世界ワインの旅φ_(*^▽^*)_ψ【講座2】ボジョレー地区/ル・アモー・デュ・ヴァンにようこそ2015年11月04日

本日は、ワインの講座の2回め。
吐き出しきれないストレスが溜まっているので、気分転換も兼ねて。

ボジョレーヌーボー解禁月という事で……
でも解禁は11月の第三木曜、今日は解禁前ですから、今年のボジョレーヌーボー自体はありません。
そのかわり解禁間近という事で、実際今年のヌーボーを手にする前の予備知識的に、ボジョレー地区のワインの特色や、ヌーボーの歴史を学びつつ、同じワイナリーの違うクラスの赤ワインをラベルを隠し、前回よりもうちょっと詳細まで突っ込んだテイスティングをして、どっちがどのクラスのワインか当てるクイズをしました。

今日も色々知らない事に触れたので、忘れないよう備忘録。

【ボジョレー地区/ル・アモー・デュ・ヴァンにようこそ】
ボジョレヌーボーって、わりと近年に始まったものだったんですね。
成熟が早く、収穫量の多い品種で、マセラシオン・カルボニックという醸造方法により、その年に収穫したぶどうで年内に呑めるワインを作って、ヌーボーとして出荷されるようになったんだそうな。

それを始めたのがジョルジュ・デュブッフ氏。ご存命だそうで、先生も直接お会いしたことがあるそうです。
きっかけは、デュブッフ氏が遺産相続した小さな葡萄畑から。
収穫した葡萄は当初、自家醸造せず農協的なところへ出荷して、そこから醸造所へ渡されるという仕組みだったそう。

あれ?この話、少し前に萬乗醸造久野九平冶さんの日本酒セミナーで聴いた「フランスのワイン醸造元は葡萄作りから醸造まで一貫して行うが、日本の日本酒醸造元は米作りをしない」ってと矛盾するな???と思ったので、先生にもちょっとその話題を振りましたが、フランスでも経営規模の小さな葡萄農家は醸造までやらなかったんですね!また一つ、豆知識が増えました。

でも。ここからが九平冶さんの話に共通するところで、自分が丹精込めて作った葡萄が、他の農家の葡萄と一緒くたにされて、葡萄の個性云々なくワインにされるのが切なかったデュブッフ氏は、自転車で地道な営業活動を続け、結果ヌーボーを世に送り出すこととなったので~すチャンチャン。

やはり、色んな事を追求しようとすると、一から十まで一貫した作業に行きつくしかなくなるのでしょうか。

そんなこんなで早く呑めるようになるワインが世界的に大ヒットして、今や誰もがその名を知るスターダムへのし上がったボジョレーワイン、ボジョレーヌーボーですが、中でも4種ランクが分かれるんだそうです。
4種中の2種の一部がヌーボーとして発売され、日本へ空輸されてくるのはほぼ、一番濃くて腰の強いボジョレーヴィラージュだそうですが、もちろんただのボジョレーもあります。ランク的には下だけど、日本に入る数が少ないって事で……毎年義妹に頂いてるので、今年はちょっとラベルを注意して見てみようかな。
ボジョレーよりやや格上のボジョレー・シュペリュールっていうのもあるそうですよ。

で、前述にも”一部”がヌーボーとして…云々と書いたとおり、ボジョレー地区だからって全部ヌーボーを作ってるわけじゃなく、さらにちょっとランク上のクリューデュボジョレーもあって、僅かな値段の差で味わいが違うとの事。

じゃあそれを実際に体験してみましょう~てなわけで、本日のテイスティングワイン2本がクイズに出されたのでした。

ボトルはきんちゃく袋に包まれてラベルが隠され、【1】【2】のタグがつけられた状態でテイスティンググラスへ。

結論から言うと、
【1】2011 ボジョレー・ヴィラージュ・ジャン・フランソワ・トリシャール
【2】2012 サンタムール・ジャン・フランソワ・トリシャール
(ガメイ100%)ブルゴーニュ/ボジョレー地区
で、【2】が400円だけお値段UPな格上ワインでした。

まずは【1】のワインの色を見ます。
グラスを斜め45度くらいに傾けて、透明or濁度、色合いが赤っぽいのか紫っぽいのか、あらかじめテイスティング・シートに用意された表現単語の中から、候補を選んでゆくのですが……よくわからん(爆)
ので、【1】は先生にこれは「やや薄い」「ルビー」色で、香りは「ストロベリー」それも「イチゴジャム」に近く、回すと「スミレ」の香りも漂いますね…とか、正解を確認しながらの作業です。
味は「はっきりとした酸」、タンニンは「心地よい」、辛さは「辛口」、ボディは「ミディアム」、熟度は「飲み頃」、余韻は「中程度(4~7秒)」、印象は「フルーティで調和のとれたきれいな」ワインというのが模範回答でした。

味から後のコンテンツは、全くわからん(爆)

【2】は自分で、テイスティング・シート内の単語の中から当てはまるものへ○をつけてゆきます。
【1】との違い(差異)はわかるんだけど、あくまで比較論で、その具体的な差を単語の中から厳密に選び出すのは……無理っ!

とりあえず、どっちがより格上かより、完全に好みで【1】を選んだら、もちろん前述のとおり不正解になりますた【2】は、私的におつまみなしで呑むには重たかったんです…渋さを感じたけど、これは味の渋さじゃなく表現的には余韻の長さに類するようです。
香りは…【1】には全くない「なめし皮」とか「タール」の匂いが、回した時に香るそうですが、これもサッパリ。
ま、違いがわかるだけマシと思う事にしましょう。
あと、安いワインで満足できるお値打ちな舌っていう、ポジティブシンキングね!(笑)

ひととおりお勉強タイムが終わったら、楽しみな先生お手製のおつまみとのマリアージュvvv
×鶏モモ肉のプルーンと赤ワイン煮
めっちゃ美味しい~~vvvうふふ~vvv幸せ♪
大好きなセロリ入りで、赤ワインの風味と、大大大好きなプルーンもふっくらと美味しいエキスをたっぷり含んでいて、本当にほっぺが落ちる美味しさでしたvvv
このワイン煮込みがあれば、ちょっと重たかった【2】も全然いける!

美味しくってプルーンおかわりしちゃいました(笑)
×ブルサン ペッパー
本当は何も混ざっていないプレーンを添えるおつもりだったそうですが、ペッパーでも全然美味しいですvvv
やはりおつまみがあると、ワインが進んじゃいますね~講座という事を半ば忘れて、食べて呑んでおりました(笑)

次回はリクエストありますか~?と先生からのお申し出もあり、泡の予定ですvvイェイ!!
来月は楽器が佳境に差し掛かりますけれども、いいリフレッシュしたいなぁvvv

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