れの中では、高めの音が要求されることもあるので、それはわかっているのですけど、探っちゃいますね~~(苦笑)

「弓のアップダウンはどうしてもアップが弱くなりがちですので、アップの弓圧にも注意してください。私も自分のテキストに先生が、アップが好きになるように書き込みして下さったんですよ♪」

と、先生ご自身のテキストを見せていただいたら、ホントだ!鉛筆で

 I ❤ V(アップ記号) ”アイラブアップ” 

て書いてある!(笑)
E先生の先生はお茶目な方だったのですね♪


★パガニーニ『ラ・カンパネラ』ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調より

まずは先生と一緒に、ゆっくりめの通し演奏をしました。
前打音や装飾音符の発音を良くする事、スタッカートで弓量を使って響かせること、課題はたくさんありましたが、意識してなるべくいい響きで発音良く弾けるように努力し、まずまず落ち着いて丁寧に弾けたと思います。

が、やっぱり厳しいツッコミが。

「音程はほとんど問題ありませんので、音質を高めていきましょう。
そのためには、元弓をもっと上手に使えるようになるといいですね。この曲はほとんど元弓だけで弾けますから、特にスタッカートの部分は元半弓を使って弾くようにしてください。最初のスケールを元弓だけで弾いてみてから、カンパネラを弾くとよいと思いますよ。
それと、前回言ったスタッカートの半円の動きなんですが、まだ弓の量が足りないので、もうちょっと使ってみましょうか。自然に跳ねるんじゃなく、跳ねようとして力が入っている感じなので、若干音が上擦ったりして綺麗な響きが殺されてしまっています。
そうですね、少し手首の動きに頼りすぎて、手先で跳ねる音を作っている感じなので、ちょっと手首の動きは固定して、腕の重みを使ってみてください。
あとは、どうしても移弦が多いと腕で弾いてしまっていますね~~。二の腕は固定して、肘から下だけを動かすようにしてください。腕が動いてしまうので、手前へ速く弓が流れる傾向にあります。二の腕が固定されれば、弓の角度は安定しますから、一度壁で練習するといいですよ

久々に壁練きました!(笑)

伝説のA先生の時も、ヴィブラートを壁練でやりましたが、腕弾きの修正にも壁練ですか!ヴァイオリンで壁練って、もはや私の中では常識となりそうです(笑)

という笑い話はおいといて、腕弾きは深刻な悩みですよ……。
無意識でやっちゃうし、弾いてる最中に自分でわかりづらいから、厄介です。

部分的にそれらの動きを確認演奏した後、一人で前半だけ弾きました。
腕を固定する意識をしながら、スタッカートの動きやら、元半弓の弓量やら、色んな事を注意しなくちゃならなくて、音程はぐちゃぐちゃになりました……。

フォームなんて度外視した方が、音感頼みで無難に正しい音程を捉えて弾けます。
が、それじゃただ弾けるだけで、音楽的じゃないのでしょう。むむむ……

壁練と同時に、また何層もの大きな壁が立ちふさがってきましたが、今年は地道に克服していこうと思います。

ヴァイオリン覚書♪アリーナ・イブラギモヴァ2014年の来日続報2014年01月23日

自分への備忘録として、以下へまとめておこうと思います。
今年のイザイは東京公演の方が先発してますから、東京公演のレビュウもいち早くチェックしたいですしvvv

★アリーナ・イブラギモヴァ イザイ無伴奏ソナタ全曲演奏会
 第1番 ト短調/第2番 イ短調/第3番 ニ短調/第4番 ホ短調/第5番 ト長調/第6番 ホ長調

 in トッパンホール(東京) 2014年4月30日(水)19:00~
  ※現在発売中、一応残席わずかのようです。
   
 in 電気文化会館ザ・コンサートホール(名古屋) 2014年5月3日(土)15:00
  ※1月27日(月)10:00発売開始

名古屋はゴールデンウィーク真っ最中なので、遠方からのファンさんにはありがたい日程ではないでしょうか???
私はすでにチケット確保しておりますので、ドキドキワクワクですよvvv

