ヴァイオリン覚書♪8年2ヶ月~296回めのレッスン2013年06月18日

最近思い切ってネタが続きますが(笑)、スーツケースを新調しました
初代のデパートの催事で買ったでっかくて重たいフレームタイプでTSAロックじゃない72cm【マットグレイ】のも、ネットで買った二代目のファスナータイプで軽くて柔らかい60cmくらいの【メタリックレッド】も両方、底の角へ微妙なヒビが入って、使えないレベルじゃないけど壊れてたんですよね。
だから壊れたまま使ってきたんです。

でも今回は久々にヨーロッパだし、北欧雑貨(割れ物)とかも買いたいし、と思ってなるべく安いの(高いの買っても、どうせ不可抗力で壊れるし傷だらけになるから所詮消耗品)を探していました。

最初はネットオークションで、スーツケース専門店が出品しているアウトレット品を見つけて、入札に参加していたのですけど…最終入札途中で操作が間に合わずタイムアウトしてしまい、惜敗。
でも、思ったより最終価格が上がってしまったので、同じような値段の通常商品を買えばいいや、とサックリ諦めたら…入札終了一時間前に同じ店舗が同じ商品の色違いを、オークションではなく期間限定の売りに出してて、しかも入札最終価格より断然安かった!

ラッキーでした。色にこだわりはなかったので、迷わず即買。
案の定、すぐに売り切れましたから、ホントにいいタイミングでした。入札に参加した人向けだったかも。

というわけで一応定価26,250円のところを4980円でフライングならぬすべりこみゲット。

ホントは個性的な色(その方が受取の時にわかりやすい&間違えにくい)が欲しくて、パープルがいいかなと思ってたのですが、アウトレットは二色しかなかったため、チェロケースのカーボンを想像して選択。
でも相棒のチェロケースみたく、奥の方にカーボン柄のフィルムが貼ってあって色のコートに移り込んでる感じじゃなく、表が表面に格子柄がプリントされてるのでした。ま、値段が違うからね…。

パッと見、普通のアルミシルバーぽくて個性に欠けたので、届いてすぐにデコり↓ました(笑)
予備のシールが役立った!
ヨメ(ばよ)のケースとお揃いvvv
たまたまヨメ買った時デコろうと買った壁紙用シール、2枚1セットだたので、1枚余っていたんです。使い道が出来て結果オーライ。

ちなみにヨメのケースはコレですよ♪
もうケースをデコるのは当たり前になってきた…チェロケースもコレとかコレだし(笑)

というわけで、お揃いのケースを抱えて本日のレッスン。

■先生作:D Majorの3オクターブスケールとアルペジオ
最高なにポジ?

「以前にお渡しした私の手書きのスケール、今日持っていらっしゃいますか???」

たまたま宿題曲『ユー・レイズミー・アップ』の調だからでしょうね。
宿題でもなく、持参するよう言われていませんでしたが、なくさないようテキストにクリップで留めていて、今日もちゃんと持っていましたよ。

「良かった~さすがです!今日は久々にこのスケールをやりましょう。覚えていらっしゃいますか~?」

指番号はがっつり書いてありましたので(笑)、四分音符単音で少しゆっくりめに弾いてから、3連符1スラーで弾きました。
多少音程が不安定になる箇所はボツボツあったものの、流れはそこそこスムーズに弾けたと思います。
アルペジオの方も四分音符単音で少しゆっくりめに弾いてから、3連符1スラーで。
アルペジオの方が、一番高いシの音を取るのが難しくなる(前の音を基準にとれない)ので、音程がちょっと高くなったり低くなったり不安定でした。

「ポジション移動する前の音をより丁寧にギリギリまで意識して、そこを起点にして移動するようにしましょう。アルペジオの一番高い音は前の音で意識的に準備して、狙ったポイントへ移動できるように慣らしましょう」

■教本P48-3:4thポジションの練習曲

これも以前レッスンしたので復習です。
3thポジ→4thポジへの段階的な移動練習になっています。少し音程を探ってしまう箇所もありましたが、何度か繰り返すうちに安定してきました。

「2と3の指は結構くっつきます。2段目の三小節めあたりで少し曖昧になってくるので注意しましょう」

次回は速度アップして弾くそうです。

ロヴランド『ユー・レイズミー・アップ』

弾く前に先生から

「ほとんどポジション移動もない曲でしたね(苦笑)第2Vnかと思えるパートもチェロもほとんど同じ旋律で、ハーモニーじゃないですし…」

と一言。
確かに、3thポジから拡張4thポジがあるくらいで、技術的要素はエクステンションコースっぽくなかったです。やっぱ中休み曲?(笑)

まずは頭から無伴奏で通し演奏しました。

「だいたい問題なく弾けていらっしゃいますね。気になるところといえば…
前回同様、いつもじゃないですけど、八分音符で少し弓が速くなる傾向が見られますので、落ち着いて丁寧に返すよう特に心がけましょう。
三連符からの移弦3、4(フィンガリング)のタイミングも、若干遅れますので、前の音で意識的に準備するように。
四分音符2つの旋律がいくつか出てきますが、後半の音が抜けないよう、2音均一にヴィブラートをしっかり使って伸ばしてください。
終盤の3thポジションへあがる三連符は一音ずつヴィブラートをしっかり使って、思い切り響かせて盛り上がりを作りましょう。
その次の4thから1thへ下がるところは…弾きづらそうですね。確かに、このフィンガリング(楽譜指定)は弾きづらいですね。4thの3からスライドして3へ移動して3thポジで全部弾きましょうか」

その方が断然楽です。
注意点を部分演奏して確認してから、指定速度の伴奏くんと合奏しました。

「音程も安定していますし、問題なく弾けていらっしゃいますので…他のパートもほとんど同じなので、次回で仕上げにしましょうか」

多分録音したら色々拙い部分は自覚できるでしょうけれど、私の演奏技術ではこれ以上追求できる部分がないって感じです(苦笑)
難しい技術がない分、上手な方やプロっぽく弾けるように意識して仕上げたいと思います。

そんなこと言ってられるのも今回が最後…次の曲を決めてないけど、もう難しいのしか残ってないし(泣)