■先生作:D Majorの3オクターブスケールとアルペジオ
「以前にお渡しした私の手書きのスケール、今日持っていらっしゃいますか???」
たまたま宿題曲『ユー・レイズミー・アップ』の調だからでしょうね。
宿題でもなく、持参するよう言われていませんでしたが、なくさないようテキストにクリップで留めていて、今日もちゃんと持っていましたよ。
「良かった~さすがです!今日は久々にこのスケールをやりましょう。覚えていらっしゃいますか~?」
指番号はがっつり書いてありましたので(笑)、四分音符単音で少しゆっくりめに弾いてから、3連符1スラーで弾きました。
多少音程が不安定になる箇所はボツボツあったものの、流れはそこそこスムーズに弾けたと思います。
アルペジオの方も四分音符単音で少しゆっくりめに弾いてから、3連符1スラーで。
アルペジオの方が、一番高いシの音を取るのが難しくなる(前の音を基準にとれない)ので、音程がちょっと高くなったり低くなったり不安定でした。
「ポジション移動する前の音をより丁寧にギリギリまで意識して、そこを起点にして移動するようにしましょう。アルペジオの一番高い音は前の音で意識的に準備して、狙ったポイントへ移動できるように慣らしましょう」
■教本P48-3:4thポジションの練習曲
これも以前レッスンしたので復習です。
3thポジ→4thポジへの段階的な移動練習になっています。少し音程を探ってしまう箇所もありましたが、何度か繰り返すうちに安定してきました。
「2と3の指は結構くっつきます。2段目の三小節めあたりで少し曖昧になってくるので注意しましょう」
次回は速度アップして弾くそうです。
★ロヴランド『ユー・レイズミー・アップ』
弾く前に先生から
「ほとんどポジション移動もない曲でしたね(苦笑)第2Vnかと思えるパートもチェロもほとんど同じ旋律で、ハーモニーじゃないですし…」
と一言。
確かに、3thポジから拡張4thポジがあるくらいで、技術的要素はエクステンションコースっぽくなかったです。やっぱ中休み曲?(笑)
まずは頭から無伴奏で通し演奏しました。
「だいたい問題なく弾けていらっしゃいますね。気になるところといえば…
前回同様、いつもじゃないですけど、八分音符で少し弓が速くなる傾向が見られますので、落ち着いて丁寧に返すよう特に心がけましょう。
三連符からの移弦3、4(フィンガリング)のタイミングも、若干遅れますので、前の音で意識的に準備するように。
四分音符2つの旋律がいくつか出てきますが、後半の音が抜けないよう、2音均一にヴィブラートをしっかり使って伸ばしてください。
終盤の3thポジションへあがる三連符は一音ずつヴィブラートをしっかり使って、思い切り響かせて盛り上がりを作りましょう。
その次の4thから1thへ下がるところは…弾きづらそうですね。確かに、このフィンガリング(楽譜指定)は弾きづらいですね。4thの3からスライドして3へ移動して3thポジで全部弾きましょうか」
その方が断然楽です。
注意点を部分演奏して確認してから、指定速度の伴奏くんと合奏しました。
「音程も安定していますし、問題なく弾けていらっしゃいますので…他のパートもほとんど同じなので、次回で仕上げにしましょうか」
多分録音したら色々拙い部分は自覚できるでしょうけれど、私の演奏技術ではこれ以上追求できる部分がないって感じです(苦笑)
難しい技術がない分、上手な方やプロっぽく弾けるように意識して仕上げたいと思います。
そんなこと言ってられるのも今回が最後…次の曲を決めてないけど、もう難しいのしか残ってないし(泣)
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