リンクの東京のチラシ……謳い文句がいちいち素敵…vvv
名古屋のチラシを私が作っていいなら、そりゃもう、ありったけの美辞麗句で誇大広告したいわっ(爆)

そういえばつい先週も、NHK-FM:クラシックの迷宮でアリーナが取り上げられていたようです。(私の試聴室~アリーナ・イブラギモヴァ
そのうちまた、クラシック倶楽部で東京のコンサートのライブ録画とか放送してくれないかしら???

****

そして小耳にはさんでいた年末の演奏会情報も入ってきました!

★アリーナ・イブラギモヴァ バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ全曲演奏会

 in?????????(東京) 2014年12月??日(?)

 in 電気文化会館ザ・コンサートホール(名古屋) 2014年12月23日(火)
  ※1日2回公演に分けて、全曲演奏するようです。

すみません、東京公演の詳細情報をご存じの方がいらっしゃいましたら、是非コメントください(笑)情報更新します!!

年末は例によってワタクシ、チェロ教室の発表会があり、練習&本番(ソロ参加なら間違いなくアリーナを取ります!が、主宰アンサンブルでの参加だからそれはムリ)と被るのが一番心配だったのですけど……大丈夫でした!!ホッ!!
大丈夫どころか、すべてが終わって放心状態になってる時期だから(笑)、それこそ聴いたらあっさり昇天しちゃうんじゃないでしょうか(爆)

それにしても、アリーナに関しては私、「この出会いは運命だったのよぅ!!」と思いこむくらい、いつも私の都合にマッチングしててビックリです。
運命とか全然信じないけど、アリーナとの偶然の出会いからこれまでの軌跡を思うと、あの時期に出逢って、今こうしてドップリ浸かっている事が、当初は不思議だったのに今や私の生活にものすごく自然にフィットしてて、すっかり当たり前になってる感じ。

深呼吸をするように、アリーナの音を聴く日々。
ええ、iPodに入れてるから、一週間の大半は聴いていますよ(笑)
でも、ライヴを知ってしまったら、逢えない日々が歯がゆいです……っ。
早く逢いたいなぁ~~。

ヴァイオリン覚書♪8年9ヶ月~316回めのレッスン2014年01月21日

昨日あった嬉しい事。↓チケット最前列をゲット出来ました♪↓


出来ましたっていうか、まだ一般販売前なので「して頂きました」、と申し上げるのが正しいのですが。
来週から一般販売されますので、名古屋近郊のクラシックファンさんは是非♪(なにこの余裕感…苦笑)
それもこれも昨年のベートーヴェン全曲演奏会で、ご縁あってお近づきになれたアリーナファンさんからのご厚意とご尽力による賜りものでございます。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

哀しい出来事もあったけれど、また素晴らしい演奏に出逢える日を楽しみにして…私もヴァイオリンと向き合いましょう!

喉風邪で咳き込むため、なかなか集中練習できませんでしたが、なんとか週末に自習して臨みました。

三段目までは暗譜が安定してきたので、全部暗譜しようと思って頑張ったのですけど、まだ苦手な小節がいくつかあって、そこで詰まります…。
ので、今回はとりあえず音程をしっかり捉えられる段階までにしておこうと思いました。

まずは頭から全て通し演奏。
暗譜出来ている前半はほぼ暗譜で、途中からはしっかり楽譜を見ながら、前回捉えきれなかった音程をクリアできるように頑張りました!まずまず同じ音は同じ音色で、弾けたと思います。

そこは先生も評価してくださいましたが…
ここからは暗譜できている前半を中心に、基本的な技術を徹底追及されました!

