チェロ覚書♪♪1年11ヶ月~44回めのレッスン2011年02月03日

うーむ、明らかに逆流性食道炎ですね…。
空腹時の胸やけ食後胃酸が分泌されはじめると起こる胸やけ、大好きなコーヒー(刺激物)飲むとひどくなるし…。

でもまだ軽度なので、多少自粛することにして…

それより腱鞘炎ですよ!
足の持病・母趾種子骨障害はほぼおさまったのですけど、それと比べたら地味に痛いわ腱鞘炎。
きっかけとなった庭木の剪定で痛めた当初は、手先にほとんど力が入らず、痛いというか無感覚か鈍感?それでちょっと手首に力を入れる…っていうか入らない、という感じがいつもなら2日くらいでおさまるところ、一週間くらい続いて、ようやく手先は動かせるようになったものの重いものが持ち上げられなかったり、少し無理な角度がつくと痛みをおぼえたり、なんて違和感が慢性化してかれこれ3ヶ月近くです。

何度もいいますが、チェロの弓は辛いんです…!
ついでにいうと、チェロを右手で持って移動するのはもっと辛いんです…!

だから練習ほとんどしてません(爆)テヘ。

と、神に懺悔して…。

さて、今日は先生、午後からずっと学内オケのオペラの練習だったそうで、しかもWキャストでゲネも2回だとかで、若干お疲れ、息切れぎみでいらっしゃいました…私のレッスン時間に合わせて慌てて教室に来られたようで…(なのに練習してなくてすみません…)心の中で陳謝。

今日はチューナーがバッテリー切れだったので、ピアノで調弦!先生に手伝ってもらいましたが、自分でもわりとわかったぞ。手が駄目な時こそ耳トレ?

で、いつもの3オクターブスケールを、今日はいきなり2音スラーから始めました。

「音程はだいたい安定してきたんですけど、下降系の時に4の音がやや下がり気味になって他の音に影響するので、4の音に気をつけましょう」

とのことで次は4音スラーで同じスケールを弾きましたが…
これ、常に4音スラーで43音の上下スケールなので、下降系だと4音の並びが上昇系と変わって、厄介なんですよね。
奇数のスケールって厄介

↑このように、頂点の音を繰り返さないのがミソなスケール練習なのです。
で、4音スラーの切れ目に注意していると、あちこちダメになります…。

「下降系のポジション移動で指の形がくしゃっと崩れてしまうので、形を保ったまま移動するようにしましょう」

2音スラー、4音スラーと一回ずつ弾いて先生の指導を受け、弾き直しはしないまま、お初の8音スラーをやりました。実は8音スラーの方が得意なんです。

スラー1個の音数が増える分、1音の長さを短くしカウントも早めにとって、いっきに弾けるため、手首への負担が軽くなり、ボーイングのアラもごまかせ(笑)、フィンガリングはあまり考えず流れでポジション移動できます。
高音域は指より弓圧の問題で音がブレましたが、一番綺麗に弾けたと思います。

先生からも

「お!8音スラーは、なかなかいいですね!この調子で続けていきましょう!」

と褒められましたvvv練習不足でも、いいところがあってよかった。

お次、ウェルナースケール練習曲
跳ねすぎず、横の動きで残響を鳴らすスタッカートスケールの上がり下がりの音系を意識して抑揚をつける、というのが課題でした。
速さは前回より少し速めで(速い方が右手の負担が少ないし)通して弾きました。
昨年からずっとレッスンできなかった宿題だったので、それなりに練習は積んで来たのですけど、最近ほとんど弾いてなかったので、旋律が頭から抜けちゃって前回よりちょっとつっかえぎみ。でも音程はかなり精度が上がっていたと思います。

なのでやはり問題は前回からの課題点。

「音程は問題ないので、やっぱりスタッカートの弓の使い方ですね。もっと横の動きを意識してみてください。前回より音は長くなりましたけど、頭で引っかけすぎて響きが綺麗に出ていないんですよ。確かに引っかけないと音は出せないんですけど、…うーん、説明がむずかしいですね(笑)」

と言いながら、先生がお手本に数フレーズ弾いてくださいました。
自分の音との違い、ボーイングの違いはわかるのですが、続けてもう一回通して弾いてみると…×××

しかも更に細かい要求が。

「まだボーイングが硬いですね~。左手の指はもっとポンポン置いてしっかり捉えてください。右手は弓をもっと柔らかく持って、横に引く感じで。あと、純粋にスケールの旋律はちょっと硬めに弾いてもらって強弱つけてもらえばいいんですけど、ちょっと変形している旋律なんかは、がつがつ弾かずに、弓は軽くして柔らかく弾いた方がいいです。フレーズが変化する前後の音は少し長く取ったり、アクセントをつけたりして、ニュアンスを出しつつ心の準備をすると、雰囲気も出るし、技術的にも楽ですよ」

いえ、もうこれ全部、技術的にいっぱいいっぱいです(T-T)

もう一度、これらの指導を頭に入れて通して弾きましたが…色々考えると普通に弾けてた旋律がつっかえつっかえになり、しまいには何をどう弾くんだかわからなくなりました…。うがっ!

「左手の指がちょっと上がりすぎちゃったので、しっかり指板を叩くんですけど、上には上がり過ぎないようにしましょうね。これは次回もやりましょう」

すべては適度に、という事なのでしょうが、すべての動作が絶妙なバランスを保って初めて、本当の音が出せるんですね…道のりは遠く険しいです…。

この練習曲は最初にじっくり見ると宣言されましたが、次回で4回め…苦戦してます。
次のページの新しい宿題も出ましたが、次回まで二週間きってるので、そっちまで手は出せそうにないです。

さて、今日は鈴木教本へ行かずに、前回勢いで申し込んでしまった弦楽アンサンブルコースの課題曲J.S.バッハ『主よ人の望みの喜びよ』の楽譜が出来てきたので、そちらを初見で弾くことになりました。
ちなみにこのコース、人気だったみたいで、チェロは私含む3名、残り2名は発表会で顔なじみのMさん、Hiさん♪ということなので心強いです!
コンバスもいらっしゃるとのことで、…ってことはSUBARU(車が)仲間のFさんかな!?
ヴァイオリンが少なく、しかもメンバー全員が教室に入りきるか心配で、2クラスに分けるかもという話もあるとかないとか。
おおお~!

「え?ヴァイオリン少ないんですか?だったら私、ヴァイオリンで参加に変えましょうか?」

と思わずこぼしましたが、そんなこんなで先生と一緒に通し演奏しました。

ポジション移動がない=1stオンリー なので、音程をとるの比較的楽ですが、旋律が…繰り返しの旋律だけれど、変則的に変わったり、リズムもちょっと変則的になったりするところが、けっこう厄介です!

さすが…奥が深いぞ、J.Sバッハ。
しかもバッハは他のパートのフレーズ、頭に入ってないと弾きづらいし、タイミングもとりにくいですね。
やっぱりヴァイオリンパートは覚えておくべきだな…。

初回の合わせレッスンは3月末日だそうですので、この曲は2ヶ月でじっくり、楽しめるようきちんと練習したいと思います。

はぁ~色々課題がいっぱいで、長くなっちゃったので、この後ちゃんと作ったごはんのネタは次回記事にてご紹介しますね。