ヴァイオリン覚書♪10年11ヶ月~394回めのレッスン2016年03月22日

前回レッスンから二週空いたので、腱鞘炎は快復してる見込みだったのですけど、あの時より酷くなってるよぅ!!

ただ、レッスン曲の難易度を下げたおかげで、とりあえず譜読みと一日に1回程度は弾けた(でも毎日は弾いてない)ため、後は腱鞘炎と相談して……ていうか、前回レッスンの後ですぐにクロイツェルとレッスン曲の譜読みしておいてヨカッター!!

もうね、『チャールダーシュ』みたいなsul.Gはムリですよ!sul.Dも厳しい。
かろうじて、A&E線の5thポジくらいまでは何とか弾けるけれど、恐る恐る……それ以上のポジションは怖くて弾けませんでした……。

しばらく右手首が酷かったのに、レッスン日間近になって左手首の方が酷くなってしまい、ヴァイオリン演奏にはかなりの支障をきたしてしまったので、まともなレッスンになるか不安でしたが……。

休んでもレッスン料は取られるので、最悪雑談しにいくつもりで(爆)参りました。

事情をお話しして、痛い技術は避けるレッスン進行となりましたが……
調弦……あ、できない(爆)

自習では多少の調弦の狂いなどスルーして譜読み程度しかやらなかったため、微妙に狂っててペグ回そうと思ったら……ムリ(T=T)
で、先生にやっていただく(苦笑)

初心者の頃を思い出すなぁ~とぼんやりしながら、アルペジオはかなりのハイポジ領域になるため、本日はスルーして、クロイツェルの後半からレッスンする事にしました。

今日は後半から最後まで。
低弦のハイポジはないエチュードだったので、3段のハイポジがちょっと怖かったくらいで、まずまず音程もクリアに弾けていたと思います。
っていうか、いつもハイポジでいかに左手&指の力を使ってたかという事に改めて気づかされました。

力を入れて手首をひねると、ピキッと手首に痛みが走るため、脱力して痛くない手首の角度を保って、指先へは力を加えず……つまり指先から下の筋力を遣わずに弦を押さえてみたら、ちゃんと押さえられるし、クリアな音が出せるんですね。
届きづらいポジションだからと、いつもつい手首や腕へ不要な力が入っていたんだと気づけたのは、怪我の功名でした。

痛くない=不要な力を使っていない角度が適正な手首の角度なのかもしれません。健常な状態では痛みなど感じず気づかなくても、入れるべきでない力を使って、無理な体勢で弾いてる事こそ、無駄な動きはないですもんね。


★見岳章『川の流れのように』
今回は著作権の関係で譜面を乗せられませんので、ご了承をば。

第1&2Vnの両パートありましたが、今日は第1Vnを通して演奏しました。
そうそうヴィブラートがね、一応使えるんだけれども、大きい振幅はちょっと怖いです……振動でピキッと来そうで。
なので小さい振動のヴィブラートを、使える範囲で使って弾きました。

メロディラインは、あまりにも有名過ぎて、譜読みせずとも第1音聴いただけで弾けちゃいそうな感じでしたが、譜面に部分部分指示されたフィンガリングに従って弾こうとすると、???と迷う箇所がいくつかあり、半ば妥協案な感じで振ったフィンガリングは、やはり間違いでした。

半音上がりのフレーズとかが多いので、奇数ポジ移動じゃなく、1つずつズレるようにポジ移動とかが……慣れない感じ。

3か所ほどフィンガリングの修正が入って、先生の第2Vnと通し演奏。

一応、強弱も意識して弾いたつもりだけれど、そこまでニュアンスが伝わるレベルじゃなかったみたいで、次回は細部のニュアンス作りを主体にレッスンする事になりました。

ヴィブラートが大きく使えない分、音の精度が丸裸になるので、これも怪我の功名と思って正しい音程と適正な弓圧で奏でる美しい音色を目指し、ピリオド奏法極めるつもりで(笑)基礎技術を見直そうと思います。

ところで、ヴァイオリンを職業にしていらっしゃる演奏家や講師の方々なら、腱鞘炎は一種の職業病だと思いますが、対処法をググってる過程で知った"ばね指(狭窄性腱鞘炎)"というのを、先生が経験していらっしゃると伺いました。手首じゃなく指の腱が痛くなるようです。

先生は学生の頃、2度ほど症状に悩まされたとの事で、2度めで手術して以後はパタリと治ってしまったとの事。

えええ~!?手術!?

腱鞘炎もひどくなると手術らしいのですが、顎関節症も簡単治療で克服できたし、なるべく自然治癒させたい!!ので、もうちょっと可能な対処を試みて様子を見たいと思います。

そんなこんなで恐る恐るのレッスンをなんとかこなして、薬局寄ってから帰宅したら、クロネコヤマトのお兄さんが待ち伏せ(笑)してて!
kuriさんから愛情便が届きました~~♪
こんなにたくさん!!ありがたや~~~vvv

作り置きが何もなかったので、早速晩御飯に頂きました♪
腱鞘炎対策で、鍋から直食い、取皿は軽いセラミックお椀で。

夜呑みオヤツにも頂いたいか揚げせんを♪
慢性化した腱鞘炎は手首を温めた方がいいと話したら、職場の先輩がカイロをくれて、kuriさんはセサミン下さって、足の脛が乾燥してガサガサと話したら、相棒は保湿クリームをくれました。

周りの色んな人からの心遣いで生きている私。
本当に、ありがたいなぁとしみじみ思う春の夜でした。