 ・弓の量が少なすぎて、弦に弓が乗りきらないままの音になっている。
 ・弾きづらい先弓寄りの半弓あたりを、少ない弓量使っているため、
  二の腕が固定しにくく腕弾きになる。
  真ん中半弓あたりをしっかり使う

 ・弓の毛がベッタリ乗り切らない事が多い。
 ・上記によって弓の角度が安定せず横へ流れる
  →弓毛全てが弦に吸いつく角度で乗せる

 ・左手に無駄な動き(上からたたきつける)が多い
  →置いて、離すつもりで、その動きは最小限にとどめる

これらに関連する事ですが……先日コメント欄でチラッと書いた件
昨年のチェロ教室発表会で友人が撮ってくれた演奏動画を、先般改めて出演曲全てチェックしてみたら、一昨年修正できたはずの腕弾きがまた顕著になっていまして……
なんだかガツガツガシガシ弾いてて、みっともないったらありませんでした(T-T)

なぜ~~!?速度の速い曲だとそうなるの!?音符が詰まってるとダメなの!?

とアレコレ原因を追究して悩んでいたのですが…
今日その原因がわかりました!!
自分で気づけない事を指摘して頂いた時、レッスンを受けていてよかったと思えますね。

そんなわけで、言われた事に意識を集中できる暗譜箇所を中心に、繰り返し弾き直しながら改善していったわけですが、言われて意識すれば弾けるんですよね…。
面白いくらい、音が変わりました。

「ご自分でも変化が感じられたと思います。全部、意識すればすぐに反応出来ていらっしゃいますので、自然に出来るようになるまでは、ゆっくり意識して弾いて慣らしていきましょう」

との事でした。
出来ないわけじゃない、って事は全く成長してないわけじゃないって事ですよね???

ですので、今日言われた上記の点は、肝に銘じて意識→自然になるよう修正してゆきたいと思います!!

今のE先生は産休中のD先生の代務ですけれど、基礎をしっかり見て下さるので、すごくありがたいです!!
あと半年くらいのおつきあい、みっちり基礎を叩き直して頂いて、成長したいと改めて思いました。


★パガニーニ『ラ・カンパネラ』ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調より

まずは先生と伴奏君の模範演奏を聴かせて頂きましたが…速度が速っ!!
当然ながら私の最初の通し演奏は、ゆっくりめの速度でスタートさせていただきました。

音程はそこそこ取れているし、苦手なスタッカートも弾けているつもりでしたけれど、やっぱり先生には細かく指摘され、何度も弾き直し。

フラジオレットは綺麗に出ていてクリアできてると言われましたが意外にも、何でもないその直前の解放弦の音に指摘が。

「一オクターブ跳躍しているフレーズなので、出だしの低音はしっかり響かせましょう。弓の量も、もう少し元から半弓たっぷり使ってくださいね」

これがやってみると案外難しく……出だしの音は解放弦だし、次がフラジオレットだからなんとなく後の音へ意識が傾いてしまって、なおざりになってしまうみたいです。
2、3回弾き直すうちに、要領がわかってきました。

「スタッカートも、音が切れている点はいいんですけど、弓の量が少なすぎて圧で鳴らそうとする分、響きが抑えられてしまっているので、半円の動き(横から見たお椀型の)を意識したボウイングで、もう少しだけ弓の量を使って響かせてください」

スピッカートの時に散々繰り返したボウイングです。アップダウンのスタッカートでも同じらしい。
これも2、3回弾き直すうちに要領がわかってきたら、明らかに音が変わってきました。

「前打音や装飾音符は、さっきと同じで左手の動きを叩くんじゃなく、置いて離す感じで、ハッキリ聴こえるように弾きましょう」

クロイツェルで指摘された問題点を改善する事で、こちらも徐々に音が変わってきましたよ~なるほど~~~。

今日は前半1/4までを中心に、問題のある技術を何度も弾きながら修正して終了。

「この曲は、フラジオレット、スタッカート、サルタート、前打音や装飾音符、重音…と色んな技術が複合的になった曲ですので、それぞれの特徴を活かした演奏が出来るようにしましょう」

ハイ。
たくさんの問題点が見つかりましたが、どれも出来ないわけではない事なので、常に出来ていないという自覚を持ってこなせるようにしていきたいです。

ヴァイオリン覚書♪8年9ヶ月~315回めのレッスン2014年01月07日

2014年、最初のヴァイオリンレッスンです!

