アイネク(アイネクライネナハトムジーク) でトリルには慣れてきたし、元々ピアノではトリルが得意だったので、かけられないというよりは、かけすぎに注意(爆)して弾く事がポイントでしょうか(笑)
前の練習曲でも、トリル部分が必要以上に速すぎて、リズムが前のめりになりがちでしたから、今回は焦らずじっくり、リズムに合わせて正確に刻む事を心がけてスタートしました。
でも、このトリル3パターン、高低音の反復なのは一緒ですが、こうして縦に画像並べてみるとよくわかるように、1拍内で微妙~に末尾もテンポ感も違うんですよね。
頭の中で整理しきれず、b)パターンとか、2音ほどトリルが抜けちゃったりして、苦心しました。
あと、34の指でトリルというパターンが多いせいで、4の指の力を抜いて手早く押さえたり離したりする分、3の指をキープするためにおのずと左手へ力が入ってしまい、腱鞘炎の状態ではだんだん辛くなってきて、宿題箇所半分弾いた時点で、イテテテテ、となってしまいました。
特に今日の後半のダブルストッピングのトリルは辛かったなぁ。先生は「痛かったら重音の下だけでも上だけでもいいですよ」と仰って下さいましたが、それじゃ練習曲の意味ないし。
多分、余計な力を抜いて弾けば、痛みを感じにくくなると思うので、次回までに力加減を調整して臨みたいです。
※曲名クリックでサンプル演奏試聴可
前回、先生の書き込み譜面を借用して、転記しながら弾いてみて、編曲時に使った原曲の参考音源を聴き直してみたら……
あれ!?譜面に指示し切れていないポルタメントやグリッサンドがたくさんある!?
ぶっちゃけ、全パートの編曲するのに集中しすぎて、細かな演奏技術の指示を最終確認して追記するの、忘れてたんですね(苦笑)
慌てて、今度はポルタメント&グリッサンドの耳コピをし直し、ざっくり手書きで譜面へ追記して弾けば、フィンガリングとボウイングの修正を余儀なくされる箇所が続出……えーーーん。。。( ノД`)シクシク…
そんなわけで、先生にその旨をお伝えして、特に冒頭からかなり多かったポルタメント&グリッサンドを加味した上でのフィンガリング&ボウイングレクチャーを頂きました。
もうね、冒頭からいきなり、避けたかったsul.Gにするしかないんだけど(´;ω;`)ウゥゥ腱鞘炎でsul.G辛いのに。
後は、机上でスラー分けて1拍で入れてみたは良いけれど、実際弾いたら1小節3拍分1スラーにした方が弾きやすかったりとか、1小節1スラーにしてたら、1小節の最後の音から、次の小節の最初の音へポルタメントがかかってたものだから、スラーの位置を変える必要が出たりとか。
今日は先生と一緒に、前半のフィンガリング&ボウイングへ修正を加えながら、だいたいのチェックをしておしまい。
次のレッスンで後半のチェックをして、チェロのボウイングもすり合わせながらさっさと決めたいです。
編曲上の楽器構成を鑑みて、原曲の参考音源には、中国楽器を多用してる映画のサントラではなく、フルオーケストラ版の動画を使用していたので、中国楽器に特有な技術は少ないと思ってたのですけど……
よーく聴いたら弦セレもサラッとポルタメント&グリッサンドを多用してるし、タメだな、と聞き流してたフレーズもしっかりポルタメント入れています。
そしてこれらを再現しないと、映画の雰囲気が出ないだろうなぁとも思う……
って先生にお話ししたら
「そうですね~壮大でいい曲ですけど、こういう表現こそ、独特の曲想を醸し出してますものね~ないと、ちょっと平たい感じになっちゃいますね」
と仰ったので、やっぱり極力原曲至上主義で、出来る技術は再現する努力をしたいです。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。