と気合良く臨みたいところですが……前日の夕方からなんだか喉がヒリヒリ痛み出したと思ったら…今朝、顎のラインから首の長さ分の喉全体がめっちゃくちゃ痛くって…っ!
どうやら風邪が扁桃腺に来てしまったようです。

頭も重く、なんとなく微熱っぽい感じでしたけれども、仕事もあるし、仕事帰りに初レッスンもあるしで、なんとか踏ん張って、レッスンへ。

新年のご挨拶と、発表会の顛末をざっくりお話してから、レッスンスタートしました。

■先生作:C Minorの3オクターブスケール
先生お手製の3オクターブ仕様スケールを久々にやりました。
まったく自習はしていませんでしたので、1回目は若干音程が不安定になったところもあり、特に下降系でポジ移動後の音程に乱れがありました。

「音は綺麗に鳴っていらっしゃるし、音程もだいたい取れていらっしゃるんですけど、まだ音程やポジション移動に気を取られると、音と音のつなぎ目が途切れますので、注意しましょう」

2回、3回と弾くうちに音の精度は上がってきました。

「次回はアルペジオもやりましょう。スケールは基本なので、おうちで自習する時にも、ウォーミングアップとして継続してくださいね」

昨年のラストレッスンから発表会を経て「ヴァイオリン頑張るぞ!」というヤル気は増していたのですけど、気力だけ空回りしてる感じで、自習はほとんどやれませんでしたので、そろそろ正月ぼけを抜け出して頑張らなくては。

三段目までは暗譜でと言われていましたので、なんとか暗譜してきました。幸い他の宿題がなかったので、自習がほとんどできなくてもこれだけに集中でき、不完全なまでも指定箇所の暗譜はOK。
一応これ全部も、楽譜さえみれば弾けるようにしてきました。

まずは暗譜指定の三段をひとりで、任意の速度にて弾きました。
後半で若干記憶を辿りながら弾いて、詰まったところはありましたが、多少音程がブレた以外は無難に弾けました。

でも、多少の音程のブレにツッコミが。

2回目に同じ三段を弾き直した時には、逐一ズレた音程にチェックが入り、弾き直ししながらすすめました。

3回目はフィンガリングに若干迷いの出る、2段目の2小節目から弾き直し。少しでも音程が低め(高めになる事はあまりない)になったら、すぐ指摘されて弾き直し。

うーーん!今日は他の宿題がなくてこれだけ集中レッスンな事もあり、音程に関して相当厳しくチェックが入ります。

4回目は頭から全部、暗譜指定箇所は暗譜で、以降は楽譜を見ながら最後まで弾きました。

「音程もだいたいは取れていらっしゃいましたし、ひとつひとつの音色は綺麗ですけど、まだ弓の角度が流れる(弦に対して垂直でない)時がちらほら見受けられますので、必ず垂直を保って、腕から動かないよう、肘を固定してボウイングしてください」

音程やポジ移動に神経が傾くと、ついついボウイングが疎かになる傾向は
なかなか抜けきれませんね~~。

再び暗譜指定でない部分から弾き直して、音程を厳しく修正。

7段めからは更に音程チェックが厳しくなりました。

「2拍で偶数(順)の音がすべて同じ音なので、動きがあるのは奇数(順)の音なんですよ。なので、まず動きのある音だけ弾いてみて、そこへ動きのない同じ音を入れてください。同じ音は何回繰り返しても同じ音程、音色をキープです」

移弦もあって、一瞬指も離れるので、同じ音を繰り返す部分も案外均一な音が出せず、何度も弾き直して、なかなか苦心しました~~。

次回も継続してこのエチュードを続けていきますが、なるべく全部暗譜と言われました……こうなると衰えゆく記憶力との闘いです(笑)

「曲の方はどうしましょう?何か弾きたい曲があれば、それをやりましょうか?」

まだ、YAMAHAのアルバム3の曲は確か3、4曲残っていましたが、先生的には早くも脱★YAMAHA指定テキスト、なノリです。

憧れ曲はいっぱいあって、実は習い始めた頃にフライングで買っちゃった輸入楽譜とかちょこちょこ持ってるのですけど……とりあえず、アルバム3の曲は踏破しておきたい気もするので、カリキュラム的に暇になる今のうちにと思って

「残っているアルバム3の曲をやってしまいたいので、残りの中で難しそうな…コレお願いします!」

と申し出て、

ラ・カンパネラ ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調より / N.パガニーニ

を次回からやる事になりました。
次回まで一週空くし、連休もあるので、しっかり自習したいと思います!

帰り道に、スギ薬局で喉風邪対策品を買ってきました!
あれ?なんか違うのが混じってる(笑)

ご飯も、作るの面倒だったから簡単でビタミンとか摂れるよう、お鍋にしました。
・レタスと豚しゃぶの塩麹うどん
・大根のお漬物(簡単!激旨!合わせて置くだけの大根漬物レシピ参照)

食後に買ってきたお薬飲んで、ドリンク飲んで、りんごも食べました!
早く治したいです!!

チェロ覚書♪♪5回めの発表会~打ち上げ編2013年12月23日

3日間に及んだ今年のチェロ教室発表会も、今日でおわり。

すべての発表が終了した後、行われる本日の打ち上げには参加しますが、私の出番は昨日で終了し、雑事もありましたので、時間までまったり…したかったのですけど~~~

実はしばらく家事ほったらかし状態でしたから、たまったお洗濯やらお掃除やらで大わらわ~でした(泣)

発表会に来てくれた友人からの頂きもの、マジックツリーを早速昨晩の内に組立てて、クリスマス当日に向けスタンバイ。
ビフォア-状態これ↓

しばらくすると、生えてきました↓

今朝、こんな状態↓になってました!面白い!!

所要を済ませてから、打ち上げ会場入り。


相棒:hikoちゃんも参加予定でしたが、向かう途中で体調が再変してしまい、ドタキャン…(T-T)これは本格的に具合悪そうですので、きっちり休んで治してほしいです……。

乾杯のビールゆず酒ロック梅酒ロックをいっきに注文し、並行呑みする私(爆)

総勢85名ほどの生徒さん、講師の先生方が集まって、会場内がかなりガヤガヤ騒がしかったので、なかなかじっくりお話はできませんでしたが、私はなぜか?ヴァイオリンとピアノの生徒さんのテーブルに座席指定されてましたので、ひとまずそちらへ着席して、さささっと呑んでつまんだ後で、今回お世話になった生徒さん&先生方はじめ各方面への発表会向け営業活動を開始(爆)


*****

まず、何をおいても訪問しなければならない、チェロの生徒さんわが師匠Ko先生のテーブルへ。

チェロアン女子部KさんTさんYさんHさんに改めて、衣装その他の演出協力と、予告してあったものの突貫で独断決行した演出に対する謝辞を述べて、労をねぎらいました。
皆さん、来年早々のチェロ会(チェロ生徒&講師の新年会)にも参加なさるとの事でしたので、来年向けの詳細なお話はその時…という事で、ひととおりご挨拶終了。

チェロアン男子部の皆さんとはゆっくりお話できませんでしたけれど、16名のチェロ生徒&講師が参加なさると伺いましたので、おそらく何名かはその際にお話できるでしょう。
と期待して今日はスルーしてたところ、チェロアン男子部Kさんから、

「チェロに還っていらっしゃいよ」

と一言くぎを刺されてしまいました(苦笑)
うーーーん、チェロコースの生徒では居続けたいと思いますが、演奏では全く貢献できないと思います……もう人前で演奏する感覚を忘れかけてる……(爆)


*****

SKEメンバーは今回私とNさんだけでしたので、先にシメとこうと思ってNさんの首をキュッと…(爆)
こちらも今年の反省と、来年向けの詳細なお話は、毎年恒例の英気を養う新年会を開催しますので、その時…という事で。


*****

今回もSKEの演出で多大な協力を頂いた教室代表T先生は~~~と、ごった返してる会場を見渡したら、ヴァイオリンのI先生&その生徒さんのテーブルにいらっしゃいました。

教室代表T先生とは主に、Nさんの件で盛り上がり…???、「ちょっと私もシメてくるわ」と仰って離席(笑)

その後は、I先生とその生徒さん方とヴァイオリン話に花が咲きました。
来年、パッヘルベル『カノン』を指揮する事になったら、お世話になるであろう生徒さん方ですので、顔は昨年からつながってるけどよりコミニュケーションを深めておきましょう。


*****

家庭の事情でこの発表会を以って退職なさるピアノのKu先生も、今回はSKEメンバー:FL-ペーチャさんのソロ曲の部分編曲を私が請負い、Ku先生に伴奏して頂いた関係で、間接的にお世話になりましたので、ご挨拶。

ピアノのKu先生とは、教室でお見かけする機会もちょいちょいあって、よくお声をかけて下さって度々楽しく雑談させて頂きましたので、思い出深いです…ううう。

話しかけてたら、早くも宴は終了~~となってしまいましたので、流れでピアノのKu先生とその生徒さんたちと…私は生徒でもないのに二次会に出席させて頂くことになって移動したら…



SKEメンバー:Nさん含む、他のコースの生徒さんの二次会メンバーと入口前でバッティング(笑)
なので、結局合同二次会になりました。

焼酎ロックグラスワイン白と、グラススパークリングを…3杯くらい?(爆)

一次会で全然呑み足りなかったので、がっつり呑みますた。

主にピアノのKu先生とその生徒さんと、ピアノ&作曲のKa先生とその生徒さん+私という感じのメンバーでしたが…今回初顔合わせだったピアノ&作曲のKa先生の生徒さんとお話できたのが、一番の収穫かな。

この方、発表会にはヴィオラのソロで出演なさり、発表会初日にシューベルト『アルペジオーネソナタ』を演奏なさったのですが…実は初日、観客として聴きにいったら、衝撃的にお上手で!!!
お上手と言ったら失礼なくらい、お金を払って聴くレヴェルの演奏で、びっくりでした!!

という正直な感想をご本人に申し上げたところ、実はヴィオラの生徒さんじゃなく、ピアノ&作曲のKa先生の生徒さんなのだそうで、二度びっくり!
ヴァイオリンからヴィオラに持ち替えて、ヴィオラでは今回初の発表会だったそうですけど、生徒としてはヴィオラを習うんじゃなく、アナリーゼ(楽曲分析)を学ぶために通っていらっしゃるんだとか。

音楽関係のお仕事なのかと思ったら、ご職業は真逆の理系関係だそうで、音楽は全くの趣味なんだそうです。

それでこのレヴェルの演奏できて、更に上を目指していらっしゃるとは…いやはや……そう仰る姿勢が、決して自己満足の世界とか、自分だけの世界に浸っていらっしゃる感じじゃなくて、いたって謙虚なところが、素晴らしいな!見習いたい!てか、あやかりたい!と思いました!!


その他、SKEメンバー:Nさんとも再び隣り合わせでじっくりお話しし、今回のSKEの反省点が私にもあった事を指摘され、そこはきちんと陳謝。

SKEメンバー:Nさんとアンサンブルを組んでいらっしゃるサックスのMさんとも、久々にゆっくりお話しできて楽しかったです。

最後にピアノのKu先生、今回かなり伴奏を担当なさっていらっしゃったにも関わらず、難易度をUPしてしまった私の編曲した伴奏を弾いて下さって、ありがとうございました!
どうかお元気で!!またお会いできる日があったら、嬉しいですvvv

チェロ覚書♪♪5回めの発表会~大小アンサンブル編2013年12月22日

さてさて、怒涛の展開からスタートした本年度チェロ教室発表会の模様を、チェロ覚書♪♪5回めの発表会~私設アンサンブル編にてご確認頂いたところで、続く出演曲へと参りましょう。

*****

 ★弦楽アンサンブル
  モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』…第1Vn

映画「スター・ウォーズ」より『インペリアル・マーチ』他メドレーの後に1曲、別の弦楽アンサンブルを挟んでからの演奏でしたので、舞台袖で早着替え(笑)というか、一枚脱いだり取ったりして、弓を替えてスタンバイ。

私はあんまり当日になって控室で弾きこんだりとかしない派なのですが、今年は色々トラブルがあって気分が落ち着かなかったので、会場入りして余裕のあった午前中、ちょいちょい弾いて気を紛らわせていました。

ので、その際の演奏感覚では暗譜もしっかりできていたし、一発目のスター・ウォーズも失敗はあったけれどリハの時のような緊張なく、いい集中力で臨めていたので、あまり不安はなかったのです。

が、序盤で落ちますた……<(T・T)〉

第2Vnや低弦が刻むところで、主旋律の第1Vnとテンポが噛みあわなくなり、(あれ?どっちに合わせればいいの???)と迷ったところで集中力が途切れて、うっかりフィンガリングミス。変な音を2、3出してしまいましたが、後はエアーで誤魔化して何食わぬ顔で合流し、やらかした~~と思いつつも気を取り直して、とにかくコンミスのOさんに合わせようと決めて修正しました。

その後はきっちり自分の仕事をこなしましたが…正直、今回一番きちんと仕上がっていた曲だったし、直前にほとんど完璧に弾けていただけに、悔やまれます……。
しょぼーーーーーーん。。。。。

*****

 ★チェロアンサンブル
  映画「プリティ・ウーマン」より『Oh!Pretty Woman』…第1Vc

以前のブログでご紹介した衣装合わせの資料どおり、総勢私除く7名のチェロ女の皆さんに、このとおり↓ご協力賜りました!
私は↑一番左端の奥におります。

で、(?←当日のお楽しみ♪)と以前のブログで記載した予告通り、やりました!

そう、私のチェロは最初から最後まで打楽器ですた(笑)

出だしの三拍子からチェロのボディを叩く叩く叩く!

四拍子に変わって第1Vcの主旋律が入るまでの数小節は…
↑手拍子を催促(笑)
お客様がしっかり手拍子して下さって、すごく嬉しかったです!!!

主旋律がスタートしたら、左手はボディを叩き右手は弓をマレット(ばち)がわりにし、弓元に装着したチェロファントをマレットの頭代わりにしてボディを叩く!(打)

もはや弦楽器ではなく、完全に打楽器(爆)

お客様の手拍子が、曲調のせいか少し煽り気味だったため、難しい第1Vcのお二人(一応私も3人めの第1Vcだけど、実際はダークホースな第5Vc?状態なので)は練習より速いスピードについてゆくのが大変だったかも。

でも破綻する事なく最後まで弾き切り、お客様も最後までしっかり手拍子して下さって、大成功だったと思います!

私的に今回一番、やりきった、達成感のある曲だったかも(笑)

こうして無事パフォーマンスが終わった後、舞台袖ですぐに、
教室代表T先生から「この演出は訊いてないよ!?笑」とツッコミが入りました。
続いて舞台袖に駆けつけたわがチェロのKo先生(全く告知していなかった)からも「ビックリしましたよ~!だって全然弾いてないんだも~ん!でも、まぁ、結果的には皆が乗せられて良かったと思いますけどぉ~~~」と苦笑い?
もうおひとりのチェロのKa先生からは「Hi(Ka先生の所属するチェロアンサンブルメンバー)がいる!と思いました(爆笑)」

そもそも昨年、チェロ覚書♪♪カフェコンサートinSAKURA CafeHiさんがチェロをただ弾くだけじゃなく、色んな方法で叩いたり撫でたりして演奏していらっしゃったのを拝見して、絶対やってみたい!と思ったのが、今回の演出の動機でしたので、Hiさんは私の心の師匠です(笑)

何だかんだで叱られなくてよかった(爆)

それに一緒に舞台で演奏して下さった皆さんも、演出とか喜んで下さったし、「やみつきになりそう!」と仰って下さったりして、嬉しかったですvvv
頑張って人数分の帽子を編んで、ちゃんと使ってもらえて、喜んでやってもらえて本当によかったvvv

*****

 ★大アンサンブル(オケ形式)
  すぎやまこういち『ドラゴンクエストⅣ 序曲』…第1Vn

チェロアンサンブルが終わってから、次の出演までしばらく間がありましたが、チェロアンサンブル専用の衣装を脱ぎ捨てて、舞台袖で間の出演者の方々の演奏を聴きながらスタンバイ。

アイネクで失敗したばかりでしたので、気を引き締めて臨みました。
多少、あやふやに誤魔化した部分はあったものの、アイネクほどひどい落ちかたはせず暗譜は完璧に、最後の弦が聴かせる部分も丁寧に弾けたと思います。ホッ。

*****

 ★大アンサンブル(オケ形式)
  アンダーソン『そりすべり』…第1Vn

すぐに衣装チェンジでしたので、舞台セッティング中に袖で大わらわのお着替え(笑)
ばよ友のOさんは、めっちゃ可愛いサンタさんにお着替えして、赤いカーディガンサンタ風エプロン赤いブーツサンタ帽、サンタ帽にはトナカイのぬいぐるみをつけたフル装備。

舞台に出てからも、Oさんのおひげが取れそうになったのを直してあげたり(笑)演奏前からリラックスモードvvv
顔に雪の降ってない赤い人が↑です(笑)サンタはOさんvvv

演奏の方は、速度がこれまで毎回違ったので心配でしたが、そこそこ落ち着いた速さで回り出したので、集中してなんとかついてゆきました!
細部は多少誤魔化したものの派手に落ちる事はなく、落ち着いて弾けたんじゃないでしょうか。

終わってから、舞台袖で記念撮影vvv左が、右がOさん
ちなみにOさんがいい感じにぷっくりしていらっしゃるのは、ドレスを着たまま上から着用しているせいですvvvか…かわいいvvv
大人気でした♪

こうしてこの日の演目がすべて終了し、ホワイエで再び記念撮影。
教室の記念撮影はチェロアンの衣装で~という指令が出たため、また着替え直しました(笑)で、左:、中:Oさん、右:相棒hikoちゃん

お花は駆けつけてくれた友人たちから頂きましたvvv

激励のお品を今年もたくさんいただきました!
年末の忙しい中、拙い演奏を聴きにきて頂き、本当にありがとう!

実は朝からトラブルが重なってご飯を食べる精神的余裕が全くなかったため、夕方まで何も食べておらず……。

さすがにお腹が空いたため、帰りに友人たちとお茶した際に、遅いお昼ご飯を摂りました。
帰りも、例年通りロングドライブなので、腹ごしらえしないと…。
あんまり美味しくなかったけど…食べないよりはマシ。

おまけにケーキがセルフサービスと説明されず、出てこないまま会計で訴え、持ち帰りしましたし。
頂いたプレゼントのマジックツリーを帰宅してさっそくセット!
ようやくXmas気分。

今年も来年に向けての課題点がたくさん見えてきました。
まだまだ、聴かせる演奏レベルには及びませんが、聴いて下さる方に少しでも楽しんで頂けるような趣向と演奏をこれからも真面目に目指してまいります!